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「私だってコーラルの戦士だ! 負けるわけにはいかないんだよ!」

概要

cv:泊明日菜/英:ステファニー・シェー

コーラル絡みの一攫千金を夢見た両親に連れられ、乳児の頃にルビコンへとやってきた密航者の少女。

墜落事故に遭うも、ACのコックピットに入れられていた事で奇跡的に生き残ったところを帥叔フラットウェルに拾われ、ACのコアをゆりかごにして育った戦士となった。


餓死寸前だった六文銭を助けたのも彼女であり、独立傭兵でありながら恩義に報いるべく解放戦線に肩入れするようになった切っ掛けを作った。


ミッション中に入手できる情報ログなどから解放戦線のメンバーからは、妹分のように可愛がられている存在であることが窺えるが、大抵の場合は再教育施設などに拉致されており、あんなことやそんなことを内包する案件に見舞われていることが仄めかされている。

かわいそうなのは抜けない。

とあるミッションで621自ら引導を渡すこともできるが、果たしてどちらがマシなのだろうか…


乗機「ユエユー」

中国語での書きは「月魚」。エンブレムは2本の川と魚をあしらったものとなっている。

解放戦線御用達のBASHOフレーム一式だが、中でもユエユーは今作屈指の謎アセンと悪名高いチグハグな構成となっている。

  • 外装
AH-J-124 BASHOBAWS製の旧型ACの頭部パーツ。最高重量と低EN負荷という極端さを持つ頭部パーツ。防御性能は耐EN防御以外最高ランク。
コアAC-J-120 BASHOBAWS製の旧型ACのコアパーツ。全コア中最低値のジェネレータ出力補正という欠点を抱えるが、EN負荷は非常に低く、ブースタ効率補正は軽量コアを差し置いて最上位クラスの値を誇り、防御性能も耐EN以外は重量級に匹敵するかなりの高水準。
AA-J-123 BASHOBAWS製の旧型ACの腕部パーツ。射撃適性・反動制御と共に全腕パーツ中ワースト3と射撃武器の扱いは不得手だが、最低値のEN負荷と全腕部中最高数値の近接武器適正(この数値が高いほど素手や近接武器の威力に上昇補正がかかる)を誇る。この腕部での近接攻撃は脅威の一言。
AL-J-121 BASHOBAWS製の旧型ACの2脚パーツ。低EN負荷でありながら、耐EN以外の防御面は高く、特に耐爆防御は全ての二脚の中で一番高い

BASHO自体は旧世代型であるものの長所を活かせば現行のACとも十二分に戦える傑作機であり、特に近接武器適性に優れた腕部パーツは近接アセンブルに欠かせないとプレイヤーの間でも人気が高い。

…ユエユーの問題点は、それらの長所をかなぐり捨てた武装構成である。


  • 武装
右腕武器IRIDIUMメリニット製の軽量グレネード。ハンドガン並みの軽量さを誇り、有効射程こそ最短だがグレネードらしい手痛い一撃を食らわせられる。
左腕武器IRIDIUMしかしあろうことか二脚ACでこれを2丁持ち。グレネードなので発砲する度に脚が止まる上、BASHO腕の射撃補正の低さのせいでまともに当てるのも一苦労、よしんばスタッガーを取れても追撃手段にも事欠いている。
右肩武器なしせめて余り物のミサイルなり積めばいいものを…
左肩武器SI-29: SU-TT/Cタキガワ・ハーモニクス製パルスバックラー。イニシャルガードを無視したガン盾スタイルで運用しているが、通常ガードの衝撃軽減が全シールド中最大という長所故に決して悪い行動ではない…かも? なお、脚が止まる射撃武器をガード中に撃つとガードは解除されてしまうため、本機はガードしながら攻撃できないという弱点も抱えてしまっている。

