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祇園織文

ぎおんおりふみ

祇園織文とは、ヒューマンバグ大学に登場する暗殺者集団「エルペタス」の一人であり、コードネーム「オリオン」の本名。
目次 [非表示]

俺の名前はオリオン。出来るだけ戦争に関わりたくない、殺し屋組織エルペタスのアサシンだ


厄介ですが、仕事を終えて1杯付き合ってくれるのならいいですよ

CV:ヤシロこーいち


公式サイトでの解説

エルペタスにおける絶対的存在。「人には理解できぬ天の悪戯」とまで言われる実力は、内外問わず畏怖されている。

赤褐色のナイフを使用して戦うが無駄な人死を嫌う。

任務を終えると愛する娘の元に帰る優しい父親の顔を持つが…その子は…。


概要

暗殺者集団「エルペタス」に所属する殺し屋。コードネームは「オリオン」。


いっぺんアンタと飲みたかったよ」が口癖。

エルペタス幹部である世良蓮二郎、元エルペタスの戸狩玄弥とは同期。


誕生日は3月30日。


人物

基本情報

所属エルペタス 幹部(派閥不明)
コードネーム秋田犬→オリオン
メインウェポンナイフ、チャカ
主な部下不明
主な同期世良蓮二郎(ドーベルマン→本名)、戸狩玄弥(柴犬)
経歴捨て子→エルペタスの訓練生→彩綾との出会い→エルペタス 幹部

外見

白に近い銀髪と白い肌をしており、銀色の眼と眺めの睫毛が特徴的な偉丈夫。白銀のスーツに星が記されたオレンジのストールを垂らしており、耳にはダイヤ形のピアスを付けている。


性格

暗殺者として基本的に冷徹非情な人物であり、受けた依頼は感情抜きで実行していく。本気モードになると我妻京也ばりの狂気を見せつけ一条康明のような口調になる。

だが無駄な殺人は嫌っており、殺害を指定されていない相手は極力殺さずに話し合いで相手を引かせようとするが、相手が一歩も引かずに立ち向かってきた場合は容赦なく返り討ちにする。

一方、暗殺絡み以外においては社交性溢れる気さくで明朗快活な人物であり、一人娘を溺愛する父性に満ちた好人物とも言える二面性を持っている。

暗殺任務に失敗した挙句に敵前逃亡をしでかした末端の部下も(相手や状況も大いに関係している事を加味した上で)心情に寄り添って許す、任務に失敗してもそれを活かしていけばいいと言う考えを持っていたりと、まさに理想の上司。故に、無闇な殺人は同組織の同僚とて例外ではなく、容赦なく仲間殺しを働いたミストに凄まじい怒りと嫌悪感を抱いている。


能力

Xの投稿では「エルペタス史上最も強い男」というなんとも恐ろしい前振りがされている。

世良蓮二郎雷電をも上回っているということもあり、バグ大ファンの間では早くも鶴城史之舞鵺兄を凌駕し作中最強ツートップとされる伊集院茂夫瓜生龍臣に匹敵する実力者ではないかとの声が上がっている。


作中でも古くから忍びの一族として高い戦力を持っている「雷一族」の紫電3名をほぼ無傷で抹殺している。

本人曰く「生まれつき足腰が強い」ようで、相撲における組み技系の格闘技も滅法強い。幼少期から大人を投げ飛ばせるほどの力を手に入れていた。


本編でも「人には理解できぬ天の悪戯」と称される才能と実力を持つとアナウンスされている。

最も恐るべきなのはヒューマンバグ大学のキャラでも最強レベルのフィジカルであり、それに戦闘力であれば武闘派極道&半グレトップクラスの和中蒼一郎戸狩玄弥城ヶ崎賢志小林幸真すら可愛く見えかねないレベルである。現に裏中国拳法の巨頭として裏社会でも非常に恐れられ翠蘭を撃破し伊集院とも互角に戦った元雲嵐の崩拳を含めた強烈な攻撃を4度喰らっても耐えきって戦闘を続行した末に敗北に追いやっている。


ナイフによる剣術においても、相手の防御諸共断ち切る『剛剣』と神速の如きスピードで正確に相手の急所を狙い切り裂く『速剣』を適材適所に使い分けており、それらを混ぜた戦術のクオリティも驚異的の一言に尽きる。


加えて殺気を消す能力もかなり高く、殺気を消した状態であれば(自分の顔や名前をまだ知られていない段階とは言え)瓜生や香鈴ですらも彼の正体が殺し屋であることや代々忍者家系である(現統領の兄者以外の)鵺一族さえ近くに立たれても気づけないほど。同時に相手の立ち振る舞いや動き方を見るだけで暗殺者を始めとする戦闘経験者かそうでないかを適切に見極める洞察力も相当鋭い。


