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高坂昌信

3

こうさかまさのぶ

高坂昌信とは、甲信地方の戦国武将。甲斐武田氏の譜代家臣として信玄・勝頼の二代にわたって仕え、後世には武田四天王(四名臣)の一人としても数えられた。(1527年-1578年)
高坂昌信とは、甲信地方の戦国武将。甲斐武田氏の譜代家臣として信玄・勝頼の二代にわたって仕え、後世には武田四天王(四名臣)の一人としても数えられた。(1527年-1578年)

概要

概要

大永7年(1527年)、甲斐国の百姓である春日大隅の子として生まれる。父が亡くなった後、武田晴信(信玄)のもとに仕え、奥近習として抜擢される。その後天文21年(1552年)に足軽大将に昇進すると、翌年以降は佐久の小諸城代、さらに川中島の海津城代など、北信濃攻略における最前線での活動が主体となった。弘治年間には武田氏の傘下に入った当地の国人・香坂宗重の娘を娶っており、これが後に香坂(高坂)氏の名跡を継ぐ事にも繋がったとされる。


昌信の名前について、一般に広く知られるのは記事名の通り「高坂昌信」であるが、この名前を用いていたのは弘治年間~永禄9年(1566年)までのおよそ10年余りに過ぎず、この時期以外では専ら「春日虎綱」と名乗っていた事が明らかにされている。

また仮名である弾正と合わせ、高坂(春日)弾正と呼ばれる事もある。高い分析力と指揮力を有し、決して強引な攻めをしない引き際を知る戦いぶりから、同じく弾正を名乗っていた真田幸隆の「攻め弾正」と対を成す「逃げ弾正」の異名も取ったという(この他武田家臣には「槍弾正」の異名を持つ保科正俊もおり、彼も含めて「戦国の三弾正」と呼びならわす事もある)。


甲陽軍鑑について

最晩年、信玄から勝頼に代替わりした後も、昌信は引き続き北信濃での守りに当たる一方、長篠の戦いにおいて武田軍が大敗を喫した(この時嫡男・昌澄も戦死している)後には、昌信は勝頼に対し様々な献策を行ったと伝わっている。またその傍ら武田氏の行く末を案じ信玄と勝頼、そして自身を始めとする家臣団の活躍・事績を口述し、これを甥や家臣らに筆記させている。

この口述記録は「諫言の書」として勝頼に一旦献本されているが、昌信が天正6年5月7日(1578年6月12日)に没した後も、この口述記録の執筆・編纂は続けられており、江戸期に至って小幡景憲(父が海津城代の頃の昌信の部下に当たる)が完成させたのが、軍学書『甲陽軍鑑』である。


江戸期を通して、『甲陽軍鑑』は当時盛んであった甲州流軍学の根幹をなす教典として重用されると共に、読み物としてまた各種創作の題材として、一般にも広く親しまれるようになった。一方で同時代から既にその内容の矛盾について指摘もなされており、実証主義歴史学が主流となった明治期に入ると、『甲陽軍鑑』の史料的価値については否定的に見られる風潮が広まった。

20世紀末になってこの流れに一石を投じたのが、国語学者の酒井憲二による国語学・文献学等の見地からの再検討である。酒井の研究によって「小幡による書写が極めて原本に忠実である事」「原本が主に甲信地方で使われてきた「げれつことば」などの口語的要素を色濃く残している事」などが明らかにされた事により、近年では『甲陽軍鑑』の史料的価値についても再評価が進みつつある。


衆道関係について

昌信と信玄の関係性を語る上でしばしば引き合いに出されるのが、昌信宛てに信玄が送ったとされる「手紙」である。誓詞の形式を取ったこの「手紙」の内容を掻い摘んで説明すると「浮気がバレた事に対する弁明」的なもので、この当時武家の間で衆道が一般的だった事から、この「手紙」も昌信と信玄が衆道関係にあった事を示すものではないかと見る向きもあり、後世の創作においてもこの事を踏まえた描写が盛り込まれる場合もある。

ただその一方で、この「手紙」の宛先が春日源助である事(昌信の初名は源五郎であって、源と名乗っていた公式な記録はない)、また宛名の春日姓についても後から付け足された可能性が指摘されている事などから、実際に両者が衆道関係にあったかどうかについては、未だ確実であるとは言い難いという事にも留意されたい。


