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ダンまちの登場キャラクター一覧

だんまちのとうじょうきゃらくたーいちらん

ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』及び、外伝シリーズの登場キャラクターの一覧記事。
目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 2 オラリオ内のファミリア
  • 2.1 【ヘスティア・ファミリア】
  • 2.2 【ロキ・ファミリア】
  • 2.3 【フレイヤ・ファミリア】
  • 2.4 【ヘファイストス・ファミリア】
  • 2.5 【ミアハ・ファミリア】
  • 2.6 【タケミカヅチ・ファミリア】
  • 2.7 【ヘルメス・ファミリア】
  • 2.8 【ガネーシャ・ファミリア】
  • 2.9 【ディアンケヒト・ファミリア】
  • 2.10 【デメテル・ファミリア】
  • 2.11 【ゴブニュ・ファミリア】
  • 2.12 【オグマ・ファミリア】
  • 2.13 【ソーマ・ファミリア】
  • 2.14 【モージ・ファミリア】
  • 2.15 【マグニ・ファミリア】
  • 2.16 【ハトホル・ファミリア】
  • 2.17 【デリング・ファミリア】
  • 2.18 【セト・ファミリア】
  • 2.19 【セベク・ファミリア】
  • 2.20 【ラートリー・ファミリア】
  • 2.21 【セルケト・ファミリア】
  • 2.22 【プルートス・ファミリア】
  • 3 ファミリア以外の組織及び人間達
  • 3.1 【ギルド】
  • 3.2 【豊饒の女主人】
  • 3.3 【リヴィラの街】
  • 3.4 その他
  • 3.4.1 人物
  • 3.4.2 神
  • 4 過去のオラリオ内ファミリア
  • 4.1 【ゼウス・ファミリア】
  • 4.2 【ヘラ・ファミリア】
  • 4.3 【アポロン・ファミリア】
  • 4.4 【イシュタル・ファミリア】
  • 4.5 【イケロス・ファミリア】
  • 4.6 【アストレア・ファミリア】
  • 4.7 【ディオニュソス・ファミリア】
  • 4.8 【ヴィーザル・ファミリア】
  • 4.9 【オシリス・ファミリア】
  • 4.10 【ベレヌス・ファミリア】
  • 4.11 【ゼーロス・ファミリア】
  • 5 オラリオ外ファミリア及び組織
  • 5.1 【ラキア王国/アレス・ファミリア】
  • 5.2 【テルスキュラ/カーリー・ファミリア】
  • 5.3 【ニョルズ・ファミリア】
  • 5.4 【ポセイドン・ファミリア】
  • 5.5 【トール・ファミリア】
  • 5.6 【ラシャプ・ファミリア】
  • 5.7 【アルテミス・ファミリア】
  • 5.8 【アフロディーテ・ファミリア】
  • 6 『学区』
  • 6.1 神
  • 6.2 教師
  • 6.3 【バルドル・クラス】
  • 6.3.1 第三小隊
  • 6.3.2 第七小隊
  • 7 『闇派閥(イヴィルス)』
  • 8 『異端児(ゼノス)』
  • 9 『怪人(クリーチャー)』
  • 10 『神』
  • 11 その他
  • 11.1 過去の英雄
  • 12 関連タグ
  • 概要

    本記事は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の本編、及び外伝『ソード・オラトリア』、『クロニクルシリーズ』の登場キャラクターをまとめた記事です。

    当記事には、個別記事のないキャラクターの詳細が載っています。個別記事があるキャラクターの詳細は、リンク先を参照してください。

    スマートフォンアプリメモリア・フレーゼ』に登場するキャラクターについては、そちらの記事を参照してください。


    原作のネタバレを含んでいるので、観覧する際は注意してください。


    オラリオ内のファミリア

    ヘスティア・ファミリア


    ロキ・ファミリア


    • ナルヴィ・ロール

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    短髪の赤髪をした少女。第一軍を支える第二軍の中核メンバーの一人。剣を武器として扱い、59階層のアタックにも、サポーターとして参加している。

    二軍メンバーの中ではクルスと行動を共にすることが多いが、一軍のアイズやヒリュテ姉妹と行動を共にすることもある。一軍メンバーのためかアイズの事は「さん」付けで呼んでいた。

    クノッソスの最初の戦いでは、ガレス率いる班の一員として行動。合流後にタナトスが天の雄牛(グガランナ)を放った後は、ラウルと共にサポートに回る形で参戦している。

    第二次クノッソス攻略戦では【デメテル・ファミリア】救出の部隊に参加。食人花(ヴィオラス)に襲われそうになったところを、増援として呼ばれたベルに救われる。この時、たった一人でモンスター相手に無双するベルを見てアイズを想起させ、彼から大剣を貸してほしいと頼む彼の要望を聞き入れ、下位団員に渡すよう指示する。「狂乱の戦譚」終結後、【デメテル・ファミリア】の救出に専念していた為か、残念ながらランクアップには至らなかった。

    『メモリア・フレーゼ』では、クノッソスでの戦いが描かれる大冒険譚『死神と迷宮のレクイエム』にて、専用のグラフィックが用意される形で登場した。


    種族:犬人(シアンスロープ)/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    第一軍を支える第二軍の中核メンバーの一人。59階層のアタックにも、サポーターとして参加している。アナキティ同様にラウルのサポートをしてくれており、ラウルと同じく中核メンバーとして色々苦労している。

    クノッソスの最初の戦いでは、ティオネ率いる班の一員として行動。合流後にタナトスが天の雄牛(グガランナ)を放った後は、ラウルと共にサポートに回る形で参戦している。

    ベルがウィーヴルを庇って零落した後は、レフィーヤやエルフィ、カルミリアと共に【ヘスティア・ファミリア】の拠点である【竈火(かまど)の館】の監視を行うが、過度なまでにベルに拘るレフィーヤが、竈の屋敷に直接乗り込んで抗争になり兼ねない騒ぎを起こす事態を目の当たりにし、エルフィやカルミリアと共に暴れ出すレフィーヤを取り押さえる等、災難に見舞われる。

    クノッソスの本格的な攻略の際、異端児と別動隊ながらモンスターの手を借りるのは癪だと答えながらも、リーネ達の仇を打てるならと賛同側の意見を述べている。第二次クノッソス攻略戦では、【デメテル・ファミリア】救出の部隊に参加。食人花に襲われそうになったところを増援として呼ばれたベルに救われ、Lv.4になったばかりでありながら圧倒的な強さとその異常な成長速度を目の当たりにし、レフィーヤがベルの情報を聞くと癇癪を起こす時の気持ちがようやくわかってやれると呟いた。そして、モンスターも一人で引き受けると答えたベルに申し訳なさそうにしながらもその場を任せ、負傷者を連れ出発した。「狂乱の戦譚」終結後、【デメテル・ファミリア】の救出に専念していた為か、残念ながらランクアップには至らなかった。


    種族:兎人(ヒュームバニー)/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    緑髪の兎人の女性冒険者。最近ランクアップしたばかりで、お勉強という名目で深層域にサポーターとして同行をしている。

    地図作成者(マッパー)としての素質を持っており、『妖精部隊(フェアリー・フォース)』によるクノッソスへの奇襲作戦の際には、唯一エルフ以外の人物として同行し、その力を十分に振るった。

    クノッソスの最初の戦いでは、ベート率いる班の一員として行動。ディックスが呪詛の魔法を使用してきた際は、ベートに引っ張り込まれた事で呪詛の影響を受けずに済んでいる。しかしその後、呪詛で暴走しベートに無理矢理黙らされた仲間達を背負う役目を担わされる羽目になっている。

    第二次クノッソス進攻戦でも、クノッソスの設計図を手にし部隊の誘導を行い、【デメテル・ファミリア】救出などで大きく貢献する。終盤では、ベルがニーズホッグを打倒した瞬間をラウル達と目撃し、歓喜余って空から降りてきたレイに抱きついた。


    • アークス

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    大柄な体格をした、重戦士の男性冒険者。頭部に付けている額当てが特徴。巨大な剣と盾を用いて戦う。

    クノッソスの最初の戦いでは、ティオナ率いる班の一員として行動。毒妖蛆(ポイズン・ウェルミス)の毒を受けてしまい、エルフィやシンシアに介抱されていたが、しばらくしていつまでも甘えられないと自力で動いている。

    その後のダイダロス通りにおける暴走したヴィーヴルの追撃等にも、レフィーヤと共に参加している。

    「狂乱の戦譚」終結後、シャロンやオルバと共にLv.3からLv.4にランクアップしていたことが判明する。

    『メモリア・フレーゼ』では、名前で登場していないが、男性冒険者のモブキャラとしてグラフィックが使い回しにされてしまっている。クノッソスでの戦いが描かれる大冒険譚『死神と迷宮のレクイエム』では、ティオナに名称で呼ばれているものの、表記名は「男性団員E」である上に、グラフィックも異なっている。一方、ガレスと行動を共にしているアークスのグラフィックの人物は、「男性団員F」となっている。


    • オルバ

    種族:獣人/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    獣人と思われる男性冒険者。ライオンを想起させる髪型が特徴。片手剣で戦う。

    クノッソスの最初の戦いではティオネ率いる班の一員として行動。【セメクト・ファミリア】の暗殺者達の襲撃を受けているが、【噴化招乱(バーサーク)】によってブチ切れたティオネの姿にクルスと共にビビっている等、やや情けない面を見せていた。

    アニメ第3期では、ダイダロス通りにおける暴走したヴィーヴルの騒動後、ダイダロス通りで警備を行っていたが、そこに現れたベルを怒りと憎悪の形相で睨みつけていた。

    「狂乱の戦譚」終結後、シャロンやアークスと共にLv.3からLv.4にランクアップしていたことが判明する。

    『メモリア・フレーゼ』では、男性冒険者のモブキャラとしてグラフィックが使い回しにされてしまっている。クノッソスでの戦いが描かれる大冒険譚『死神と迷宮のレクイエム』では、ティオネに名称で呼ばれているものの、表記名は「男性団員D」となっている。


    • シンシア

    種族:エルフ/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    エルフの魔導士である少女。セミロングヘアが特徴。戦闘では杖を用いる。

    クノッソスの最初の戦いではガレス率いる班に所属していたが、ティオネやティオナ達と共にはぐれてしまう事になり、毒妖蛆の毒を受けてしまったアークスをエルフィと交代で運んでいた。同じエルフのカロスとは仲が良かったらしく、後にヴァレッタによって無残な形で殺害されてしまった彼の死体を見て、泣き叫んでいる様子を見せている。

    異端児達を巡るダイダロス通りの戦いでは、リヴェリア率いる『妖精部隊(フェアリー・フォース)』には参加せず、ベルとアステリオスの壮絶な戦いに遭遇。スタークが強引に横槍を入れようとした結果、「無粋」と見なしたアステリオスの咆哮(ハウル)によって動きを封じられ、スタークとカルミリアを容赦無く叩き伏せられた恐怖から身が竦んでしまう。しかし、自身と同じLv.3でありながら果敢にアステリオスに立ち向かうベルに驚愕を隠せなかった。