人間関係

エルペタスでの同期。

よく相撲で対決していたらしいが、本編登場前までの戦績は84勝3敗と祇園が圧勝しており、本編初登場回での試合により戦績は85勝3敗に更新された。


「娘と過ごす時間が至福の時間」とナレーションされるほどオリオンは彼女のことを溺愛しており、彼女の存在こそオリオンがどんな過酷な任務からも必ず帰ってくる大きな理由の一つとなっている。

後述の通り、過酷な家系の中で生まれ、後に引き取り実の娘のように育てていく。


エルペタスでの同僚。

任務などでどうしても外せない時彩綾の面倒を見てくれる謂わば女房的存在。明確な好意は不明だが溢れ出す母性に惚れたのか彼女にプロポーズをするも子持ちはお断りという建前で振られた。(だが最も彼女は純粋に彼のことが好きらしく、出来たら純粋に一人の女性として付き合って欲しかった様子。)


エルペタスでの元同期。

お互い非常に仲が良く、組織内で楽しく話すなどの関係であった。戸狩が組織を脱退した時も笑顔で見送っていた。

自分とは違い母親の顔を知っていることに常日頃羨ましさを感じていた模様。


エルペタスでの同僚。

考え方の相違などから極めて関係が悪い。



過去

過酷な出生、父親になった日



エルペタス陣営で初のナレーションに抜擢された。


オリオンこと祇園は生まれてから両親の顔を知らずに生まれ育った。

出産した母は赤ちゃんポストに産後間もない自身を入れて失踪し、さらにそこは裏で人身売買を行う悪徳病院であり、後の上司となる大丸によって引き取られた。


エルペタスに引き取られて衣食住を与えられながら生活していく中で8歳になる頃は「何でこの世に生まれたんだろう…」と哲学者染みた考えを持つようになった。

エルペタスでは過酷な訓練を叩き込まれ続けても機械のようにこなしていく中でも大丸からは愛情持って接されたのもあって真っ当な人間性を保てていた。


大人の教官に勝てるくらい成長した16歳になったある日、初の暗殺ミッションを受け売国奴の政治家抹殺を命じられ、当然のように完遂する。

また、同期には自分と肩を並べる程の天才だった柴犬こと戸狩玄弥やドーベルマンこと世良がおり、天才ゆえの孤独感に苛まれる事もなく彼らと過ごす日々も楽しいモノと思えるようになった。


世良や戸狩以外で相手になる人間がいなくなり共にミッションをこなすようになった20歳、戸狩が組織を足抜けし明るく見送るも、天涯孤独を恐れる気持ちだけは拭いきれずにいた。その中で一般市民を巻き込むテロを繰り返す極左テロリスト夫婦の抹殺任務に動き、完遂して帰路に着こうとする中、一つの泣き声を聞く。

その声に向かって部屋に入ると…


生後間もない赤ちゃん、後に自身の娘になる彩綾が泣いている姿だった。


情報収集担当にリサーチミスを責めるも、極左家系出身の赤ちゃんを放置すればいずれ死んでしまう事を危惧し何とかしようと思案し行動する中、

赤ちゃんは無邪気に自身の指を掴み、親に愛されずに捨てられた自分を重ね合わせ、自ら育てる決意を固めるのだった。


懸命に育てる中で父性が芽生え、(どうしても外せない任務は面倒見のいい同僚の女性アサシンである鈴蘭に預けていた。)当たり前のように過ごす中、

桜井と言うエルペタスでも当時最強として知られる実力者が敵側政治家に裏切りその抹殺を命じられる。


実力は互角の戦いだが、勝ったのは血にまみれた自分であった。同時に自身が組織最強の名を冠するようになったのであった。


活躍

本格的な初登場。


エルペタス最高権力者である大丸の依頼で、組織の野望に反抗する政治家である銀田栄山と同じく穏健派の有力者である現職議員の山里慎太郎の抹殺を依頼される。


忍者家系を持つ「紫吹一族」にして山里の護衛3名を無傷で抹殺し、最終的には山里を葬った。


後に大丸の依頼で株式会社モーリーに与する元雲嵐の抹殺に向けて中国に発つ。



先にだって元を討つために動いた構成員2名の討ち死にを受けて逃げた1名を強引に引き留めて後に飲みに行き幹事役を任せた後に元と問答の末に戦闘に発展する。


一時は元の凄まじい中国拳法の前に翻弄されかけるも、持ち前のフィジカルとメンタリティーを以て盛り返す。

元の痛烈極まりない崩拳を数度受けても最終的には自身の強さで跳ね除けて完全な勝利をもたらす。


命を獲る事は叶わなかったものの、元に当分の戦闘や行動不能のダメージを与えた事を確認してその場を去る。

その後、ナレーションで「あれほどの人間を殺すことになる」と予告された。


今回の戦闘で臓器に損傷、右手指2本骨折、頸椎捻挫、下肢一部筋断裂の重傷を負っているものの、逃走した構成員と飲みに行った模様である。


元雲嵐との戦闘で重傷を負った祇園だが、ある程度回復したところで視察目的で瓜生龍臣が経営するメロンパン屋に「ただの客」として訪れる。

殺気を完全に消していたこともあり、瓜生たちにエルペタスの殺し屋であることはバレなかったが、殺し屋稼業に負い目があるからなのかメロンパンを食べた際には例の如く変顔を晒すことになった。