  • 内装
ブースターAB-J-137 KIKAKUBAWS製の旧型AC向けに開発されたブースター。近接攻撃推力(素手や近接武器を使用する際の移動距離や速度)に関しては全ブースター中最高数値を誇る…が、近接武器が無いのでその最大の持ち味を活かせず、単なる低性能な旧式ブースターと化してしまっている
FCSFCS-G1/PO1ファーロン・ダイナミクス製の初期FCS。負荷は低いが性能も低く、上記の撃つ度に止まるグレネードに加えて機敏に動き回るAC相手には厳しい二重苦。
ジェネレーターAG-E-013 YABABAWS製ジェネレーター、初期ジェネを実戦に耐え得るまで改良した代物。軽さと復元時補充ENの高さは十分選択肢に入るが、BASHOコアの最低なジェネレータ出力補正のせいで控えめな出力という弱点が浮き彫りになってしまっている。
コア拡張なし

ACとして見た場合何もかもが噛み合ってないダメダメな構成だが、彼女に戦場に立って欲しくない解放戦線が妥協案として後方支援に徹した仕様のACを提供、彼女の生存率を高めるべくシールドを搭載させた…というのが一説として囁かれている。

いずれにしても、それをあろうことかBASHO一式でやろうとするミスマッチっぷりからプレイヤーの評価は低く、いっそグレネードを捨てて殴った方が強いとまで言われる始末。


こんな有様にもかかわらず、アリーナランクは24/Eと企業所属且つ強化人間V.Ⅵメーテルリンクよりも上。

しかしながらゲーム内での強さはメーテルリンクのほうが明らかに上であり、この人事には納得がいっていないプレイヤーも多い。

一方で、彼女がリトル(小指)である事を踏まえた場合、アセンこそこのザマだがそれなりの素質はあったのではないかと見る声もある。


関連タグ

ACVI アーマード・コア(ロボット)

ルビコン解放戦線




【警告】これより先、彼女の活躍が記載されているため閲覧に注意されたし

























劇中での活躍


「戦闘ログ回収」

壁での激戦が一段落し、撃破された解放戦線の機体からヴェスパー第四隊長に纏わる情報を回収するミッションで登場する。

最奥にある最も高値で売れる情報(ラスティの暗号通信の解析を試みた物、敵対しているはずのファーロンとエルカノの繋がり、これらに纏わる何らかの隠し事を示唆するなど、ウォルターも高値で売れると太鼓判を押したログ)が眠る残骸に接近すると、仲間の敵討ちに燃える彼女が出現する。


「そこのAC 私達の同志じゃないね…!」

「お前か…お前がみんなをやったのか!?」


道中のログを回収して最後にここに訪れた場合、大抵残り1分弱というギリギリな状況なので、直前に彼女の幸せを願うログを見つけたとしても手加減する道理はない。

また、彼女も先の激戦でリペアキットを使い果たしたのか回復する事はない。

情報ログの為にも手早く終わらせよう。


「ごめんよ…アーシル…」

「約束…守れなかった…」


ウォルター「…敵ACの撃破を確認した」


字幕ではウォルターの撃破確認のセリフの前に三点リーダーが付く。

年端も行かぬ少女が戦場に出て命を散らす光景には、彼も思う所があったのだろう…


  • 「捕虜救出」

二週目以降「多重ダム襲撃」で解放戦線の取引に応じた際に「戦闘ログ回収」との分岐として出現するミッション。依頼内容はベイラムに囚われた解放戦線の捕虜を救出するというもの。

彼女こそが1人目の救助対象であり、意外な形の再登場に驚いたプレイヤーもいるだろう。

ミッション終了後、解放戦線の窓口担当からツィイーの件で私的な礼を言われるので、字幕には表記されないが彼こそがアーシルと判明する。


以上が彼女の登場する全ミッションだが、Ver1.0でのみ聞けたセリフで『ルビコンの解放者ルート』のミッション「動力ブロック破壊」では突入合図と同時に呼び掛けるものがあった。

しかし「戦闘ログ回収」でツィイーを手に掛けても『ルビコンの解放者ルート』へ行ける関係からか、後のアップデートで削除され、現在では聴く事はできない。

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