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この記事には『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の重大なネタバレが含まれます。






































『時が来…らファーロ…がエルカノ…技術を…供…る

それ…では隠し通さ…無ければ』


   ――ラスティの暗号通信





『帥叔に報告を…!


ファーロンは技術支援に合意した

あの新型はこれで完成する…


ふたりが潰し合う結果になる前に

お伝えしなければ…!』


   ――解放戦線の伝令











戦友

「この新型で...終わらせる」


概要

ゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場するアーマード・コアの一機。

デザイナーは柳瀬敬之氏。YouTubeの配信アーカイブ

搭乗者はV.Ⅳラスティ


「レイヴンの火」および「ルビコンの解放者」ルートにおいて、ラスティがオリジナルのスティールヘイズから乗り換えて使用する機体。

前者ではコーラルを焼き払おうとするC4-621を止める為、後者ではコーラルとの共生の為に戦う621に力を貸す為にそれぞれ投入される。


エルカノが星外企業であるファーロン・ダイナミクスから技術供与を受けると同時に、同じく星外企業であるシュナイダーの機体をリバースエンジニアリングして得られた技術も加えて開発した新型フレーム「ALBA」(アルバ)をフルフレームで採用した軽量二脚機

異形感のあったオリジナル版に比べ、より正統派の二脚機となった。

フレーム名"ALBA"はスペイン語で「夜明け」を、機体名「オルトゥス」(ORTUS)はラテン語で「夜明け」の他「上昇」「誕生」等を意味する。


本機体のエンブレムスティールヘイズの「口輪を嵌められた狼」から「口輪のない狼」に代わっており、もはや企業に縛られていない事を意味する。

その為か、この機体に乗って現れたラスティの名義からはV.Ⅳの肩書きが無くなっている


アセンブル

EL-PH-00 ALBAエルカノがファーロン・ダイナミクスの技術提供を受けて開発した新型頭部パーツ。APと防御性能が以前の機体と比べて飛躍的に上昇している。
コアEL-PC-00 ALBAエルカノがシュナイダー機体を解析し、技術を取り入れて開発した新型コアパーツ。以前の機体と比べて防御面とジェネレータ出力補正がぐんと伸びている。
EL-PA-00 ALBAエルカノがファーロン・ダイナミクスの技術提供を受けて開発した新型腕部パーツ。以前の機体と比べて防御面が平均化されているのが特徴。
EL-PL-00 ALBAエルカノがシュナイダー機体を解析し、技術を取り入れて開発した新型脚部パーツ。逆脚のようなデザインと特性を持っていたNACHTREIHERと違い、正統派の二脚。こちらも腕部同様に防御面が平均化されている。
ブースターBST-G2/P04ファーロン・ダイナミクス製。ブースト時の推力に重きをおいた性能。
FCSFC-006 ABBOTベイラム製。近距離アシスト適性はピカイチだが、反面それ以外の性能が劣悪というピーキーな仕上がり。
ジェネレータAG-T-005 HOKUSHIBAWS製(エルカノとの共同開発)。重量はやや犠牲に成るが出力に長ける。内装パーツでは唯一続投。
コア拡張ターミナルアーマーAPが1になった瞬間に自動発動する緊急時展開パルスアーマー。
右腕武器EL-PW-00 VIENTOエルカノ製のセミオート式ニードルガン。盾持ちでも弾かれないという特徴を持ち、コンパクトながら数値以上の攻撃力と衝撃力がある。二周目序盤にショップに並ぶ
左腕武器Vvc-774LSVCPL製のレーザースライサー。武装では唯一続投。二周目後半でショップに並ぶ
右肩武器EL-PW-01 TRUENOエルカノの開発したニードルミサイル。爆発しない代わりに弾速がかなり速く、また衝撃値も直撃時の補正値がかなり高い為、被弾するとかなりの速度で衝撃が蓄積してスタッガーが発生する。対CPUでは超反応で避けられる事が多いため注意が必要。三周目以降にアリーナに出現するオルトゥスを討伐すると手に入る
左肩武器BO-044 HUXLEYベイラム製の自機追従型オービット。実弾属性。軽い上にEN負荷も少なく、展開後は範囲内にいる敵を自動で迎撃してくれる為、近接等の専用モーション中でもちまちまダメージを稼いでくれる。しかも与える衝撃もバカにならない。二周目後半で右肩用も含めてショップに並ぶ。

