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センシティブな作品
『アイドルマスターシャイニーカラーズ』とは、『THE iDOLM@STER』シリーズ完全新作のブラウザゲームである。

輝かせよう、アイドルのすべて。


概要

概要

THE iDOLM@STER』シリーズ最新作のブラウザゲーム。

公式略称はシャニマス。ジャンルはアイドル育成×ライブ対戦。プラットフォームはHTML5新プラットフォーム「enza」(エンザ)バンダイナムコエンターテインメントより2018年4月24日に配信開始。スマートフォンアプリ版も2019年3月13日から配信開始した。


アイドル・楽曲・事務所など全て新規の完全新作であり、『THE iDOLM@STER』の派生作品としては第5作目にあたる。

アイドルマスターSideM』同様、事務所に所属するアイドルユニットを前面に押し出したストーリー展開が特徴で、アイドルを個別にプロデュースする一方では、ユニットにおけるメンバー間の繋がりや関係性の変化も濃密な物語として描かれる。またユニットにはそれぞれ世界観を有しており、基本的なシナリオはユニット内で完結したものが殆どで、ユニットを超えたアイドル同士の絡みは季節イベントなど限られた場面でしか見ることができない。

LIVEのシステムはアーケード版『THE iDOLM@STER』から『アイドルマスターSP』まで採用されていたものと似ており、対戦要素を重視した作りとなっている。プロデューサーたちの研鑽の結果として、プロデュースを成功へ導く道筋はある程度はっきりしているものの、些細な操作ミスが命取りになりかねない硬派なゲーム性が持ち味。ただ、運要素が絡む部分(ゲーム内アイテムで少しは制御可能)も多少あり、純粋なプレイヤースキルだけでクリアするのは難しい。

また、10日毎に新作カードの実装と共に発表される、各ユニットのアイドル活動等に焦点を当てたシナリオイベントもほのぼのとしたものから、『Straylight.run()』(2019.6.30-)、『薄桃色にこんがらがって』(2020.2.29-)のような出来レース『ストーリー・ストーリー』(2020.4.30-)のようにやらせといったアイドル業界の裏の部分も描いたものまで様々である。

一方でファンタジー色が強い部分もあり、怪談話のような展開(ガチ心霊現象など)や、ハロウィンなどでは異世界に行くといった展開も多く、リアルに見せかけてフワッとしたところもある。


登場するカードはシステム的に、対戦要素であるフェス用のユニットに組み込むべく育成する「プロデュースアイドル」(育成完了時に衣装を纏った絵柄に変化)と、その育成を助ける「サポートアイドル」に分けられる。

カード毎にレベルを上げることで性能が上昇する他、同一のカードが重複した時、あるいは「特訓はづきさんカード」という専用アイテムを組み合わせて最大4回の「特訓」をすることですべてのスキルが開放され、真価を発揮できるようになる。

各ストーリーモードでプロデュース中に得られるSP(スキルポイント)を消費してLIVEで使える各種スキルを選択していき、プロデュース終了時に獲得しているVo(ボーカル)・Da(ダンス)・Vi(ビジュアル)・Me(メンタル)の各種値とLIVE用スキルの総合が「フェスアイドル」として形になり、対戦フェス用のユニットに組み込めるようになる(後述)。


メインテーマ曲は「Spread the Wings!!」。楽曲製作はLantisが担当。


ちなみに、現在ではユーザー間でも『シャニマス』が定着しているが、タイトル発表時には『シャカマス』(転じて『釈迦マス』)というのもしばしば見られた。


2023年10月にはシャイニーカラーズの派生作品であるリズムゲーム『Song for Prism』(シャニソン)のリリースがiOS、Androidで配信決定。また、DMMGAMESにおいてもプレイ可能となることがアナウンスされた。→事前登録サイト


登場アイドル&キャラクター

登場アイドル&キャラクター

新たな事務所283プロダクション」(つばさプロ)を舞台に物語が展開される。2023年4月より斑鳩ルカが加入をすることが発表され、更に同年7月23日には鈴木羽那郁田はるきの加入、及び三人による新ユニットCoMETIKの結成が発表された。全8ユニット・28名のアイドルの所属となり、事務員七草はづきと社長天井努により構成されている。

283プロ事務所の周辺の立地多摩市聖蹟桜ヶ丘をモデルに作られており、事務所周辺は賑やかな繁華街がありながら、高台や公園などの緑も多く見られるようである。

モデルとなっていることが明確なグラフィック・イラストが頻繁に登場するため、ユーザー間では聖地巡礼関連の話題もしばしば取り沙汰される。


プロデュースアイドル

フェスアイドル育成のベースとなるアイドルで、シーズン毎の目標を達成しながら各種性能を上げていく。目標に届かなかった場合もその時点でフェスアイドルとして完成するが、ストーリーを見届けるまでに成長させたアイドルとの性能差は言うまでもない。

カードイラストにはアイドル単体が描かれ、カード毎のストーリーを演出する側面も相俟って構図や効果等、非常に意欲的な表現が散見される。コミュの内容はアイドルとプロデューサーが一対一で向き合い、成長していくもの。SSRのプロデュースアイドルについてはアニメーション演出にも定評があり、新たなカードが実装される度にP達(プレイヤー)の度肝を抜いている。

現在各アイドルのストーリーモードは

  • アイドルとプロデューサーの出会い、そして新人ユニットの登竜門タイトルであるW.I.N.G.への挑戦を描いた「W.I.N.G.編」
  • 知名度アップのため283プロとTV局が合同で行う「ファン感謝祭編」
  • アイドルがソロで初のメジャータイトルG.R.A.D.に挑む「G.R.A.D.編」
  • ユニットが大規模なワンマンライブを行う「Landing Point編」
  • W.I.N.G.上位入賞者が参加出来る、アイドルの更なる成長にスポットを当てた「S.T.E.P.編」

の5種類。

なお、W.I.N.G.編ではSRカードとSSRカードで優勝した時点でファン数が50万人以上を超えていると、共通エンディングのあとに「True End」というそのカードのみのオリジナルエンディングが見られ、SRだと3,000個、SSRだと6,000個のジュエルが貰える。「True End」が解放できるのはミドルモード、マスターモードだけであり、ビギナーモードでは解放することは出来ない。

ジュエルが貰えるのは一度きりだが、True End自体は達成すると後から何度でも再生可能。


サポートアイドル

プロデュース中のレッスンやお仕事の効果を上昇させるアイドルたち。1人のプロデュースアイドルに対して5人を設定し、6人が持つLIVE用のスキルを組み合わせて強力なフェスアイドルを誕生させるため、サポートアイドルのレベル上げや特訓はとても重要である。

カードイラストはSRならユニット毎のツーショットやスリーショット、SSRではユニット全員が一枚絵となっており、サポートコミュに登場するのもイラストに描かれている顔触れ。メンバー間の関係性を知る上でも大事なカードで、ユニットを取り巻く空気を切り取るかのように半ば風景画と化しているイラストが少なからず存在する。


ストーリーモードをクリアして出来たカードは前述の通りフェスアイドルと呼ばれ、CPUとの対戦である「リハーサルフェス」及びCPUがプレイヤーのデータを用いて対戦する疑似対人戦「グレートフェス」で使用され、特にグレートフェス用フェスアイドルはG.R.A.D.編で作成するのが主流となっていた。が、現在はユニットのセンター以外はS.T.E.P.で育成していくのが主流になりつつある。


illumination STARS

名前年齢声優
櫻木真乃16歳関根瞳
風野灯織15歳近藤玲奈
八宮めぐる16歳峯田茉優

L'Antica

名前年齢声優
月岡恋鐘19歳礒部花凜
田中摩美々18歳菅沼千紗
白瀬咲耶18歳八巻アンナ
三峰結華19歳希水しお
幽谷霧子17歳結名美月

放課後クライマックスガールズ

名前年齢声優
小宮果穂12歳河野ひより
園田智代子17歳白石晴香
西城樹里17歳永井真里子
杜野凛世16歳丸岡和佳奈
有栖川夏葉20歳涼本あきほ

ALSTROEMERIA

名前年齢声優
桑山千雪23歳芝崎典子
大崎甘奈17歳黒木ほの香
大崎甜花17歳前川涼子

Straylight

名前年齢声優
芹沢あさひ14歳田中有紀
黛冬優子19歳幸村恵理
和泉愛依18歳北原沙弥香

noctchill

名前年齢声優
浅倉透17歳和久井優
樋口円香17歳土屋李央
福丸小糸16歳田嶌紗蘭
市川雛菜15歳岡咲美保

SHHis

名前年齢声優
七草にちか16歳紫月杏朱彩
緋田美琴24歳山根綺

CoMETIK

名前年齢声優
斑鳩ルカ20歳川口莉奈
鈴木羽那18歳三川華月
郁田はるき17歳小澤麗那

その他

283プロ事務員。女性。

事務員ながらマルチな才能を持ち、アイドルたちのダンスレッスンやボイストレーニング、メイクも担当する。ちなみに社員ではなくアルバイト。

いつも眠たそうな素振りを見せる。社長への当たりだけ何故か厳しい。


283プロ社長。男性。

取り乱すことはなく冷静な性格。ダンディに振る舞うが、恰好がつかないことが多い。「私は甘くはないぞ」が口癖。経営・渉外・営業など何でもこなす。そのため社内ではあまり見かけない。