関連タグ

関連タグ

武田信玄 戦国時代 戦国武将

馬場信春 山県昌景 内藤昌豊

(いずれも昌信と並んで「武田四天王(四名臣)」に数えられる)

御館の乱

(この乱にて上杉景勝との間で甲越同盟の締結に当たったのが、生涯最後の仕事となった)



創作物における高坂昌信

創作物における高坂昌信

信長の野望シリーズ

天翔記では信玄と相撲を行うと一定確率でとあるイベントが発生する。


戦国無双

武器:槍 CV:高塚正也(2) 山田真一(3)


三弾正が一・退き弾正の技、見ていただきましょう」(3Emp特殊セリフ)

駿河の木っ端武者ども、命捨てる覚悟はできたか 武田の恐ろしさ、あの世で語り継げ!」(3Z(猛将伝)・綾御前の章の駿河侵攻より)


2では智将モブ(馬場信房も同様)だったが、3では若返っている。3Empでは真田幸隆との特殊イベントがある。


殿といっしょ

薄幸の美少年風。小心者で、晴信(後の信玄)の冗談を真に受けて逃げ惑う。しまいには敵陣に単騎で突入するまでに逃げた挙句、そのまま無傷で国元に帰って来た


信長の忍び

信玄四天王の一人でリーダー格を務めるナイスミドル。信玄とは若い頃「いろいろ」あったらしい。

戦国大戦

Ver.1,0から参戦。メイン画像の姿で実装。

武田家所属の騎馬隊でレアリティRの2,5コスト武力7、統率10の特技に魅力を持っている。

さらに後のバージョンアップで、統率が11、特技に疾駆追加の上方修正を受けた。


コスト比に対して武力がやや低いものの、その反面統率が高く素の状態であれば、一方的に突撃で敵を弾くことが可能な為、使いこなせば様々活用方法が期待出来る。


計略は士気4の「疾風の陣」。約10cも陣形の味方の移動速度が上がる。武力は一歳上がらないものの、昌信を始めとする武田家の武将は統率が高い為、大筒占領や攻城妨害など出来る仕事も多い。勿論にも撤退戦や強襲使える為、逃げ弾正の異名に違うぬ用兵技術が求められる1枚。


「駆けよ、疾風の如く…」


ver2.10で実装された2枚目の昌信。

騎馬隊でレアリティRの2コスト武力6、統率9の特技に魅力、伏兵を所持している。

やはりやや武力が低いが高い統率と特技がそれを補うようになっている。


計略は士気6の「風林火山継承」。

主君が持っていた計略「風林火山」をコンパクトにしたようなものになっている。

計略内容に関しては、武田家の味方の武力+3、統率+2、移動速度を30%上昇させて、兵力を徐々に回復させる全体強化計略が強み。


ただし効果時間が短く、武力上昇値が高い采配や陣形とまともにぶつかり合うと確実に競り負けるので、速度上昇を生かした騎馬の突撃をしっかり決めるか、家宝や他の計略のサポートが必要になる。


「武田四天王、その誇りを今…!」







ドラマなどで高坂昌信を演じた人物

村井国夫NHK大河ドラマ天と地と』・TBS『おんな風林火山』

村上弘明:NHK大河ドラマ『武田信玄』

田中幸太朗:NHK大河ドラマ『風林火山』※役名は春日源五郎→春日虎綱→香坂虎綱

大出俊:NHK大河ドラマ『天地人』※役名は高坂弾正昌信

概要

概要

大永7年(1527年)、甲斐国の百姓である春日大隅の子として生まれる。父が亡くなった後、武田晴信(信玄)のもとに仕え、奥近習として抜擢される。その後天文21年(1552年)に足軽大将に昇進すると、翌年以降は佐久の小諸城代、さらに川中島の海津城代など、北信濃攻略における最前線での活動が主体となった。弘治年間には武田氏の傘下に入った当地の国人・香坂宗重の娘を娶っており、これが後に香坂(高坂)氏の名跡を継ぐ事にも繋がったとされる。


昌信の名前について、一般に広く知られるのは記事名の通り「高坂昌信」であるが、この名前を用いていたのは弘治年間~永禄9年(1566年)までのおよそ10年余りに過ぎず、この時期以外では専ら「春日虎綱」と名乗っていた事が明らかにされている。