この瓜生が作ったメロンパンを食べた後に完全に心が浄化された鶴城史之舞と違い改心とは言い切れないものの、純粋にメロンパンは美味しいと高評価を出し箱買いして帰って行った。なお、この二人と対照的に瓜生のメロンパンを食べても全く感情が変わらなかった戒炎トップである我妻京也の不気味さに拍車をかけたと感じたリスナーもSNS上で散見された。


終盤に登場。


同僚であるミストが標的を殺し損なった部下のアサシンが実力差に怯えて逃走したところを粛清した報告を聞いて咎める。「生き残るのも任務であり命があれば経験を活かすかもしれない」と諭すも、当のミストからは自身の考えを否定する考えを聞かされ事を構えかけるも、大丸の一喝でその場は収まった。終始生意気で不遜な態度を取り続けるミストに「調子乗ってたらその内しばく」と言い捨てた。


イヌワシに続き、エルペタス陣営の伊集院シリーズ出演はオリオンで二人目となった。

母子家庭ながら山菜取りしながら弁当屋を営み懇意にしていた波多野結衣子の母を殺した快楽殺人犯の壬生の粛清に乗り出す中で伊集院とかち合う。伊集院が拷問ソムリエである事を知っており、自分の怒りよりも娘の怨嗟を背負っている彼に任せるのが良いとして、「譲る代わりに今度飲みに行かねえか」と約束を取り付けて話をまとめる。


後に壬生が仕切る半グレ組織の構成員を凄まじいナイフ捌きで両腕両脚を切り裂き始末した。その実力は伊集院をして「猛者中の猛者」と認めたほど。

なお、今まで伊集院がぶつける圧に怯えず向き合ったり逆にぶつけてくる者は何人かいたものの、伊集院に自ら馴れ馴れしく接してきたのは彼が初めてである。その様子を見ていた流川隆雄は少し嫉妬していた。



秋月義一を殺害され暴走した雷一族銀田栄山の一族の銀田隆史を狙ったことで鵺の一族も暴走し彩綾が鵺一族の下忍たちに拉致される。これに大激怒し鵺一族を始末する。そして怒りの矛先は雷一族に向き雷一族の下忍たちも殺害した。そして、鵺兄と戦うことが予告された。なお、雷一族は隆史を狙った時の所業が原因でエルペタスから同盟を切られた。


彩綾の入院見舞いを終えた後、娘をやられた怒りを滾らせながら鵺一族の構成員を始末していき、諜報員の調査結果から、鵺一族の現統領である鵺兄を狙う作戦にシフトする。自身を慕って協力してくれる軍鶏と共に議員会館に張り込む中、鵺兄の主君である銀田栄山を乗せる車を補足して奇襲をかける。襲い掛かるも、鵺兄の体術と戦術によって出鼻を挫かれ先制を取られてしまう。


追いかける中で鵺兄が栄山ではなく自分が狙いと悟り、護衛を増援に引き継がせて前に出て来る。


鵺一族の現統領にして歴代最強の忍である鵺兄との地獄のような死闘が幕を開ける。


エルペタス 現役最強の戦士 VS. 鵺一族 歴代最強の忍 衝撃の結末





関連タグ

ヒューマンバグ大学 エルペタス 暗殺者 理想の上司


瓜生龍臣鶴城史之舞 - かつてアサシンギルド「CODE-EL」にて名実ともに最強の殺し屋とされていた男たち。このうち鶴城に関しては「敵組織における武闘派最強枠」という点も共通している。一方の瓜生に関しては、かけがえのない存在(瓜生はメロンパン屋の師匠、祇園は娘の彩綾)を敵側の人間に殺されそうになったことで激怒し、これ以上彼らが身の危険に晒されぬよう本格的に行動を開始した、という点が一致する。

犬亥鳳太郎 - 獅子王組所属の武闘派極道。武闘派としては冷徹非情だが、幼い娘の前では家族想いな一面を見せるという2面性を持つ敵キャラ繋がり。ただし犬亥は実娘でオリオンは実娘ではないという違いがある。

西園寺健吾別府 - 京極組所属の武闘派極道。この二人も家族思いで娘持ちという共通点がある。

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