初代の高木順一朗社長から続く社長としてはお約束の黒塗りのシルエット姿で登場する。


プロデュース

プロデュース

所謂ゲームモード、ストーリーモード、本編とも。種類は順次追加する予定。

時系列的にはW.I.N.G.編→ファン感謝祭編→G.R.A.D.編→Landing Point編→S.T.E.P.編となっているが、W.I.N.G.編が最初で、それ以外はその後の物語であるという以外、しっかりとした時系列は定まっていない。時系列中に期間限定イベント(ユニット結成秘話などは主にこちらに含まれる)も入るため、ゲーム内ですべてのストーリーを追うのは難しい。


W.I.N.G.編

序章。入門編。アイドルとプロデューサー(プレイヤー)の出会いと、彼女たちがアイドルになる第一歩を描いたモード。アイドル個人にスポットライトが当てられている。

全4シーズンに分けられており、それぞれに達成目標があるため、厳密なゲーム進行管理とステータス調整、オーディション・ライブ(バトル)テクニック、運要素が必要とされるなど入門編という割に難易度は高め。そのためか、このモードに限って「研修」というヘルプシステムが設定されている。

2022年7月29日の更新でビギナーモード、マスターモードが追加された。ミドルモードはこれまでの難易度と同等のものであると思われる。プロデュースモードによって審査員やライバルの強さが変化する。マスターモードではExスキルドロップ率とノウハウ発現率が高くなっており、クリアするとアイドル毎に特別な称号が獲得できる。

また、ゲームでは祝福されるのは一名のみなので誤解されている方も多いが、W.I.N.G.はあくまでユニットでの挑戦である。


ファン感謝祭編

W.I.N.G.編の続編。アイドル個人ではなく、ユニット全体にスポットライトを当て、ユニットの雰囲気などを楽しむモード。

アイデアノートというミッションをクリアしてゲームを有利に進めていく。全4シーズンに分けられているが、途中ゲームオーバーなどは無いため、失敗しても最後まで楽しめる。ある意味W.I.N.G.編より初心者向け。


G.R.A.D.編

ファン感謝祭編の続編。再びアイドル個人にスポットライトを当てている。このモードではアイドル個人個人が抱えている問題や心の闇が浮き彫りになるストーリーが多く、雰囲気がややシリアスで暗い。

ゲームとしてはサポートアイドルと一緒に訓練することで「ひらめき」を集め、それを特殊アビリティやステータスと交換してアイドルを鍛える。

ファン感謝祭編同様に必ず全シーズンをプレイできるが、エンディングは勝敗によって分岐する。

やり方がわかってくると強力なフェスアイドルを育成しやすいモードであり、上級者に人気が高い。


Landing Point編

ファン感謝祭編の続編(?)。こちらもアイドル個人にスポットライトを当てたストーリー。全体的にW.I.N.G.編からの各アイドルたちの成長を鑑みる物語で、変化の認識やリスタートをテーマにしたストーリーが多め。

期間限定マラソンイベント「FesTours」向けのフェスアイドルを育成しやするという公式からの触れ込み。

ゲーム内楽曲3つを選択し、4シーズン内に楽曲の熟練度を上げ、熟練度によって追加されるボーナスを利用して最後のライブを成功させるというモード。手持ちのアイドルのレアリティや量が重要になってくるため、初心者では触りにくい。もちろん、クリアを目指さないならば話は別で、ストーリーはエンディング以外は楽しむことが出来る。


S.T.E.P.編

W.I.N.G.上位入賞ユニットが参加出来る、W.I.N.G.の続編的シナリオ。育成向きである。朝コミュや約束が発生しないため、テンポよくプロデュースが可能である。コミュやレッスンで得られるステータスはポイントに変換され、成長で割り振ることでVoDaViMeの数値を上げたりスキルやアビリティを獲得することができる。各プロデュースを終了すると得られるノウハウブックを3冊持ち込み、様々なアイドルの能力を継承することができる。短時間で簡単に高いステータスのアイドルが育成できるが、朝コミュや約束が発生しないため思い出の高いアイドルを育成するのは難しい。

S.T.E.P.編ではアイドルの過去に焦点を当てたコミュが実装される。現在は灯織、摩美々、結華、甘奈・甜花・千雪、あさひ、愛依、果穂のコミュが実装されており、2023年4月21日に恋鐘のコミュが実装された(2023年4月26日現在)。


備考

備考

スマホ向けとあるが、ブラウザ版に関してはパソコンでもプレー可能であり、環境によってはむしろスマホより快適にプレーできることもある。




TVCM

TVCM

サービス開始後からしばらくは、登場アイドルによるアニメーションCMが放映されていたが、2019年3月28日よりX JAPANYOSHIKIを起用したTVCMが放映され、世界的ロックミュージシャンとの共演と、アイドルをプロデュースする萌えゲーとのミスマッチぶりは話題となった。「PRODUCER YOSHIKI」と冒頭にテロップが表示されることから、『THE IDOLM@STER』を知らないYOSHIKIファンからはYOSHIKIがプロデュースしたゲームだと勘違いする人も出た。

輝かせよう、アイドルのすべて。


この件に際して、ニコニコ生放送の「YOSHIKIチャンネル」で2019年4月23日に対談番組が放送され、格式高い空気の中で紹介される『THE iDOLM@STER』シリーズ、オレンジじゃない坂上陽三、当時18歳にしてこの場に招かれた関根瞳など、史上稀に見る光景の数々が話題となった。


動画


2021年4月からは、俳優の香川照之を起用したTVCMが放映された。香川氏はTVCMだけでなく、『シャニマス』3周年記念の特設ページ「シャニマス1ねんせい」でもメインキャラクターとして登場した。「むんっ」「にへへ…」「やは〜♡」を(イラストの吹き出し内で)言う香川氏が見られたが、動画は2021年5月10日で配信終了となった。

メディアミックス

メディアミックス

CD

アイドルマスターシャイニーカラーズのCDも参照。

BRILLI@NT WING

2018年6月6日より発売しているCDシリーズ。02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


SE@SONAL WINTER

2018年12月19日より発売している単独CD。


SOLO COLLECTION -1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY-

2019年3月9日、10日に開催された1st LIVE「FLY TO THE SHINY SKY」にて会場限定で発売されたCD。後にアソビストアにて通信販売された。


FR@GMENT WING

2019年4月10日より発売しているCDシリーズ。BRILLI@NT WING同様、02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


ラジオ

はばたきラジオステーション

バンダイナムコエンターテインメントのWebショップ「アソビストア(外部リンク)」内のスペシャルコンテンツにて配信中。→配信サイト

パーソナリティはゲーム中の各ユニットの声優が週替りで担当する。略称は『シャニラジ』


収録放送であり、毎週火曜日18時(4月2日分から。3月12日分までは毎週火曜日21時)に最新回が更新される。アソビストア会員でなくても最新回は1週間限定でいつでも聴くことができる。

有料プレミアム会員になると、おまけコーナー「休憩室」とアーカイブの視聴が可能となる。


コミカライズ

2019年7月23日より『コミックNewtype』にてコミカライズ版の配信が始まった。

漫画の担当はしのざきあきら。掲載は月刊ペース。

illumination STARSの3人を軸に、283プロのアイドルたちと新人プロデューサーの物語が描かれる。

2022年8月26日に最終話が投稿され完結した。

また、上記作品が完結後に同じく『コミックNewtype』でStraylightを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ コヒーレントライト』が配信されている。


更に小学館の『サンデーうぇぶり』にて、七草はづきを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録(ジムテキ・シャイノグラフィ)』が配信されている(時事系列ではSHHis結成前)。


アニメ

詳しくはアイドルマスターシャイニーカラーズ(アニメ)を参照のこと。


その他

その他

アイドルマスタースターリットシーズン

2021年10月14日にPS4Steamより発売。

283プロからは、白瀬咲耶・小宮果穂・杜野凛世・大崎甜花・大崎甘奈の5人が登場。また、DLCにおいては田中摩美々も登場。

メインテーマSpread the Wings!!765ASのメンバーがカバーしている。


アイドルマスターポップリンクス

2021年1月21日よりサービス開始。(2022年7月21日にサービス終了)

各事務所のアイドルたちから3人を選抜してユニットを組むことから、283プロからは3人ユニットであるillumination STARSとALSTROEMERIAの2ユニット計6人が初期登場。初期登場アイドルが計75人であることを考えると圧倒的に少ないが、これは283プロがポップリンクスのサービス開始時点で計23人と絶対数が少ないゆえと見られる。

ちなみに、SideMと同様で属性の1つが以下のようにユニットごとに共通している。なお、SHHisは現時点で未登場。

  • illumination STARS:「星」
  • L'Antica:「闇」
  • 放課後クライマックスガールズ:「虹」
  • ALSTROEMERIA:「花」
  • Straylight:「光」
  • noctchill:「海」

アイドルマスターツアーズ

2024年に稼働予定のアーケードゲーム。

ロケテスト時点でイルミネーションスターズの3人が登場している。


関連タグ

関連タグ

THEiDOLM@STER アイドルマスター

アイドルマスターディアリースターズ

アイドルマスターシンデレラガールズ

アイドルマスターミリオンライブ!

