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公式サイトでの解説

海外遠征から帰国した「獅子王組の最終兵器」と呼ばれる男。

仲間を常に慮る情の厚い性格の持ち主で、内部抗争にも抵抗感を示している。

戦闘力が非常に高く、幼少から殺しの教育を受けているとか…。

眉済派に所属している。


概要

ヒューマンバグ大学に登場する獅子王組に所属する7年目の武闘派極道。獅子王組の最終兵器と呼ばれており内部抗争の戦局を左右する存在と目されているが、本人は非常に情が厚く仲間思いな性格であり、仲間同士の争いに対して抵抗感を持っている。海外遠征帰りで内部抗争では中立になる予定だったが早速内部抗争に直面し眉済俊之が親父になるべきだと確信し眉済派に加入した。


人物

容姿

白に近い銀色短髪のツーブロックヘアに革ジャン・革パンが特徴的な美青年。そのルックスも阿蒜寛太から俳優でも通じる顔面と思わせたほど。

組内では仁義を重んじる眉済派に所属している。

年齢は6年目の来栖より一歳上である。

ちなみに19歳まで殺し屋組織に所属しており、20歳の時には既に組に所属して龍本に世話になっているとの情報と来栖の1個上で7年目ということから、26歳~27歳と思われる。


性格

仲間や仁義を何より大事にしており、味方にはフレンドリーで明るく少年っぽさも見せる。新人の阿蒜にも気さくで優しい振る舞いをしており、兄貴分にもしっかり敬意を持ちながら謙虚な姿勢も貫ける好漢である。あの守若冬史郎ともマブダチらしく、傍から見ると不思議な内容であっても当人同士では会話を成立させながら話ができる数少ない人物。

一方、たとえ同期や同じ組員であっても、仁義外れな行動に走る相手には一切の情けや慈悲をかける事なく抹殺していく冷徹さを持っている。

また、やたら男を引きつける魅力があるらしく兄貴分京極組オネエにベッタベタで溺愛されているが本人は断じてアッチ系では無い。


本人曰く、「ピーマンが嫌い」との事。


相手を顔で判断する傾向がある。もっとも、美醜などで人を差別するとかではなく、内面が顔に反映されるところを見抜く力に長けているという意味である。

顔芸やにらめっこなどを好むのもそのあたりが理由かもしれない。


悪質な半グレ組織を相当嫌っており、カタギの人間に手を出す事は勿論、極道が半グレ組織と繋がりを持てば組が腐敗する事を危惧しての考えであり、本来は任侠者であるが組の財政に目が眩んでしまった来栖に拳を乗せてまで止めようとしたほどだった。


声優

担当声優は伊集院茂夫紅林二郎久我虎徹と同じ伊藤タカユキ氏。

しかし彼らとはかなり声音が違うため、本人がtwitterで発表するまで気づかなかった視聴者も多い。


能力

「ファンタジスタ」や「ゲームメーカー」と呼ばれるほどのずば抜けた身体能力とセンスを持っている。そのパワーは、鉄棒を得物とし手首の力が尋常じゃなく強い伊武隼人と腕相撲で渡り合い、スピードも拳銃を余裕で躱し、頸椎破壊を始めとする相手を一瞬で屠る技術にも精通している。

更に銭投げは敵のデコに刺さる威力を持つ。

守若と頭突きしても倒れないなど、身体もかなり頑強。

バトルセンスもずば抜けており、正面切っての戦闘をしながら、相手の強みを潰していく機転も早い。

そして戦闘以外では顔つきから人物像を把握することに長けている。


活躍

初登場。


獅子王組が懇意にしているマフィアの抗争を終結させた後、5カ月ぶりに帰国し、阿蒜・龍本・伊武と再会する。宴席を楽しむ中で獅子王組の内部抗争に意味はあるのかと言う疑問を抱き、組の未来を考えれば拝金主義の黒澤を組長にしてはいけないと話し合う。


後日、にらめっこで負けたので飯を奢ることになった阿蒜と一緒にシマの見回りに勤しむ中、同期であった佐島と峰岸とかち合う。自身は止めるように訴えるも二人は容赦なく銃を抜き、これを銭投げと頸椎破壊であっさり返り討ちにする。しかし以前とは変わってしまった二人の死には悲しい顔を浮かべていた。

後に佐島と峰岸の行動は黒澤の指示ではなく成果に目が眩んだ事による独断行動と判明した。このまま黒澤をトップにするのは余計に危ないと危惧し、彼の行動が組織を腐らせるならば自分は鬼になる事を決意する。その後眉済と再会し、気丈かつ明るく振る舞い自分を気に掛ける姿を見て、眉済がトップになるべきと確信する。この瞬間に眉済派に着くと表明し、戦いに身を投じる事となる。