また仮名である弾正と合わせ、高坂(春日)弾正と呼ばれる事もある。高い分析力と指揮力を有し、決して強引な攻めをしない引き際を知る戦いぶりから、同じく弾正を名乗っていた真田幸隆の「攻め弾正」と対を成す「逃げ弾正」の異名も取ったという(この他武田家臣には「槍弾正」の異名を持つ保科正俊もおり、彼も含めて「戦国の三弾正」と呼びならわす事もある)。


甲陽軍鑑について

最晩年、信玄から勝頼に代替わりした後も、昌信は引き続き北信濃での守りに当たる一方、長篠の戦いにおいて武田軍が大敗を喫した(この時嫡男・昌澄も戦死している)後には、昌信は勝頼に対し様々な献策を行ったと伝わっている。またその傍ら武田氏の行く末を案じ信玄と勝頼、そして自身を始めとする家臣団の活躍・事績を口述し、これを甥や家臣らに筆記させている。

この口述記録は「諫言の書」として勝頼に一旦献本されているが、昌信が天正6年5月7日(1578年6月12日)に没した後も、この口述記録の執筆・編纂は続けられており、江戸期に至って小幡景憲(父が海津城代の頃の昌信の部下に当たる)が完成させたのが、軍学書『甲陽軍鑑』である。


江戸期を通して、『甲陽軍鑑』は当時盛んであった甲州流軍学の根幹をなす教典として重用されると共に、読み物としてまた各種創作の題材として、一般にも広く親しまれるようになった。一方で同時代から既にその内容の矛盾について指摘もなされており、実証主義歴史学が主流となった明治期に入ると、『甲陽軍鑑』の史料的価値については否定的に見られる風潮が広まった。

20世紀末になってこの流れに一石を投じたのが、国語学者の酒井憲二による国語学・文献学等の見地からの再検討である。酒井の研究によって「小幡による書写が極めて原本に忠実である事」「原本が主に甲信地方で使われてきた「げれつことば」などの口語的要素を色濃く残している事」などが明らかにされた事により、近年では『甲陽軍鑑』の史料的価値についても再評価が進みつつある。


衆道関係について

昌信と信玄の関係性を語る上でしばしば引き合いに出されるのが、昌信宛てに信玄が送ったとされる「手紙」である。誓詞の形式を取ったこの「手紙」の内容を掻い摘んで説明すると「浮気がバレた事に対する弁明」的なもので、この当時武家の間で衆道が一般的だった事から、この「手紙」も昌信と信玄が衆道関係にあった事を示すものではないかと見る向きもあり、後世の創作においてもこの事を踏まえた描写が盛り込まれる場合もある。

ただその一方で、この「手紙」の宛先が春日源助である事(昌信の初名は源五郎であって、源と名乗っていた公式な記録はない)、また宛名の春日姓についても後から付け足された可能性が指摘されている事などから、実際に両者が衆道関係にあったかどうかについては、未だ確実であるとは言い難いという事にも留意されたい。


関連タグ

関連タグ

武田信玄 戦国時代 戦国武将

馬場信春 山県昌景 内藤昌豊

(いずれも昌信と並んで「武田四天王(四名臣)」に数えられる)

御館の乱

(この乱にて上杉景勝との間で甲越同盟の締結に当たったのが、生涯最後の仕事となった)



創作物における高坂昌信

創作物における高坂昌信

信長の野望シリーズ

天翔記では信玄と相撲を行うと一定確率でとあるイベントが発生する。


戦国無双

武器:槍 CV:高塚正也(2) 山田真一(3)


三弾正が一・退き弾正の技、見ていただきましょう」(3Emp特殊セリフ)

駿河の木っ端武者ども、命捨てる覚悟はできたか 武田の恐ろしさ、あの世で語り継げ!」(3Z(猛将伝)・綾御前の章の駿河侵攻より)


