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日野下花帆

ひのしたかほ

『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』(Link!Like!ラブライブ!)に登場するスクールアイドル。103期生。
目次 [非表示]

「光を、雨を、風を待ってるだけじゃない。あたしはあたしの力で咲いてみせる!!」


プロフィール

名前日野下花帆
英字表記KAHO HINOSHITA
学籍蓮ノ空女学院
期生103期生
学年2年
身長155ccm
誕生日5月22日
趣味カラオケ、読書
特技食べ物の好き嫌いがない
好きな食べ物りんご、ハントンライス
好きな言葉なんにでも全力!
好きな教科体育と音楽、かな!
好きな動物動物全般、特にうさぎ!
一人称あたし
メンバーカラーおひさま色
CV楡井希実

概要

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブLink!Like!ラブライブ!)のキャラクター。今作における主人公枠。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの部員の一人。

伝統ユニット「スリーズブーケ」に所属している。


蓮ノ空女学院の103期生で現在2年生。一般入試で入学した。


性格

笑顔を絶やさない元気な女の子。

当シリーズの主人公達と違わず、口調は現実的且つ現代的な女の子らしい中性口調。

同学年と年下メンバーには「~ちゃん」呼び。上級生には「~センパイ」呼びかつ丁寧語で話す。ちなみに一人称が「あたし」の主人公は花帆がシリーズ初。スクフェス転入生などを除いたメインキャラクターポジションのスクールアイドルとしては、宮下愛鐘嵐珠がカタカナ表記の「アタシ」を使う。


“花咲く”ことを目標に、大きな期待を抱き学院に入学する。楽しそうなことにいつも全力で、あらぬ方向へ突っ走ってしまうことも。乙宗梢の誘いに乗って、スクールアイドルの世界へ飛び込んだ。


お喋り好きで、人前でも一切物怖じしない胆力の持ち主。

入部したてで急に自己紹介ムービーを撮られても、完璧な可愛いアピールをやり遂げられる。「スクールアイドルコネクト」登録者の主な活動である配信活動に向いており、定期的に雑談配信を行う。


元気な分ややお調子者。ちょっと無礼な一面も。

ライブは大好きだが、練習を削りたがっている。だが相方が練習を全く苦に思わない梢センパイになってしまったのが運の尽きで、梢をこっそり「鬼」と呼んでいる。「活動記録」9話で「梢センパイが鬼になったのは朝練させようとしたから」と口を滑らせた事で梢本人にバレてしまい、「活動記録」10話では梢&綴理指導の猛特訓を希望した瑠璃乃に「ダメだよ!気軽に梢センパイにそんなこと言っちゃ!ミイラにされちゃうよ!?」と忠告した瞬間「花帆さんのドライフラワーは、さぞかし綺麗でしょうね」と返され、藤島慈が梢に対して「同期や先輩には厳しいのに後輩には甘々」と言った際に梢は「自分は(花帆に)鬼と思われている」と慈に返し、事実確認のために花帆に振っている。


思考回路がかなり極端。

ライブ好きになった途端、本当に1週間毎日開催するライブ日程を組む、練習不足で他人より劣ったパフォーマンスをしていたと自覚するや次回ライブを卒業間近にしたいと猛省する、など。

さやかが「蛍光灯みたいな人」と評したように、ひとたびスイッチが入れば脇目も振らず夢中で突っ走っていく明るさを見せる一方、ふとした切っ掛けでスイッチが切れると後悔と自己嫌悪に襲われ、周囲が心配するほどに落ち込むという起伏の激しい性格の持ち主。

明るさと眩しさは綴理曰く「稲光みたい」。


好きな色は山吹色


好きな教科は体育と音楽。

ただし体力は無く、練習ではよくバテている(元々が病気で身体が弱かった以上、仕方がないのだが)。

勉強がとても苦手で、テスト前はいつも苦労している。

ただ蓮ノ空の入試は、さやかによると学力のみでパスするのには相当な実力が必要なので、なんとか勉強さえすれば結果は出せるようだ。

夏休みの宿題は8月31日にも残しており、なんとか終わらせて当日の「With×MEETS」に途中出演した。終わらせるだけまだましではあるが


趣味の通り読書家

純文学中心だった国木田花丸と違い、花帆は大衆文学をよく読んでいる。好きなジャンルはファンタジー

「With×MEETS」2023年9月7日回のソロ配信では数々の有名小説タイトルを挙げた。

なのでことわざ・慣用句もある程度知っている。


「Withk×MEETS」では円を描きながらの拍手、通称「回転拍手」が名物。スクールアイドルコネクト用スタンプにも採用された。


過去と野望

中学生までは色々あったらしく、高校からは心機一転頑張ろうと決めた。

実は、幼少期は入院生活を送るほど病弱だった。すぐ熱を出し、安静に過ごさせられていた。

小・中学校に上がる頃には完治、今ではハードなダンス練習や筋トレもできるくらいには良くなった。しかし両親は現在も心配しており、中学までは放課後すぐに来る門限厳守。学校も遊びも自由がなかったせいで、とても仲の良い友達も作れずにいた。


