概要
七英雄の一人にしてロックブーケの兄である。かつて古代にてモンスターたちを駆逐しようと、ワグナスと共に七英雄を結成した1人(つまり最古参である)。常に冷静で戦闘中であっても紳士の顔を崩さないという器用な面をもつ。
正直、個性派揃いの七英雄に於いては最も話が通じる相手であり、メルー砂漠を担当しているが、選択肢によっては戦わずして事件を解決することも可能。(ワグナスも戦わない選択肢はあるが、事件解決にはならない。)
とはいえ、妹であるロックブーケを倒した後は話が別であり、皇帝と知るや否や襲ってくるため、注意したい。
他の七英雄(ダンターグ除く)同様に二つの形態が存在するが、それとは別にロックブーケ撃破前と撃破後で若干戦い方が異なる。そのため敵データとしては厳密には4種類のノエルが存在する形になる。
このような仕様・設定からシスコン説も根強い。
名前の由来は山手線上野駅。「ノエル」という名はフランス語でクリスマスを示す言葉であり、多くのフィクションで使われてきたため、七英雄の名前が駅名由来であることを気づかせにくくする一要因となった。
サグザーという旧友がいる。
初出の『ロマンシングサガ2』ではなにげに七英雄最弱候補に挙げられやすい。剣を鞘に収めたまま体術主体で闘う第一形態に対し、第二形態になると本気を出すかのように剣を抜き放つのだが……なんと天の術法「ソードバリア」でほとんどの攻撃を無効化出来てしまう。一応、ダンターグやボクオーンもレイスフォームがあれば完殺出来るのだが、ノエルの場合は「第一形態の方が強いのでは?」という印象が強いためであろう。
後の『ロードオブヴァーミリオン』においては兄としての面目を保った。