    『メモリア・フレーゼ』では、クノッソスでの戦いが描かれる大冒険譚『死神と迷宮のレクイエム』にて、ティオナに名称で呼ばれているものの、表記名は「女性団員A」である上に、グラフィックも異なっている。


    • 猫人の女性

    種族:猫人(キャットピープル)/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    アナキティと同じく猫人の女性冒険者。アナキティがロングヘアであるのに対し、ショートボブの髪型であるのが特徴で、格好もややワイルドである。名前は不明。徒手空拳の格闘戦で戦う。

    クノッソスの最初の戦いではフィン率いる班に所属していたが、ベート達と共にはぐれてしまう事になり、【イケロス・ファミリア】のディックスの仕掛けた『錯乱』の呪詛(カース)によって暴走させられている。

    『メモリア・フレーゼ』では、女性冒険者のモブキャラとしてグラフィックが使い回しにされてしまっている。


    • シャロン

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    拳闘士の少女冒険者。年齢は不明だが、エルフィやリーネ、シフォン、ココよりは年上の模様。かなりの巨乳であり、エルフィやシフォンからは羨ましがられている。

    強気な性格の持ち主で、仲間の一部から口うるさいと言われてしまう事があり、本人も少し気にしている。一方で面倒見は良く、前衛でありながらも周囲をよく見ているとリーネに評されている。

    自分と同じLv.3のメンバーがベル・クラネルの急成長に驚きを隠せない事には共感しているも、彼やアイズ達上層部のメンバーに僻みを見せる姿勢については異を唱え、オラリオの最大派閥である【ロキ・ファミリア】の団員である事に誇りを持つよう叱責している。

    しかし、クノッソスの最初の戦いでは、レミリア、クレア、カルミリアとの四人だけで彷徨う事態となり、何とか脱出に成功したものの、レミリアとクレアの二人とは死別。また、ベルに関する話題をしていたメンバーの幾人かとも死別してしまう事になってしまった。

    「狂乱の戦譚」終結後、オルバやアークスと共に、Lv.3からLv.4にランクアップしていたことが判明する。

    外伝漫画版のおまけページでは、エルフィが主催したファミリアの女性達のパジャマパーティーにて、仲間達の愚痴を聞こうとする聞き上手な面も見せている。


    • シフォン

    種族:エルフ/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    エルフの魔法剣士である少女冒険者。レイピアで戦闘する。

    自分より優れた魔法の才能を持ちながらも自信が持てずにいるレフィーヤにややコンプレックスを感じているが、自身と違って向上心を持ちひたむきに努力する姿勢から応援している。

    クノッソスの最初の戦いではフィン率いる班に所属していたが、レヴィスによって負傷したフィンやラウルと共にはぐれてしまう事になり、呪道具(カースウェポン)によって負傷したフィンの傷を抑えるべく、冷気魔法で止血を行った。

    外伝漫画版のおまけページでは、エルフィが主催したファミリアの女性達のパジャマパーティーに参加している。


    • ココ

    種族:獣人/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    サポーターの少女冒険者。荷物持ちを担当する。

    遠征等の時には真面目であるが、私生活に関しては打って変わってややだらしがなく、服を着るのを嫌う等、裸族の傾向がある。おまけに全裸で寝ぼけて館の廊下で歩いていた所をラウルに見られてしまったりもしているのだが、本人はあまり気にしていない。

    外伝漫画版のおまけページでは、エルフィが主催したファミリアの女性達のパジャマパーティーに参加している。


    • ニコール

    種族:獣人/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    ポールアックスで戦う男性冒険者。

    クノッソスの最初の戦いではフィン率いる班に所属していたが、レヴィスによって負傷したフィンやラウルと共にはぐれてしまう事になり、ラウルやアキ達が応急処置をする中で、警護を行っている。


    • ルーニー

    種族:獣人/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    【ロキ・ファミリア】のメンバーの中でも年少格に当たる少女冒険者。リーネと仲が良かったが、クノッソスでの最初の戦闘にてガレスの指揮する班で行動を共にした際、途中でガレス達と離れ離れになってしまい、更には出口に向かおうとしていた所で運悪くもラウル達に煮え湯を飲まされたヴァレッタと遭遇。負傷してしまう事になるも、自身だけはリーネが身を挺して庇った事で辛うじて生き残る。

    その後、ベートにリーネが残した手紙を渡す事になった。


    • スターク

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    槍で戦う男性冒険者。ウェーブがかった髪型が特徴。

    ベル・クラネルの異常なまでの成長速度に嫉妬している冒険者の一人。

    クノッソスの最初の戦いではガレス率いる班に所属していたが、ガレスと共に他のメンバー達とはぐれてしまう事になるも、何とか生還を果たしている。

    異端児達を巡るダイダロス通りの戦いでは、ベルとアステリオスの壮絶な戦いに遭遇。【ロキ・ファミリア】としての意地から強引に横槍を入れようとするが、それを「無粋」と見なしたアステリオスの咆哮によって動きを封じられた挙句、斧で叩き伏せられてしまう形で返り討ちにされた。


    • ニック

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    サポーターと思われる男性冒険者。頭に巻いたバンダナが特徴。

    ファミリア内では罠の探知やマッピングを担当しているが、現在はラクタの方が上回っていると称している。ベル・クラネルの異常なまでの成長速度に嫉妬している冒険者の一人。

    クノッソスの最初の戦いではガレス率いる班に所属していたが、ガレスと共に他のメンバー達とはぐれてしまう事になる。一方、落とし穴に落ちた際に、自らの縄とガレスの大戦斧を利用する事で、離れ離れになったリーネ達の窮地を救っている。

    ロイドとは仲が良かったらしく、後にヴァレッタによって無残な形で殺害されてしまった彼の死体を見て、苦悶の叫びを漏らす様子を見せている。

    漫画版外伝では、ベルがLv.3に昇格した際、自分がLv.3になってもう長いことを踏まえて「【リトル・ルーキー】に勝てる自信がない!」と弱気なことを述べている。


    • カルミリア

    種族:ヒューマン/性別:不明/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    サポーターと思われる冒険者。中性的な外見をしており、帽子とゴーグルが特徴。

    クノッソスの最初の戦いではガレス率いる班に所属していたが、シャロン、レミリア、クレアの三人と共に他のメンバーとはぐれてしまい、何とか生還しているのだが、レミリアとクレアの二人とは死別してしまう事態となった。

    ベルがウィーヴルを庇って零落した後は、レフィーヤやエルフィ、クルスと共に【ヘスティア・ファミリア】の拠点である『竈火の館』の監視を行うが、異端児達を巡るダイダロス通りの戦いでは、ベルとアステリオスの壮絶な戦いに遭遇。スタークが強引に横槍を入れようとした結果、「無粋」と見なしたアステリオスの咆哮によって動きを封じられた挙句、斧で叩き伏せられてしまう事になった。

    第二次クノッソス攻略戦では、窮地に駆け付けたベルに大剣を用意している。


    クノッソスでの殉職者

    漫画版では一部のメンバーが、当時8歳でありながらLv.2に至ったアイズを始め、第二、第三級冒険者でありながら第一級冒険者並みの活躍と注目度を誇る者達と、都市最大派閥の団員というだけの自分達を比べる描写や、死亡する寸前にアイズ達に最後の言葉を伝えて息を引き取る場面が追加されるなど、出番や心境が加筆されている。『ダンメモ』では、リーネは生存しているIFルートになっている。



    • レミリア

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    ポールアックスと大型のシールドを扱う少女冒険者。ポニーテールの髪型が特徴。

    クノッソスでの最初の戦闘にてガレスの指揮する班に所属していたが、途中でシャロン達と共にガレスとはぐれてしまう。その後、呪道具や毒妖蛆によって重傷を負いながらアキ達に助け出されるも、治療が間に合わず、アキに看取られつつ黄昏の館に帰る事を願いながらも死亡。

    漫画版外伝では、いつか冒険者を辞めて家庭を持った後にまた黄昏の館に仲間達と集まって、昔の冒険譚を子供や孫達に語り明かす事を夢見ている様子が描かれていた。


    • クレア

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    十文字型の槍と小型のシールドを扱う少女冒険者。

    クノッソスでの最初の戦闘にてガレスの指揮する班に所属していたが、途中でシャロン達と共にガレスとはぐれてしまう。その後、呪道具や毒妖蛆によって重傷を負いながらアキ達に助け出されるも、治療が間に合わず死亡。その最後はシャロンが看取った。


    • ロイド

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    ショートソードと小型のシールドを扱う、軽戦士の男性冒険者。

    ベル・クラネルの異常なまでの成長速度に嫉妬している冒険者の一人。

    クノッソスでの最初の戦闘にてガレスの指揮する班に所属していたが、途中でリーネ達と共にガレスとはぐれてしまった上に重傷を負ってしまう。その後はリーネに担がれながら出口に向かおうとしていたが、運悪くもラウル達に煮え湯を飲まされたヴァレッタと遭遇してしまい、左腕と首を切断されてしまうという無残な形で死亡。

    漫画版外伝では、尊敬できる先達がいる事で【ロキ・ファミリア】に入ってよかった事が語られている。ベル・クラネルの活躍を聞く度に、「いやそれ死ぬだろ普通」と正直な感想を言っている。


    • カロス

    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    マッシュルームカットが特徴のエルフの男性冒険者。

    クノッソスでの最初の戦闘にてガレスの指揮する班に所属していたが、途中でリーネ達と共にガレスとはぐれてしまう。負傷しながらもリーネ達と共に出口に向かおうとしていたが、運悪くもラウル達に煮え湯を飲まされたヴァレッタと遭遇してしまい、両腕と左足を切断されてしまうという無残な形で死亡。シンシアとは仲が良かったらしく、死後に死体の前で彼女は泣き叫んでいた。

    漫画版外伝では、フィンやガレスといった規格外の実力者の存在から、自分がファミリアの中で場違いな存在ではないかと思っていた。


    • リザ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    金髪のロングヘアが特徴のランス使いの女性冒険者。

    ベル・クラネルの異常なまでの成長速度に嫉妬している冒険者の一人。

    クノッソスでの最初の戦闘にてガレスの指揮する班に所属していたが、途中でリーネ達と共にガレスとはぐれてしまう。負傷しながらもリーネ達と共に出口に向かおうとしていたが、運悪くもラウル達に煮え湯を飲まされたヴァレッタと遭遇してしまい、アンジュに寄り添う形で死亡。

    漫画版外伝では、【ロキ・ファミリア】に加入する以前に、自分も何処かのファミリアで団長になるという野心を持っていたらしいが、【ロキ・ファミリア】に加入してからは拘りを持たなくなる程良い所だと思うようになったと語っている。


    • アンジュ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    ウェーブヘアーが特徴の槍使いの女性冒険者。

    クノッソスでの最初の戦闘にてガレスの指揮する班に所属していたが、途中でリーネ達と共にガレスとはぐれてしまう。負傷しながらもリーネ達と共に出口に向かおうとしていたが、運悪くもラウル達に煮え湯を飲まされたヴァレッタと遭遇してしまい、自身の武器であった槍で貫かれてしまうという無残な形で死亡。


