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ジゴクジーム

じごくじーむ

ジゴクジーム (JIGOKUJIM)とは、『王様戦隊キングオージャー』に登場する怪人・怪ジームの一体。
目次 [非表示]

「俺の穴から地獄に案内してやる!!」


CV:酒井敬幸

スーツアクター:米岡孝弘

登場話:第5話「冬の王来たる


データ

身長/191cm(異常成虫時/47.5m)

体重/153kg(異常成虫時/360.9t)

分布/ゴッカン(白夜)

好物/穴掘り

観察ポイント/大事な物を盗み出すための直通トンネルも掘れるようである。


概要

地帝国バグナラクゴッカンへ送り込んだ、すり鉢状の罠で獲物を待ち伏せる虫「蟻地獄」のBNAを備えた怪ジーム


真上から見た蟻地獄の頭を模した頭部(口両サイドの大顎が角に見立てられている)と、胸襟を開いたトンネル掘削者の作業服を思わせる胸部からなる上半身を持ち、さながら罠から頭を出した時の蟻地獄を思わせる外見を有する。また素体腹部の白ラインと胸部のディテールを合わせて、胴体にもう一つの蟻地獄の顔がある様にも見えるデザインにもなっている。


両腕に一体化された形で武装した『ジゴクドリル』を用い、地中を自在に掘り進み地表を無数の穴だらけにする、昆虫界のトンネルキング

これによって制圧対象土地の地盤を脆くさせ、地下崩落を誘発させて対象の国を奈落に落とす戦術へ投入する事が可能。だが、劇中ではそれよりもカメジムゴッカンに密かに入り込んでとある大事な物を盗む為の進入ルートの確保を優先に動いていたのが示唆される。


戦闘でも、ジゴクドリルの突貫力を活かした強烈な地獄突きで頑強な障害を粉砕する攻撃力、地中に飛び込んで別の場所より飛び出す防御と撹乱を兼ねた自在な高速移動と、地中移動能力を上手く転用して立ち回る。

その極致として、敵の真下から猛スピードで突き上げる奇襲攻撃アーリージゴクスピンを昆虫最終奥義としている。


言語を解し、戦況に応じて異常成虫を行える判断力を伴う高い知能を持ち合わせるが、自らの意思や都合は全く見せずひたすらに与えられた使命へ邁進、その結果幹部から囮目的で捨て駒とされて散ろうが一切の悔いや恨み等を見せない。

ある意味“味方が100人死んでも敵を101人殺せれば良い”と言う、ドライかつ殺伐とし切ったバグナラクの死生観を改めて示した怪ジームとも言えよう。


これまでの4体は最初から巨大化した状態で登場しており、初めて等身大で王様戦隊と戦闘した怪ジームとなった。


活躍

第5話

リタに連行されたギラの裁判。その準備としてしばしの時間が出来た間に、三大守護神の2体目の情報をシュゴッダムが掴む。

しかしその情報をカメジムも入手し、それを元にバグナラク軍もゴッカンへの侵攻を決め、その作戦の中核としてジゴクジームは招集された様子。


暫く後の裁判当日、各国の王たちが集いラクレス王が死刑を求刑する中、下された判決はなんと無罪

実はリタの調査でギラはシュゴッダムの王族の血筋でラクレスの兄弟だと判明。彼も王族であるならオージャカリバーを使って自身がやるべき事をやったのなら罪は無い。

加えて彼が訪れた国でリタが聞き込みをしたところ、侵略者どころか恩義を感じている発言が集まり、これらから判断した結果、大国の王ラクレスの求刑を毅然と跳ね除け無罪判決を言い渡す。これによって思惑が外れた彼はを連れて自分らだけ先に帰国した。


その直後のタイミングで、ジゴクジームらバグナラク軍がゴッカンを襲撃。白夜に照らされる大地を穴だらけにして、そこからサナギムの軍団を湧き出させた。

しかし今ここにはオージャカリバーを持つギラと4人の王達が出揃い、5人同時に王鎧武装。漸く出揃った王様戦隊の巧みな剣捌きと、キングズウエポンの駆使でサナギムを全滅させていく。