アイドルマスターSideM

vα-liv

学園アイドルマスター


外部リンク

外部リンク

公式Twitter

公式サイト

アニメ 公式サイト

コミックNewtype 作品掲載ページ

シャニマス2周年記念 制作Pへのインタビュー - 電撃オンライン

シャニマス3周年記念 制作Pへのインタビュー - 電撃オンライン

輝かせよう、アイドルのすべて。


概要

概要

THE iDOLM@STER』シリーズ最新作のブラウザゲーム。

公式略称はシャニマス。ジャンルはアイドル育成×ライブ対戦。プラットフォームはHTML5新プラットフォーム「enza」(エンザ)バンダイナムコエンターテインメントより2018年4月24日に配信開始。スマートフォンアプリ版も2019年3月13日から配信開始した。


アイドル・楽曲・事務所など全て新規の完全新作であり、『THE iDOLM@STER』の派生作品としては第5作目にあたる。

アイドルマスターSideM』同様、事務所に所属するアイドルユニットを前面に押し出したストーリー展開が特徴で、アイドルを個別にプロデュースする一方では、ユニットにおけるメンバー間の繋がりや関係性の変化も濃密な物語として描かれる。またユニットにはそれぞれ世界観を有しており、基本的なシナリオはユニット内で完結したものが殆どで、ユニットを超えたアイドル同士の絡みは季節イベントなど限られた場面でしか見ることができない。

LIVEのシステムはアーケード版『THE iDOLM@STER』から『アイドルマスターSP』まで採用されていたものと似ており、対戦要素を重視した作りとなっている。プロデューサーたちの研鑽の結果として、プロデュースを成功へ導く道筋はある程度はっきりしているものの、些細な操作ミスが命取りになりかねない硬派なゲーム性が持ち味。ただ、運要素が絡む部分(ゲーム内アイテムで少しは制御可能)も多少あり、純粋なプレイヤースキルだけでクリアするのは難しい。

また、10日毎に新作カードの実装と共に発表される、各ユニットのアイドル活動等に焦点を当てたシナリオイベントもほのぼのとしたものから、『Straylight.run()』(2019.6.30-)、『薄桃色にこんがらがって』(2020.2.29-)のような出来レース『ストーリー・ストーリー』(2020.4.30-)のようにやらせといったアイドル業界の裏の部分も描いたものまで様々である。

一方でファンタジー色が強い部分もあり、怪談話のような展開(ガチ心霊現象など)や、ハロウィンなどでは異世界に行くといった展開も多く、リアルに見せかけてフワッとしたところもある。


登場するカードはシステム的に、対戦要素であるフェス用のユニットに組み込むべく育成する「プロデュースアイドル」(育成完了時に衣装を纏った絵柄に変化)と、その育成を助ける「サポートアイドル」に分けられる。

カード毎にレベルを上げることで性能が上昇する他、同一のカードが重複した時、あるいは「特訓はづきさんカード」という専用アイテムを組み合わせて最大4回の「特訓」をすることですべてのスキルが開放され、真価を発揮できるようになる。

各ストーリーモードでプロデュース中に得られるSP(スキルポイント)を消費してLIVEで使える各種スキルを選択していき、プロデュース終了時に獲得しているVo(ボーカル)・Da(ダンス)・Vi(ビジュアル)・Me(メンタル)の各種値とLIVE用スキルの総合が「フェスアイドル」として形になり、対戦フェス用のユニットに組み込めるようになる(後述)。


メインテーマ曲は「Spread the Wings!!」。楽曲製作はLantisが担当。


ちなみに、現在ではユーザー間でも『シャニマス』が定着しているが、タイトル発表時には『シャカマス』(転じて『釈迦マス』)というのもしばしば見られた。


2023年10月にはシャイニーカラーズの派生作品であるリズムゲーム『Song for Prism』(シャニソン)のリリースがiOS、Androidで配信決定。また、DMMGAMESにおいてもプレイ可能となることがアナウンスされた。→事前登録サイト


登場アイドル&キャラクター

登場アイドル&キャラクター

新たな事務所283プロダクション」(つばさプロ)を舞台に物語が展開される。2023年4月より斑鳩ルカが加入をすることが発表され、更に同年7月23日には鈴木羽那郁田はるきの加入、及び三人による新ユニットCoMETIKの結成が発表された。全8ユニット・28名のアイドルの所属となり、事務員七草はづきと社長天井努により構成されている。

283プロ事務所の周辺の立地多摩市聖蹟桜ヶ丘をモデルに作られており、事務所周辺は賑やかな繁華街がありながら、高台や公園などの緑も多く見られるようである。

モデルとなっていることが明確なグラフィック・イラストが頻繁に登場するため、ユーザー間では聖地巡礼関連の話題もしばしば取り沙汰される。


プロデュースアイドル

フェスアイドル育成のベースとなるアイドルで、シーズン毎の目標を達成しながら各種性能を上げていく。目標に届かなかった場合もその時点でフェスアイドルとして完成するが、ストーリーを見届けるまでに成長させたアイドルとの性能差は言うまでもない。

カードイラストにはアイドル単体が描かれ、カード毎のストーリーを演出する側面も相俟って構図や効果等、非常に意欲的な表現が散見される。コミュの内容はアイドルとプロデューサーが一対一で向き合い、成長していくもの。SSRのプロデュースアイドルについてはアニメーション演出にも定評があり、新たなカードが実装される度にP達(プレイヤー)の度肝を抜いている。

現在各アイドルのストーリーモードは

  • アイドルとプロデューサーの出会い、そして新人ユニットの登竜門タイトルであるW.I.N.G.への挑戦を描いた「W.I.N.G.編」
  • 知名度アップのため283プロとTV局が合同で行う「ファン感謝祭編」
  • アイドルがソロで初のメジャータイトルG.R.A.D.に挑む「G.R.A.D.編」
  • ユニットが大規模なワンマンライブを行う「Landing Point編」
  • W.I.N.G.上位入賞者が参加出来る、アイドルの更なる成長にスポットを当てた「S.T.E.P.編」

の5種類。

なお、W.I.N.G.編ではSRカードとSSRカードで優勝した時点でファン数が50万人以上を超えていると、共通エンディングのあとに「True End」というそのカードのみのオリジナルエンディングが見られ、SRだと3,000個、SSRだと6,000個のジュエルが貰える。「True End」が解放できるのはミドルモード、マスターモードだけであり、ビギナーモードでは解放することは出来ない。

ジュエルが貰えるのは一度きりだが、True End自体は達成すると後から何度でも再生可能。


サポートアイドル

プロデュース中のレッスンやお仕事の効果を上昇させるアイドルたち。1人のプロデュースアイドルに対して5人を設定し、6人が持つLIVE用のスキルを組み合わせて強力なフェスアイドルを誕生させるため、サポートアイドルのレベル上げや特訓はとても重要である。

カードイラストはSRならユニット毎のツーショットやスリーショット、SSRではユニット全員が一枚絵となっており、サポートコミュに登場するのもイラストに描かれている顔触れ。メンバー間の関係性を知る上でも大事なカードで、ユニットを取り巻く空気を切り取るかのように半ば風景画と化しているイラストが少なからず存在する。


ストーリーモードをクリアして出来たカードは前述の通りフェスアイドルと呼ばれ、CPUとの対戦である「リハーサルフェス」及びCPUがプレイヤーのデータを用いて対戦する疑似対人戦「グレートフェス」で使用され、特にグレートフェス用フェスアイドルはG.R.A.D.編で作成するのが主流となっていた。が、現在はユニットのセンター以外はS.T.E.P.で育成していくのが主流になりつつある。


その他

283プロ事務員。女性。

事務員ながらマルチな才能を持ち、アイドルたちのダンスレッスンやボイストレーニング、メイクも担当する。ちなみに社員ではなくアルバイト。

いつも眠たそうな素振りを見せる。社長への当たりだけ何故か厳しい。


283プロ社長。男性。

取り乱すことはなく冷静な性格。ダンディに振る舞うが、恰好がつかないことが多い。「私は甘くはないぞ」が口癖。経営・渉外・営業など何でもこなす。そのため社内ではあまり見かけない。