獅子王組眉済派に出向し、赤ドスの犬亥に重傷を負わされた久我虎徹の見舞いに行き、生きて戻ってきた事を労う。その際に京極組の高砂明夫と遭遇し、旧知の仲である事が判明した。高砂から久我と犬飼を託され、黒澤派と手を組んだ羅威刃トップの東雲竜政と幹部の秋元詩郎についての情報を教えられた事に感謝し、お礼のように黒澤派最強戦力の一人である鮎川鉄次と自身より1歳下の後輩であり「天才」と言われる来栖三成についての情報を教えた。


眉済・龍本・阿蒜が本部に戻ろうとする中、黒沢派の若手実力者である橘花らの奇襲を受けて大ピンチになる中、彼らと連絡が取れない事に危機感を感じて探しに出てマウンテンバイクで乱入する。橘花の多彩な攻撃を全ていなして圧倒し、事前に構えていた橘花の舎弟2名がバイクで襲って来るところを一名はあっさり返り討ちにする。橘花は逃走ルートを確保していたのもあって撤退を許すも、眉済らを守り切る事に成功した。


眉済派 最高のファンタジスタ VS 黒澤派 生え抜きの天才 ぶつかる両派閥エースの拳と想い



入院中の伊武や龍本の見舞いを終えて情報屋の風谷と接触し、黒澤派のトップである黒澤が東北最大の半グレ組織戒炎とコンタクトを取っている事から、段々と任侠に外れた行動を取っている事を知り、早期決着を図ろうとしていた。そんな中、黒澤派のエースにして一個下の後輩である来栖と接触する。来栖を上手く引き出し、人気のない公園まで誘い出す。

本来なら任侠者である来栖がなぜ黒澤の拝金主義に従うのか改めて問い質すが、幼い頃に父親に金が無かったせいで母親に逃げられた過去を持つ来栖は貧乏の惨めさを嫌という程に知り尽くしており、黒澤の思想の根底に「下の者にひもじい思いをさせてはならない」という信念があると見抜いていたからこそ、手段を選ばない行動も組の存続の為にはやむを得ないと従っていたのだった。


問答の末、任侠を大事にする自分とシノギが成り立たなければ意味がない来栖三成、両派閥のエースが激突する。


斬って躱し合いになる中、来栖が柳楽との戦いで見せたフェイントで先制を取る。


そしてそれが自身の本気を引き出すトリガーとなった。


再び斬り合いになり、来栖が取りかけるも、彼の片腕を掴む。同時に来栖も自分の片腕を掴んで超密着状態になり、互いの頭突きが飛ぶ。互角になったところで来栖は様々な策で自分のナイフを奪おうとするが、瞬時にすかさずタックルを決め、狭い電話ボックスの中に押し込む。


狭い空間での防御を捨てた殴り合いにもつれ、互いに一歩も退かない状況となった。そんな中で来栖は本心を打ち明ける。


来栖「アンタら(眉済派)が勝ったら組は貧乏になるんだよ!」

来栖「困窮の中で仁義を覚えられるか!裕福であれば仁義は後からでも教えられる!」


来栖は組の財政を建て直してから仁義や任侠を教えたいとぶちまける。それに対し・・・


井上「任侠者としてやっていい事と悪い事があるだろうが‥」

井上「忘恩の徒になれば任侠者として終わりだ」

井上「(半グレを始めとするシマ荒らしの)奴等を懐に入れれば組も街もたちまち荒らされる 勝つためだとしても未来を潰しちゃダメだろうが!」

「テメエらは組の未来が見えてねえ 目先の金に囚われて仁義を捨てたバカどもだ 下の人間はそのを見てる‥ そんな奴が真っ直ぐ育つわけねえだろうがぁあ!」


仮に黒澤派が半グレ達の力を借りて内部戦争に勝ったとしても、連中との間に恩義が生じてしまい外道な要求をされても無下にできなくなり、組織とシマが腐敗する危険性があった。だからといって関係を断とうとしても、それで忘恩の徒になれば任侠者として終わりであり、勝つためだとしても背中を見ていくであろう若手の未来を潰してはいけないと強く訴える。そして、目先の金に囚われて未来を見ようとしない姿は下の者が見ているなら、真っすぐに育たないと強く響かす。


最終的に殴り合いを制したのは、任侠者としての信念を抱き続ける自分自身だった。


力なく座り込む来栖を見て井上は出て行き、伝えたい事は拳に乗せて伝えたうえで、「敵として現れたら殺すからな」と言い残し、去って行こうとする。しかし、来栖は後ろめたさの欠片もなく仁義のために戦う姿に納得するような表情を見せ、優しく微笑んだ。


来栖が戦いながら成長する姿を見て、戦いを見守っていた阿蒜と合流し、嬉しそうな表情で帰路につくのだった。



来栖との死闘を終えて、眉済と柳楽に黒澤が東北の半グレ組織『戒炎』と繋がっている事を共有し、このまま行けば獅子王組は任侠集団ではなくマフィアに成り下がる事態に発展してしまう。同時に深い恩義を抱く龍本をやった『羅威刃』トップの東雲は自分が斃すと怒りを燃やす。


