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概要

2021年に生まれ、2024年にクラシックを迎える予定の競走馬の世代。


この年から羽田盃東京ダービーJpn1に昇格し、ジャパンダートダービージャパンダートクラシックに改称して秋に移設されたことにより、ダート三冠路線が確立。中央馬も出走可能となった最初の世代となる。


ハーツクライ産駒はこの世代がラストクロップとなる

そして、この世代で初年度産駒がデビューする種牡馬はブリックスアンドモルタル、レイデオロなど、ハーツクライ後継としてはスワーヴリチャード、シュヴァルグランなど。


各路線の状況

芝・牡馬

新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒で、サウジアラビアRCを制したゴンバデカーブースはホープフルSでも人気を集めていたが感冒を患って競走除外のうえ、年明けに感冒後の検査で喉頭蓋エントラップメント(喘鳴症)の発症が判明。喉の手術を受ける必要が出てしまった影響でクラシック戦線から一旦離脱した。そして、そのレースの勝ち馬となった牝馬レガレイラが後述のように皐月賞へ参戦した。

もう片方のG1である朝日杯FSは、デイリー杯2歳Sを勝った持ち込み馬のジャンタルマンタルが、その勢いのまま朝日杯も制し、最優秀2歳牡馬として順当に選ばれた。また、全兄に凱旋門賞馬ソットサスを持つフランス産馬シンエンペラーがデビュー2戦目で京都2歳Sを制し、ホープフルSで2着に入り、その2頭が注目株となる。だが、皐月賞までの前哨戦にあたるレースでコスモキュランダのように年明け後の上がり馬とも言うべき存在も登場し、混戦に近い状況にあった中で皐月賞を迎えた。結果、皐月賞を制したのは共同通信杯でジャンタルマンタルを破っていたジャスティンミラノだった。それも1分57秒1の皐月賞・コースレコードを強烈な決め手で放っての勝利だった。


芝・牝馬

新馬戦初週にして、後に重賞2着のボンドガール、重賞制覇のチェルヴィニアコラソンビート、2戦連続レコード勝ちのキャットファイトが集結。阪神JFでも集結が期待されていたが、ボンドガール、チェルヴィニアがどちらも回避。勝利したのは無敗馬アスコリピチェーノ。一方で2着に敗れていたステレンボッシュは共々直行の桜花賞で雪辱を果たし1冠目を手に入れた。阪神JFで無念の除外を食らったタガノエルピーダは朝日杯FSで3着好走、忘れな草賞(桜花賞当日に行われたリステッド競争)を制してオークスで桜上位組を迎え撃つ。そして、当初からホープフルSの登録のみで参戦したレガレイラが牝馬として同レースを初制覇。レガレイラは先述の通り、皐月賞へ参戦。掲示板にも入れなかったが、次走としてオークスと日本ダービーの両にらみが伝えられており、このように、2歳ながら早くも牝馬路線が大きく注目されている。

ボンドガールは桜花賞も抽選で弾かれたが同週のニュージーランドトロフィーに回って牡馬を相手に2着に入り、NHKマイルカップの切符を獲得。


芝・短距離

NHKマイルカップの前哨戦2レースはいずれも3歳重賞馬の弟が勝利したが、NHKマイルには各前哨戦以外からは桜花賞からアスコリピチェーノとイフェイオン、皐月賞からジャンタルマンタルとウォーターリヒトが参戦し、2歳マイル王者2頭が直接対決するという構図になり、戦線離脱していたゴンバデカーブースが戦線に復帰。そうした中で迎えたNHKマイルカップ本番はジャンタルマンタルが勝利を収めた。


ダート

先ほど記述した通り世代のダート路線が国内で一変したこの年だが、現時点での筆頭格、全日本2歳優駿を勝った矢作厩舎のフォーエバーヤングは目標をケンタッキーダービーに定めてサウジ・ドバイと遠征し、サウジダービーUAEダービーを連勝。伏竜Sを勝って出走権を確保したテーオーパスワードと共に、大一番に挑んだ。結果は米国欄で。

国内のダート三冠路線では、羽田盃は白毛アマンテビアンコが制した一方、同馬を前走の雲取賞で下していたブルーサンはしんがり負け。一方でホープフルSへも出走していた牝馬アンモシエラが京浜盃に続いて2着と牡馬相手で好走を繰り返している。また、KYダービー遠征争いから脱落したラムジェットがユニコーンSを快勝して東京ダービーの切符を獲得、KYダービーの結果を考えるとダートクラシック戦線はレベルの高さがうかがえる状況。