初代の高木順一朗社長から続く社長としてはお約束の黒塗りのシルエット姿で登場する。


プロデュース

プロデュース

所謂ゲームモード、ストーリーモード、本編とも。種類は順次追加する予定。

時系列的にはW.I.N.G.編→ファン感謝祭編→G.R.A.D.編→Landing Point編→S.T.E.P.編となっているが、W.I.N.G.編が最初で、それ以外はその後の物語であるという以外、しっかりとした時系列は定まっていない。時系列中に期間限定イベント(ユニット結成秘話などは主にこちらに含まれる)も入るため、ゲーム内ですべてのストーリーを追うのは難しい。


W.I.N.G.編

序章。入門編。アイドルとプロデューサー(プレイヤー)の出会いと、彼女たちがアイドルになる第一歩を描いたモード。アイドル個人にスポットライトが当てられている。

全4シーズンに分けられており、それぞれに達成目標があるため、厳密なゲーム進行管理とステータス調整、オーディション・ライブ(バトル)テクニック、運要素が必要とされるなど入門編という割に難易度は高め。そのためか、このモードに限って「研修」というヘルプシステムが設定されている。

2022年7月29日の更新でビギナーモード、マスターモードが追加された。ミドルモードはこれまでの難易度と同等のものであると思われる。プロデュースモードによって審査員やライバルの強さが変化する。マスターモードではExスキルドロップ率とノウハウ発現率が高くなっており、クリアするとアイドル毎に特別な称号が獲得できる。

また、ゲームでは祝福されるのは一名のみなので誤解されている方も多いが、W.I.N.G.はあくまでユニットでの挑戦である。


ファン感謝祭編

W.I.N.G.編の続編。アイドル個人ではなく、ユニット全体にスポットライトを当て、ユニットの雰囲気などを楽しむモード。

アイデアノートというミッションをクリアしてゲームを有利に進めていく。全4シーズンに分けられているが、途中ゲームオーバーなどは無いため、失敗しても最後まで楽しめる。ある意味W.I.N.G.編より初心者向け。


G.R.A.D.編

ファン感謝祭編の続編。再びアイドル個人にスポットライトを当てている。このモードではアイドル個人個人が抱えている問題や心の闇が浮き彫りになるストーリーが多く、雰囲気がややシリアスで暗い。

ゲームとしてはサポートアイドルと一緒に訓練することで「ひらめき」を集め、それを特殊アビリティやステータスと交換してアイドルを鍛える。

ファン感謝祭編同様に必ず全シーズンをプレイできるが、エンディングは勝敗によって分岐する。

やり方がわかってくると強力なフェスアイドルを育成しやすいモードであり、上級者に人気が高い。


Landing Point編

ファン感謝祭編の続編(?)。こちらもアイドル個人にスポットライトを当てたストーリー。全体的にW.I.N.G.編からの各アイドルたちの成長を鑑みる物語で、変化の認識やリスタートをテーマにしたストーリーが多め。

期間限定マラソンイベント「FesTours」向けのフェスアイドルを育成しやするという公式からの触れ込み。

ゲーム内楽曲3つを選択し、4シーズン内に楽曲の熟練度を上げ、熟練度によって追加されるボーナスを利用して最後のライブを成功させるというモード。手持ちのアイドルのレアリティや量が重要になってくるため、初心者では触りにくい。もちろん、クリアを目指さないならば話は別で、ストーリーはエンディング以外は楽しむことが出来る。


S.T.E.P.編

W.I.N.G.上位入賞ユニットが参加出来る、W.I.N.G.の続編的シナリオ。育成向きである。朝コミュや約束が発生しないため、テンポよくプロデュースが可能である。コミュやレッスンで得られるステータスはポイントに変換され、成長で割り振ることでVoDaViMeの数値を上げたりスキルやアビリティを獲得することができる。各プロデュースを終了すると得られるノウハウブックを3冊持ち込み、様々なアイドルの能力を継承することができる。短時間で簡単に高いステータスのアイドルが育成できるが、朝コミュや約束が発生しないため思い出の高いアイドルを育成するのは難しい。

S.T.E.P.編ではアイドルの過去に焦点を当てたコミュが実装される。現在は灯織、摩美々、結華、甘奈・甜花・千雪、あさひ、愛依、果穂のコミュが実装されており、2023年4月21日に恋鐘のコミュが実装された(2023年4月26日現在)。


備考

備考

スマホ向けとあるが、ブラウザ版に関してはパソコンでもプレー可能であり、環境によってはむしろスマホより快適にプレーできることもある。




TVCM

TVCM

サービス開始後からしばらくは、登場アイドルによるアニメーションCMが放映されていたが、2019年3月28日よりX JAPANYOSHIKIを起用したTVCMが放映され、世界的ロックミュージシャンとの共演と、アイドルをプロデュースする萌えゲーとのミスマッチぶりは話題となった。「PRODUCER YOSHIKI」と冒頭にテロップが表示されることから、『THE IDOLM@STER』を知らないYOSHIKIファンからはYOSHIKIがプロデュースしたゲームだと勘違いする人も出た。

輝かせよう、アイドルのすべて。


この件に際して、ニコニコ生放送の「YOSHIKIチャンネル」で2019年4月23日に対談番組が放送され、格式高い空気の中で紹介される『THE iDOLM@STER』シリーズ、オレンジじゃない坂上陽三、当時18歳にしてこの場に招かれた関根瞳など、史上稀に見る光景の数々が話題となった。


動画


2021年4月からは、俳優の香川照之を起用したTVCMが放映された。香川氏はTVCMだけでなく、『シャニマス』3周年記念の特設ページ「シャニマス1ねんせい」でもメインキャラクターとして登場した。「むんっ」「にへへ…」「やは〜♡」を(イラストの吹き出し内で)言う香川氏が見られたが、動画は2021年5月10日で配信終了となった。

メディアミックス

メディアミックス

BRILLI@NT WING

2018年6月6日より発売しているCDシリーズ。02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


SE@SONAL WINTER

2018年12月19日より発売している単独CD。


SOLO COLLECTION -1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY-

2019年3月9日、10日に開催された1st LIVE「FLY TO THE SHINY SKY」にて会場限定で発売されたCD。後にアソビストアにて通信販売された。


FR@GMENT WING

2019年4月10日より発売しているCDシリーズ。BRILLI@NT WING同様、02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


ラジオ

はばたきラジオステーション

バンダイナムコエンターテインメントのWebショップ「アソビストア(外部リンク)」内のスペシャルコンテンツにて配信中。→配信サイト

パーソナリティはゲーム中の各ユニットの声優が週替りで担当する。略称は『シャニラジ』


収録放送であり、毎週火曜日18時(4月2日分から。3月12日分までは毎週火曜日21時)に最新回が更新される。アソビストア会員でなくても最新回は1週間限定でいつでも聴くことができる。

有料プレミアム会員になると、おまけコーナー「休憩室」とアーカイブの視聴が可能となる。


コミカライズ

2019年7月23日より『コミックNewtype』にてコミカライズ版の配信が始まった。

漫画の担当はしのざきあきら。掲載は月刊ペース。

illumination STARSの3人を軸に、283プロのアイドルたちと新人プロデューサーの物語が描かれる。

2022年8月26日に最終話が投稿され完結した。

また、上記作品が完結後に同じく『コミックNewtype』でStraylightを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ コヒーレントライト』が配信されている。


更に小学館の『サンデーうぇぶり』にて、七草はづきを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録(ジムテキ・シャイノグラフィ)』が配信されている(時事系列ではSHHis結成前)。


アニメ

詳しくはアイドルマスターシャイニーカラーズ(アニメ)を参照のこと。


その他

その他

アイドルマスタースターリットシーズン

2021年10月14日にPS4Steamより発売。

283プロからは、白瀬咲耶・小宮果穂・杜野凛世・大崎甜花・大崎甘奈の5人が登場。また、DLCにおいては田中摩美々も登場。

メインテーマSpread the Wings!!765ASのメンバーがカバーしている。


アイドルマスターポップリンクス

2021年1月21日よりサービス開始。(2022年7月21日にサービス終了)

各事務所のアイドルたちから3人を選抜してユニットを組むことから、283プロからは3人ユニットであるillumination STARSとALSTROEMERIAの2ユニット計6人が初期登場。初期登場アイドルが計75人であることを考えると圧倒的に少ないが、これは283プロがポップリンクスのサービス開始時点で計23人と絶対数が少ないゆえと見られる。

ちなみに、SideMと同様で属性の1つが以下のようにユニットごとに共通している。なお、SHHisは現時点で未登場。

  • illumination STARS:「星」
  • L'Antica:「闇」
  • 放課後クライマックスガールズ:「虹」
  • ALSTROEMERIA:「花」
  • Straylight:「光」
  • noctchill:「海」

