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フンジーム

ふんじーむ

フンジーム (FUNJIM)とは、『王様戦隊キングオージャー』に登場する怪人・怪ジームの一体。
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「俺が奴らを汚し尽くしてやる……"アレ"を食わせろ…!!」


CV:石野竜三

スーツアクター:齊藤謙也

登場話:第3話「我がままを捧ぐ


データ

体長/185cm(異常成虫時/46.1m)

重さ/148kg(異常成虫時/368.5t)

分布/イシャバーナ(夜、朝)

好物/大玉転がし

観察ポイント/フンジームの頭は後ろにあるようである。


概要

地帝国バグナラクイシャバーナへ送り込んだ、フンを玉にして転がす虫「フンコロガシ」のBNAを備えた怪ジーム


怪ジーム共通の白い素体に、バグナラクの紋章が刻まれた、玉を転がす様子のフンコロガシ丸々一匹をストレートに被せた見た目のおかげで、本来の頭部が後背に配置された斬新かつ珍妙な姿が特徴。

頭頂部になったフンコロガシの腹部縁には、五感センサーと思わしき丸型のパーツが複数埋め込まれ、それに囲われた格好で食いしばった歯を思わせるスリットが配されており、遠目で見ると複数の目を持つ怪物のようにも見える。また腹部中心にはバグナラク文字で「UNKO」と書かれたエンブレムも付けられている他、上半身より延びるフンコロガシの脚部の一対が両腕になっている。

一方、本来の頭自体もフンコロガシの頭部にある事から、常に相手へは背を向けて対峙している非常にややこしい感覚であるのが想像される。もっともフンジーム自身はこの感覚に慣れ切っているらしく、バグナラク首脳陣との会話や戦闘を問題無くこなしていた。


後足でフンより作った玉を転がす、フンコロガシのBNAを持つ故に大玉転がしが好きで、球状の大岩『フンボール』を豪快に押し転がしながら侵略先の土地を轢き潰す、昆虫界のボウリングキング。またエンブレムより汚水を凝集した水球を発射して土地を汚染する技も持ち、制圧対象の国を汚染された更地に変える方法で奈落に落とそうとする。

大岩を軽々と転がせるパワーによる正面からのぶつかり合いへは強いが、一方で不利を悟ると途端に空高く飛行し、端から後ろを向いている本来の頭の向く方へ一目散に離脱する逃走パターン・スカラベエスケープを昆虫最終奥義としている。


なお、フンコロガシの外殻が後頭部に位置する事から、重い攻撃は振り向く事で受け止められる半面、フンコロガシの腹部でもある正面の防御力が比較的弱い様子(実際スネイルガトリングの放った弾幕に大きく怯んでいた)。

スカラベエスケープはこの点を憂慮した生存手段だったとも取れるが、結局逃走時に追い掛けて来る相手から見て真正面(フンコロガシの腹部)が無防備だったのも否めない。


活躍

バグナラクの拠点たる地下洞窟にて、デズナラク8世の人間殲滅に対して名乗り出て、カメジムに『アレ』を食わせろと直談判。許可を得て異常成虫化を果たし、日の出前のイシャバーナを巨大な姿で襲撃、大勢のサナギムと共に侵攻を開始する。


水球で町を破壊・汚染して回るが、サナギムらはヒメノ・ラン/カマキリオージャーゴッドクワガタ目的で連れてこられたギラ/クワガタオージャーヤンマ/トンボオージャーらの手によって一掃。彼らはキングオージャーで迎え撃ち、夜の明けた城下街で激突する。


イシャバーナに植えられた花々と建物を踏み潰しつつ、フンボールをぶつける先制攻撃を仕掛けるが相手にジャンプで避けられる。しかし相手の剣戟を背中で弾き返した所でフンボールに突き飛ばし、フンで衣服や市街地を汚される被害を被っていたヒメノから「もう嫌!美しくない!」と嫌悪感を抱かれる(イシャバーナが医療の発展した国という事情もあったのだろう)が、戦闘中に付近を通りかかったガーディアンスネイルのかわいらしさをヒメノが気に入りこれをスネイルガトリングに変形させ武装。彼女の笑いながらの弾幕をまともに浴び、フンボールを綺麗な花の彫刻にされたあげく自身も上半身へもろに銃撃を喰らい吹っ飛ばされる。


これで状況不利を察して空中へ大ジャンプ、スカラベエスケープに移して戦線離脱を図るも、そのまま追撃して来たキングオージャーがカマキリオージャーの操作で繰り出した、ゴッドカマキリの鎌を用いた斜め上延髄蹴りを喰らい悶絶。動きが止まった所を踵落としの動作から放たれた鎌の振り落としにより三枚下ろしにされて空中で爆散。さながら悪性の腫瘍の如く執刀を受け駆除されたのだった。


戦闘終了後、戦闘による怪我人の治療を開始しようとしたヒメノらだったが、そこへカグラギ・ディボウスキが操るゴッドカブトが襲来。ギラ達はゴッドクワガタのお陰で間一髪の所で逃げる事ができたが……。


デズフンジーム

強化スカラベの地虫

身長/46.1m(異常成虫時)

体重/369.5t(異常成虫時)

分布/ゴッカン(白夜)

好物/冷えた養分


第10話に登場。デズナラク8世に養分を与えられ、巨大なバグナラク繭から誕生した強化怪ジームの一体。他の繭から誕生した怪ジーム同様、左腕がデズナラクに似た触手が絡んで構成された爪付き籠手『クローワーム』になっている。

フンボールによる大規模引き潰しから小回りの利く格闘戦に切り替えたと思われ、奮闘しながら攻め入った国を奈落に落とそうとする。


ゴッカンの繭から出現し暴れるも、レジェンドキングオージャーには手も足も出ず、他の個体とシュゴッダムに集められた所を必殺技の黄金の光線で一掃された。


余談



  • デザインはフンコロガシの生態を参考にしているが、股間に顔を持ってくるか尻に持ってくるかで余湖氏と企画側の間で議論が延々と繰り返されたという(参考)

関連タグ

王様戦隊キングオージャー バグナラク

怪ジーム

フンコロガシ(スカラベ)


〇ンコソパ:前話におけるこの問題発言に続いてのこれだった(よりにもよってギラも「フンだ!」とやたら反応している)。流石にその後はもうないと思いきや…

ダイゴーグ:同じく糞虫がモチーフで同じ組織に所属する怪人だが、こっちは幹部怪人。

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