    『大抗争』での殉職者

    アプリゲーム『メモリア・フレーゼ』の3周年イベント『アストレア・レコード』から登場。冒険者としてはフィン達よりも先輩で、時期は不明だが途中から【ロキ・ファミリア】に改宗して【暗黒期】に活躍した老兵(ロートル)達。老齢により、かつての力も野望も衰えていることを自覚しつつも、『大抗争』最終日にフィン達のために最後まで戦い続けて、散っていった。彼らの壮絶な最期は、オッタルがフレイヤ以外で初めて尊崇の念を抱かせるほどだった。



    種族:ドワーフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    ドワーフの先達の冒険者。

    【暗黒期】の『大抗争』では、市民や新米のラウルを襲い掛かってくる闇派閥から守っていた。決戦では、避難場所である【ロキ・ファミリア】の本拠をノアールやバーラ達とともに防衛する。だが、中央広場が全方位からモンスターの攻撃を受けてバベルが陥落の危機に瀕した際、ノアールとバーラとともにモンスターに特攻を仕掛け、オリヴァス達の攻撃を受けて戦死する。

    なお、ゲーム『メモリア・フレーゼ』五周年イベント『ナイツ・オブ・フィアナ』に登場するゴォール騎士団副団長ダイールは、彼の前世だと思われる。


    種族:アマゾネス/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    アマゾネスの先達の冒険者。

    【暗黒期】の『大抗争』では、市民や新米のラウルを襲い掛かってくる闇派閥から守っていた。決戦では、避難場所である【ロキ・ファミリア】の本拠をノアールやダイン達とともに防衛する。だが、中央広場が全方位からモンスターの攻撃を受けてバベルが陥落の危機に瀕した際、ノアールとダインとともにモンスターに特攻を仕掛け、オリヴァス達の攻撃を受けて戦死する。

    なお、ゲーム『メモリア・フレーゼ』五周年イベント『ナイツ・オブ・フィアナ』に登場するゴォール騎士団分団長である女性騎士バリファは、彼女の前世だと思われる。


    フレイヤ・ファミリア


    • ヴァン

    種族:半小人族(ハーフパルゥム)/性別:男性/年齢:30歳以上/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    パルゥムにしては背が高く、ヒューマンとしては低いという、神々からは『合法の違法(ショタ・ヴァース)』、『正規の禁忌(ロリ・ジャスティス)』とネタにされているヒューマンと小人族のハーフの半小人族。半小人族故のコンプレックスを抱いており、そんな自分を認め居場所を与えてくれたフレイヤとファミリアに忠誠を誓っており、例に漏れずベルに悪感情を抱いている。冒険者としての実力は高く、ベルが本気で放ったファイヤボルトの直撃を受けても戦いを継続するタフネスを持つ。

    ベルとシルのデートでは、二人を監視する護衛部隊の一つで部隊長を務めていた。ベルへの嫉妬心から、何かおかしな行動をすれば即制裁を加える意気込みで監視を続けていたが、魔道具を使用したベルに振り切られてしまう。その後、水上レストランでディナーをしている二人を発見し、船を制圧するという強硬手段に出るが、同じくベル達の後をつけていたアイズやリュー達によって阻まれ、またしても逃亡を許す事となる。

    オラリオ中に『魅了』が施された後、渋々ベルの先輩として接しており、『洗礼』でベルに襲い掛かるも、最終的に自分を含めみんながベルに敗れており、不満を抱きながらも実力は認めている。

    『派閥大戦』では、ヘディンの指示を無視して『オルザの都市遺跡』の北西部の遺跡『円形劇場』で、ベルが単身やってくることを予測して潜伏していた。そして、予測通りベルが『蓄力(チャージ)』を行いながら透明になる魔道具『リバース・ヴェール』を纏って『円形劇場』を通り過ぎようとしたところを、『蓄力』で鳴る鐘の音(チャイム)で居場所に見当をつけて襲撃・交戦するが、Lv.5にランクアップしていたベルの敵ではなく、一分足らずで倒され気絶した。

    その後、オッタルとミアたち三人の激闘による轟音で目覚めて、目の前で行われる激闘に絶句する。そして、ベルがかつて自身が指摘した『右腕が浮く癖』を逆用してオッタルの攻撃を誘って、オッタルの右ひざにベルがスライディングを決めて体勢を崩すのを見て、ベルが偽りの眷族(なかま)だったヴァンの忠告すら自身の成長の糧にしたのを見て、右拳を地面に叩き付けて悔しがるが、怒りの表情を浮かべる口元は笑っているような様子を見せた。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    元【イシュタル・ファミリア】副団長。イシュタルの付き人として、常に彼女の隣に仕えていた。

    イシュタルの『魅了』を受けており彼女の命令には絶対に従うが、【フレイヤ・ファミリア】による襲撃時、フレイヤに追い詰められていたイシュタルを助けようと影から襲い掛かるが、『魅了』を上書きされてしまい、逆にフレイヤの虜となってしまう。

    その後は彼女の所有物になった事で【フレイヤ・ファミリア】に所属し、イシュタルが闇派閥に繋がっていた事や、託されていた『クノッソスの鍵』の詳細を説明していた。

    『派閥大戦』では、『強靭な勇士』の一員として参戦するが、途中参戦したリューが発現した三つ目の魔法【アストレア・レコード】で更に発現したアリーゼの付与魔法【アガリス・アルヴェシンス】の炎を纏ったリューの爆炎を纏った一撃に倒されて、戦闘不能になった。


    ヘファイストス・ファミリア


    ミアハ・ファミリア


    タケミカヅチ・ファミリア


    ヘルメス・ファミリア


    種族:虎人(ワータイガー)/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    【ヘルメス・ファミリア】副団長。

    大柄な体格で、大剣と大盾を扱う。外伝『ソード・オラトリア』では、フェルズからの依頼で24階層の食料庫への探索クエストに参加する。この時、漫画版ではアイズの推察でLv.3上位と予測されていたが、作者によるとこのクエストから少しして、Lv.4にランクアップしたらしい。

    本編では、【イケロス・ファミリア】のアジトを掴むためにリヴィラの街で待ち伏せていたが、仲間を殺された異端児達がリヴィラを襲撃した事で、重傷を負いながらも地上へ帰還した。劇場版「オリオンの矢」でも、キャンプに残ったメンバーの指揮を任されるなど、実力を買われている模様。



    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    帽子を被った細めな体型をしている。武器は短弓と手斧。24階層の食料庫への探索クエストに参加する。

    なお、ゲーム『メモリア・フレーゼ』では、他のエルフたち同様にハイエルフのリヴェリアを尊敬する様子を見せている。


    • ネリー

    種族:/ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    24階層の食料庫への探索クエストには主にサポーターとして参加する。


    ガネーシャ・ファミリア


    種族:アマゾネス/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.5/二つ名:【赤戦の豹(パルーザ)

    【ガネーシャ・ファミリア】副団長のアマゾネス。

    かつては典型的な野蛮なアマゾネスとして迷宮都市オラリオへとやってきて、無法者の筆頭として、強さのみを善悪の基準に捉えて、横暴の限りを尽くしていた。しかしある日、シャクティとその妹に打ち負かされて、シャクティたちの強さと己より弱き群衆を守る精神に衝撃と感銘を受けて、【ガネーシャ・ファミリア】に入団して珍しいアマゾネスの憲兵となる。

    シャクティと義姉妹の契りを強引に交わしており、彼女を「姉者」と呼び慕っている。声が大きくイブリ程ではないが若干落ち着きがない性格で、主神のガネーシャへの扱いも彼が真面目な時以外は基本ぞんざい。シャクティと違って、異端児の存在については聞かされていない模様。

    リヴィラでシャクティがアステリオスに吹き飛ばされたのを目撃し、激昂し他の団員達と立ち向かうが返り討ちに合い、重傷を負う。しかし命に別状はなく、地上に出て治療に専念させられた。傷が癒えてからは、外伝『ソード・オラトリア』での第一・第二次クノッソス攻略戦に参加する。

    『派閥大戦』では、派閥連合に参加せずに中立を保とうとする【ガネーシャ・ファミリア】の方針に納得できず、シャクティに不満をぶつけるが、『派閥大戦』で審判を務められるのは我ら【ガネーシャ・ファミリア】だけだと諭される。

    そして『派閥大戦』が開始されて、空中から降下して途中参戦した【疾風】に加えて、【小巨人(デミ・ユミル)】率いる『豊饒の女主人』の店員たちが【ガネーシャ・ファミリア】の警戒網を強行突破して『オルザの都市遺跡』に侵入した際には、派閥連合の規則違反を訴えるモダーカに対して【フレイヤ・ファミリア】への意趣返しとして目を瞑れと発言した。その後、アストレアデメテルとニョルズと【アストレア・ファミリア】が現れて派閥連合への途中参加を告げてシャクティが承諾した際には、喝采を挙げていた。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:【剛拳闘士

    【ガネーシャ・ファミリア】所属のヒューマン。単独で下層にまで降りる事が出来る事からも、ファミリア内でも高い実力の持ち主である事が伺われる。オラリオに来たばかりのベルとの会話からも気さくな人物であった事が伺われるが、同時に脇の甘さも目立ち、それが自らの命取りとなってしまう事になっている。

    意思疎通の出来るモンスターである異端児の存在についてはファミリア内でも知っていたらしく、フェルズから30階層に存在する『宝玉の胎児』回収の極秘依頼を受けた際も、異端児達から受け取っていた。だが『宝玉の胎児』回収し【ヘルメス・ファミリア】のルルネに引き渡した後、レヴィスに『リヴィラの街』で色仕掛けを受け騙されてしまい、首を折られた上に頭を潰されて死亡。その際、顔の皮膚を剥がされ、変装の偽装に利用される。この為、死体の発見時は素性が全く解からなかった為、ボールスによって『開錠薬(ステイタス・シーフ)』を使う形で背中の神の恩恵(ファルナ)を確認され、初めて所属のファミリアが判明した。

    なお、フェルズからの任務を受ける際、【ヘファイストス・ファミリア】の椿に単独で下層へ向かう為の装備として魔剣の制作を依頼しており、雷属性の戦斧型魔剣である《雷雷丸(かみなりいかずちまる)》を受け取っている。自らの死後は何の因果なのか、異端児であるアステリオスの手に渡っており、後に【ロキ・ファミリア】が回収して製作者の椿に返還されている。

    アニメ1期特典SS(原作15巻に再録)では、門衛の任務に付いていたところをオラリオに来たばかりのベルと出会い、『ダンジョンに出会いを求めに』という動機でオラリオにやってきたベルを面白い新人同業者として歓迎する。またこの時、冒険者にとって一番大切な事は何かというベルの質問に対し、「いい神に巡り合えること」そして「」と答え、彼を見送った。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.不明/二つ名:【火炎爆炎火炎(ファイアー・インフェルノ・フレイム)

    【ガネーシャ・ファミリア】所属のヒューマン。褐色肌とゴーグルが特徴で自称「喋る火炎魔法」を名乗る。とてもうるさい。【ヘスティア・ファミリア】と【アポロン・ファミリア】の戦争遊戯では、ガネーシャと共に実況を行っていた。異端児のリヴィラ襲撃の際は、そのやかましさからイルタに地上での居残りを言い渡されてしまっている。