アイドルマスターツアーズ

2024年に稼働予定のアーケードゲーム。

ロケテスト時点でイルミネーションスターズの3人が登場している。


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アイドルマスターシャイニーカラーズ
167
アイドルマスターシャイニーカラーズ
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センシティブな作品
『アイドルマスターシャイニーカラーズ』とは、『THE iDOLM@STER』シリーズ完全新作のブラウザゲームである。

輝かせよう、アイドルのすべて。


概要

概要

THE iDOLM@STER』シリーズ最新作のブラウザゲーム。

公式略称はシャニマス。ジャンルはアイドル育成×ライブ対戦。プラットフォームはHTML5新プラットフォーム「enza」(エンザ)バンダイナムコエンターテインメントより2018年4月24日に配信開始。スマートフォンアプリ版も2019年3月13日から配信開始した。


アイドル・楽曲・事務所など全て新規の完全新作であり、『THE iDOLM@STER』の派生作品としては第5作目にあたる。

アイドルマスターSideM』同様、事務所に所属するアイドルユニットを前面に押し出したストーリー展開が特徴で、アイドルを個別にプロデュースする一方では、ユニットにおけるメンバー間の繋がりや関係性の変化も濃密な物語として描かれる。またユニットにはそれぞれ世界観を有しており、基本的なシナリオはユニット内で完結したものが殆どで、ユニットを超えたアイドル同士の絡みは季節イベントなど限られた場面でしか見ることができない。

LIVEのシステムはアーケード版『THE iDOLM@STER』から『アイドルマスターSP』まで採用されていたものと似ており、対戦要素を重視した作りとなっている。プロデューサーたちの研鑽の結果として、プロデュースを成功へ導く道筋はある程度はっきりしているものの、些細な操作ミスが命取りになりかねない硬派なゲーム性が持ち味。ただ、運要素が絡む部分(ゲーム内アイテムで少しは制御可能)も多少あり、純粋なプレイヤースキルだけでクリアするのは難しい。

また、10日毎に新作カードの実装と共に発表される、各ユニットのアイドル活動等に焦点を当てたシナリオイベントもほのぼのとしたものから、『Straylight.run()』(2019.6.30-)、『薄桃色にこんがらがって』(2020.2.29-)のような出来レース『ストーリー・ストーリー』(2020.4.30-)のようにやらせといったアイドル業界の裏の部分も描いたものまで様々である。

一方でファンタジー色が強い部分もあり、怪談話のような展開(ガチ心霊現象など)や、ハロウィンなどでは異世界に行くといった展開も多く、リアルに見せかけてフワッとしたところもある。


登場するカードはシステム的に、対戦要素であるフェス用のユニットに組み込むべく育成する「プロデュースアイドル」(育成完了時に衣装を纏った絵柄に変化)と、その育成を助ける「サポートアイドル」に分けられる。

カード毎にレベルを上げることで性能が上昇する他、同一のカードが重複した時、あるいは「特訓はづきさんカード」という専用アイテムを組み合わせて最大4回の「特訓」をすることですべてのスキルが開放され、真価を発揮できるようになる。

各ストーリーモードでプロデュース中に得られるSP(スキルポイント)を消費してLIVEで使える各種スキルを選択していき、プロデュース終了時に獲得しているVo(ボーカル)・Da(ダンス)・Vi(ビジュアル)・Me(メンタル)の各種値とLIVE用スキルの総合が「フェスアイドル」として形になり、対戦フェス用のユニットに組み込めるようになる(後述)。


メインテーマ曲は「Spread the Wings!!」。楽曲製作はLantisが担当。


ちなみに、現在ではユーザー間でも『シャニマス』が定着しているが、タイトル発表時には『シャカマス』(転じて『釈迦マス』)というのもしばしば見られた。


2023年10月にはシャイニーカラーズの派生作品であるリズムゲーム『Song for Prism』(シャニソン)のリリースがiOS、Androidで配信決定。また、DMMGAMESにおいてもプレイ可能となることがアナウンスされた。→事前登録サイト


登場アイドル&キャラクター

登場アイドル&キャラクター

新たな事務所283プロダクション」(つばさプロ)を舞台に物語が展開される。2023年4月より斑鳩ルカが加入をすることが発表され、更に同年7月23日には鈴木羽那郁田はるきの加入、及び三人による新ユニットCoMETIKの結成が発表された。全8ユニット・28名のアイドルの所属となり、事務員七草はづきと社長天井努により構成されている。

283プロ事務所の周辺の立地多摩市聖蹟桜ヶ丘をモデルに作られており、事務所周辺は賑やかな繁華街がありながら、高台や公園などの緑も多く見られるようである。

モデルとなっていることが明確なグラフィック・イラストが頻繁に登場するため、ユーザー間では聖地巡礼関連の話題もしばしば取り沙汰される。


プロデュースアイドル

フェスアイドル育成のベースとなるアイドルで、シーズン毎の目標を達成しながら各種性能を上げていく。目標に届かなかった場合もその時点でフェスアイドルとして完成するが、ストーリーを見届けるまでに成長させたアイドルとの性能差は言うまでもない。

カードイラストにはアイドル単体が描かれ、カード毎のストーリーを演出する側面も相俟って構図や効果等、非常に意欲的な表現が散見される。コミュの内容はアイドルとプロデューサーが一対一で向き合い、成長していくもの。SSRのプロデュースアイドルについてはアニメーション演出にも定評があり、新たなカードが実装される度にP達(プレイヤー)の度肝を抜いている。

現在各アイドルのストーリーモードは

  • アイドルとプロデューサーの出会い、そして新人ユニットの登竜門タイトルであるW.I.N.G.への挑戦を描いた「W.I.N.G.編」
  • 知名度アップのため283プロとTV局が合同で行う「ファン感謝祭編」
  • アイドルがソロで初のメジャータイトルG.R.A.D.に挑む「G.R.A.D.編」
  • ユニットが大規模なワンマンライブを行う「Landing Point編」
  • W.I.N.G.上位入賞者が参加出来る、アイドルの更なる成長にスポットを当てた「S.T.E.P.編」

の5種類。

なお、W.I.N.G.編ではSRカードとSSRカードで優勝した時点でファン数が50万人以上を超えていると、共通エンディングのあとに「True End」というそのカードのみのオリジナルエンディングが見られ、SRだと3,000個、SSRだと6,000個のジュエルが貰える。「True End」が解放できるのはミドルモード、マスターモードだけであり、ビギナーモードでは解放することは出来ない。

ジュエルが貰えるのは一度きりだが、True End自体は達成すると後から何度でも再生可能。


サポートアイドル

プロデュース中のレッスンやお仕事の効果を上昇させるアイドルたち。1人のプロデュースアイドルに対して5人を設定し、6人が持つLIVE用のスキルを組み合わせて強力なフェスアイドルを誕生させるため、サポートアイドルのレベル上げや特訓はとても重要である。

カードイラストはSRならユニット毎のツーショットやスリーショット、SSRではユニット全員が一枚絵となっており、サポートコミュに登場するのもイラストに描かれている顔触れ。メンバー間の関係性を知る上でも大事なカードで、ユニットを取り巻く空気を切り取るかのように半ば風景画と化しているイラストが少なからず存在する。


ストーリーモードをクリアして出来たカードは前述の通りフェスアイドルと呼ばれ、CPUとの対戦である「リハーサルフェス」及びCPUがプレイヤーのデータを用いて対戦する疑似対人戦「グレートフェス」で使用され、特にグレートフェス用フェスアイドルはG.R.A.D.編で作成するのが主流となっていた。が、現在はユニットのセンター以外はS.T.E.P.で育成していくのが主流になりつつある。


illumination STARS

名前年齢声優
櫻木真乃16歳関根瞳
風野灯織15歳近藤玲奈
八宮めぐる16歳峯田茉優

L'Antica

名前年齢声優
月岡恋鐘19歳礒部花凜
田中摩美々18歳菅沼千紗
白瀬咲耶18歳八巻アンナ
三峰結華19歳希水しお
幽谷霧子17歳結名美月

放課後クライマックスガールズ

名前年齢声優
小宮果穂12歳河野ひより
園田智代子17歳白石晴香
西城樹里17歳永井真里子
杜野凛世16歳丸岡和佳奈
有栖川夏葉20歳涼本あきほ

ALSTROEMERIA

名前年齢声優
桑山千雪23歳芝崎典子
大崎甘奈17歳黒木ほの香
大崎甜花17歳前川涼子

Straylight

名前年齢声優
芹沢あさひ14歳田中有紀
黛冬優子19歳幸村恵理
和泉愛依18歳北原沙弥香

noctchill

名前年齢声優
浅倉透17歳和久井優
樋口円香17歳土屋李央
福丸小糸16歳田嶌紗蘭
市川雛菜15歳岡咲美保

SHHis

名前年齢声優
七草にちか16歳紫月杏朱彩
緋田美琴24歳山根綺

CoMETIK

名前年齢声優
斑鳩ルカ20歳川口莉奈
鈴木羽那18歳三川華月
郁田はるき17歳小澤麗那

その他

283プロ事務員。女性。

事務員ながらマルチな才能を持ち、アイドルたちのダンスレッスンやボイストレーニング、メイクも担当する。ちなみに社員ではなくアルバイト。

いつも眠たそうな素振りを見せる。社長への当たりだけ何故か厳しい。


283プロ社長。男性。

取り乱すことはなく冷静な性格。ダンディに振る舞うが、恰好がつかないことが多い。「私は甘くはないぞ」が口癖。経営・渉外・営業など何でもこなす。そのため社内ではあまり見かけない。

