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俺の名前は戸狩玄弥。東京侵攻を鋭意推進中の天王寺組の超武闘派や。


名前だけでも覚えて地獄へ行ってください

胸張って生きんかい。自分に自信があったら馬鹿にした奴らが取るに足らんアホに見えるわ



CV:KI(幼少期は猫島さゆり)

公式サイトでの解説

かつて銃弾を12発喰らいながらも組長を守り抜き敵を殲滅させたことから「鋼鉄の戸狩」として名を馳せた武闘派構成員。

組内の2大武闘派組織の内の一つ「戸狩派」のトップを務める猛者中の猛者。

取れる笑いは取りたいと思っている。


概要

関西の超巨大ヤクザ組織天王寺組の2つある戦闘部隊「戸狩派」のトップを率いる武闘派ヤクザ。城戸派の壊滅により、彼率いる戸狩派が本格的に関東侵攻に手を出すことになる。


かつて組長を守り12発弾丸を受けても止まらず敵組織を壊滅させたという伝説から、「鋼鉄の戸狩」の異名をもつ。


母子家庭で育ち、自分によく似た母親がいるものの、天王寺組に入った段階から現在に至るまで生死不明。


人物

基本情報

異名鋼鉄の戸狩
身長183cm
誕生日11月11日
血液型O型
好きな食べ物かすうどん、串カツ
特技スケボー
経歴エルペタス所属のアサシン→日雇い労働者→天王寺組の戦闘員→組長直属部隊→戸狩派トップ

容姿

ロマンスグレーの髪色をしたミディアムヘアに右目付近に大きな傷跡を残した精悍な顔立ちが特徴のイケオジ。首周りには鉄火場で受けたであろう大き目な傷跡が刻まれている。瞳の色はバイオレット


性格

戦闘部隊のトップを張るだけあって狂人と言える性格をしており(日頃からの部下へのパワハラもあり)室屋柊斗がミスった際に耳を削ぎ落とすという残虐な制裁を加えている。人種差別等で見下されることに対しては「人を上から見とった割には〜」と常に口に出して怒りを顕にしており自分達を見下したと判断した者は即刻殺そうとする苛烈さを持つ。それ故に大嶽徳史から「関東人は関西人を常に見下してる」と言う教えと合わさって関東人を徹底的に忌み嫌っている。


一方で、後輩でライバルの城戸丈一郎に対しては嫌いと言いつつも城戸の才能と実力は素直に認めており、その死を悼む仲間意識を持つ。上司である大嶽との飲みに付き合い、城戸の件で胸の内を明かすなど意外に会話の出来る人物でもあり、渋谷大智と共に大阪の文化が失われていく現状を憂いて号泣する事もある程に感情も豊かである。(笑いのセンスはともかく)他の天王寺組構成員と同様にギャグを言い放つこともあるが大嶽らにダメ出しを食らっている


関西文化への愛着が強く渋谷がコロナ禍大阪の文化が潰れたと嘆く際は我慢するしかないと説きつつも共に涙を流し、551蓬莱の豚まんが東京にないと知るや否やショックのあまり凄まじい顔芸を見せていた。


室屋や渋谷にも言えるが過去に常軌を逸脱している不当な差別を受けた経験もあってか、室屋が天王寺組に入って間もない頃に彼のコンプレックスから来る本音を聞いた際はそれを乗り越えられる人間になれば良いと檄を飛ばしながらも上に立てる人間に育てようとする、死んでいった仲間に敬意を持つ等、(少なくとも同じかそれに近い思想や経験を持つ)身内を大切にする想いは非常に強い。他にも、目的地に向かう道中で軽度の障害を持ったいじめられっ子の小学生を見た際は迷う事無く手を差し伸べ励ましの言葉をかける、軽度の障害を抱えていた未成年に犯罪を犯させた挙句に殺した外道の粛清に自ら動く等、カタギに優しい面もある。


総じて仲間でさえ失態を犯した者にさえ容赦はないが、経歴や異名に反してビックリするくらい人間味や身内愛のある人物として描かれている。同時にそれらが戸狩派の結束力や戸狩への忠誠心の強さを裏付けていると見て取れる。