    『派閥大戦』でも、引き続き実況を担当したが、終盤でのベルとアレンの最終闘走を実況した際に、あまりの大声に耐え切れずに魔石拡声器(マイク)が壊れてしまったが、それでも実況を続けた。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    【ガネーシャ・ファミリア】所属のヒューマン。常識人の為かファミリアの苦労人担当。みんなから名前を覚えて貰えない可哀想な人。アニメ版での外見は【ロキ・ファミリア】のラウルと顔立ちや髪形がかなり被っている等、性格も加えて似た者同士という事になっている。基本的に真面目だが、融通の利かない面も目立つ。

    異端児襲撃による18階層への討伐隊に参加し、ベルが極秘裏に討伐隊に参加することをガネーシャから聞かされており、訝しみながらも彼をサポーターに扮装させて同行させる。生存者救助に取り掛かっていた中、19階層からアステリオスが現れ、その脅威を見ただけで感じ取り、仲間達に逃げるよう訴えかけた。

    『派閥大戦』では、ミアたちが強行突破して『オルザの都市遺跡』に無断侵入して戦争遊戯に無断参加したことに対する派閥連合の規則違反を申し立てて、イルタと言い争っていた。その後、アストレアたちの登場と説明を聞いたシャクティが、アストレアたちの派閥連合への途中参加を承認した際には唖然としていた。

    ちなみに名前の元ネタはヒンドゥーのガネーシャ神が大好きな御菓子「モーダカ」。



    ディアンケヒト・ファミリア


    デメテル・ファミリア


    • ペルセフォネ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.不明

    【デメテル・ファミリア】の団長。

    作中では美しい容貌以外の詳しい容姿の記述はなかったが、『ダンメモ』では金髪で橙色の瞳を持つ小麦肌の美女になっている(作中では明言こそされていないものの、原作で発したセリフを彼女が言い、彼女の名前が他が「団員A」などと表記されているのに彼女だけ「???」と表記されているため、彼女である可能性が濃厚)。

    エニュオにデメテルの人質として他の眷族達とともに捕らえられ、クノッソスで監禁されていた。美しい相貌の持ち主だったが、長い監禁によってミイラの様に衰弱した変わり果てた姿になっていた。第一次クノッソス攻略戦で壁の隙間から覗いていたのをエルフィに感付かれても、その時は救出されなかったが、第二次クノッソス攻略戦で発見されて、救出される。

    『派閥大戦』の時期には、まだ快調に至っていなかった模様だが、その後は【ヘスティア・ファミリア】との親交の深さから、デメテルによって派閥同盟を組む目的でベルとのお見合いを企画されており、ペルセフォネ自身も満更では無い様子の模様。


    【ゴブニュ・ファミリア】


    【オグマ・ファミリア】

    • オグマ

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    【オグマ・ファミリア】主神。詳しい風貌は不明だが、おそらく男神。『派閥大戦』では、参戦を訴えるモルドに折れて、参戦を認める。『派閥大戦』では、アレン・フローメル率いる『強靭な勇士』たちが侵攻を開始すると、装着していた花を散らされて脱落する。



    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    モルドの仲間の第三級冒険者。

    原作では詳しい容貌や性格は不明だったが、アニメではやや色黒で短髪のガタイのいい男になっている。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    モルドの仲間の第三級冒険者。

    原作では詳しい容貌や性格は不明だったが、アニメでは細身でオネエな雰囲気の男になっている。


    【ソーマ・ファミリア】


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:【酒守(ガンダルヴァ)

    【ソーマ・ファミリア】の前団長。理知人を装っているが、本性は粗暴で欲望に忠実と、非常に下衆な人物。Lv.2である為に上級冒険者となっているが、ステイタスに頼り切った戦い方の為、冒険者としての実力はあまり高くない。

    他の団長候補を蹴落とす形で団長に就任すると、主神ソーマがファミリアの運営に関心が無いのを良い事に上納金が上位の者にだけ神酒を報酬とするシステムを作る等、ファミリアを私物化していた。また、【闇派閥】とも裏で繋がりを持っており、その経緯で【イシュタル・ファミリア】や【イケロス・ファミリア】が【闇派閥】と繋がりを持っている事、迷宮(ダンジョン)に隠された人造迷宮「クノッソス」の存在、そして意思疎通の出来るモンスターである【異端児(ゼノス)】や、それらを【イケロス・ファミリア】が捕獲して商売している事実を知るに至っていた。その結果、自分達も【異端児(ゼノス)】を捕獲して密輸する事で得られる莫大な利益の為に、ファミリアに所属していた変身魔法の能力を持つリリを活用しようとしていたが、彼女が消息不明となってしまった事でその目論見は叶わない事になっている。

    【アポロン・ファミリア】との一件からリリが生きている事を知り、ベルとパーティを組んでいた事から利益が一致した【アポロン・ファミリア】の協力によって、【ヘスティア・ファミリア】の拠点を襲撃。リリを連れ戻す事に成功する。しかしヘスティア達がリリを救助に駆け付け、神酒の魔力に打ち勝ったリリに心を動かされたソーマによって戦いを止められてしまう。悪あがきにリリを連れ去ろうとするが、ヴェルフによってあっさり倒される。その後に団長の座からも降ろされ、ファミリアの牢獄に閉じ込められることとなった。

    それからは装う事を止めて常に粗暴な態度となっていたが、そこにリリ達が面会に訪れて『異端児』とその密輸売買について問い質されると、そこまで辿り着いた事を嘲笑いながらも関与を認め、ダイダロス通りに手掛かりがある事を教えた。

    『暗黒期』では、『闇派閥』が大きな事件を起きてる隙をつき、様々な対処をする程で無いレベルの悪事を行っている等、小悪党ぶりを見せている。


    種族:ドワーフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    【ソーマ・ファミリア】の現・団長。短髪で髭を生やしたドワーフらしい強面な外見の人物。

    基本的に不愛想だが、本質的には真面目な性格でもあり、道理に反した行いは好まない。ドワーフだけあって酒好きで、美味い酒が飲めると噂で聞いて【ソーマ・ファミリア】に入団した経緯を持つ。ファミリア内では比較的新参であるらしいが、冒険者として頭角を現しているLv.2の実力者。前団長のザニス主導のファミリアの現状を快く思っていないが、自分一人ではどうにもならない為か、ザニスに非協力的な姿勢を見せる事で反抗していた。

    リリの奪還を目指したヘスティア達のホーム襲撃の際は、リリを逃がす手助けをしている。【ヘスティア・ファミリア】と【アポロン・ファミリア】の『戦争遊戯(ウォーゲーム)』後は、ザニスに代わってファミリアの団長の座に就くが、本人はそんな柄ではないと言っており、またそのせいで余計に神酒が飲めなくなったとぼやいている。しかしそれでも、なんやかんやソーマと共にファミリアの身辺整理をするなど、団長としての責務は行っている模様。


    • カヌゥ・ベルウェイ(CV:武虎)

    種族:犬人/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.1

    リリを虐げていたゴロツキ冒険者の1人。かなり下衆な性質の持ち主であり、2人の仲間と共にリリに恨みを持つゲドと協力し彼女を捕らえるが、戦利品を独り占めする為にゲドを裏切り、2人もろともキラーアントに襲わせた。

    その後、オッタルが【イシュタル・ファミリア】の戦闘娼婦達に襲撃されている場面に偶然出くわし、調教した隻角のミノタウロスを入れたオッタルのカーゴを戦利品と思い込み、隙を突いて盗んだ後にカーゴを解放してしまうが、仲間を瞬く間に殺され魔剣で応戦するも砕け散り、なす術無く無残に殺された。


    【モージ・ファミリア】

    • モージ

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    【モージ・ファミリア】主神。土色の髪と瞳に偉丈夫な体格を持つ男神。マグニとは神友で、娯楽優先の神物でもあり、よくタケミカヅチや自分の眷族を玩具にして楽しんでいる。

    フレイヤの『共鳴者(シンパ)』(本人曰く「応援者(ファン)」)でもあり、『派閥大戦』では、『神会』で派閥連合側を妨害(派閥連合に有利なルールの提案を難癖付けて却下するなど)したりして無駄な時間を費やしていた。しかし、当初は『派閥大戦』を傍観するつもりだったが、ルヴィスたち眷族がベルへの恩返しのために、派閥連合に無理矢理参戦させられる。

    『派閥大戦』では、アレン率いる『強靭な勇士』たちが侵攻を開始すると、マグニと共に真っ先に降伏しようとしたが、アレンの一槍によって地面に叩き付けられた上に、胸に着けていた花を散らされて脱落する。


    • ルヴィス・リーリックス(CV:坂泰斗)

    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    過去にエイナにアドバイザーをしてもらっていた冒険者の一人で、エイナに想いを寄せていた。

    ドルムルとは種族の相性とエイナを巡る相手であることも相まって非常に仲が悪いが、付き合いが長いのか緊急時にはいざこざを忘れ互いに協力し合うなど、戦友もとい腐れ縁のような関係。エイナが誰かに追い回されているという話を偶然聞き、主神に唆され黒いローブを着て影から見守っていたが、逆に彼女を怖がらせている事に気づかないなどズレたところがある。同じ理由で主神に遊ばれていたドルムルと同時にエイナに想いを伝えるが、事態を収拾するために「ベルと付き合っている」と言われ、失恋に終わる。

    その後、下層で行方不明になった冒険者を捜索するクエストで、ドルムル達やファミリアのエルフの仲間と共に下層に赴いたところでモス・ヒュージの『強化種』に襲撃される。仲間を逃がす為に自ら囮になるが、宿り木を植え付けられた上に追いつかれ、右腕を失う重傷を負う。丁度、下層に遠征に来たベル達『派閥連合』と遭遇し、彼らに仲間の救助と協力を依頼。モス・ヒュージが倒された事で宿り木から解放され、片腕を失ったことに堪えた様子はなく【ディアンケヒト・ファミリア】に義手を制作してもらい冒険者を続ける事を話しながら、自分達を救ってくれたベル達に次は自分達が力になると感謝の意を伝える。

    その後の疾風討伐には負傷のため参加せず、『リヴィラの街』で待機していた。地上へ帰還した後、ギルドからの強制任務でドルムルたちと共にダンジョン9階層で発見されたオリハルコンの扉の先で、クノッソスを埋め尽くした『緑肉』の撤去を隻腕の身で呪文を行使して行った。なお、撤去作業に同行している【ガネーシャ・ファミリア】の上級冒険者のことを、ドルムルとは違って『監視役』ではなく『護衛』だと気付いていた。