初代の高木順一朗社長から続く社長としてはお約束の黒塗りのシルエット姿で登場する。


プロデュース

プロデュース

所謂ゲームモード、ストーリーモード、本編とも。種類は順次追加する予定。

時系列的にはW.I.N.G.編→ファン感謝祭編→G.R.A.D.編→Landing Point編→S.T.E.P.編となっているが、W.I.N.G.編が最初で、それ以外はその後の物語であるという以外、しっかりとした時系列は定まっていない。時系列中に期間限定イベント(ユニット結成秘話などは主にこちらに含まれる)も入るため、ゲーム内ですべてのストーリーを追うのは難しい。


W.I.N.G.編

序章。入門編。アイドルとプロデューサー(プレイヤー)の出会いと、彼女たちがアイドルになる第一歩を描いたモード。アイドル個人にスポットライトが当てられている。

全4シーズンに分けられており、それぞれに達成目標があるため、厳密なゲーム進行管理とステータス調整、オーディション・ライブ(バトル)テクニック、運要素が必要とされるなど入門編という割に難易度は高め。そのためか、このモードに限って「研修」というヘルプシステムが設定されている。

2022年7月29日の更新でビギナーモード、マスターモードが追加された。ミドルモードはこれまでの難易度と同等のものであると思われる。プロデュースモードによって審査員やライバルの強さが変化する。マスターモードではExスキルドロップ率とノウハウ発現率が高くなっており、クリアするとアイドル毎に特別な称号が獲得できる。

また、ゲームでは祝福されるのは一名のみなので誤解されている方も多いが、W.I.N.G.はあくまでユニットでの挑戦である。


ファン感謝祭編

W.I.N.G.編の続編。アイドル個人ではなく、ユニット全体にスポットライトを当て、ユニットの雰囲気などを楽しむモード。

アイデアノートというミッションをクリアしてゲームを有利に進めていく。全4シーズンに分けられているが、途中ゲームオーバーなどは無いため、失敗しても最後まで楽しめる。ある意味W.I.N.G.編より初心者向け。


G.R.A.D.編

ファン感謝祭編の続編。再びアイドル個人にスポットライトを当てている。このモードではアイドル個人個人が抱えている問題や心の闇が浮き彫りになるストーリーが多く、雰囲気がややシリアスで暗い。

ゲームとしてはサポートアイドルと一緒に訓練することで「ひらめき」を集め、それを特殊アビリティやステータスと交換してアイドルを鍛える。

ファン感謝祭編同様に必ず全シーズンをプレイできるが、エンディングは勝敗によって分岐する。

やり方がわかってくると強力なフェスアイドルを育成しやすいモードであり、上級者に人気が高い。


Landing Point編

ファン感謝祭編の続編(?)。こちらもアイドル個人にスポットライトを当てたストーリー。全体的にW.I.N.G.編からの各アイドルたちの成長を鑑みる物語で、変化の認識やリスタートをテーマにしたストーリーが多め。

期間限定マラソンイベント「FesTours」向けのフェスアイドルを育成しやするという公式からの触れ込み。

ゲーム内楽曲3つを選択し、4シーズン内に楽曲の熟練度を上げ、熟練度によって追加されるボーナスを利用して最後のライブを成功させるというモード。手持ちのアイドルのレアリティや量が重要になってくるため、初心者では触りにくい。もちろん、クリアを目指さないならば話は別で、ストーリーはエンディング以外は楽しむことが出来る。


S.T.E.P.編

W.I.N.G.上位入賞ユニットが参加出来る、W.I.N.G.の続編的シナリオ。育成向きである。朝コミュや約束が発生しないため、テンポよくプロデュースが可能である。コミュやレッスンで得られるステータスはポイントに変換され、成長で割り振ることでVoDaViMeの数値を上げたりスキルやアビリティを獲得することができる。各プロデュースを終了すると得られるノウハウブックを3冊持ち込み、様々なアイドルの能力を継承することができる。短時間で簡単に高いステータスのアイドルが育成できるが、朝コミュや約束が発生しないため思い出の高いアイドルを育成するのは難しい。

S.T.E.P.編ではアイドルの過去に焦点を当てたコミュが実装される。現在は灯織、摩美々、結華、甘奈・甜花・千雪、あさひ、愛依、果穂のコミュが実装されており、2023年4月21日に恋鐘のコミュが実装された(2023年4月26日現在)。


備考

備考

スマホ向けとあるが、ブラウザ版に関してはパソコンでもプレー可能であり、環境によってはむしろスマホより快適にプレーできることもある。




TVCM

TVCM

サービス開始後からしばらくは、登場アイドルによるアニメーションCMが放映されていたが、2019年3月28日よりX JAPANYOSHIKIを起用したTVCMが放映され、世界的ロックミュージシャンとの共演と、アイドルをプロデュースする萌えゲーとのミスマッチぶりは話題となった。「PRODUCER YOSHIKI」と冒頭にテロップが表示されることから、『THE IDOLM@STER』を知らないYOSHIKIファンからはYOSHIKIがプロデュースしたゲームだと勘違いする人も出た。

輝かせよう、アイドルのすべて。


この件に際して、ニコニコ生放送の「YOSHIKIチャンネル」で2019年4月23日に対談番組が放送され、格式高い空気の中で紹介される『THE iDOLM@STER』シリーズ、オレンジじゃない坂上陽三、当時18歳にしてこの場に招かれた関根瞳など、史上稀に見る光景の数々が話題となった。


動画


2021年4月からは、俳優の香川照之を起用したTVCMが放映された。香川氏はTVCMだけでなく、『シャニマス』3周年記念の特設ページ「シャニマス1ねんせい」でもメインキャラクターとして登場した。「むんっ」「にへへ…」「やは〜♡」を(イラストの吹き出し内で)言う香川氏が見られたが、動画は2021年5月10日で配信終了となった。

メディアミックス

メディアミックス

CD

アイドルマスターシャイニーカラーズのCDも参照。

BRILLI@NT WING

2018年6月6日より発売しているCDシリーズ。02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


SE@SONAL WINTER

2018年12月19日より発売している単独CD。


SOLO COLLECTION -1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY-

2019年3月9日、10日に開催された1st LIVE「FLY TO THE SHINY SKY」にて会場限定で発売されたCD。後にアソビストアにて通信販売された。


FR@GMENT WING

2019年4月10日より発売しているCDシリーズ。BRILLI@NT WING同様、02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


ラジオ

はばたきラジオステーション

バンダイナムコエンターテインメントのWebショップ「アソビストア(外部リンク)」内のスペシャルコンテンツにて配信中。→配信サイト

パーソナリティはゲーム中の各ユニットの声優が週替りで担当する。略称は『シャニラジ』


収録放送であり、毎週火曜日18時(4月2日分から。3月12日分までは毎週火曜日21時)に最新回が更新される。アソビストア会員でなくても最新回は1週間限定でいつでも聴くことができる。

有料プレミアム会員になると、おまけコーナー「休憩室」とアーカイブの視聴が可能となる。


コミカライズ

2019年7月23日より『コミックNewtype』にてコミカライズ版の配信が始まった。

漫画の担当はしのざきあきら。掲載は月刊ペース。

illumination STARSの3人を軸に、283プロのアイドルたちと新人プロデューサーの物語が描かれる。

2022年8月26日に最終話が投稿され完結した。

また、上記作品が完結後に同じく『コミックNewtype』でStraylightを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ コヒーレントライト』が配信されている。


更に小学館の『サンデーうぇぶり』にて、七草はづきを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録(ジムテキ・シャイノグラフィ)』が配信されている(時事系列ではSHHis結成前)。


アニメ

詳しくはアイドルマスターシャイニーカラーズ(アニメ)を参照のこと。


その他

その他

アイドルマスタースターリットシーズン

2021年10月14日にPS4Steamより発売。

283プロからは、白瀬咲耶・小宮果穂・杜野凛世・大崎甜花・大崎甘奈の5人が登場。また、DLCにおいては田中摩美々も登場。

メインテーマSpread the Wings!!765ASのメンバーがカバーしている。


アイドルマスターポップリンクス

2021年1月21日よりサービス開始。(2022年7月21日にサービス終了)

各事務所のアイドルたちから3人を選抜してユニットを組むことから、283プロからは3人ユニットであるillumination STARSとALSTROEMERIAの2ユニット計6人が初期登場。初期登場アイドルが計75人であることを考えると圧倒的に少ないが、これは283プロがポップリンクスのサービス開始時点で計23人と絶対数が少ないゆえと見られる。

ちなみに、SideMと同様で属性の1つが以下のようにユニットごとに共通している。なお、SHHisは現時点で未登場。

  • illumination STARS:「星」
  • L'Antica:「闇」
  • 放課後クライマックスガールズ:「虹」
  • ALSTROEMERIA:「花」
  • Straylight:「光」
  • noctchill:「海」

アイドルマスターツアーズ

2024年に稼働予定のアーケードゲーム。

ロケテスト時点でイルミネーションスターズの3人が登場している。


関連タグ

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THEiDOLM@STER アイドルマスター

アイドルマスターディアリースターズ

アイドルマスターシンデレラガールズ

アイドルマスターミリオンライブ!