蓮ノ空は実家のある長野県から遠く離れた石川県金沢市の全寮制高校だが、母親の母校である縁で受験を許可してもらえた。受験以降の花帆は、親元を離れた遠い都市金沢の名門校という情報だけで過剰な理想を抱き、まるで東京の高校生の日常のように都会でスイーツ買い食いやオシャレなショッピングがし放題になると信じていた。楽しみにしていたかった為に前情報も入れずに入学式の日、辿り着いた山の中の学校、近場に店なし、規則いっぱいの寮生活に一日で絶望。

高校生活はもう無理かと思った時に梢に出会った。


現在の野望は103期4月に掲げた「学院の隣にショッピングモールを誘致」「100万人の前でライブをする」。


幼少期の姿は活動記録3話に映っている。


交遊関係

乙宗梢はスリーズブーケにおける相方。


村野さやかとは初日にスクールバスで隣同士になり、上記理想の生活をウザ絡みで語った事と、後に絶望した花帆の悩みを聞いてくれた事からこの学校で最初の友達になり、悩みを相談し合える親友になった。1年生時は教室の席も隣同士。


転入生の大沢瑠璃乃ともクラスメイトとなる。瑠璃乃が教室よりも先にまずスクールアイドルクラブに仮入部しに来てくれた事が嬉しくて、しかし目移りしがちで他の部に取られてしまいそうな彼女の世話を焼く。そうして彼女の本性「充電切れ」を見てしまい退部届を出されてしまうが、粘って彼女を欠点ごと迎え入れた。


クラスメートのえなこ&びわ&しいなとはすぐに仲良くなり、悩みの相談に乗ってもらい、花帆の初ステージを見届けた彼女たちが最初のファンになってくれた。


百生吟子は花帆がスリーズブーケに勧誘した可愛い後輩。勧誘の折に馴れ馴れしくも彼女にとって初めての同年代の友達になりに行ったのが理由で、敬意を払われている梢と違ってタメ口混じりで軽口を叩かれる関係性になり、少し複雑。


容姿

淡いオレンジ色のボブヘアーで、両側頭部を青いウサギの髪留めで小さく結んでいる(決して食パンの袋のアレではない)

瞳は青緑色。


家族

実家は長野ラナンキュラス花卉農家を営んでいる。

両親、そして妹に小学生双子みのりふたばがいる。

母親、妹達ともにボイス付で登場済。


母親にはピンクのラナンキュラスに喩えられている。花言葉は「飾らない美しさ」。

花帆の名前も花から来ている。


初めての夏休み中に一度帰省した。


花咲く

花帆の夢「花咲きたい!」は、道端ののように誰の目にも留まる、輝く人になりたい、を意味する。地元の友達が好きな事をして輝いているのを羨ましく思っていた。

そのフレーズが生まれたきっかけは、ふたば&みのりが山で見せてくれた一輪の自生したラナンキュラス。温室育ちが基本であるはずのラナンキュラスに、野生でも温室育ちでも花は立派に咲いているのだと感動した。


セリフにも「まだまだ蕾」「しおれちゃう」と花に関した比喩をよく用いる。


スクールアイドルとして

「みんなの笑顔を満開にするスクールアイドル」を目標に活動。自らが学校の環境を理由に逃げ出そうとした経験から、皆が学校を退屈しない場所に変える約束をした。ライブ活動する内に蓮ノ空女学院が好きになる。


スクールアイドルを好きになったのは部活動紹介での梢のステージだが、根本の気持ちが変わるまではステージで輝く梢と違って自分はダメだと思い込んでいた。

スリーズブーケに加入した経緯は、花帆的にはさやかが夕霧綴理に師事するのが良いと感じたのと、何より梢と組みたい事から。

梢的には、初対面の頃合いに梢の方が一目惚れに近い形で花帆と組みたいと望み、以後手伝いのマネージャー業を任せ付きっきりで面倒を見たからだが。


103期4月のライブイベント初出演に向けて猛特訓を受け、苦しみながら体力向上。梢からスクールアイドルクラブの歴史と伝統を教わり、スリーズブーケの伝統衣装を着せてもらうとなると張り切り、無茶な練習からイベント出演を台無しにしてしまう。お互い謝罪し合い、後日の学校ライブでスリーズブーケとして立派なステージを完成させた。