その流れでジゴクジームもクワガタオージャーからオージャフィニッシュを浴びせられるも、状況を覆すたま地中に潜った後、自主的に異常成虫を果たし巨大化。開始早々、迎え撃とうと合体したキングオージャーの持つ、ゴッドパピヨンが変形したシュゴッドソードを搭乗するリタ/パピヨンオージャーごと弾き飛ばす。


いきなりキングオージャーは無手での戦いを強いられ、クワガタは仕切って体制を整えようとするが、素人は引っ込んでろと主張するトンボオージャーを押し除け、ハチオージャーが飛び蹴りを放つ。

しかし、ジゴクジームは咄嗟に地面を隆起させて氷柱を生成しそれを盾に地中へと潜行。さながらトビウオの如く浅い地中から飛び出しては再び潜るの繰り返しによる高速移動で逃げ仕切り直しを図る。


今度は自分以外降りろとばかりに、カマキリオージャーがスキーの如く雪山の斜面を滑りジゴクジームを追跡、崖に差し掛かり空中へ飛び出した所をゴッドカマキリの鎌を展開し斬り裂こうとするも、トンボが操縦に割り込み姿勢制御が狂って失敗。

その隙に地中に避難しようとするも、今度は相手へカブトキングオージャーとなっての砲撃により、パピヨンが搭乗したままのシュゴッドソード諸共火柱で打ち上げられ、この勢いで飛んで来たシュゴッドソードを回収したキングオージャーが繰り出したまともな剣戟を喰らう。


しかし、先程から5人が自分勝手に動いてお互い同士を振り回したので、結局ダウンしたジゴクジームをそっちのけに王様戦隊全員、各々の強過ぎる主張を譲らず戦いながら大揉めに。


ギラ「ああーっ!もう!」

一同「「「「「いいから黙って、」」」」」

4人「「「「引っ込んでろ!」」」」 ヒメノ「引っ込んでなさい!」


が、全員同時に黙って引っ込んでろと考えた事で逆に気持ちが一つになり、キングオージャーの必殺剣が発動。上空からの縦一閃にジゴクジームはジゴクドリルを振るって抵抗するも敵わず一刀両断、吹雪舞う氷原にて敗北・爆散した。


戦いがひとまず終わったので王達はそれぞれ自国に戻り、ギラも帰国が出来る様になったのでラクレスを討つべくシュゴッダムへ帰国。だがリタがザイバーン城内に戻ると、地中からの奇襲を受けモルフォーニャも負傷した城内の惨状が広がっていた。

実はバグナラク軍の真の狙いは、ゴッカンに眠るとされるゴッドスコーピオンの奪取。ジゴクジームはその奪取ルートの構築と、それを辿って忍び込むカメジム率いる別働隊の存在を悟らせないための陽動役を任されており、最終的に自身の命すら犠牲にして役目を完遂していたのだった。

そしてこの作戦が成功した結果、ゴッドスコーピオンのシュゴッドソウルはバグナラクの手に渡ってしまうのであった…。


第47話

命を得て覚醒を果たし、神の怒りを起こそうとするグローディの能力で蘇生させられたゾンビとなって、シュゴッダム国民を襲うもラクレスにより倒された。


デズジゴクジーム

強化地獄の地虫

身長/47.5m(異常成虫時)

体重/380.4t(異常成虫時)

分布/トウフ(昼)

好物/畑の養分


第10話に登場。デズナラク8世に養分を与えられ、巨大なバグナラクから誕生した強化怪ジームの一体。他の繭から誕生した怪ジーム同様、左腕がデズナラクに似た触手が絡んで構成された爪付き籠手『クローワーム』になっている。

地中移動能力の低下と引き換えに近接攻撃力を強化したと思われ、地獄の所業で攻め入った国を奈落に落とそうとする。


トウフの繭から出現し暴れるも、レジェンドキングオージャーには手も足も出ず、他の個体とシュゴッダムに集められた所を必殺技の黄金の光線で一掃された。


余談




このことからジゴクジームは、チキューを救った影のMVPとも言えるだろう。

まぁ本人にそんな目的は一切ないし元はカメジムの策謀だし、そもそも本人は当話でゾンビとしてラクレスにやられたりしているわけだが…


関連タグ

王様戦隊キングオージャー バグナラク

怪ジーム

蟻地獄

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