2では智将モブ(馬場信房も同様)だったが、3では若返っている。3Empでは真田幸隆との特殊イベントがある。


殿といっしょ

薄幸の美少年風。小心者で、晴信(後の信玄)の冗談を真に受けて逃げ惑う。しまいには敵陣に単騎で突入するまでに逃げた挙句、そのまま無傷で国元に帰って来た


信長の忍び

信玄四天王の一人でリーダー格を務めるナイスミドル。信玄とは若い頃「いろいろ」あったらしい。

戦国大戦

Ver.1,0から参戦。メイン画像の姿で実装。

武田家所属の騎馬隊でレアリティRの2,5コスト武力7、統率10の特技に魅力を持っている。

さらに後のバージョンアップで、統率が11、特技に疾駆追加の上方修正を受けた。


コスト比に対して武力がやや低いものの、その反面統率が高く素の状態であれば、一方的に突撃で敵を弾くことが可能な為、使いこなせば様々活用方法が期待出来る。


計略は士気4の「疾風の陣」。約10cも陣形の味方の移動速度が上がる。武力は一歳上がらないものの、昌信を始めとする武田家の武将は統率が高い為、大筒占領や攻城妨害など出来る仕事も多い。勿論にも撤退戦や強襲使える為、逃げ弾正の異名に違うぬ用兵技術が求められる1枚。


「駆けよ、疾風の如く…」


ver2.10で実装された2枚目の昌信。

騎馬隊でレアリティRの2コスト武力6、統率9の特技に魅力、伏兵を所持している。

やはりやや武力が低いが高い統率と特技がそれを補うようになっている。


計略は士気6の「風林火山継承」。

主君が持っていた計略「風林火山」をコンパクトにしたようなものになっている。

計略内容に関しては、武田家の味方の武力+3、統率+2、移動速度を30%上昇させて、兵力を徐々に回復させる全体強化計略が強み。


ただし効果時間が短く、武力上昇値が高い采配や陣形とまともにぶつかり合うと確実に競り負けるので、速度上昇を生かした騎馬の突撃をしっかり決めるか、家宝や他の計略のサポートが必要になる。


「武田四天王、その誇りを今…!」







ドラマなどで高坂昌信を演じた人物

村井国夫NHK大河ドラマ天と地と』・TBS『おんな風林火山』

村上弘明:NHK大河ドラマ『武田信玄』

田中幸太朗:NHK大河ドラマ『風林火山』※役名は春日源五郎→春日虎綱→香坂虎綱

大出俊:NHK大河ドラマ『天地人』※役名は高坂弾正昌信

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    戦ブラ2周年おめでとうございます(〃⌒ー⌒〃)ゞ これからも応援していきます! 2周年記念してなにか書きたいなぁと思って前、景持と昌信の余裕の仮面を剥がしたいと宣言しましたのでそれを書いてみました。 あ、でもこれ余裕の仮面剥がれてるのかな…? 非常にビミョーなラインになってます(;^∀^) それに2周年関係ない…! 景持と昌信だけじゃ物足りないので推しの信之も書きました! 関係は恋仲です。イチャコラしてます♪

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高坂昌信

3

こうさかまさのぶ

高坂昌信とは、甲信地方の戦国武将。甲斐武田氏の譜代家臣として信玄・勝頼の二代にわたって仕え、後世には武田四天王(四名臣)の一人としても数えられた。(1527年-1578年)
高坂昌信とは、甲信地方の戦国武将。甲斐武田氏の譜代家臣として信玄・勝頼の二代にわたって仕え、後世には武田四天王(四名臣)の一人としても数えられた。(1527年-1578年)

概要

概要

大永7年(1527年)、甲斐国の百姓である春日大隅の子として生まれる。父が亡くなった後、武田晴信(信玄)のもとに仕え、奥近習として抜擢される。その後天文21年(1552年)に足軽大将に昇進すると、翌年以降は佐久の小諸城代、さらに川中島の海津城代など、北信濃攻略における最前線での活動が主体となった。弘治年間には武田氏の傘下に入った当地の国人・香坂宗重の娘を娶っており、これが後に香坂(高坂)氏の名跡を継ぐ事にも繋がったとされる。


昌信の名前について、一般に広く知られるのは記事名の通り「高坂昌信」であるが、この名前を用いていたのは弘治年間~永禄9年(1566年)までのおよそ10年余りに過ぎず、この時期以外では専ら「春日虎綱」と名乗っていた事が明らかにされている。

また仮名である弾正と合わせ、高坂(春日)弾正と呼ばれる事もある。高い分析力と指揮力を有し、決して強引な攻めをしない引き際を知る戦いぶりから、同じく弾正を名乗っていた真田幸隆の「攻め弾正」と対を成す「逃げ弾正」の異名も取ったという(この他武田家臣には「槍弾正」の異名を持つ保科正俊もおり、彼も含めて「戦国の三弾正」と呼びならわす事もある)。