クラブの問題に直接、間接的立場から立ち向かう役をよく担う。

DOLLCHESTRA結成やさやかのフィギュアスケート復帰をさやかの友達として陰から支える。梢と綴理の仲が決裂した原因の封印された過去を図らずに暴いてしまった撫子祭の準備では2人の関係修復に奔走し『DEEPNESS』4人verを提案。瑠璃乃の入部を手助けする。

12月のラブライブ!北陸予選前にクラブに降り掛かった無理難題をさやかのアイデアから解決に導く。『Link to the FUTURE』制作の提案も花帆だった。


ラブライブ!決勝大会でクラブが敗退。メンバーのカウンセリングに廻っていた梢が独りで泣き崩れる場面に出くわし、梢の相棒として朝練や特訓に向き合いラブライブ!優勝を目指すと梢に誓う。


スリーズブーケの作詞作業は、花帆に意見を聞いた梢が纏めていつの間にか完成させる形式。それが1月のライブイベントでカッコつけて作詞を全て引き受けてしまい、沙知の力を借りながら苦労して完成させた。

作曲は梢任せだったのだが、103期後期には梢からキーボードを教わり始め、104期4月に拙いながらキーボードでの弾き語りを習得している。


公式4コマ

公式Twitterにて2023年2月18日から連載中の公式4コマ『りんく!らいふ!ラブライブ!』(作:珠月まや)の内「入学準備編」では主人公を務める。

「蓮ノ空女学院入学を目指す、中学生の花帆の日常を"ほぼ"リアルタイムにお届け」とある通り本編の前日譚で、中学3年生の冬を受験生として過ごす花帆の学生生活が見られる。

受験勉強を頑張っているが、苦手なようで非常に苦しんでいる。家族にとってその姿はこれまでになかった真面目なもので、その理由を本人は「家の周辺に無い物がなんでもある都会での、キラキラ高校生活」としている。


母親そして双子の妹達が2023年2月25日掲載の第2話でお披露目。中学校へは朝6時起きで母の車送迎により長野の自宅から通学していた。



リンクラ内で掲載されている本編4コマでは、

練習と勉強以外のことは全力の、恐ろしく単純な性格の後輩。クレープの食い倒れが好き。

さやかを褒めちぎったり、梢をお母さん扱いしたりと自由だが、流石に綴理の天然ボケにはツッコミを入れる。


キャスト

演じる楡井希実は、花帆役で声優デビューとなる。

ラブライブ!スーパースター!!』の2期生のオーディションに挑戦したが落選している。

スーパースター‼︎一般公募オーディションの追加合格者である鈴原希実とは、下の名前が漢字も読みも同じである史上初の例である。また、楡井は「のんすけ」・「のんちゅけ」、鈴原は「のんちゃん」(楡井もメンバーから呼ばれることがある)と、ラブライブ!シリーズ内のあだ名も似ている。また、妹の片割れの中の人とも名前の読みが同じであるため、姉妹役で同じ名前の読みになるのも初。


所属するホーリーピークには、ラブライブ!シリーズの先輩である斉藤朱夏渡辺曜役)、岬なこ嵐千砂都役)も在籍している。


一般人だった中学生時代には、東條希のコスプレをしていたとのこと(参照)。


余談

ラブライブ!シリーズの歴代主人公スクールアイドルの中で、初めて幼馴染がいない主人公である。

これまでの主人公たちがいたが、花帆は長野からの入寮と言う事で全くいない。

『蓮ノ空』においては、大沢瑠璃乃藤島慈がその役割を負っている。


身長は役を演じる楡井希実と同じであり、容姿に加え雰囲気などもあって双子の妹からは彼女を参考にデザインされたのかと言われたらしい。(性格や推し、趣味嗜好などから見るに、蓮ノ空全体でキャラ設定にはキャストの内面がかなりの割合で反映されているとみられる)。


関連動画

自己紹介

関連タグ

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ Link!Like!ラブライブ!

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

スリーズブーケ

スクールアイドル


高坂穂乃果高海千歌澁谷かのん…歴代のラブライブ!シリーズオレンジ主人公。全員、ファーストネームに「か」が入っている。


花穂原案者つながりの「かほ」つながり。人物的にも花が関連しており、作中のポジションが妹キャラなのも共通している。


小宮果穂アイドルマスターシャイニーカラーズのアイドルの一人。花帆とは同名。


ラブライブ!シリーズ歴代主人公

澁谷かのん日野下花帆 (→椿ルリカ滝沢アンズ)→次作未発表

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