その一方で私生活はというと仕事があまりにも忙しいのかまさかの電気料金滞納して部屋が真っ暗になるという失態が出てしまっている、あと部屋をよく見るとご飯がカップ麺とたこ焼きだけとか床にはナイフが裸で置いてあるという生活能力が恐ろしく低いことが判明した。その一方で寝る時は布団で寝ており日頃からちゃんと畳んでいるという妙なところできっちりしている


能力

過去に拉致された暗殺組織で鍛え上げられ、元来の頑丈さによって、背中に複数の銃弾を撃ち込まれながらも戦闘が可能な程常軌を逸した耐久力を持ち、銃の早撃ちも可能であるなど非常に高い戦闘能力を見せている。その頑強さも天羽組の武闘派との連戦になり腹を括ったアラサー極道の命を懸けた攻めと策を超えた上で平然とする等、『鋼鉄』の名前も誇張でないのは見て取れる。

身体能力や頑強さ、バトルセンスは勿論、洞察力・判断力・観察力もずば抜けており、並大抵の状況ならば余裕で切り抜けられる。

ただし、戦闘には関係ないもののギャグのセンスは他の天王寺組の組員と比べるとイマイチであり、公式サイトでもその事実が認められていた。とはいえ、取れる笑いは取りたいと思っているらしいが。


過去

幼少期~天王寺組入門前

天王寺組サイドにおいて、城戸や浅倉潤に続く3人目の主役にしてメインナレーションに大抜擢された。


かつて戸狩は部落差別を受けており、元々赤森地区という出身と言うだけで過剰な差別が許されるという巫山戯た迫害が発生する地区で産まれた戸狩はシングルマザーの母親と暮らしていた。しかし戸狩は学校で赤森地区出身と言うだけであらゆる人間からゴミのように扱われることを強要され悲惨な幼少期をすごした。それでも母親から人種差別されどつかれたらどつき返しというアドバイスと共に強く生きることを諭されるも母親の勤務先が倒産。母親は就活でも差別された末、風俗落ちし母親の帰りが遅く空腹に襲われた戸狩はゴミを漁る生活をしていたところ人身売買組織に拉致られる。

檻の中で臭い飯を食べているとアサシンギルド 「エルペタス」 に引き取られ柴犬のコードネームが与えられここで急激に実力をつけていった。戸狩はエルペタスを辞める条件として今まで殺せなかったという、某国トップの人種差別を正義とする糞政治家の抹殺を命じられる。かつてエルペタス所属の殺し屋たちが仕留められなかった通り戸狩は大苦戦の末政治家を怒りと共に抹殺、その後組織を抜けて就職を試みるもまた赤森地区出身と言うだけで差別をされる(赤森出身で無かったら採用されていたらしい)日々に至り今度はガテン系の職場になだれ込む。そこでただのバイト呼ばわりで働いていると大嶽に遭遇。10年以上ぶりに戸狩玄弥という名前で呼ばれ天王寺組に加入した。

また2024年1月に公開された瓜生シリーズの動画で祇園織文世良蓮二郎とは同僚だったことが判明した。


若衆時代

怪我から完全復活した天羽組野田一の口から「鋼鉄の戸狩」の伝説が語られる。


戸狩は、天王寺組入門2年目にして既に大嶽から目を置かれるほどの戦闘力を持っていた。ある日大嶽と事務所前の路地を歩いていたところ、同じ関西極道の鳴宮組のヒットマンに大嶽が狙われてしまう。戸狩は即座に大嶽を庇い、銃弾を8発撃たれながらも大嶽を安全な場所へ逃がす。その後は間髪入れず敵の2人を撃ち殺し、1人の腹を搔っ捌いたという。


そこから後輩である渋谷と出会い、奇しくも渋谷も同じく赤森地区で育っており、そこから更に仲が良くなっていった。


ちなみにその5年後も、敵対組織から銃弾12発を喰らいながらも組長を守りつつ返り討ちにしたという伝説があり、関西の裏社会を激震させたとの事。


背中にオリオン座できてまうわ。お前らのせいでプラネタリウムいらずなってもうたやろが


その後、三國貞治組長の直属部隊を経て現在の地位にまで登り詰めた模様。


活躍

台詞付きで初登場。

静岡で上司の高見沢斗真の護衛を任されていたにもかかわらず、天羽組の小峠華太飯豊朔太郎らによる奇襲から高見沢を守り切れなかった室屋に対して耳を削ぎ落とすという残虐な制裁を加えた。