アイドルマスターSideM

vα-liv

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外部リンク

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公式サイト

アニメ 公式サイト

コミックNewtype 作品掲載ページ

シャニマス2周年記念 制作Pへのインタビュー - 電撃オンライン

シャニマス3周年記念 制作Pへのインタビュー - 電撃オンライン

輝かせよう、アイドルのすべて。


概要

概要

THE iDOLM@STER』シリーズ最新作のブラウザゲーム。

公式略称はシャニマス。ジャンルはアイドル育成×ライブ対戦。プラットフォームはHTML5新プラットフォーム「enza」(エンザ)バンダイナムコエンターテインメントより2018年4月24日に配信開始。スマートフォンアプリ版も2019年3月13日から配信開始した。


アイドル・楽曲・事務所など全て新規の完全新作であり、『THE iDOLM@STER』の派生作品としては第5作目にあたる。

アイドルマスターSideM』同様、事務所に所属するアイドルユニットを前面に押し出したストーリー展開が特徴で、アイドルを個別にプロデュースする一方では、ユニットにおけるメンバー間の繋がりや関係性の変化も濃密な物語として描かれる。またユニットにはそれぞれ世界観を有しており、基本的なシナリオはユニット内で完結したものが殆どで、ユニットを超えたアイドル同士の絡みは季節イベントなど限られた場面でしか見ることができない。

LIVEのシステムはアーケード版『THE iDOLM@STER』から『アイドルマスターSP』まで採用されていたものと似ており、対戦要素を重視した作りとなっている。プロデューサーたちの研鑽の結果として、プロデュースを成功へ導く道筋はある程度はっきりしているものの、些細な操作ミスが命取りになりかねない硬派なゲーム性が持ち味。ただ、運要素が絡む部分(ゲーム内アイテムで少しは制御可能)も多少あり、純粋なプレイヤースキルだけでクリアするのは難しい。

また、10日毎に新作カードの実装と共に発表される、各ユニットのアイドル活動等に焦点を当てたシナリオイベントもほのぼのとしたものから、『Straylight.run()』(2019.6.30-)、『薄桃色にこんがらがって』(2020.2.29-)のような出来レース『ストーリー・ストーリー』(2020.4.30-)のようにやらせといったアイドル業界の裏の部分も描いたものまで様々である。

一方でファンタジー色が強い部分もあり、怪談話のような展開(ガチ心霊現象など)や、ハロウィンなどでは異世界に行くといった展開も多く、リアルに見せかけてフワッとしたところもある。


登場するカードはシステム的に、対戦要素であるフェス用のユニットに組み込むべく育成する「プロデュースアイドル」(育成完了時に衣装を纏った絵柄に変化)と、その育成を助ける「サポートアイドル」に分けられる。

カード毎にレベルを上げることで性能が上昇する他、同一のカードが重複した時、あるいは「特訓はづきさんカード」という専用アイテムを組み合わせて最大4回の「特訓」をすることですべてのスキルが開放され、真価を発揮できるようになる。

各ストーリーモードでプロデュース中に得られるSP(スキルポイント)を消費してLIVEで使える各種スキルを選択していき、プロデュース終了時に獲得しているVo(ボーカル)・Da(ダンス)・Vi(ビジュアル)・Me(メンタル)の各種値とLIVE用スキルの総合が「フェスアイドル」として形になり、対戦フェス用のユニットに組み込めるようになる(後述)。


メインテーマ曲は「Spread the Wings!!」。楽曲製作はLantisが担当。


ちなみに、現在ではユーザー間でも『シャニマス』が定着しているが、タイトル発表時には『シャカマス』(転じて『釈迦マス』)というのもしばしば見られた。


2023年10月にはシャイニーカラーズの派生作品であるリズムゲーム『Song for Prism』(シャニソン)のリリースがiOS、Androidで配信決定。また、DMMGAMESにおいてもプレイ可能となることがアナウンスされた。→事前登録サイト


登場アイドル&キャラクター

登場アイドル&キャラクター

新たな事務所283プロダクション」(つばさプロ)を舞台に物語が展開される。2023年4月より斑鳩ルカが加入をすることが発表され、更に同年7月23日には鈴木羽那郁田はるきの加入、及び三人による新ユニットCoMETIKの結成が発表された。全8ユニット・28名のアイドルの所属となり、事務員七草はづきと社長天井努により構成されている。

283プロ事務所の周辺の立地多摩市聖蹟桜ヶ丘をモデルに作られており、事務所周辺は賑やかな繁華街がありながら、高台や公園などの緑も多く見られるようである。

モデルとなっていることが明確なグラフィック・イラストが頻繁に登場するため、ユーザー間では聖地巡礼関連の話題もしばしば取り沙汰される。


プロデュースアイドル

フェスアイドル育成のベースとなるアイドルで、シーズン毎の目標を達成しながら各種性能を上げていく。目標に届かなかった場合もその時点でフェスアイドルとして完成するが、ストーリーを見届けるまでに成長させたアイドルとの性能差は言うまでもない。

カードイラストにはアイドル単体が描かれ、カード毎のストーリーを演出する側面も相俟って構図や効果等、非常に意欲的な表現が散見される。コミュの内容はアイドルとプロデューサーが一対一で向き合い、成長していくもの。SSRのプロデュースアイドルについてはアニメーション演出にも定評があり、新たなカードが実装される度にP達(プレイヤー)の度肝を抜いている。

現在各アイドルのストーリーモードは

  • アイドルとプロデューサーの出会い、そして新人ユニットの登竜門タイトルであるW.I.N.G.への挑戦を描いた「W.I.N.G.編」
  • 知名度アップのため283プロとTV局が合同で行う「ファン感謝祭編」
  • アイドルがソロで初のメジャータイトルG.R.A.D.に挑む「G.R.A.D.編」
  • ユニットが大規模なワンマンライブを行う「Landing Point編」
  • W.I.N.G.上位入賞者が参加出来る、アイドルの更なる成長にスポットを当てた「S.T.E.P.編」

の5種類。

なお、W.I.N.G.編ではSRカードとSSRカードで優勝した時点でファン数が50万人以上を超えていると、共通エンディングのあとに「True End」というそのカードのみのオリジナルエンディングが見られ、SRだと3,000個、SSRだと6,000個のジュエルが貰える。「True End」が解放できるのはミドルモード、マスターモードだけであり、ビギナーモードでは解放することは出来ない。

ジュエルが貰えるのは一度きりだが、True End自体は達成すると後から何度でも再生可能。


サポートアイドル

プロデュース中のレッスンやお仕事の効果を上昇させるアイドルたち。1人のプロデュースアイドルに対して5人を設定し、6人が持つLIVE用のスキルを組み合わせて強力なフェスアイドルを誕生させるため、サポートアイドルのレベル上げや特訓はとても重要である。

カードイラストはSRならユニット毎のツーショットやスリーショット、SSRではユニット全員が一枚絵となっており、サポートコミュに登場するのもイラストに描かれている顔触れ。メンバー間の関係性を知る上でも大事なカードで、ユニットを取り巻く空気を切り取るかのように半ば風景画と化しているイラストが少なからず存在する。


ストーリーモードをクリアして出来たカードは前述の通りフェスアイドルと呼ばれ、CPUとの対戦である「リハーサルフェス」及びCPUがプレイヤーのデータを用いて対戦する疑似対人戦「グレートフェス」で使用され、特にグレートフェス用フェスアイドルはG.R.A.D.編で作成するのが主流となっていた。が、現在はユニットのセンター以外はS.T.E.P.で育成していくのが主流になりつつある。


その他

283プロ事務員。女性。

事務員ながらマルチな才能を持ち、アイドルたちのダンスレッスンやボイストレーニング、メイクも担当する。ちなみに社員ではなくアルバイト。

いつも眠たそうな素振りを見せる。社長への当たりだけ何故か厳しい。


283プロ社長。男性。

取り乱すことはなく冷静な性格。ダンディに振る舞うが、恰好がつかないことが多い。「私は甘くはないぞ」が口癖。経営・渉外・営業など何でもこなす。そのため社内ではあまり見かけない。

