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ブンドリオ・ブンデラス

ぶんどりおぶんでらす

ブンドリオ・ブンデラスとは、特撮テレビドラマ『爆上戦隊ブンブンジャー』の登場キャラクターの一人。
目次 [非表示]

「カレーが出来たよー!……食べませんか?」(バクアゲ2)


データ

※人間大状態のものを記す。

全高203cm
全幅83cm
胸厚93cm
重量280kg
一人称
特技機械のメンテナンス、家事
CV松本梨香
スーツアクター藤田洋平

概要

宇宙から飛来し、大也自宅ガレージ居候する機械生命体にして車型宇宙人

愛称は「ブンブン」で、未来からは「ブンちゃん」、からは「ブンさん」と呼ばれている。


白を基調としたボディ、額に大胆に配されたタイヤ、そしてメカニカルな見た目に反した円らな瞳と、様々に特徴的な要素を備えている。

その無骨な外見とは裏腹に、後述のカレー作りの際に鼻歌を口ずさんだり、巨大戦での挙動の数々からも窺える(よく言葉遊びのような台詞をつぶやく)ように明るく社交的かつノリの良い側面が目立つ他、大也たちに負けず劣らずの強い正義感を持ち合わせている。


メカニックとしての腕は一流であり、同じく機械弄りが好きな大也とは相性が良い。ブンブンジャーが用いるブンブンカーなどのアイテムも、この2人が開発したものである。

そのため口下手で他者との壁を作りやすい大也と未来達が仲間割れを起こしそうになったときには間に入ってフォローしている。

家事も得意であり、得意料理のブンブンカレーは俵型の白飯を車のボディ、輪切りのゆで卵をタイヤに見立てたその周りにルーがよそわれているのが特徴で、さらにその上にミニトマトを土台としてブンドリオの顔が描かれた旗が立てられているなど、飾り付けにも力の入ったものとなっている。

もちろん味の方も上々なようで、ブンブンジャーの面々にもよく振る舞われているが、ストレートにその味を絶賛した未来や3杯も平らげていたI.S.A調査官の細武調はともかく、大也や射士郎「褒め方が地味」とのことで、作中でもそのことについてぼやく一幕も見られた。


人間大の姿でブンブンジャーの戦いをモニターし、これをサポートする。

それのみにならず自身も数十メートルサイズに巨大化することも可能。

毎回ブンブンカーを全機発進させ見届けた後、そこからマシン形態であるブンブントレーラーに変形しさらに様々なブンブンカー達と合体した巨大ロボブンブンジャーロボとなってハシリヤン及び苦魔獣と戦う。


またそのノリの良さやユニークさは幅広い戦法にも繋がっており、毎回巨大化した苦魔獣のモチーフに掛けた言葉遊びを口走る(例:ダーツグルマーの場合→(無駄な抵抗を)やめるん“だっつ”ーの!」)ほか、ウエディングドレスグルマーに対してはブンブンオフロードが変形した「バクアゲドライバー」で装甲を止めたネジを取っ払ってからのそれや廃材でウエディングケーキ型の檻を作って動きを封じる、トケイグルマーの「10時10分斬り」に「9時15分斬り」で対抗して押し返すなど遊び心に満ちた戦い方が多い。




一方でバクアゲ1では「溜め込んでいたギャーソリンが暴走してる!苦魔獣はハイウェイ空間を通って巨大化するんだ!」と「苦魔獣の巨大化のメカニズム」について未来(と、視聴者)に解説していた。

…が、ここだけの話なら例年通りの展開といえそうな所でそれをサンシーターの面々(当事車…もとい当事者であるヤルカーは我を忘れた状態であり、残る2人も明らかに驚いていた)が知らなかったにもかかわらず、ブンドリオはさも当たり前の如く説明していた

百歩譲って「メタ発言を兼ねた説明」だとしても、前提として「未来が加入する前に大也と射士郎は既に知っていた」とみなしても「敵ですら知らなかった情報を何故か味方が知っていた」という根本的な疑問を払拭出来ていないため、早々にあらぬ疑い(備考も参照)をかけられる事にもなった。

果たして、これが意味する事とは一体…?