ただし、「ミスは即ち死(→失敗する者は死刑)」の裏社会にあって、室屋の失態は本来であれば死罪に値するところ、この程度の制裁で済ませたのはむしろ優しい方ではないかとする視聴者の意見もある。もっとも、室屋は戸狩派のナンバー3に位置する幹部候補であるため、室屋を即刻処刑すれば戸狩派ひいては組全体が損害を受けるという事情を配慮しての処置だったのかもしれない。


なお、バグ大公式Twitterによると、戸狩が室谷にこのような制裁を加えたのは、高見沢護衛ミッションに失敗したケジメをつけさせるという意図に加え、日々の業務でヤキなど舎弟たちに厳しく当たりすぎていることを反省させるという意図も含まれていたことが明かされた。


今度はミスらんようにな、耳なし室屋


本編初登場。

城戸の戦死を知り、大嶽から関東侵攻に拘る真意と必ず成し遂げる決意を聞かされる。

大嶽と飲みに行った際、城戸を失って落胆する大嶽を慰めようとギャグを言い放ったが、大嶽からは城戸のギャグに比べて面白くないと言われてしまった。


城戸の葬儀の場では、城戸の努力と執念を称えて弔った。葬儀が終わった後に大嶽へ指示があればいつでも東京へ行くと伝え、羽王戦争に本格的に参戦する運びとなった。


カシラの目の中に……怨念が、おんねん

お前はほんまによう頑張ったと思う…… 誰にも負けへん努力の人やったな


室屋と共に天王寺組の闇金を潰した半グレを粛清していた中、大嶽からの電話を受けてついに関東侵攻への準備を整える。粛清の帰りに室屋を銭湯に誘った模様。


ウチの闇金を襲撃したアホを粛清中でして……アホの室屋がワーワー騒ぐんですわ

お前がなんぼのもんじゃ。他人のことを底辺とか言うて上から見てんちゃうぞカス

(室屋の急変した喋り方を聞き)「どんな喋り方や…… あ、しばらく入れんなるやろうからミナミの銭湯行こや


まだ戸狩派が本格始動していないらしく、渋谷と共に飲んでいた。渋谷が串カツのソースを皆で使う文化が失われつつある現状を嘆く中、当初は感染症の影響で永遠に無理と断じていたが、号泣する渋谷を目の当たりにして自身も悲しみを堪えきれずに号泣してしまった。


「いや渋谷くん感染症考えたらもう無理やろ永遠に

「泣くなぁ!チューブで納得するしかないんや!」


若頭の大嶽と自身を含めた15名で東京に降り立った。

大阪から東京までは万全を期すために車で8時間かけて移動した。大嶽と同じ車に乗っていたのか、下記に示したように「メンタル鍛えられた」と零していた。


大嶽「やっと着いたなぁ、東京」

戸狩「車でカシラと8時間… メンタル鍛えられましたわ…

大嶽「癒されたんちゃうんかい」


天王寺組 鋼鉄の鬼 VS 天羽組 凡人の星 明かされる実力

大嶽と共に北関東の極道組織を丸め込み、肉まん食べたさにコンビニに寄っている中、小峠やその舎弟の宇佐美純平と下田に見つかる。小峠らは上手く挟み撃ちにして銃撃しようとするが、完璧に対処する。そして…


戸狩「ヴィーン 初めまして、戸狩と申します。お手柔らかにお願いします。


なんと堂々と車の窓ガラスを開け、間髪入れず宇佐美を重傷に、下田を瞬殺する。その後、宇佐美を人質に取る事で大嶽の安全を確保し、宇佐美が隠し持っていたナイフで刺されそうになるが、無傷で躱し宇佐美を戦闘不能にする。隙を突いた小峠に撃たれそうになるが、宇佐美を盾にして切り抜ける。こうして、無傷で大嶽を守り撤退する事に成功した。