    本編18巻での『派閥大戦』では、ベルへの恩義を返す為に主神モージの言葉にも耳を貸さず、義手を装備してラーナたちと共に派閥連合の一角として『派閥大戦』に参戦する。『派閥大戦』が開始されると、斥候部隊の一員として【フレイヤ・ファミリア】全軍が『オルザの都市遺跡』の西側にいることを発見し、リリに報告する。その後はモルドたちと合流し、ヘイズ率いる『満たす煤者達(アンドフリームニル)』を攻撃するが、エルフである為に『クロッゾの魔剣』を使用することを忌避して所持・使用せず、逆に『クロッゾの魔剣』を連発するモルドたちを窘めていた。しかし、ヘイズが自動治癒魔法【アース・グルヴェイグ】を使用して回復すると、モルドたち【オグマ・ファミリア】がヘイズの長杖に殴り倒された直後に、ルヴィスたち【モージ・ファミリア】もヘイズの長杖に殴り倒された。

    アニメでは初登場シーンはカットされたが、『ダンメモ』で原作8巻の話が実装されたことでNPCとして登場する。そして、アニメ第4期から正式に登場する。


    種族:エルフ/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明


    ルヴィスと共に下層に赴いたがモス・ヒュージの『強化種』に襲撃されてしまったエルフたち。

    負傷し、種子を植え付けられて衰弱していた彼らはモス・ヒュージに引き摺られて、水晶の柱に囲まれた場所に非常食として隠されていた。

    しかし、モス・ヒュージがベルたち派閥連合の遠征隊を罠にかけるため、彼らの下半身を水晶の鎚矛(メイス)で潰して、血の匂いでモンスターが寄って来る動けない餌として利用した。更に命の探知スキルを欺くために、アレクはモス・ヒュージの分身である苔を貼り付けられて囮にされた。

    その後は遠征隊に救助されてモス・ヒュージによる狡猾な作戦に苦しめられるも、ベルが撃破したことで宿り木から解放され、無事にリヴィラの街で治療を受けた。

    本編18巻での『派閥大戦』では、ラーナたち三人は義足を装備してルヴィスと共に派閥連合の一角として『派閥大戦』に参戦する。しかし、ヘイズの長杖によってモルドたち【オグマ・ファミリア】に殴り倒された後で、ルヴィスたち【モージ・ファミリア】の面々もヘイズの長杖によって殴り倒された。


    【マグニ・ファミリア】

    • マグニ

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    【マグニ・ファミリア】主神。モージと同じく土色の髪と瞳に偉丈夫な体格を持つ男神。モージとは神友で、娯楽優先の神物でもあり、よくタケミカヅチや自分の眷族を玩具にして楽しんでいる。

    モージと同じくフレイヤの『共鳴者』で、『神会』で派閥連合側を妨害したりして、無駄な時間を費やしていた。しかし、当初は『派閥大戦』を傍観するつもりだったが、ドルムルたち眷族がベルへの恩返しのために、派閥連合に無理矢理参戦させられる。『派閥大戦』では、アレン率いる『強靭な勇士』たちが侵攻を開始すると、モージと共に真っ先に降伏しようとするが、アレンの一槍によって地面に叩き付けられた上に、胸に着けていた花を散らされて脱落する。


    種族:ドワーフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    過去にエイナにアドバイザーをしてもらっていた冒険者の一人で、エイナに想いを寄せていた。

    ドワーフらしく体力があり、戦闘には奥の手として雷の魔剣を所持している。ルヴィスとは種族の相性とエイナを巡る相手であることも相まって、非常に仲が悪い。しかし下層で彼が弱気なっているところを見て調子が狂ったり、絶体絶命の中で共に殿を務めようとするなど、戦友もとい腐れ縁のような関係でもある。ルヴィス同様、エイナが追われているという話を聞き、主神に唆され黒いローブを着て影から見守っていたが、エイナと一緒にいるベルに嫉妬して襲い掛かって返り討ちに遭い、『ギルド』に拘留されるが壁を破壊して脱走。その後、ルヴィス同様主神に遊ばれていただけで、更にエイナに「ベルと付き合っている」と言われ、失恋することになる。

    その後、下層で行方不明になった冒険者を捜索するクエストで、ルヴィスやドワーフの仲間と共に下層に赴いたところでモス・ヒュージの『強化種』に襲撃され、宿り木を植え付けられてしまう。途中でルヴィスやベルを除いた『派閥連合』と遭遇し、宿り木に体力を奪われつつも負傷者を運ぶなど、微力ながら協力した。ベルがモス・ヒュージを打ち取った事で無事に解放され、これといった負傷は無く、ベル達に感謝する。

    その後の疾風討伐には負傷のため参加しなかったが、次産時期を無視して『アンフィス・バエナ』が出現したことや遠征連合が25階層に取り残されている事を討伐隊の生き残りから聞かされ、助けに向かおうとしたところに椿や豊饒の女主人の救助隊が現れ、椿達に事情を説明した。地上へ帰還した後、ギルドからの強制任務でルヴィスたちと共にダンジョン9階層で発見されたオリハルコンの扉の先で、クノッソスを埋め尽くした『緑肉』の撤去を文句を言いながら行っていた。なお、撤去作業に同行している【ガネーシャ・ファミリア】の上級冒険者を『監視役』だと煩わしく思っている。

    本編18巻での『派閥大戦』では、ベルに恩義を返す為に主神マグニの言葉を無視して、他の団員たちと共に派閥連合の一角として『派閥大戦』に参戦する。『派閥大戦』が開始されると、中央部隊の先鋒として配備される。しかし、派閥連合が保有する『クロッゾの魔剣』を無駄撃ちさせられて窮地に陥ると、盾役として中央部隊を守ろうとするが、アレンの槍によって重傷を負って脱落する。

    アニメでは初登場シーンはカットされたが、ルヴィスと同じくダンメモにてNPCで登場する。そして、アニメ第4期から正式に登場する。


    【ハトホル・ファミリア】

    • ハトホル

    種族:神/性別:女性/年齢:ン億歳

    【ハトホル・ファミリア】主神。オラリオに在住する、豊穣の神の一柱。顔の半分を牛を模した面で覆う、少女然とした女神。男神達の中では、実は最強の少女母性(バブみ)を持つと言われている。間延びした口調で喋っており、フレイヤにかけられた『魅了』が解除された後も、フレイヤをそれほど目の敵にもしていなければ、自身が司る豊穣もオマケみたいなものだと話している。

    『派閥大戦』では、『女神同盟』の女神達に無理矢理盟主に祭り上げられて、派閥連合の一角として参戦する。



    【デリング・ファミリア】

    • エドガー

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    上級冒険者の男性。

    『挽歌祭(エレジア)』の日に、20階層を仲間達と探索中にイレギュラーに遭遇し大型級モンスターに襲われてしまい、シーリアを殺されてしまう。シーリアを抱えて逃げている時に【ヘスティア・ファミリア】と遭遇し、彼らにシーリアの仇討ちを懇願する。仇を討ってもらったベルに感謝し、シーリアを地上に運び出して『第一墓地』に埋葬した。後に、シーリアに花を手向けるためにファミリアを訪れたベルに埋葬先を教えて、改めてお礼を言った。

    『派閥大戦』では、【デリング・ファミリア】が派閥連合に加わって共に戦っていた。しかし、アレン率いる『強靭な勇士』たちが侵攻を開始すると、主神デリングが装着していた花を散らされて【デリング・ファミリア】は脱落する。


    • シーリア

    種族:獣人/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    上級冒険者の獣人の女性。

    『挽歌祭』の日に、20階層を仲間達と探索中にイレギュラーに遭遇し、大型級モンスターに襲われて致命傷を受けて死亡。

    亡骸は地上に運び出され、『第一墓地』に埋葬された。


    【セト・ファミリア】

    • セト

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    オラリオにファミリアを持つ男神。詳しい容姿は描かれていないが、漫画では褐色肌となっている。後述の眷族に悲惨な二つ名をつけられてしまう等、現在の立場は悲惨なものだが、かつては【ゼウス・ファミリア】や【ヘラ・ファミリア】とも覇を競い合っていた強豪であった模様。

    因みにアニメ1期第9話では、ベルが自身の二つ名を予想している場面で、その称号を候補の一つに上げていた。


    • セティ・セルティ

    種族:不明/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:【暁の聖竜騎士(バーニング・ファイティング・ファイター)

    セトの眷族。上記の通り、小っ恥ずかしい二つ名を付けられた。


    【セベク・ファミリア】

    • セベク

    種族:神/性別:不明/年齢:ン億歳

    【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】全盛の時代に、彼等との勢力争いに敗北した派閥の一つ。現在は凋落し、エナ以外の構成員の詳細は不明。


    • エナ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    セベクの眷族で、健康的な小麦色の肌をした少女。春姫が【ヘスティア・ファミリア】に加入した後の短編『英雄と娼婦』で、ベルと春姫が気晴らしの散歩(実質はデート)をしている途中で遭遇したアイシャから渡された客船観光(クルーズ)のチケットで、オラリオの西区画を中心に流れている水路を進む小型船に搭乗した時に、もう一人の同胞と共に小型船の船頭を務めていた。

    ダンジョンを攻略する意欲が薄く、ダンジョン攻略より日々の安全を心掛ける性格で、客船観光を運営する商会と懇意になって、冒険者依頼(クエスト)要らずで仕事を回してもらっている。


    【ラートリー・ファミリア】

    フレイヤに反感を抱く女神たちの集団である『女神同盟』の一角であるファミリア。本編18巻で、派閥連合の一角として『派閥大戦』に参戦する。


    【セルケト・ファミリア】

    『女神同盟』の一角であるファミリア。【ラートリー・ファミリア】と同じく、魔導士が多く所属していると思われる。本編18巻で、派閥連合の一角として『派閥大戦』に参戦する。


    【プルートス・ファミリア】

    アイシャ・ベルカが、表向き所属していることになっているファミリア。主神のプルートスは男神で、ヘルメスに対して借りがあるということ以外は、詳細不明。本編18巻で、派閥連合の一角として『派閥大戦』に参戦する。


    ファミリア以外の組織及び人間達

    ギルド


    種族:犬人/性別:男性/年齢:不明

    エイナやミィシャの上司であるギルドの班長。

    エイナ達と恩師ともいえる存在で、新人の時の二人に「冒険者にはあまり情を移さない方がいい」と忠告し、残酷な現実について教えた。

    エイナが短期間で第一級冒険者を輩出したという幹部候補として大きな功績を持ったことで、彼女を上層部の会議に出席させた。ロイマンが『立坑(シャフト)計画』の発表とそれの実施を明かした際、表立って異議は申し立てていないもののエイナと同じく計画への不安を抱いている。


    • ローズ

    種族:狼人(ウェアウルフ)/性別:女性/年齢:不明

    エイナの先輩アドバイザー。受付嬢のまとめ役な存在。

    強気な性格で、モテるエイナに嫉妬しているが、冒険者の男にモテるのは御免だと思っている。

    駆け出しのベルを見て、見込みの無さに「早死にする」と断言し、エイナに反論されると、どこまで持つか受付嬢達に賭けを提案した。だが、ベルが予想外にも死なないどころかLv.4の第二級冒険者にまで成長したことで、賭けがエイナの一人勝ち状態(死なないと予想するエイナ以外は大半があっさり死ぬか、それ以外でも長くて半年と予想)になって大金(給料の五倍ほど)を取られそうになったため、ソフィとともエイナに受け取らせないように説得しようとしたが、当時のことを不快に思っていたエイナにベルとの夕食代として容赦無く取られてしまう。