甲陽軍鑑について

最晩年、信玄から勝頼に代替わりした後も、昌信は引き続き北信濃での守りに当たる一方、長篠の戦いにおいて武田軍が大敗を喫した(この時嫡男・昌澄も戦死している)後には、昌信は勝頼に対し様々な献策を行ったと伝わっている。またその傍ら武田氏の行く末を案じ信玄と勝頼、そして自身を始めとする家臣団の活躍・事績を口述し、これを甥や家臣らに筆記させている。

この口述記録は「諫言の書」として勝頼に一旦献本されているが、昌信が天正6年5月7日(1578年6月12日)に没した後も、この口述記録の執筆・編纂は続けられており、江戸期に至って小幡景憲(父が海津城代の頃の昌信の部下に当たる)が完成させたのが、軍学書『甲陽軍鑑』である。


江戸期を通して、『甲陽軍鑑』は当時盛んであった甲州流軍学の根幹をなす教典として重用されると共に、読み物としてまた各種創作の題材として、一般にも広く親しまれるようになった。一方で同時代から既にその内容の矛盾について指摘もなされており、実証主義歴史学が主流となった明治期に入ると、『甲陽軍鑑』の史料的価値については否定的に見られる風潮が広まった。

20世紀末になってこの流れに一石を投じたのが、国語学者の酒井憲二による国語学・文献学等の見地からの再検討である。酒井の研究によって「小幡による書写が極めて原本に忠実である事」「原本が主に甲信地方で使われてきた「げれつことば」などの口語的要素を色濃く残している事」などが明らかにされた事により、近年では『甲陽軍鑑』の史料的価値についても再評価が進みつつある。


衆道関係について

昌信と信玄の関係性を語る上でしばしば引き合いに出されるのが、昌信宛てに信玄が送ったとされる「手紙」である。誓詞の形式を取ったこの「手紙」の内容を掻い摘んで説明すると「浮気がバレた事に対する弁明」的なもので、この当時武家の間で衆道が一般的だった事から、この「手紙」も昌信と信玄が衆道関係にあった事を示すものではないかと見る向きもあり、後世の創作においてもこの事を踏まえた描写が盛り込まれる場合もある。

ただその一方で、この「手紙」の宛先が春日源助である事(昌信の初名は源五郎であって、源と名乗っていた公式な記録はない)、また宛名の春日姓についても後から付け足された可能性が指摘されている事などから、実際に両者が衆道関係にあったかどうかについては、未だ確実であるとは言い難いという事にも留意されたい。


関連タグ

関連タグ

武田信玄 戦国時代 戦国武将

馬場信春 山県昌景 内藤昌豊

(いずれも昌信と並んで「武田四天王(四名臣)」に数えられる)

御館の乱

(この乱にて上杉景勝との間で甲越同盟の締結に当たったのが、生涯最後の仕事となった)



創作物における高坂昌信

創作物における高坂昌信

信長の野望シリーズ

天翔記では信玄と相撲を行うと一定確率でとあるイベントが発生する。


戦国無双

武器:槍 CV:高塚正也(2) 山田真一(3)


三弾正が一・退き弾正の技、見ていただきましょう」(3Emp特殊セリフ)

駿河の木っ端武者ども、命捨てる覚悟はできたか 武田の恐ろしさ、あの世で語り継げ!」(3Z(猛将伝)・綾御前の章の駿河侵攻より)


2では智将モブ(馬場信房も同様)だったが、3では若返っている。3Empでは真田幸隆との特殊イベントがある。


殿といっしょ

薄幸の美少年風。小心者で、晴信(後の信玄)の冗談を真に受けて逃げ惑う。しまいには敵陣に単騎で突入するまでに逃げた挙句、そのまま無傷で国元に帰って来た


信長の忍び

信玄四天王の一人でリーダー格を務めるナイスミドル。信玄とは若い頃「いろいろ」あったらしい。

戦国大戦

Ver.1,0から参戦。メイン画像の姿で実装。

武田家所属の騎馬隊でレアリティRの2,5コスト武力7、統率10の特技に魅力を持っている。

さらに後のバージョンアップで、統率が11、特技に疾駆追加の上方修正を受けた。


コスト比に対して武力がやや低いものの、その反面統率が高く素の状態であれば、一方的に突撃で敵を弾くことが可能な為、使いこなせば様々活用方法が期待出来る。


計略は士気4の「疾風の陣」。約10cも陣形の味方の移動速度が上がる。武力は一歳上がらないものの、昌信を始めとする武田家の武将は統率が高い為、大筒占領や攻城妨害など出来る仕事も多い。勿論にも撤退戦や強襲使える為、逃げ弾正の異名に違うぬ用兵技術が求められる1枚。