その後、天羽組の実力を再認識した。


動画本編に少しだけ登場。

天羽組の南雲梗平により室屋を討たれたことで、天羽組に対しとんでもない怒りを抱いていることが明かされた。

この描写から察するに、戸狩にとって羽王戦争は、天王寺組の悲願達成という本来の目的に加え、舎弟にあたる室屋の敵討ちという意味でも決して負けられない戦争になったことが窺える。


ただ室屋をやられて怒りのパワーがとんでもないことになってますんで 早い方がちょっと助かります


天羽の居場所を特定した舎弟の誘導により、ついに青山琉己と渋谷らが戦っている場所に辿り着いてしまう。

戸狩派の最高戦力2人が青山の前に立ちはだかってしまい…

この後、天羽組を悲劇が襲う。


えらい盛り上がってるやないか 俺も仲間に入れてくれや

戸狩と申します 顔だけでも覚えて地獄に行ってください」(※1)


※1 公式Twitterによると、どうやらこのセリフには深い意味が込められている模様。


渋谷と共に青山を2VS1で攻撃、どうにか分断したい青山の先を読むように接近し細い瓦礫のようなもので青山の右膝を突き刺す。それでも剣を振り下ろす青山が怒りの叫びを上げた直後、天羽組若頭の阿久津敏朗が乱入する。阿久津の銃撃を正面から回避し圧倒的戦力差を見せるも阿久津は粘った上で自分を置いて組長の天羽桂司と舎弟の飯豊を逃がすように青山に命令した。

青山・天羽・飯豊を逃がし1人残った阿久津を尻目に天羽を狙うが阿久津の吐血で狙いが外れた。その後全ての力を使い果たした阿久津は倒れ、天羽組は絶対に負けないと言い残して死亡した。阿久津の生き様には感じ入るものがありその最期に感心していた。


生まれついての痣のせいで家族や周辺の人物らに差別されて来た室屋が19歳の頃に天王寺組の門を叩き、迎え入れた。室屋がコンプレックスや自分を馬鹿にした人間らを見返す意志を吐露した際、不意にぶん殴った。驚く室屋を他所に「痣なんかただの個性」や「胸張って生きろ」等のコンプレックスが自ら卑下する考えを生み出し、自分に自信を持って生きていれば馬鹿にしていた連中も取るに足らない存在に見えると檄を飛ばし、室屋はこれをきっかけに差別や偏見を持たずに見てくれる戸狩に心酔するようになった。また、能力は高いが舎弟に手酷く当たる室屋に睨みを利かせながら、上に立てる人間に育てようとしていた。


室屋が天王寺組のブレーンであった高見沢の護衛に失敗した際は彼の残った耳を削ぎ落したものの、室屋は自分の責任として一切不満を持つ事なく受け入れていた。室屋が天羽組の若頭である阿久津の葬儀に南雲も顔を見せると踏み、その後を襲うと言い出した時も任務の成功か失敗以上に彼の安否を気にしていた。


馬鹿にされたとか見返すとか思ってるのがあかんのや 痣なんかタダの個性やろ」

「お前自身にコンプレックスあるからしょうもない発想になるんや

胸張って生きんかい

自分に自信があったら馬鹿にした奴ら取るに足らんアホに見えるわ

「せっかく拾た命や‥大事にせんのか室屋」


天羽組の情報を持つ宅間という男を組に迎え入れ大嶽の護衛として、舎弟の田中と共に志正町のフグ屋で会食をするが宅間の正体は天羽組のスパイであり天羽組の弱点の情報が入ったスマホの違和感に気がつく。それもそのはずそのスマホは情報では無く爆弾が仕込まれておりスマホを取った田中は死亡、自身は大怪我を負いながらも大嶽を守り切り宅間と交戦。元武闘派ヤクザの宅間相手にもその不死身っぷりで優位に立ち宅間を追い詰める。そこへ、宅間の抵抗で時間稼ぎした事で間に合った野田と小峠相手にも戦闘開始、野田のロングアイスピックに困惑するも遅れてやって来た岸本隆太郎と共に大嶽を連れて逃走することを決意、宅間救出を優先した天羽組とは痛み分けとなった。