余談

吼えよブンドリオ・ブンデラス

  • 近年の戦隊ロボは初登場までに相当時間がかかったりフルCGによる表現だったりと変則的なパターンが多かったが、今作はこれまでとは打って代わり所謂マスコット枠として最初からロボの姿で出ずっぱりな異例の待遇を受けている。
  • プロデューサーの久慈麗人氏は、本作の設定を作っていく際に「他のブンブンカーとはシステムが異なる、巨大トレーラーの存在」が引っかかったと前置きしつつ、それを受けて企画チームから、トランスフォーマーのような単体で話す特別な存在、即ち「人間サイズから巨大化し、クルマに変形する宇宙人」にした方が、設定的に上手くいく気がすると提案されたことを、放送開始前のインタビュー記事(参考リンク)にて明らかにしている。
    • このアイデアは、久慈氏にとっても目からウロコとも言うべきものであったようで、宇宙人と設定することにより、彼等の目線から地球人の魅力を描写できるかも知れないと語る他、所謂「人間と宇宙人の絆」のような熱い展開を盛り込むことについても示唆している。
  • 瞳を持つ顔のデザインから、同様に瞳がデザインに盛り込まれている『仮面ライダーエグゼイド』の仮面ライダー達を想起させる・・・という声も出ている(コラ画像作例)。
  • 前出の「ブンブンカレー」は、2024年3月10日より東京池袋の「スーパー戦隊レストラン」にて、新メニューの一つとしても売り出されている。作中におけるカレーの詳細なレシピについては、現時点ではまだ明らかにされていないが、同レストランでのカレーは通常のものがバターチキンカレー、子供用はおこさまカレーといった具合に分けられている(参考リンク)。
  • 名前に「分捕る」とも取れる文字列があるためとある可能性があると考える人もいるようだ。中にはあの台詞を言いそうだとも…。また「自らの野望のために素性を偽り暗躍する」だの「元々ハシリヤン側だったが訳あって袂を分かつ事になった」などの可能性を想定する人も少なからずいる。
    • また、ハシリヤンのマークのイカの目がブンブンの目に似ている(あるいはブンブンの目がハシリヤンのマークに似ている)という指摘もある。偶然だろうか……?

演者

  • CV担当の松本氏は、主に1980年代末から1990年代初頭にかけてスーパー戦隊シリーズに複数出演経験を持ち、スーパー戦隊への出演は同じく車モチーフの『炎神戦隊ゴーオンジャー』(2008年〜2009年)に登場するボーセキバンキ以来16年ぶり(非公認も含めたら山田雅子以来12年ぶり)、レギュラーキャラクターとしての出演は『地球戦隊ファイブマン』(1990年~1991年)のアーサーG6以来34年ぶりとなる。
    • このアーサーも、等身大・巨大戦の両面で戦隊をサポートする立ち位置のロボットであり、ブンブンに近い要素を複数備えたキャラクターである。

ブンブンに連絡した何かが違っていた

  • 元々は、ブンブンチェンジャーのシステムボイスとしてオファーされていた松本氏だが、前出の久慈氏が語るところによれば、玩具音声の収録のタイミングでキャラクターボイスとしての出演についても打診していたといい、前述の通り大也とブンブンが一緒に作ったアイテムであることから、「ブンブンが言葉を発するのであればそこに統一感がほしい」と、ブンブンとしての起用に至った理由を説明している。
    • 久慈氏は松本氏について、「私が思いつく限り、 声を聞くだけで爆上がる人は限られていて、番組が始まって、街中で声が響き渡ってほしいと思える人は松本さんしかいなかった」とも評しており、実際にアフレコに立ち会ったスタッフ陣もその熱演ぶりに「ブンブンジャー、これはイケる…!」と確信した他、メインライターの冨岡淳広「どんな風にお芝居されるか浮かんで来る」と語っている。
  • スーツアクターの藤田氏は、令和年間に入ってからは巨大ロボ(1号ロボ)のスーツアクトを担当するのが主となっており、本作でもやはり1号ロボを担当しつつも前述した設定上、『宇宙戦隊キュウレンジャー』のホウオウソルジャー以来、7年ぶりに味方側のレギュラー等身大キャラを同時に演じる形となった。もっとも、同作では追加戦士として約半年遅れの出演であり、1年間通しての役は本作が初となる。

関連イラスト

Boondorio Boonderasウロオボエブンドリオ・ブンデラス


関連タグ

爆上戦隊ブンブンジャー

ブンブントレーラー/ブンブンジャーロボ

どんな名前だ


データス巨大化して戦隊ロボに変形できるサポートキャラ


遠藤正明:本作のオープニングテーマの歌唱担当。CV担当の松本とは、過去にJAM_Projectの初期メンバーとして共に活動していた経歴を持つ

アントニオ・バンデラススペイン出身の俳優の1人。その語感から、ブンブンの名前の由来の1つではと指摘する声も少なからず挙がっている


スーパー戦隊の歴代指揮官・サポートキャラリンク

ドゥーガ/シオカラ/セバスチャン/モルフォーニャ/クロダ/ゲロウジームブンドリオ・ブンデラス



※注意標識「以下ネタバレあり」






















明かされた真実と、新たな謎

「夢見たって、いいじゃないか…!」


バクアゲ9にて、彼の過去の一部が明かされた。

彼は元々、全宇宙で開催されるレースビッグバングランプリ」のレーサーであった。

しかし、何らかの事故の影響でグランプリのライセンス剥奪処分を受けた後、自暴自棄になって宇宙を彷徨った末に地球に墜落。

落下地点の森で地球の生き物(タイヤ人間)を幻視したのが、レース服の大也だったのだ。

重傷状態のブンドリオを大也が修理し、ブンドリオの語る夢に惚れ、再び彼をビッグバングランプリの舞台へ立たせる約束をしたのだった。このとき、機械であるはずの彼の目からは、涙が溢れていた…。



ブンドリオの告白により、ともすれば道楽で仲間を振り回していたかのように見えた範道大也の真の人柄と二人の友情が明らかになった。


しかし、そもそも何故ブンドリオはグランプリのライセンスを剥奪されてしまったのだろうか…?

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