    「風の追憶」で、実は十四年前に受付嬢になったことが判明し、当時からリヴェリアと交流があった。ハイエルフのリヴェリアに対しても強気な姿勢を崩さず、冒険者になったばかりにアイズの瞳を見て「早死にする」と断定し、彼女を冒険者にさせたリヴェリア及び【ロキ・ファミリア】を批判的に見ていた。


    • ソフィ

    種族:エルフ/性別:女性/年齢:不明

    エイナの先輩アドバイザー。ローズと同期。

    ギルドでも一、二を争うほどの美女で、『氷の妖精』と呼ばれるほど無表情だが、エルフなのに賭けに乗るなど、やや俗っぽい一面もある。

    駆け出しのベルがアドバイザーにエルフを要望した際、見込みの無さに拒否していた。ローズの賭けに乗るが、エイナの一人勝ちに焦ってローズとともに説得しようとしたが失敗した。


    豊饒の女主人


    【リヴィラの街】


    種族:獣人/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    『リヴィラの街』で宿屋を営む青年。

    予知夢に恐怖したカサンドラの艶めかしい恰好を見た際は、男としての征服欲を一瞬抱いてしまう等、年齢相応な部分もあるが、あまりにも酷いカサンドラの顔色に気付き心配する様子からも、人格的には良識のある人物。

    外伝では、彼の宿でハシャーナが殺害されるという災難が発生。それ以降、曰く付きの宿と噂が広まって客が殆ど寄り付かず、客集めの為に宿代も安くせざるを得ない等、能力とは関係ない部分で散々な目に遭っている。しかし、貧乏ファミリアである【ヘスティア・ファミリア】の面々(主にリリにとって)は理想的な宿の為に、18階層に来た際はよく利用しており、ヴィリーにとっても数少ないお客様という事で積極的にもてなしている。

    『ダンメモ』のイベント「迷宮の宿場街(ダンジョン・ローグタウン)」では、事故物件という悪評を払拭するためにリヴィラに来ていたアミッドを招き、臨時治療院として部屋を貸し与えるなどしている。


    種族:狼人/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    三年前からリヴィラに居付いている上級冒険者。元【ルドラ・ファミリア】のジュラと結託しており、【ヘスティア・ファミリア】の遠征中に起きた同業者のジャンが殺された事件の目撃者として【疾風】が犯人だと叫んで、冒険者達を扇動していた。しかし、ベルには最初から疑われており、仲間達とともにアイシャ達に見張られていたが途中で本性を現し、ジュラが調教した『ラムトン』を襲わせている隙に、大量の『火炎石』を爆破させてダンジョンを破壊して『ジャガーノート』を誕生させる。

    だが、ヴェルフ達が下層の階層主である『アンフィス・バエナ』を倒した時に起きた大空洞の崩壊に、仲間と共に巻き込まれて死亡。この時、彼等はヴェルフ達とは逆に上の階層に向けて逃げていた為、図らずもカサンドラの言葉を信じなければどうなっていたかを身をもって証明する事となった。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    ジュラ一味の一人。ジュラの命でリヴィラの【疾風】の足止めの為、街の住人を扇動しようとするが捕まり、尋問を受ける。その後はタークに殺され、死体は討伐隊編成の為に利用される形となった。


    その他

    人物

    種族:地精霊(ノーム)/性別:男性/年齢:不明

    『ノームの万屋』という質屋の店主の老翁。自我が薄いと言われている精霊の中でも、はっきりとした人格を持っている。本人は低級の精霊と言っているが、リリが変身魔法で変身していたことを見抜くなど、確かな観察眼を持つ。

    以前【ソーマ・ファミリア】所属時の少年に変身したリリから盗品を買い取っており、その後に身を隠そうとした彼女を受け入れていた。現在でもリリとは(世話をしてくれた恩もあって)人手が欲しい時などに手を借りており、体調を崩した時などもよく面倒を見てもらっている。リリの事は娘の様に思っている様で、【ヘスティア・ファミリア】改宗後から笑うようになった彼女の事を嬉しく思っている。

    アニメではリリよりも小柄だが、漫画版ではガタイのいい翁になっている。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.1

    リリをサポーターとして雇っていた冒険者。彼女に対し酷い待遇で使い倒していたが、利用していると思っていたリリに剣を盗まれてしまう。その事から彼女に恨みを持ち、一度は彼女を追い詰めるが、その場はベルやリューの介入で取り逃がしてしまう。後にベルにリリを嵌めようと持ち掛けるが拒否され、今度は【ソーマ・ファミリア】のカヌゥ達と結託し、リリを待ち伏せて今度こそ捕まえる事に成功するが、直後にカヌゥ達に裏切られ、キラーアントの群れに殺された。


    • マリア・マーテル

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明

    ダイダロス通りにある『マリア孤児院』の院長。少し痩せ気味で、年配のヒューマンの女性。

    ある日、ダイダロス通りで捨てられていた赤ん坊を見つけ、どうしても放っておけずに育てることを決意。ダイダロス通りにあった廃教会を孤児院として利用し、ある時出会ったシルからお店の料理を譲ってもらったり、一部の女神達からお金を援助してもらいながら、今では沢山の孤児と暮らしている。育った子供たちがお金を寄付するために冒険者となって出ていったが、誰一人帰ってこなかった事や彼女自身もかつて冒険者の夫に先立たれた過去を持つことから、今面倒を見ている孤児たちには冒険者になってほしくないと考えている。

    アニメでは出番がカットされたが、ダンメモにて原作8巻の物語が実装され、立ち絵付きで登場する(容貌が若い女性になっている)。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:11歳

    『マリア孤児院』で暮らす少年。孤児院の年長者で、子供らしくやんちゃな性格。

    マリアの事を「母さん」と呼んで、とても慕っている。冒険者に憧れている様子だが、マリアが子供たちに冒険者になって欲しくないと語った時は、『学区』に入学すると答えた。シルの弁当から逃げていた時にシルの後を追っていたベルと出会い、彼からダンジョンでの体験を聞いて目を輝かせ、ベルに懐くようになる。

    異端児騒動の時は、ベルがウィーネを守るために冒険者に魔法を撃ち、人類の敵とも取れる行動をした彼を強く非難し拒絶してしまう。しかし心の中ではベルの事をまだ信じており、外伝ではベルの事を街のゴロツキと変わらないと言った他の孤児院の子どもに、発言を取り消すよう掴みかかった。ベルとアステリオスの決闘を目撃した時は、アステリオスに恐怖し動けずにいる中、圧倒的な怪物に一人勇敢に立ち向かうベルに冒険者としての姿を見せられ、モルドの声援を皮切りにベルを応援した。その後、マリアに連れられ『竈火の館』に訪れ、ベルを非難してしまった事を謝り、あの時の姿が格好良かったと伝える。

    アニメでは出番はカットされたが、ダンメモにて立ち絵付きで登場する。


    • フィナ(CV:柴崎まりな)

    種族:犬人/性別:女性/年齢:11歳

    『マリア孤児院』で暮らす少女。ライと同じく孤児院の年長者で、快活で人懐っこい性格をしている。ライと行動することが多く、ベルと出会った後もライと同じくらい懐いていた。

    異端児騒動では他の子供と同様にベルから距離を取っていたが、やはり完全には非難できなかった様子。ベルとアステリオスの決闘では彼を応援し、『竈火の館』に訪れた時は助けてくれた事への感謝の言葉を伝える。

    ダンメモにて、立ち絵付きで登場する。


    種族:ハーフエルフ/性別:不明/年齢:10歳

    『マリア孤児院』で暮らす子供。中性的な顔立ちで口数が少なく、掴みどころがない不思議な雰囲気をしている。ライやフィナと共にいる事が多く、3人でベルに教会の裏庭から入れる廃墟の中で時折聞こえる呻き声の調査を依頼する(この時見つけた隠し通路がクノッソスに繋がっており、異端児騒動でウィーネ達が無事に他の仲間と合流する切っ掛けとなった)。

    騒動の最中、戦場の衝撃で建物の崩落の下敷きになりかけたところをウィーネに救われ(アニメでは出番がカットされているため、別の子供に変わっている)、普通の怪物とは違う事を感じ取ったのか、駆け付けたマリア達に「お兄ちゃんは間違っていなかったんだ」と呟き、ベルが私欲のためにモンスターを庇ったのではない事を理解する。その後、『竈火の館』に訪れた時に上記の言葉をベルにも伝え、助けてくれてありがとうと感謝の言葉を送った。

    ダンメモにて、立ち絵付きで登場する。


    • レノア

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明

    黒いローブを纏った白髪の老女。北西のメインストリートの路地裏地下に、魔導士専用の店『魔女の隠れ家』を構えている魔術師。リヴェリアやレフィーヤも利用しており、長杖の整備などを依頼しているが、遠征の度に杖に取り付けている魔法石を壊してくるリヴェリアに文句を言っている。そういった不満から、魔法を複数扱える彼女達が『魔法大国(アルテナ)』に目を付けられていることを伝えて、不安がらせる(リヴェリアの方は、ほとんど意に介していない)などしていた。

    先祖絡みでフェルズと繋がりがあるらしく、彼の発明した魔道具を店の隠し部屋に保管しており、異端児事件でベルとリリが訪れた際、フェルズの合言葉を聞いたことでそれらの魔道具を貸し与え、永遠を生きるフェルズの力になって欲しいとベル達に伝える。


    • ウェール

    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明

    喫茶店『ウィーシェ』の店主(マスター)。店名通り『ウィーシェの森』出身で、レフィーヤとは同郷で顔馴染み(レフィーヤの親の親友)。

    喫茶店『ウィーシェ』は、フィンやヘディンなど第一級冒険者が通っているなど、密かな憩いの場となっている。


    • ダルド

    種族:ドワーフ/性別:男性/年齢:不明

    鍛冶屋「雛鳥の鉄床」を営む鍛冶師のドワーフの老人。

    かつてベルに武器を作ったことがあり、彼のことを「ベル坊」と呼んでいる。ベルが使わなくなった自身が打った武器を店に飾っており、かつて世話したことがあると自慢話をして触れ込み、そのおかげで店が潰れずに済んでいる。

    また、名を残せず志半ばで散って逝った冒険者達を自分だけでも覚えておこうと、死んだ彼らの遺品となった自分が打った武器も飾っている。


    • マリス・ハッカード

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.1

    エイナが新人の時に初めて担当になった青髪の女性冒険者。故人。

    元々は浮浪児で、自分を捨てた親と馬鹿にしてきた者達を見返すために新興ファミリアに所属して、冒険者となった。

    エイナとは初対面の時に悪態付いて口論になったが、その後は良い関係を続けることになった。しかし、エイナが担当してから一年が経ったある日、インファント・ドラゴンに遭遇して抵抗空しく死亡し、彼女のパーティは全滅。遺体は、偶然見かけた冒険者達によって地上に運ばれた。