そして羽王戦争は、最終局面へと突入していく。


拷問ソムリエであり、『裏社会の厄災』と恐れられる伊集院茂夫と邂逅した。


軽度の知的障害を持っている未成年をターゲットに強盗を行わせた挙句、最終的にはその子供達を殺した外道である大貫の始末に伊集院とバッティングしてしまう。若頭の大嶽が成り行きで被害者の一人である慶也君に上手な絵を描いてくれたお礼を守代の意味で始末に動いていたものの、伊集院が拷問ソムリエである事を知っていたのもあって、主犯の大貫以外の露払いを買って出る。それもあって大貫は伊集院が容易に確保し、用が済んだら去って行った。


尚、伊集院の圧に怯えないでいた極道は渋谷など何人かいたものの、自ら圧をぶつけに行ったのは戸狩が初めてである。


大貫は障害を抱えている未成年を狙っており、『差別は許さない』と言う思想の下で粛清に動いている事からもSNSでも「本当に天羽組の敵⁉」や「差別を絶対に許さない戸狩の兄貴カッコよすぎる…!」と好意的なコメントで溢れていた。


大嶽の指示で渋谷と馬渕を集め、真正面からの戦闘で叩き潰しに行く姿勢を見せた。更に大嶽から天羽組の警備が薄い瞬間を狙うために空龍街で裏拠点を作るように命じられる。


そして天羽組の武闘派6名が戸狩派のヤサに奇襲をかけようとしている同時期に拠点作りのために出払っている。


天羽組に勘付かれないように空龍街の街外れを拠点にする半グレ組織を瞬く間に制圧し、裏拠点を作る事に成功する。それからしばらくして、大嶽から現在進行形で奇襲をかけられている連絡が入り、危機を感じた戸狩は戻って守りに入ろうとするが、大嶽は信じられない事を口にする。


天羽組の武闘派が攻め込んでいるからこそ守りが手薄になっており、その隙を突いて天羽の首を獲って来いと命ずるのだった。


大恩ある大嶽の身を案じて尻込みする戸狩だったが、大嶽の一喝で腹を括り命令に従い天羽の首を獲りに向かう。そして、戸狩は遂に天羽組事務所の正門まで辿り着いたのだった。


天王寺組 鋼鉄の暗殺者 VS 若手武闘派狂人極道 千載一遇の勝負



戸狩は天羽組事務所付近で監視カメラを上手い事動かして見つからないように立ち回り侵入して見せる。戸狩は警護に就く構成員を躱す中、息抜きで外を歩いていた天羽と香月を偶然発見する。


戸狩は音も無く銃撃するが、違和感に気付いた香月によって空振りに終わってしまう。香月との戦闘に発展するが、正面切っての戦闘では戸狩が香月を圧倒し、更には天羽の片足にも被弾させる。香月は戸狩から天羽を逃がすために抵抗するも、乱射してくれたお陰で撃つタイミングとリズムを把握し、接近戦に持ちで圧倒し、香月の胸を強引に切り裂く。追い打ちの袈裟切りを浴びせ香月は敷地内の池に落ちてしまうが、戸狩は天羽の首を獲る事を優先するのだった。


斃れたと思われた香月はギリギリで致命傷を避け、池の中に身を潜めながら銃撃し戸狩の身体を掠めさせた。しかし、香月の抵抗はダメージと出血が重なる余りそこで止まってしまい、池から這い出るほどの体力は既に残されていなかった。


天羽を負う中、小峠と工藤亘清と遭遇してしまう。亘清の脇腹撃ち抜くが、小峠に阻まれてしまう。最短で天羽を殺すために正面突破を狙い、覚悟を決めた小峠は正面から向き合い特攻してくるのだった。