障害


海外


アメリカ

この世代では、2世代目となるジャスティファイ産駒が2歳時から大暴れしており、BCジュベナイルフィリーズフリゼットS勝ち馬ジャストエフワイアイが無敗で制し、BCジュベナイルフィリーズターフハードトゥジャスティファイが欧州馬を返り討ちし無敗で勝利した。

3歳になってからはメイジを全兄に持つドーノックや、先述したフォーエバーヤングのいとこにあたるクールモアのシエラレオーネが頭角を現し始めたが、両者の直接対決となったブルーグラスSはシエラレオーネが勝利。2歳王者フィアースネスもフロリダダービーを13馬身差で完勝。

そして迎えた本番、フォーエバーヤング・シエラレオーネのいとこ同士が連れて伸びるなか逃げ残ったミスティックダンがダービー馬の栄誉を勝ち取った。この前日にはケンタッキーオークスでソーピードアンナが優勝。2頭をチームしたB.ヘルナンデスJr騎手・K.マクピーク調教師はオークス/ダービーダブルを達成。調教師騎手が同一年で達成するのは史上72年ぶり3組目の快挙となった。

一方、前哨戦のうちアーカンソーダービーはKYダービー出走権のないバファート厩舎のムースが快勝し、プリークネスステークスの有力候補となった。


ヨーロッパ

ジャスティファイ産駒の進撃はヨーロッパでも止まっておらず、デューハーストSA.オブライエン厩舎のシティオブトロイ、マルセルブサック賞をオペラシンガーが勝利している。

他にも新種牡馬ブルーポイントもBCジュベナイルターフスプリント勝ち馬ビッグイーヴスが出るなどすでにGⅠ馬2頭を輩出している。

一方、3歳クラシックはシティオブトロイが参戦した2000ギニーはゴドルフィンのノータブルスピーチが初芝かつ重賞初挑戦で無敗勝利。マイル路線の主役に名乗りを上げた。1000ギニーはベンバトルの半妹にあたるエルマルカが実績馬を倒しキャリアわずか3戦で戴冠。


勝利したG1

2-3歳・芝

レース勝ち馬
朝日杯FSジャンタルマンタル
阪神JFアスコリピチェーノ
ホープフルSレガレイラ
皐月賞ジャスティンミラノ
日本ダービー
菊花賞
桜花賞ステレンボッシュ
オークス
秋華賞
NHKマイルCジャンタルマンタル

2-3歳・ダート

レース勝ち馬
全日本2歳優駿フォーエバーヤング
羽田盃アマンテビアンコ
東京ダービー
ジャパンダートクラシック

古馬・芝


古馬・ダート


障害


海外(日本馬)

レース勝ち馬

世代限定重賞勝ち馬


ダート


主な競走馬

国内馬

勝鞍のグレードの高い順に記載。

勝鞍の太字GⅠ及びJpnⅠ斜体GⅡ及びJpnⅡ、普通はGⅢ及びJpnⅢまたは地方重賞を表す。

GⅠ・Jpn1馬

馬(生産国)性別在籍主な勝利レース備考
アスコリピチェーノ美浦'23阪神ジュベナイルフィリーズ/'23新潟2歳ステークス'23最優秀2歳牝馬
フォーエバーヤング栗東'23全日本2歳優駿/'24UAEダービー(UAE)/'23JBC2歳優駿/'24サウジダービーリアルスティール産駒初のダート重賞馬及びG1級勝ち馬
ジャンタルマンタル栗東'23朝日杯フューチュリティステークス/'24NHKマイルカップ/'23デイリー杯2歳ステークス'23最優秀2歳牡馬/持込馬/パレスマリス産駒初のJRA重賞馬
レガレイラ美浦'23ホープフルSスワーヴリチャード産駒初のG1馬
ステレンボッシュ美浦'24桜花賞曾祖母ウインドインハーヘア
ジャスティンミラノ栗東'24皐月賞/'24共同通信杯
アマンテビアンコ美浦'24羽田盃ユキチャン、白毛牡馬初のG1級勝ち馬