「駆けよ、疾風の如く…」


ver2.10で実装された2枚目の昌信。

騎馬隊でレアリティRの2コスト武力6、統率9の特技に魅力、伏兵を所持している。

やはりやや武力が低いが高い統率と特技がそれを補うようになっている。


計略は士気6の「風林火山継承」。

主君が持っていた計略「風林火山」をコンパクトにしたようなものになっている。

計略内容に関しては、武田家の味方の武力+3、統率+2、移動速度を30%上昇させて、兵力を徐々に回復させる全体強化計略が強み。


ただし効果時間が短く、武力上昇値が高い采配や陣形とまともにぶつかり合うと確実に競り負けるので、速度上昇を生かした騎馬の突撃をしっかり決めるか、家宝や他の計略のサポートが必要になる。


「武田四天王、その誇りを今…!」







ドラマなどで高坂昌信を演じた人物

村井国夫NHK大河ドラマ天と地と』・TBS『おんな風林火山』

村上弘明:NHK大河ドラマ『武田信玄』

田中幸太朗:NHK大河ドラマ『風林火山』※役名は春日源五郎→春日虎綱→香坂虎綱

大出俊:NHK大河ドラマ『天地人』※役名は高坂弾正昌信

概要

概要

大永7年(1527年)、甲斐国の百姓である春日大隅の子として生まれる。父が亡くなった後、武田晴信(信玄)のもとに仕え、奥近習として抜擢される。その後天文21年(1552年)に足軽大将に昇進すると、翌年以降は佐久の小諸城代、さらに川中島の海津城代など、北信濃攻略における最前線での活動が主体となった。弘治年間には武田氏の傘下に入った当地の国人・香坂宗重の娘を娶っており、これが後に香坂(高坂)氏の名跡を継ぐ事にも繋がったとされる。


昌信の名前について、一般に広く知られるのは記事名の通り「高坂昌信」であるが、この名前を用いていたのは弘治年間~永禄9年(1566年)までのおよそ10年余りに過ぎず、この時期以外では専ら「春日虎綱」と名乗っていた事が明らかにされている。

また仮名である弾正と合わせ、高坂(春日)弾正と呼ばれる事もある。高い分析力と指揮力を有し、決して強引な攻めをしない引き際を知る戦いぶりから、同じく弾正を名乗っていた真田幸隆の「攻め弾正」と対を成す「逃げ弾正」の異名も取ったという(この他武田家臣には「槍弾正」の異名を持つ保科正俊もおり、彼も含めて「戦国の三弾正」と呼びならわす事もある)。


甲陽軍鑑について

最晩年、信玄から勝頼に代替わりした後も、昌信は引き続き北信濃での守りに当たる一方、長篠の戦いにおいて武田軍が大敗を喫した(この時嫡男・昌澄も戦死している)後には、昌信は勝頼に対し様々な献策を行ったと伝わっている。またその傍ら武田氏の行く末を案じ信玄と勝頼、そして自身を始めとする家臣団の活躍・事績を口述し、これを甥や家臣らに筆記させている。

この口述記録は「諫言の書」として勝頼に一旦献本されているが、昌信が天正6年5月7日(1578年6月12日)に没した後も、この口述記録の執筆・編纂は続けられており、江戸期に至って小幡景憲(父が海津城代の頃の昌信の部下に当たる)が完成させたのが、軍学書『甲陽軍鑑』である。


江戸期を通して、『甲陽軍鑑』は当時盛んであった甲州流軍学の根幹をなす教典として重用されると共に、読み物としてまた各種創作の題材として、一般にも広く親しまれるようになった。一方で同時代から既にその内容の矛盾について指摘もなされており、実証主義歴史学が主流となった明治期に入ると、『甲陽軍鑑』の史料的価値については否定的に見られる風潮が広まった。