そして、黒澤が協力関係を結ぼうとした『戒炎』のトップ・我妻と会合した際は得体の知れない狂気に内心恐れ、「内部抗争に勝てば花宝町の利権を半分寄こせ」と言い出されてしまった。そこへ追い打ちをかけるように、一時的に協力していた『羅威刃』トップの東雲から眉済派に出向していた久我らが元居た場所に帰った事を理由に協力関係の打ち切りと龍本を潰した借りを返す事の取り付けを強要されてしまうと言う、心底危惧していた懸念が最悪な形で現実のモノになってしまうのだった。


眉済組長の元に一新された獅子王組で元黒澤派メンバーと親睦を深め壁を取り払うために睨めっこ対決を企画。来栖に勝利し続いて伊武VS犬亥の睨めっこ対決の司会をした。結果、元黒澤派メンバーと和解の方向へ導く一助となる事ができた。

こうして獅子王組を1つにし始めてる中で独自に東雲抹殺を狙っていた。


久しぶりに登場。

半ば強引に退院した守若が戒炎の拠点となった貴凛町でわらしべ長者のような方法で末端の半グレをきっかけに凄まじい脅迫で我妻に近づく作戦に打って出る。


しばらくして守若が戒炎の末端構成員と接触する事に成功して脅迫したところ、戒炎と同盟を結んでいる羅威刃の人間との繋がりを聞いた際は、その中心人物と思しき人物を誘き寄せて奇襲し、抵抗はされた末に殺してしまったものの、スマホから集会の情報等を吸い出した。


そして守若からその件を共有された事で、深い感謝の念を伝えた後、東雲を打ち倒さんと始動する。


井上月麦の東雲に対する復讐劇はここから始まるのだった。


シマとしている花宝町で胎児を勝手に海外に売りとばすという最悪な病院があり院長の長峰が被害者に仕向けた半グレを始末した後伊集院と西田ママのバーで出会う。長峰とその愛人である水野を捕獲すべく伊集院に圧をかけられるが伊集院のことは知っており自ら半グレの方を担当すると進言し共闘が成立した。

病院へのカチコミでは戸狩玄弥レベルのとてつもないナイフ捌きで半グレの顔面を破壊して抹殺した。


獅子王組 最高のファンタジスタ VS 羅威刃 3代目ボス 因縁が巡り合う


ラストで少しだけ登場。

近藤新平太の単身カチコミを受けた羅威刃は彼との攻防の末、逃走する近藤を取り逃し帰路に就く東雲は部下二人と共に路地裏に入る。

井上は当然この好条件を逃す訳も無く、部下二人を瞬殺した。


遂に兄貴分の龍本の仇である羅威刃のトップである東雲と激突遂に東雲した。井上が優勢と見られていたが伊集院との戦いを経てパワーアップした東雲は手強くなっており、病院送りにはしたものの自身も入院した。


天羽組シリーズに初登場。


受験を控えた女子高生をターゲットに痴漢動画を売り捌く半グレ集団がシマである花宝町にヤサがある事から粛清に乗り出す中で天羽組の小峠華太須永陽咲也と鉢合わせする。


小峠と粛清する権利をかけて殴り合う中、実力は自分が上でも凄まじいメンタルと気概を見せる小峠に敬意を表し、共にカチコミする事になった。最終的には自身と小峠に加え須永と実力者ぞろいなのもあってあっさり壊滅した。


余談

公式twitterによると、CODE-ELとは別の暗殺組織の出身らしい。


上記の2023年9月23日の動画にて伊集院茂夫より

「あのナイフ捌き....天王寺組の戸狩を彷彿とさせる」

という発言がなされた事によりエルペタス出身の可能性が出てきた。


主役の予兆?

2023年6月14日の動画をもって、獅子王組シリーズは幕を閉じる事になった。しかし、終了直前、尊敬する兄貴分だった龍本をやった羅威刃トップ・東雲を討ち取ろうと動き出しており、ナレーションでも「もう少しだけ続きます」や「そう 井上の兄貴の物語が」とある事から、井上視点の話やシリーズの開幕が示唆された。

その三か月後、遂に両者が激突することとなった。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 河内組 獅子王組  河内組舎弟・阿蒜寛太の地獄日記 獅子王組の内部戦争  イケメン


南雲梗平 - ライバル組織天羽組の武闘派狂人極道で銀髪のイケメン、平時はお調子者で舎弟に優しい、中の人が同じという共通点がある。只し、武器だけでなく、狡猾な頭脳戦もこなす南雲に対し、井上は脛椎破壊など、武術戦に長けているという点が異なる。

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