天王寺組 鋼鉄の暗殺者 VS 天羽組 アラサー武闘派極道 ぶつかり合う信念


香月を倒したことを言い放ち、ブチギレた小峠と戦闘を開始する。小峠の全身全霊の早撃ちを一張羅に穴が空く程度で済ませカウンターに大阪産の鉛玉2つを撃ち込み回避した小峠との距離を0まで詰め鍔迫り合いで小峠の耐性を崩した上エルボーで小峠の顬を攻撃、更にいつの間にか刺した六角手裏剣という一瞬の4連撃を叩き込む。今度は発砲しながら突撃する小峠の銃撃を警戒しながら穴が空いたジャケットを脱ぎ捨てて隙を誘い、2度目の鍔迫り合いになってすぐドスを持つ小峠の腕を掴み投げ飛ばし、背中を見せるように転がり落ちた小峠の背中をぶった斬り重傷を負わせる。

次に物陰からの撃ち合いになり小峠の銃を読み切った戸狩は作戦を練る小峠相手に近接戦に持ち込み竜巻のような斬撃で小峠を切り刻むがここで逃げる天羽と工藤を発見、小峠が意図的に距離を取った中射程範囲内にいる天羽目掛けて発砲しようとするがこれは小峠の策であった。


小峠から目を切った戸狩は意識外の銃弾を脇腹に喰らい虚を突かれるも実力差で小峠より速くドスを入れる。それでも前に出る小峠から距離を取ろうとするが即座に追いついた小峠に鳩尾を刺される。カウンターで腕をつかもうとするがヤクザキックで距離を取られてしまう…が


「鋼鉄の暗殺者」の名に恥じないほどのタフネスで至って平然としていた


絶望感を感じつつあった瀕死の小峠にトドメを刺すべく突進する戸狩に横槍を入れたのはバイクでカチコんで来た和中だった。そして戸狩VS和中というヤクザ界屈指の大激戦が始まることとなった。


終盤に登場。状況自体はほとんど変化していないが、前回は小峠視点だったのに対し、今回は茂木視点という点が異なる。


そして、10月7日の動画にて和中との最終決戦が始まることが予告された。


天羽組 至高の剣豪 VS 天王寺組 鋼鉄の殺戮者 空前絶後の最終決戦


和中との死闘における前編。


小峠を救出しに来た茂木を狙うことで和中の動きを鈍らせ、ある程度和中にダメージを与えることに成功する。

茂木たちが射程圏内から脱出したことを確認した後、和中に対して「未来に発生し得る関東極道による侵略を防ぐためには、天王寺組が関東制覇する必要がある」ということを改めて力説するも、和中に「仮に天王寺組が関東制覇したとしても今度は逆に天王寺組が関東極道から恨まれ、これが新たな抗争の火種になるのではないか」と指摘される。これを聞いた戸狩は和中の指摘に対して「そんなことあるかい。どついたらどつき返される。それを知ったら人間は止まるんじゃ」と反論するも、この発言によって和中の怒りが増幅されてしまい、本気モードの和中と対峙することとなった。


日本刀の距離に入られないようチャカで牽制するも空しく、一瞬で接近されてしまう。最初の斬撃、そして続けて放たれた二発目の袈裟斬りまでは回避できたが、六角棒手裏剣で和中の喉を刺そうと目論んでいたまさにその瞬間、致命傷には至らなかったものの和中の放った逆袈裟斬りをモロに食らってしまった。


「せやけど、やっぱりなんとかなると思うわ… さあ、本番いこか…」


和中との死闘における後編。


互いの手の内を見せながら身を削る中、戸狩は和中が正統派な剣士であると踏んで攻撃パターンが限定していける可能性があると踏んで立ち回ろうとする。銃でペースを掴んでいき、躱しながらフェイントを織り交ぜる戦法を取る。和中の頬に六角手裏剣を突き刺し、追い討ちの斬撃を与えて更に削っていく。

それでも和中は倒れず先の戦争で斬り合ったライバルと認めた二刀流の阿修羅相手に見せた必殺の構えを取る。


和中もこちらのペースを掴んでいった為、煙玉で牽制するが神速の突きで左腕を貫かれてしまう。強烈な斬撃を浴びせて胸と左腕を深く切り裂く。重傷を負って尚も落ちる素振りのないパフォーマンスを見せる戸狩に対し、和中は既に強力な戦闘能力を見せるのが奇跡なほどの深手であり、勝負の天秤は戸狩に傾むこうとしていた。