20世紀末になってこの流れに一石を投じたのが、国語学者の酒井憲二による国語学・文献学等の見地からの再検討である。酒井の研究によって「小幡による書写が極めて原本に忠実である事」「原本が主に甲信地方で使われてきた「げれつことば」などの口語的要素を色濃く残している事」などが明らかにされた事により、近年では『甲陽軍鑑』の史料的価値についても再評価が進みつつある。


衆道関係について

昌信と信玄の関係性を語る上でしばしば引き合いに出されるのが、昌信宛てに信玄が送ったとされる「手紙」である。誓詞の形式を取ったこの「手紙」の内容を掻い摘んで説明すると「浮気がバレた事に対する弁明」的なもので、この当時武家の間で衆道が一般的だった事から、この「手紙」も昌信と信玄が衆道関係にあった事を示すものではないかと見る向きもあり、後世の創作においてもこの事を踏まえた描写が盛り込まれる場合もある。

ただその一方で、この「手紙」の宛先が春日源助である事(昌信の初名は源五郎であって、源と名乗っていた公式な記録はない)、また宛名の春日姓についても後から付け足された可能性が指摘されている事などから、実際に両者が衆道関係にあったかどうかについては、未だ確実であるとは言い難いという事にも留意されたい。


関連タグ

関連タグ

武田信玄 戦国時代 戦国武将

馬場信春 山県昌景 内藤昌豊

(いずれも昌信と並んで「武田四天王(四名臣)」に数えられる)

御館の乱

(この乱にて上杉景勝との間で甲越同盟の締結に当たったのが、生涯最後の仕事となった)



創作物における高坂昌信

創作物における高坂昌信

信長の野望シリーズ

天翔記では信玄と相撲を行うと一定確率でとあるイベントが発生する。


戦国無双

武器:槍 CV:高塚正也(2) 山田真一(3)


三弾正が一・退き弾正の技、見ていただきましょう」(3Emp特殊セリフ)

駿河の木っ端武者ども、命捨てる覚悟はできたか 武田の恐ろしさ、あの世で語り継げ!」(3Z(猛将伝)・綾御前の章の駿河侵攻より)


2では智将モブ(馬場信房も同様)だったが、3では若返っている。3Empでは真田幸隆との特殊イベントがある。


殿といっしょ

薄幸の美少年風。小心者で、晴信(後の信玄)の冗談を真に受けて逃げ惑う。しまいには敵陣に単騎で突入するまでに逃げた挙句、そのまま無傷で国元に帰って来た


信長の忍び

信玄四天王の一人でリーダー格を務めるナイスミドル。信玄とは若い頃「いろいろ」あったらしい。

戦国大戦

Ver.1,0から参戦。メイン画像の姿で実装。

武田家所属の騎馬隊でレアリティRの2,5コスト武力7、統率10の特技に魅力を持っている。

さらに後のバージョンアップで、統率が11、特技に疾駆追加の上方修正を受けた。


コスト比に対して武力がやや低いものの、その反面統率が高く素の状態であれば、一方的に突撃で敵を弾くことが可能な為、使いこなせば様々活用方法が期待出来る。


計略は士気4の「疾風の陣」。約10cも陣形の味方の移動速度が上がる。武力は一歳上がらないものの、昌信を始めとする武田家の武将は統率が高い為、大筒占領や攻城妨害など出来る仕事も多い。勿論にも撤退戦や強襲使える為、逃げ弾正の異名に違うぬ用兵技術が求められる1枚。


「駆けよ、疾風の如く…」


ver2.10で実装された2枚目の昌信。

騎馬隊でレアリティRの2コスト武力6、統率9の特技に魅力、伏兵を所持している。

やはりやや武力が低いが高い統率と特技がそれを補うようになっている。


計略は士気6の「風林火山継承」。

主君が持っていた計略「風林火山」をコンパクトにしたようなものになっている。

計略内容に関しては、武田家の味方の武力+3、統率+2、移動速度を30%上昇させて、兵力を徐々に回復させる全体強化計略が強み。


ただし効果時間が短く、武力上昇値が高い采配や陣形とまともにぶつかり合うと確実に競り負けるので、速度上昇を生かした騎馬の突撃をしっかり決めるか、家宝や他の計略のサポートが必要になる。


「武田四天王、その誇りを今…!」







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