ALBAフルフレームは「カーマンライン突破」クリアで入手可能。


ハンドガンで固めてブレードで追撃」というコンセプトこそ変わっていないが、無印スティールヘイズと比較してより接近戦志向な仕上がりとなっている。

特に衝撃値に優れるニードルハンドガンとニードルミサイルをゼロ距離で当てられると尋常でない速度で衝撃ゲージが蓄積する。

そのままスタッガーに持ち込まれれば最後、否応無しにスライサーで切り刻まれてしまう。

アセンによってはそのまま爆発四散してしまう事も有り得るため注意が必要。

「衝撃値が高い武器でスタッガーを取って、近接武器で追撃する」というそのコンセプトは作中において、パーツの説明で度々登場する『コア理論』にかなり忠実なものであり、当機はそれを更に突き詰めた様な機体とも言える。

しかし、スタッガーを取る事を意識しすぎた結果、射撃系の火力および継戦能力に関してはオリジナル版と比較しても劣っている点は否定できない。

多数の投入が前提であるMTを相手にするより、対AC戦や対大型兵器戦のような一対一の短期決戦で初めて真価を発揮するピーキーな機体であると言える(当機の解析を行ったエアもそう評している)。

しかも『コア理論』に忠実で近接武器を主火力としたこのアセン、実は本機の腕パーツ「EL-PA-00 ALBA」の特性とは相反するものだったりする(Ver.1.04.1時点で「EL-PA-00 ALBA」は全腕パーツ中2位の射撃適性を誇り、当初は低かった反動制御もアップデートで補強された一方で、肝心の近接適性は全腕パーツ中ワースト4位とかなり低め。おまけに反動制御以外は近接適性・射撃適性共にオリジナル版の腕パーツ「NACHTREIHER/46E」よりも低くなっている)。


余談

当ACに用いられている『ALBA』フレームは、ルビコンの地元企業であるエルカノによる新型フレーム……なのだが、説明にもある通り中立を保っていたはずのファーロン・ダイナミクスとアーキバス傘下のシュナイダーが当フレームの開発に関わっており、そこに加えて解放戦線・星外企業問わず多くのMTを売り捌いていたBAWSがその売上の多くをエルカノに回して開発を援助していた様だ。


以上の事から分かる通り、当フレームは開発から資金援助まで『複数の企業がパーツの開発に関わっている』という、これまで『各企業が単独でパーツを製造している』ケースがほとんどだったACシリーズには無かった極めて珍しい(というよりシリーズ初の)出自のフレームである。


また、左肩武器の実弾オービットである『BO-044 HUXLEY』はベイラム製だが、制御部品にアーキバス系列企業技術が入っているという、これまた曰く付きの代物である。

かのベイラムも一枚岩ではないという事なのだろうか。


なお、上記の「ファーロンが技術支援に合意した」というログが拾えるのは、アーキバスの戦力増強によって解放戦線が劣勢に追い込まれた時期である。

何故この様な状況下で不利な側(正確にはその味方企業)を支援したのかは不明だが、本作でファーロンとの繋がりが明示されている人物は一人しかおらず、タイミング的に彼の死が影響した可能性がある

単に彼が古巣のファーロンへ睨みを利かせていたのか、もしくはファーロン側が彼に義理立てしていたのか……。


V.IV ORTUS Ver.K

ラスティを演じた加瀬康之氏が、AC6の配信実況終盤で使っていた機体。フレームはゲームで登場したオルトゥスと同じだが、内装や武装、カラーリングはオリジナルなっている。


関連イラスト

STEEL HAZE ORTUSORTUS


関連タグ

アーマード・コア/ACVI

ルビコン解放戦線/V.Ⅳラスティ

エルカノ/ファーロン・ダイナミクス/シュナイダー/ベイラム・インダストリー/アーキバス・コーポレーション

バーゼラルド:見た目がよく似ている事からデザイナー不明の頃から関係性を疑われていた(が、結果としては正解だった模様)。

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