しかし、攻撃を避けて和中の腹を深く突き刺すも逆に合気道による返し技と蹴り降ろしによって延髄に大きなダメージを受けてしまう。

距離を取るも積み重なって受けたダメージは最早瘦せ我慢だけでとても誤魔化せるモノではなかった。戸狩は死の淵にたったことを自覚し自分が天王寺組の未来を背負い守っていく覚悟を魅せた。


最早互いに三途の川に片足付けたような状況になる中、居合の構えをしながら突っ込む和中に対し戸狩は拳銃で逆転の一手を狙うも、和中は地面を転がると言う予想外の行動に打って出る。戸狩は瞬時にドスによる接近戦やカウンターを狙う体勢を取り、見事に和中の居合切りを外して見せるのだった。


しかし、和中が振るったのは日本刀ではなく、戸狩に刺された六角手裏剣であり、戸狩を出し抜くフェイクであり、意趣返しと言わんばかりに戸狩の頬に突き立てるのだった。


構う事無くドスで和中の左目を切り裂く反撃を見せるが、和中は思いの籠った咆哮を放ちながら愛する天羽組の仲間を守りたいただ一心の信念の下に腰に残した日本刀での居合斬りを放つ。

戸狩は対処しようにも、和中の想像を超えた執念と小峠との戦いで受けた傷のせいで反応がほんの僅かに遅れた。


和中の全てをかけた一太刀は戸狩に致命傷を与え、戸狩はとうとう倒れ伏すのだった。


最早指一本動く事も叶わない戸狩はひたすら大嶽や天王寺組の面々に謝罪の言葉をつぶやくのであった。


その後駆け付けた天羽圭司の指示で闇医者に運び込まれた。


羽王戦争編の最終回およびアフターストーリー。


闇医者に運び込まれたおかげで何とか一命をとりとめることができたらしく、羽王戦争終結に伴い大阪の病院へと移送された。しばらくは安静状態だったが、アフターストーリーにて行われた大嶽の告別式の頃までには羽王戦争での傷が癒えたものと思われる。

大嶽の最期を知った際は、渋谷と共に涙を流した。


前半では兄貴分の陣内の代わりに椎名と共に三國の護衛をしていた。襲撃者は椎名が始末した。

後半では渋谷・似鳥と共に漫才的なやり取りを交えながら状況整理していた。


天羽組の状況整理にて忙しさのあまり私生活が滅茶苦茶であることが判明した。電気代を払い忘れ、暗い部屋で体育座りをしているのがとてもシュールである。


ある意味ここまでが羽王戦争アフターストーリー。


大嶽の墓参りをしている際に三國から大阪城で花見をすることを知らされる。その際に三國による大嶽の声真似に何度も騙されていることが判明した。


そして大花見大会が開始し、盛り上がる。その最中で陣内から和中について聞かれて素直に称賛していた。城戸と浅倉についても思い返して称賛していた。

三國が天羽組へ謝罪に行き、無事だったことに驚いていた。


会もひとしきり盛り上がったところで渋谷から中締めとして言葉を依頼されるも、ぶっ飛んだ内容から総ツッコミを喰らうことに。陣内からは酔うよう酒を飲まされ、三國から「マイナス3ポイント」と言われたりするも戸狩は満面の笑みであった。


みなさん… 私たち幸せです

「親父 声マネ上手すぎです ダッシュでどら焼き買いに行くとこでした」

(和中と比べて)「ただ顔は明らかに勝ってましたね」

陣内「俺 和中の顔 写真で見たけど 絶対負けてる」グサッ(心に刺さる音)

「親父… 東京から無事に帰ってこれてほんまにホッとしてます」

(中締めを頼まれて)「わかったぁ! ほんまは金取るけど」

「大阪弁しか喋られへん諸君…」

陣内「お前や」

「アホやけど まあコイツらでええか~ってねえええ! というわけで飲みましょおおお!」

周り「なんやこれええ!」陣内「思てたんとちゃう 飲めぇ戸狩!」

三國「今のスピーチ マイナス3ポイント!」渋谷「親父そのポイント何に使えますの!」

そんな感じで天王寺組は今日も賑やかです これからも死なん程度に頑張っていきます


京極組の面々と初対面。突如登場して久我と佐古に代わって裏神の鳳崎と深瀬のことを語った。その後の陣内との約束があるからと言って消えた。


余談

声優

初登場から約5カ月間担当声優の名前が明らかにはなっていなかったが、2023年4月29日に上述の通り担当声優がついに明かされた。ちなみにKI氏は、畑耕平氏が養成所に通っていた頃、同期だった方である。