    • テッド

    種族:ドワーフ/性別:男性/年齢:不明

    オラリオにある二大娯楽施設である『大賭博場』の中でも最大のカジノ『エルドラド・リゾート』を取り仕切っていた男。

    カジノではオーナーのテリー・セルバンティスと名乗っているが、実際のテリーはオラリオに来る前に事故死しており、その死を利用して素性を偽り、今の地位に居座っている。

    過去に悪事を働いて【アストレア・ファミリア】に捕まるが、アストレアに許しを請いて釈放されたにもかかわらず、相変わらず悪行に手を染めていた。

    気に入った女性がいるとその女性の親近者に賭け事を持ちかけ、多大な借金を背負わせた上で脅しをかけて女性を奪う手口で何人もの女性を妻として囲っており、彼の手口を知っていたリューによって正体を暴かれる。アンナ救出の為に『エルドラド・リゾート』に潜入したリューとシルにギャンブルで大敗した後、自慢の金庫に立て篭るが、リューに金庫の扉を破壊されアンナを奪還された末に殴り飛ばされる。最期にリューを道連れにしようと彼女が生きているという噂をばら撒くと脅すが、シルから後ろ盾として囁かれた【フレイヤ・ファミリア】の名前を聞いて戦意喪失し、その後【ガネーシャ・ファミリア】に拘束されて、独房で怯えながら過ごす事となる。


    • アンナ・クレーズ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:18歳

    リューも認める程美しい美貌を持つ街娘で、オラリオに滞在する男神達から度々求婚されるほど人気がある。

    その美貌に目をつけたテッドの差し金で父のヒューイが多額の借金を背負わされ、担保として交易所に連れて行かれた末にテッドの愛人にさせられるが、アンナを助ける為に『エルドラド・リゾート』に潜入したリュー達によって無事救出される。その際に男装していたリューに恋心を抱いてしまい、別れ際にリューに告白しそうになったところで男装を解いたリューが女性であったことを知りショックを受け、呆然としたまま手配していた馬車に乗り、母のカレンの待つ場所へ送り届けられる(漫画版では、おまけページにてそれはそれでありと語る描写がある)。その後は安酒場で酒を飲んでいるヒューイを見つけて、怒りながら家に連れ戻す元気な姿が確認されている。


    『暗黒期』にエレボスから擦りをしている所を、アーディ達に咎められた暴漢の中年男性。

    現在では、改心して行商人を営んでおり、極貧時代のベルたちにジャガ丸くんを奢っていた。

    アーディやアリーゼ達の墓参りにも訪れており、弱い自分が生きて強い彼女達が死ぬという世の理不尽さに嘆いていた。


    • ぺニア

    種族:神/性別:女性/年齢:ン億歳

    『ダイダロス通り』に住まう女神。貧窮を司る老婆神で、下界に降りていながらファミリアも眷族も持たない変わり者で、ワイン酒を持ち歩きながら外を出回っている。

    「富は精神を腐らせる。豊かさは肉体から労働を奪う」と説いており、下界の者たちから持ち寄られた金品を頂戴し、その金品をダイダロス通りの貧しい者たちに恵んでいる。そのため貧民街の住民からの支持は高く、名実共にダイダロス通りの主として振る舞う。神々の間でも(悪い意味で)有名で、天界でもよく他の神の神殿から貯えをかっさらっていたという。今のオラリオは『幸せ過ぎる』と考えており、モンスターが暴れまわっていた過去の時代の方が『不幸せ』で良かったとアイズに語ったことで、彼女から反感を買われている。

    第一次クノッソス攻略戦時、彼女の立場に目を付けたエニュオに利用されて天界に強制送還されてしまうが、彼女と一度出会ったロキはある事を思い出し、エニュオの正体を裏付ける一因となった。


    過去のオラリオ内ファミリア

    ゼウス・ファミリア


    • マキシム

    種族:不明/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.8/二つ名:不明

    【ゼウス・ファミリア】団長。故人。名前は「アストレア・レコード」でのオッタルとザルドの台詞にて判明する。

    傑物」、「世界最強の眷族」と呼ばれ、その肩書きに恥じない風格を誇った人物だったという。

    黒竜』に敗北後、オッタルやフィン達『次代の器』に発破をかけ、自身を彼らの踏み台にし全てを託したとされ、15年前にオッタルがLv.6に至った契機にも関わっている。



    ヘラ・ファミリア


    • 【ヘラ・ファミリア】の団長

    種族:不明/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.9/二つ名:不明

    故人。名前は、現時点では明かされていない。現在判明している恩恵を持つ登場人物の中では、最高値のステイタスの持ち主。

    女帝」・「世界最恐の眷族」と呼ばれ、傲慢かつ暴君のように振る舞うその姿から「ヘラの生き写し」とまで噂されていたらしく、主神同様に人々から恐怖の念を抱かれていた人物だったという。

    マキシムと同じく、『黒竜』に敗北後は自身を『次代の器』となる者達の踏み台にしたとされる。



    アポロン・ファミリア


    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    ファミリアでは小隊長を務める、エルフの男性冒険者。原作では風貌は不明だったが、アニメでは金髪長髪で口元を布で覆ったツリ目の風貌になっている。アポロンの『戦争遊戯』の申し出を断ったヘスティア達の本拠であった廃教会を部隊を率いて破壊し、ベル達を執拗に追い込んでいった。

    『戦争遊戯』では、ヴェルフの打った《クロッゾの魔剣》を振るうリューと対峙する。エルフにとって因縁のある魔剣を振るう彼女に激怒するが、同族の恨みよりも友の力になる事を選ぶと一蹴され、そのままリューによって撃破された。

    『ダンメモ』のイベント『太陽神の湯けむり陰謀』にて、彼もアポロンの後を追ってオラリオを去った眷族の一人であることが判明する。『アエデス・ウェスタ』にも登場し、ヒュアキントスと共にアポロンの命で行動する。アポロンの暴走も、ベルの所為と認識している。



    イシュタル・ファミリア


    イケロス・ファミリア


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    ファミリア主力の一人であり、スキンヘッドと顔に彫ってある入れ墨が特徴の大剣使いの大男。ディックスの下にいれば何でも好き勝手出来ると語りながら平然と悪事に加担する、他の団員の例に漏れず非道な性格。

    ディックスの呪詛で同士討ちをする異端児の姿を見て楽しんでいたが、ベルの言葉によって自力で呪詛を解除した異端児達の反撃に遭い、グロスによって顔を半分潰される重傷を負う。何とか生き延びるも逆恨みから暴走したウィーネを追い、オラリオ中から攻撃を受けて追い詰められていたウィーネをディックスの槍を投げて突き刺し、狂ったように哄笑するが、直後にグロスの爪で圧砕されて今度こそ死亡。彼の死により、【イケロス・ファミリア】は全滅することとなった。


    アストレア・ファミリア


    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3以上


    種族:狼人/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3以上


    種族:ドワーフ/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3以上


    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3以上


    種族:エルフ/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3以上


    種族:アマゾネス/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3以上


    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3以上

    【アストレア・ファミリア】唯一の治療師で、使用する魔法は全体回復魔法『レア・ヴィンデミア』。


    全員がLv.3以上の女性冒険者。『ジャガーノート』の手によって、リューの目の前で死亡している。倒れたリューの夢の中に全員アリーゼ達と共に現れてリューに激励の言葉を飛ばし、たった一人で『ジャガーノート』と戦うベルの下へリューを送り出した。 『ジャガーノート』と最後の戦いの中、リューの台詞から名が語られる。

    ダンメモの3周年偉大英雄譚『アストレア・レコード』にて、ネーゼがNPCとして登場。その他のメンバーも、声のみだが登場する。


    • セシル・ブラックリーザ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2

    アストレアがオラリオの外で、新たに立ち上げた新生【アストレア・ファミリア】の眷族の一員で、二代目【アストレア・ファミリア】団長。

    剣製都市ゾーリンゲンの鍛冶師一族であるブラックリーザ家の末っ子であり、父親と兄たちも鍛冶師を務めている。自分のことを認めない父と兄たちに反発し、五年前にゾーリンゲンにやって来たアストレアのことも、当初はランクアップして『鍛冶』アビリティを得る為に利用してやろうとアストレアに近づいたが、いつしかLv.2にランクアップして念願の『鍛冶』アビリティを会得した後もアストレアを慕うようになり、目的と手段が逆転してしまっていた。


    神室で手紙を書いていたアストレアに、とあるエルフの訪問者が来たことを報告した。どういう訳か、その訪問者が来た事に不満を感じているようで、アストレアが喜びの感情を見せた時は、目に見えて拗ねていた(GA文庫15周年記念SSより)。


    『ファミリアクロニクル』episodeリュー2では、剣製都市ゾーリンゲン東部の森林地帯にある【アストレア・ファミリア】の新たな拠点『星休む宿』の前で以前からアストレアに頼まれていた武器が完成できないことを愚痴っているところに現れたリューに驚いて、直後にリューが自身の素性を告げたことで彼女が以前からアストレアから聞いていたオラリオの『疾風』だと気付いて思わず掴みかかるが、即座に跳ね除けられてしまい、以前から抱いていたリューへの悪感情が更に悪化する。そこにイセリナとシャウが駆け付けて、リューが来たことを告げると『星休む宿』の中にいるアストレアに報告する為に入った。そして、アストレアがリューを抱きしめてセシルに『星休む宿』にリューを泊めるから用意してと告げられると思わず反論するが、それでもアストレアに再度頼まれて渋々承諾する。

    その翌日以降、紆余曲折を経て精神的に大きく成長し、リューとも和解して『先輩』と呼ぶことになる。そして、ゾーリンゲン近郊の森に棲む中位精霊ユーフィから遂に『精霊の滴』を得ることに成功し、遂に父親から『精霊炉』の使用の許可を得て『精霊炉』の中へ入って、武器の製作を始める。その翌日、遂にアストレアから依頼されていたリューの新たな専用武器である星屑の剣《アルヴス・ユースティティア》を完成させて、リューに手渡した。その直後、『精霊馬』の姿となったユーフィに乗ったアストレアから、今から『派閥大戦』に参戦する為に『オルザの都市遺跡』に向かうことを聞き、自身もイセリナたちと共に同行することを告げて、直後にリューに自分と鍛冶師としての『直接契約』してほしいと告げてリューから承諾されて、リューたちと共に『オルザの都市遺跡』へと向かった。


    本編18巻で、リューやアストレアや他の眷族たち(なお、全員が少女である)と共に剣製都市ゾーリンゲンから『派閥大戦』の主戦場である『オルザの都市遺跡』へ赴き、アスフィが一足先にリューを『オルザの都市遺跡』へ送り届けた後、アスフィによって『オルザの都市遺跡』外縁に到着する。そして、シャクティがアストレアたちの途中参戦を承諾すると、橋を渡って『オルザの都市遺跡』に入るが、戦闘には加わらずアストレアたちと共に『派閥大戦』の行く末を見守った。


    • イセリナ

    種族:狼人/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2

    新生【アストレア・ファミリア】の眷族の一員。


    • シャウ

    種族:小人族(パルゥム)/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.1

    新生【アストレア・ファミリア】の眷族の一員。


    • ウランダ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.1

    新生【アストレア・ファミリア】の眷族の一員。呪詛(カース)使い。


    【ディオニュソス・ファミリア】


    • アウラ・モーリエル

    種族:エルフ/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:【葡萄の杯(クラーテル)