初代の高木順一朗社長から続く社長としてはお約束の黒塗りのシルエット姿で登場する。


プロデュース

プロデュース

所謂ゲームモード、ストーリーモード、本編とも。種類は順次追加する予定。

時系列的にはW.I.N.G.編→ファン感謝祭編→G.R.A.D.編→Landing Point編→S.T.E.P.編となっているが、W.I.N.G.編が最初で、それ以外はその後の物語であるという以外、しっかりとした時系列は定まっていない。時系列中に期間限定イベント(ユニット結成秘話などは主にこちらに含まれる)も入るため、ゲーム内ですべてのストーリーを追うのは難しい。


W.I.N.G.編

序章。入門編。アイドルとプロデューサー(プレイヤー)の出会いと、彼女たちがアイドルになる第一歩を描いたモード。アイドル個人にスポットライトが当てられている。

全4シーズンに分けられており、それぞれに達成目標があるため、厳密なゲーム進行管理とステータス調整、オーディション・ライブ(バトル)テクニック、運要素が必要とされるなど入門編という割に難易度は高め。そのためか、このモードに限って「研修」というヘルプシステムが設定されている。

2022年7月29日の更新でビギナーモード、マスターモードが追加された。ミドルモードはこれまでの難易度と同等のものであると思われる。プロデュースモードによって審査員やライバルの強さが変化する。マスターモードではExスキルドロップ率とノウハウ発現率が高くなっており、クリアするとアイドル毎に特別な称号が獲得できる。

また、ゲームでは祝福されるのは一名のみなので誤解されている方も多いが、W.I.N.G.はあくまでユニットでの挑戦である。


ファン感謝祭編

W.I.N.G.編の続編。アイドル個人ではなく、ユニット全体にスポットライトを当て、ユニットの雰囲気などを楽しむモード。

アイデアノートというミッションをクリアしてゲームを有利に進めていく。全4シーズンに分けられているが、途中ゲームオーバーなどは無いため、失敗しても最後まで楽しめる。ある意味W.I.N.G.編より初心者向け。


G.R.A.D.編

ファン感謝祭編の続編。再びアイドル個人にスポットライトを当てている。このモードではアイドル個人個人が抱えている問題や心の闇が浮き彫りになるストーリーが多く、雰囲気がややシリアスで暗い。

ゲームとしてはサポートアイドルと一緒に訓練することで「ひらめき」を集め、それを特殊アビリティやステータスと交換してアイドルを鍛える。

ファン感謝祭編同様に必ず全シーズンをプレイできるが、エンディングは勝敗によって分岐する。

やり方がわかってくると強力なフェスアイドルを育成しやすいモードであり、上級者に人気が高い。


Landing Point編

ファン感謝祭編の続編(?)。こちらもアイドル個人にスポットライトを当てたストーリー。全体的にW.I.N.G.編からの各アイドルたちの成長を鑑みる物語で、変化の認識やリスタートをテーマにしたストーリーが多め。

期間限定マラソンイベント「FesTours」向けのフェスアイドルを育成しやするという公式からの触れ込み。

ゲーム内楽曲3つを選択し、4シーズン内に楽曲の熟練度を上げ、熟練度によって追加されるボーナスを利用して最後のライブを成功させるというモード。手持ちのアイドルのレアリティや量が重要になってくるため、初心者では触りにくい。もちろん、クリアを目指さないならば話は別で、ストーリーはエンディング以外は楽しむことが出来る。


S.T.E.P.編

W.I.N.G.上位入賞ユニットが参加出来る、W.I.N.G.の続編的シナリオ。育成向きである。朝コミュや約束が発生しないため、テンポよくプロデュースが可能である。コミュやレッスンで得られるステータスはポイントに変換され、成長で割り振ることでVoDaViMeの数値を上げたりスキルやアビリティを獲得することができる。各プロデュースを終了すると得られるノウハウブックを3冊持ち込み、様々なアイドルの能力を継承することができる。短時間で簡単に高いステータスのアイドルが育成できるが、朝コミュや約束が発生しないため思い出の高いアイドルを育成するのは難しい。

S.T.E.P.編ではアイドルの過去に焦点を当てたコミュが実装される。現在は灯織、摩美々、結華、甘奈・甜花・千雪、あさひ、愛依、果穂のコミュが実装されており、2023年4月21日に恋鐘のコミュが実装された(2023年4月26日現在)。


備考

備考

スマホ向けとあるが、ブラウザ版に関してはパソコンでもプレー可能であり、環境によってはむしろスマホより快適にプレーできることもある。




TVCM

TVCM

サービス開始後からしばらくは、登場アイドルによるアニメーションCMが放映されていたが、2019年3月28日よりX JAPANYOSHIKIを起用したTVCMが放映され、世界的ロックミュージシャンとの共演と、アイドルをプロデュースする萌えゲーとのミスマッチぶりは話題となった。「PRODUCER YOSHIKI」と冒頭にテロップが表示されることから、『THE IDOLM@STER』を知らないYOSHIKIファンからはYOSHIKIがプロデュースしたゲームだと勘違いする人も出た。

輝かせよう、アイドルのすべて。


この件に際して、ニコニコ生放送の「YOSHIKIチャンネル」で2019年4月23日に対談番組が放送され、格式高い空気の中で紹介される『THE iDOLM@STER』シリーズ、オレンジじゃない坂上陽三、当時18歳にしてこの場に招かれた関根瞳など、史上稀に見る光景の数々が話題となった。


動画


2021年4月からは、俳優の香川照之を起用したTVCMが放映された。香川氏はTVCMだけでなく、『シャニマス』3周年記念の特設ページ「シャニマス1ねんせい」でもメインキャラクターとして登場した。「むんっ」「にへへ…」「やは〜♡」を(イラストの吹き出し内で)言う香川氏が見られたが、動画は2021年5月10日で配信終了となった。

メディアミックス

メディアミックス

BRILLI@NT WING

2018年6月6日より発売しているCDシリーズ。02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


SE@SONAL WINTER

2018年12月19日より発売している単独CD。


SOLO COLLECTION -1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY-

2019年3月9日、10日に開催された1st LIVE「FLY TO THE SHINY SKY」にて会場限定で発売されたCD。後にアソビストアにて通信販売された。


FR@GMENT WING

2019年4月10日より発売しているCDシリーズ。BRILLI@NT WING同様、02以降は各ユニットによるドラマパートも収録。


ラジオ

はばたきラジオステーション

バンダイナムコエンターテインメントのWebショップ「アソビストア(外部リンク)」内のスペシャルコンテンツにて配信中。→配信サイト

パーソナリティはゲーム中の各ユニットの声優が週替りで担当する。略称は『シャニラジ』


収録放送であり、毎週火曜日18時(4月2日分から。3月12日分までは毎週火曜日21時)に最新回が更新される。アソビストア会員でなくても最新回は1週間限定でいつでも聴くことができる。

有料プレミアム会員になると、おまけコーナー「休憩室」とアーカイブの視聴が可能となる。


コミカライズ

2019年7月23日より『コミックNewtype』にてコミカライズ版の配信が始まった。

漫画の担当はしのざきあきら。掲載は月刊ペース。

illumination STARSの3人を軸に、283プロのアイドルたちと新人プロデューサーの物語が描かれる。

2022年8月26日に最終話が投稿され完結した。

また、上記作品が完結後に同じく『コミックNewtype』でStraylightを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ コヒーレントライト』が配信されている。


更に小学館の『サンデーうぇぶり』にて、七草はづきを主役にした『アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録(ジムテキ・シャイノグラフィ)』が配信されている(時事系列ではSHHis結成前)。


アニメ

詳しくはアイドルマスターシャイニーカラーズ(アニメ)を参照のこと。


その他

その他

アイドルマスタースターリットシーズン

2021年10月14日にPS4Steamより発売。

283プロからは、白瀬咲耶・小宮果穂・杜野凛世・大崎甜花・大崎甘奈の5人が登場。また、DLCにおいては田中摩美々も登場。

メインテーマSpread the Wings!!765ASのメンバーがカバーしている。


アイドルマスターポップリンクス

2021年1月21日よりサービス開始。(2022年7月21日にサービス終了)

各事務所のアイドルたちから3人を選抜してユニットを組むことから、283プロからは3人ユニットであるillumination STARSとALSTROEMERIAの2ユニット計6人が初期登場。初期登場アイドルが計75人であることを考えると圧倒的に少ないが、これは283プロがポップリンクスのサービス開始時点で計23人と絶対数が少ないゆえと見られる。

ちなみに、SideMと同様で属性の1つが以下のようにユニットごとに共通している。なお、SHHisは現時点で未登場。

  • illumination STARS:「星」
  • L'Antica:「闇」
  • 放課後クライマックスガールズ:「虹」
  • ALSTROEMERIA:「花」
  • Straylight:「光」
  • noctchill:「海」

アイドルマスターツアーズ

2024年に稼働予定のアーケードゲーム。

ロケテスト時点でイルミネーションスターズの3人が登場している。


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