性格に関する補足

見下して来ると感じた者を問答無用で攻撃する性格だがこの発端は戸狩個人のものであると公式のアナウンスから発覚した。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 天王寺組

戦闘狂 イケオジ 理想の上司 悪のカリスマ 哀しき悪役 ラスボス臭 勝てる気がしない


負ける前からギャグ要員:彼の人となりが明らかになった後はこれまでの印象を覆すようなギャグシーンが多々挟まれるようになった。


残念なイケメン:上述と同じく。特にメンバーシップでの誕生日回や新年の挨拶回で本編とのギャップが激しくなっている。


共通点のあるキャラクター

城戸丈一郎:同じく天王寺組の武闘派派閥である城戸派トップ。彼も片親(戸狩は母親、城戸は父親)であり、幼少期に理由になってない理由で迫害された点や、大嶽に拾われた点が共通している(城戸は自ら入門を大嶽へ志願したのに対し、戸狩は大嶽に見初められてスカウトされる形で入門した)。また、幼少期の城戸や戸狩を演じたのは投擲の香鈴でお馴染みの猫島さゆり氏が担当している点も共通している。


祇園織文世良蓮二郎:どちらもエルペタス時代の同僚。


小林幸真:天羽組の構成員。CODE-EL毛利班出身。戸狩と同じくアサシンギルドを足抜けした後にカシラとなる人物に拾われた点、

それぞれ、かつて所属していたギルドにて後に組織最強となる構成員を同僚に持っている点など共通点が多く存在する。


守若冬史郎京極組の構成員。小林同様CODE-EL出身だがこちらは袴田班。戸狩や小林と同じくアサシンギルドを足抜けした後にカシラとなる人物に拾われたという共通点がある。


井上月麦獅子王組の構成員で守若の親友。殺し屋組織に所属していた武闘派極道繋がり。19歳までCODE-ELとは別の殺し屋組織に所属していたことから、戸狩と同じく彼もエルペタスの元構成員ではないかと疑われている。


海瀬将悟:守若の兄貴分である京極組の構成員。同じく異常なタフネスを持つ武闘派極道。ただし戸狩の方は銃弾を喰らっても平気なのに対し、銃弾をもらうとやや厳しいらしい。


小湊圭一羅威刃の幹部。城戸や戸狩と同じく理不尽な迫害や差別に苦しんだ被害者で片親育ち。ただし彼の場合は城戸や戸狩と異なり(障害者であることを加えて)10歳で母親と死別したことが原因で300人以上の健常者を斬り殺した救いようのない外道に成り果ててしまったが、最期は自身と同じ外道に家族を殺された過去を持つ人物拷問中自身が抱いていた母の愛への曲解を正された


ドルメン大帝 ズ・ザンバジル:小湊や戸狩と同じく理不尽な迫害や差別を受けた被害者。ただし彼らは小湊や城戸、戸狩以上に悲惨な境遇(ザンバジルは小湊とどっこいあたり)で被害規模も小湊の比ではなく、立ち位置も異なりラスボスである。


繭(selector):小湊や城戸、戸狩、ドルメン、ザンバジルと同じく悲惨な生い立ちかつ理不尽な迫害や差別を受けた被害者。また戸狩とは誰にも名前を呼んでもらえなかったという点は共通しているが戸狩には母親という良き理解者がいたが繭は家族全員が毒親で誰一人彼女の名を呼ぶ者はおらず、抱きしめてすらくれなかった。そんな彼女にも最後は救いが訪れ、主人公に抱きしめられ、救済された。


チュアチュリー・パンランチ:同じく人種差別を受けたことで人種差別を徹底的に嫌い、更には報復で思いっきりどついたところまで似ている。

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