GⅡ・Jpn2馬


GⅢ・Jpn3馬

馬名性別在籍主な勝利レース備考
ゼルトザーム栗東'23函館2歳ステークス薔薇一族
セットアップ美浦'23札幌2歳ステークス
アスクワンタイム栗東'23小倉2歳ステークス全兄ファンタジスト/全姉ボンボヤージ
ゴンバデカーブース美浦'23サウジアラビアロイヤルカップ'24NHKマイルカップ4着
チェルヴィニア美浦'23アルテミスステークス半兄ノッキングポイント
モズミギカタアガリ門別⇒栗東'23エーデルワイス賞中央転入
カルチャーデイ栗東'23ファンタジーステークスファインニードル産駒初の重賞馬
シンエンペラー(FR)栗東'23京都2歳ステークス仏国産/全兄ソットサス/半姉シスターチャーリー
イフェイオン栗東'24フェアリーステークス
ノーブルロジャー(USA)栗東'24シンザン記念米国産
ダノンデサイル栗東'24京成杯
アンモシエラ栗東'24ブルーバードカップブリックスアンドモルタル産駒初の重賞牝馬/羽田盃2着
ビザンチンドリーム栗東'24きさらぎ賞
クイーンズウォーク栗東'24クイーンカップ半兄グレナディアガーズ
ブルーサン栗東'24雲取賞モーニン産駒初の重賞馬
ダノンマッキンリー栗東'24ファルコンステークス
ミアネーロ美浦'24フラワーカップ半姉ミスエルテ
サントノーレ大井'24京浜盃/'23鎌倉記念エピカリス産駒初の重賞勝ち馬
メイショウタバル栗東'24毎日杯石橋守調教師は重賞初勝利
ディスペランツァ栗東'24アーリントンカップ半兄ファントムシーフ
ラムジェット栗東'24ユニコーンステークス祖母は地方重賞7勝馬ラヴェリータ

その他注目馬

馬(生産国)性別在籍主な勝利レース備考
ダノンエアズロック美浦2歳新馬/23'アイビーステークス(L)/24'プリンシパルステークス(L)セレクトセール4.5億
ルシフェル栗東23'萩ステークス(L)
キャプテンシー栗東24'ジュニアカップ(L)
ワイドラトゥール栗東24'紅梅ステークス(L)
サンライズジパング栗東24'若駒ステークス(L)'23ホープフルS3着
ロジリオン美浦24'クロッカスステークス(L)'24NHKマイルC3着
ライトバック栗東24'エルフィンステークス(L)'24桜花賞3着
サンライズアース栗東24'すみれステークス(L)
ナナオ栗東24'マーガレットステークス(L)
キャットファイト美浦24'アネモネステークス(L)
ミスタージーティー栗東'24若葉ステークス(L)
タガノエルピーダ栗東24'忘れな草賞(L)'23朝日杯FS3着
コガネノソラ美浦24'スイートピーステークス(L)
ガロンヌ栗東24'橘ステークス(L)
ボンドガール美浦2歳新馬半兄ダノンベルーガ/セレクトセール2.1億
カルパ栗東3歳未勝利半姉ソダシ/白毛
テラメリタ栗東2歳新馬ブリックスアンドモルタル産駒初の勝ち馬
ヒヒーン栗東2歳新馬3代母ブロードアピール
コウユーカメサンヨ栗東たんぽぽ賞
ガルサブランカ美浦2歳新馬半兄イクイノックス
テイエムチュララン栗東ひまわり賞テイエムチュラサン
コモリリーガル道営園田プリンセスカップ/プリンセスカップ(M1)
ストリーム道営栄冠賞(H2)/ネクストスター北日本(H1)
ヴィヴィアンエイト道営ブロッサムカップ(H2)/ラブミーチャン記念(SPI)
シシャモフレンド道営リリーカップ(H3)
オスカーブレイン道営サッポロクラシックカップ(H3)
シトラルテミニ道営⇒大井金沢シンデレラカップ/’24桃花賞競走(大井)
カプセル道営平和賞(SⅢ)
トラジロウ道営イノセントカップ(H3)/ネクストスター門別(H1)
ブラックバトラー道営ブリーダーズゴールドジュニアカップ(H2)/北斗盃(H3)
フジユージーン岩手ビギナーズカップ(M3)/ネクストスター盛岡(M1)/南部駒賞(M1)/スプリングカップ(M2)/ダイヤモンドカップ(M1)ゴールデンバローズ産駒初勝利、初重賞勝利
ユウユウププリエ岩手若鮎賞(M3)若鮎賞にて単勝万馬券、初勝利が芝重賞
レッドオパール岩手寒菊賞(M3)
リトルカリッジ岩手金杯(M2)
プリンセスアリー浦和桜花賞(SⅠ)
クルマトラサン船橋ゴールドジュニア(SⅢ)
ミスカッレーラ船橋ローレル賞(SⅡ)
ギガース船橋ニューイヤーカップ(SⅢ)/ネクストスター東日本(SⅢ)
ダテノショウグン大井ハイセイコー記念(SⅠ)
フォーマティアーズ大井フォーマルハウト賞
ローリエフレイバー大井東京2歳優駿牝馬(SⅠ)
ミチノアンジュ大井ユングフラウ賞(SⅡ)
フェルディナンド大井東京プリンセス賞(SⅠ)
エレノーラ川崎留守杯日高賞(M1)
タヴァンティ金沢ネクストスター金沢
リメンバーアポロ金沢金沢ヤングチャンピオン
ハリウッドスマイル金沢ノトキリシマ賞
リケアマロン金沢北日本新聞杯
ミトノユニヴァース愛知ネクストスター名古屋/ライデンリーダー記念(SPI)/新春ペガサスカップ(SPI)
スティールアクター愛知スプリングカップ(SPⅠ)/ジュニアグローリー(SPⅢ)
フークピグマリオン愛知ゴールドウィング賞(SPⅠ)/ネクストスター中日本/駿蹄賞(SPⅠ)
ニジイロハーピー愛知兵庫クイーンセレクション/東海クイーンカップ
ミトノウォリアー愛知ゴールドジュニア(SPⅡ)
ワラシベチョウジャ笠松ネクストスター笠松
マミエミモモタロー兵庫兵庫ジュベナイルカップ/兵庫若駒賞/ネクストスター園田名付け親はタレントのハイヒール・モモコ
マルカイグアス兵庫園田ジュニアカップ
オーシンロクゼロ兵庫菊水賞
プリフロオールイン高知ネクストスター高知/金の鞍賞/黒潮皐月賞
グラインドアウト高知花吹雪賞/ル・プランタン賞
リケアサブル高知兵庫ユースカップ/ネクストスター西日本
シンメデージー高知土佐春花賞/西日本クラシック
ウルトラノホシ佐賀ネクストスター佐賀/カペラ賞/佐賀皐月賞
トゥールリー佐賀九州ジュニアチャンピオン/佐賀若駒賞/飛燕賞
デリシャスパーティ佐賀
ライスネイチャ栗東⇒園田園田競馬へ移籍
コパノカサノバ兵庫
レッドレフィナード美浦レインボーダリア
ペアポルックス栗東'24かささぎ賞(1勝クラス)
グランスカーレット栗東ダイワスカーレット最後の産駒にして唯一の牡馬、父ロードカナロア
オオタニサーン美浦
オオタニズスマイル栗東

海外馬

馬(生産国/調教国)性別在籍主な勝利レース備考
フォールンエンジェル(GB/GB)現役'23モイグレアスタッドS
ヘンリーロングフェロー(IRE/IRE)現役'23ヴィンセントオブライエンナショナルSマインディング
ヴァンディーク(GB/GB)現役'23モルニ賞/'23ミドルパークS
ポルタフォーチュナ(IRE/IRE)現役'23チェヴァリーパークS
オペラシンガー(USA/IRE)現役'23マルセルブサック賞
イランイラン(IRE/IRE)現役'23フィリーズマイル
ロサンゼルス(IRE/IRE)IRE、現役'23クリテリウムドサンクルー
エンシェントウィズダム(FR/GB)現役'23フューチュリティトロフィー
シティオブトロイ(GB/IRE)現役'23デューハーストS
ヌテラフェラ(USA/USA)現役?'23ホープフルS
ティンバーレイク(USA/USA)現役'23シャンペンS
タマラ(USA/USA)現役'23デルマーデビュータントS
ビッグイーヴス(IRE/GB)現役'23BCジュベナイルターフスプリント
ジャストエフワイアイ(USA/USA)現役'23BCジュベナイルフィリーズ/'23フリゼットS
ハードトゥジャスティファイ(USA/USA)現役'23BCジュベナイルフィリーズターフ
フィアースネス(USA/USA)現役'23BCジュベナイル/'24フロリダダービー
アンクエスチョナブル(FR/IRE))現役'23BCジュベナイルターフ
ムース(USA/USA)現役'23アーカンソーダービー'23BCジュベナイル2着
レスリーズローズ(USA/USA)現役'24アッシュランドステークス
ストロングホールド(USA/USA)現役'24サンタアニタダービー
シエラレオーネ(USA/USA)現役'24ブルーグラスステークス
ソーピードアンナ(USA/USA)現役'24ケンタッキーオークスファストアンナ産駒初のG1馬
ミスティックダン(USA/USA)現役'24ケンタッキーダービーゴールデンセンツ産駒初のダートG1馬
ノータブルスピーチ(GB/GB)現役'242000ギニーステークス
エルマルカ(GB/GB)現役'241000ギニーステークス半兄ベンバトル

前後の世代

23世代24世代25世代

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