    【ディオニュソス・ファミリア】副団長。一般的なエルフらしく、潔癖で神経質な性格。フィルヴィスとはほぼ同時期にファミリアに入団した間柄で、彼女同様ディオニュソスを慕っている。

    6年前に起こった『27階層の悪夢』の時はパーティーから外されており、当時の団長や他の団員を見殺しにし生き残ったフィルヴィスを恨んでいる。また、団長という立場を利用して常にディオニュソスの右腕のように振る舞いながら主神を独占しているとも感じているため、その事もフィルヴィスを嫌う要因となっている。

    第一次クノッソス攻略戦前に、ファミリア全員を巻き込んだ事で前述の件と含めフィルヴィスを追及するが、作戦が終わるまではそれらの確執を捨て作戦を果たすことを伝えた。しかし、エニュオの策略でステイタスが封印されてしまい、クノッソス全域を埋め尽くそうとする『精霊の分身(デミ・スピリット)』の緑肉に他の団員諸共飲み込まれて死亡した。


    • バークス

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス/不明

    派閥の先代の団長。27階層の悪夢にて、他の団員共々死亡したと思われる。


    • ロフィナ

    種族:エルフ/性別:女性/年齢:不明/ステイタス/不明

    先代の副団長のエルフの女性。フィルヴィスが姉と呼ぶ程に慕っていた。同じく27階層の悪夢にて死亡。


    • エノール

    団員の一人。第一次クノッソス侵攻作戦にて死亡。


    【ヴィーザル・ファミリア】

    • ヴィーザル

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    かつてオラリオに存在し、ベートが所属していた【ヴィーザル・ファミリア】主神。長い鳶色の髪と同色の瞳を持つ、寡黙な男神。

    前述の通りベートが一族の仇である『平原の主』を討ってオラリオに戻ってきた際、副団長のセレニアを含むメンバーがダンジョンで死亡し、呆然とするベートに謝ったことでベートの怒りを買い、半ば追い出される形で残った団員達を連れて、オラリオを去った。ロキとは天界時代から知り合いだったらしく、その性格から苦手意識を持たれていたらしい。だが、ベートが自分の下から離れたら面倒を見て欲しいとロキに相談していた模様。


    • セレニア

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明

    【ヴィーザル・ファミリア】の副団長。七年前の『大抗争』では、闇派閥の兵士に殺されそうになってた小人族の少女をベートと共に救助し、ベートの指示で避難所へと連れて行った。

    ベートと恋仲の様な関係になっていたが、彼が『平原の主』を討つ為にオラリオを空けている間にダンジョンで死亡してしまう。ベートが『平原の主』を討ってオラリオに帰還したのは、セレニアがダンジョンで死亡した日の夜であった。


    【オシリス・ファミリア】

    • オシリス

    種族:神/性別:不明/年齢:ン億歳

    昔日の強豪派閥。セトやセベクと言った他派閥と結託し、ゼウスとヘラに抗争を仕掛けるが敗北し、主要構成員は死亡もしくは消息を絶ち、主神のオシリスも都市を追放され、事実上消滅した。


    • メルティ・ザーラ

    種族:不明/性別:女性?/年齢:不明/ステイタス:Lv.7

    団長であり、Lv.7のステイタスを誇った実力者。現在の消息は不明。


    【ベレヌス・ファミリア】

    • ベレヌス

    種族:神/性別:不明/年齢:ン億歳

    7年前の『大抗争』時に、闇派閥の手によって消滅した派閥。


    【ゼーロス・ファミリア】

    • ゼーロス

    種族:神/性別:不明/年齢:ン億歳

    【ベレヌス・ファミリア】同様、『大抗争』時に消滅した派閥。


    オラリオ外ファミリア及び組織

    【ラキア王国/アレス・ファミリア】


    • マルティヌス

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明

    【ラキア王国/アレス・ファミリア】団長にして国王。

    後先考えない主神に妄信する愚王で、息子を含めた側近達に呆れられている。


    • マリウス・ウィクトリクス・ラキア(CV:寺島拓篤)

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3

    【ラキア王国/アレス・ファミリア】副団長にして、アレス補佐の副官を務める男性。

    マルティヌスの息子。アレスとマルティヌスに振り回されている超苦労人で、本人は国を出てオラリオで冒険者になりたいと語っている。

    愚王の息子として軽んじられやすいが、空を飛ぶアスフィに対し精製金属(ミスリル)の鎖を飛ばして動きを捕らえ、部下達に的確な指示を出すなど、オラリオの外でLv.3となっただけの確かな実力を持つ。因みに、この時アスフィから同じ苦労人の気配を感じ取られ、同情の目を向けられたことを本気で嫌がっていた。

    鍛冶貴族としてラキアに居たヴェルフとも子供時代の顔見知りであり、自分同様に己の生きる環境に疑問を持つ目をした彼に、奇妙な共感を抱いていた。


    • ヴィル・クロッゾ

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.1

    クロッゾ一族でヴェルフの父親。

    かつては没落した一族の復興を目論みながらも鍛冶師としての情熱を持っていたが、ヴェルフが魔剣を打てると知ってから彼の才能を利用しようと魔剣を打つことを強要するようになったため、親子関係は険悪。

    オラリオ侵攻の際、密かに父ガロンや兵士達と共にオラリオに潜入してヴェルフに接触。王国戻らなければ残されていた全てのクロッゾの魔剣で都市を焼き払うと脅し、無理矢理にでも連れ出そうとする。しかし、王国がクロッゾの魔剣に固執しているのを知っているヴェルフに魔剣は1振りしか持たされていない事を見抜かれてしまい、逆上し対峙するがヴェルフが新たに打った魔剣と打ち合い、自身の魔剣を打ち砕かれてしまう。ヴェルフにかつての栄華と名誉に醜く執着し、鍛冶師としての誇りを失っていることを一喝され茫然自失となり、父ガロンと共に連行された。

    アニメでは出番がカットされたが、『ダンメモ』では原作8巻が元となるイベント(後にメインストーリーに追加)に登場する。顔付は親子なだけあってそっくりで、赤みがかった茶髪をしている。


    • ガロン・クロッゾ

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.1

    クロッゾ一族で、ヴェルフの祖父。

    緘黙な人物で、幼少期のヴェルフに鍛冶師として多くの事を教え、ヴェルフからも尊敬されていた。魔剣を打つことを強要していたことを後悔しており、オラリオ潜入当初もヴェルフを連れ出すことに乗り気ではなかった。騒動の中、ヴェルフの説得は不可能と判断し、孫の信念の強さを見て笑みを浮かべながら自ら自首。改めて、一族を鍛冶師として出直すことを決める。

    ヴィル同様『ダンメモ』のイベントに登場。彼も顔付きがヴェルフと似ており、老年な事もあって髪と髭は白くなっている。


    【テルスキュラ/カーリー・ファミリア】


    種族:アマゾネス/性別:女性/年齢:27歳/ステイタス:Lv.6

    『テルスキュラ』頭領、【カーリー・ファミリア】団長。舌が長く、蛇のような印象を与える女性。妹のバーチェと共に『テルスキュラ』を統治している。

    ティオネのかつての師匠であるが、悲惨とも呼べる鍛錬を行ってきた事で彼女からは強い憎悪と怒りを持たれている。『テルスキュラ』の戦士の中でも本質がカーリーに近く、二つ名の習わしが無いにも拘わらず【女神の分身(カーリマー)】という異名を持つ。

    儀式の際には戦った相手の返り血を舐めとる蛮行を行う、相手がどういう叫びを上げているか知りたいという理由で共通語を覚えるなど、非常に好戦的な人物で自他共に認める戦闘中毒者(バトルジャンキー)。その在り方から他の戦士や妹のバーチェからも化け物と呼ばれ、恐れられている。

    メレン沖での戦闘では弟子であるティオネとの戦い、ステイタスを持つ人間の血を啜る事で自身のステイタスを向上させる呪詛(上記の血を舐めとる行為は、このため)を駆使して追い詰めていく。闘争の中、スキルを使い大幅に強化したティオネに次第に押されていくも、その状態すら興奮を感じながら戦いを続けるが、フィンが乱入したことで死闘が中断されてしまう。怒り狂い彼に襲い掛かろうとするが、魔法を使い凶戦士状態となったフィンによって一撃で倒される。

    戦いは終わったが、アマゾネスの強い雄に惹かれるという性質からフィンに惚れるようになり、時折オラリオに強行突破してフィンを追いかける姿が目撃されているという(外伝7巻メロンブック特典SSより)。

    第二次クノッソス攻略戦では、バーチェと共にヒリュテ姉妹に加勢。しかし、ここでもフィンを第一に行動しており、先に敵を倒したほうがフィンの夫になると勝手なルールをティオネに提案して、彼女の怒りを買いながら共闘する。張り合いながらも元師弟の関係からか、見事なコンビネーションで『精霊の分身』を翻弄した。


    バーチェ・カリフ(CV:大地葉)

    種族:アマゾネス/性別:女性/年齢:27歳/ステイタス:Lv.6

    『テルスキュラ』頭領、【カーリー・ファミリア】副団長。顔の下半分をヴェールによって隠している、砂色の髪の女性。アルガナの妹で、共に『テルスキュラ』のトップに君臨する。

    ティオナのかつての師匠であり、彼女に戦い方を教えた。姉であるアルガナを化け物と称するほど恐怖を抱いており、彼女に殺されたくない一心で力を付けてきた。ティオナに戦い方を教えてきたのも最強の戦士になるべく、いずれティオナを殺し、糧にするためと語っている。しかしアルガナ達とは違い、ティオナとの関係はそこまで険悪ではなく、昔共通語で書いてある英雄譚を読んで欲しいとせがまれた時には、共通語が分からなかったため内緒でカーリーにふりがなを打って貰い、読み聞かせている。後にティオナが自分を差し置いて共通語を覚えた事を知り、ショックを受けたという。

    メレン沖での戦闘では弟子であるティオナとの戦いで、自身が扱う毒の付与魔法(エンチャント)で彼女を追い詰めていく。しかし、スキルを使い大幅に強化したティオナに次第に押されていき、結果倒されるがティオナがカーリーに殺す事を拒否したことで、命を拾う事となった。漫画版では倒される寸前、ティオナが自分に対しても常に笑顔を向けていた事を思い出す描写が書かれている。その後、目を覚ますが、アルガナの含め恋する乙女となった『テルスキュラ』の戦士達の豹変っぷりに恐怖を覚え、カーリーに助けを求めていた(外伝6巻メロンブックス特典SSより)。逆に漫画版では、別人のように変わった姉に対し、「あのアルガナなら怖くない」と安堵の表情を見せている。

    第二次クノッソス攻略戦では、アルガナと共にヒリュテ姉妹に加勢。ティオナに笑顔を向けながら、助けに来た事を伝えた。また大鐘楼の鐘の音を聞いた際、ティオナがアルゴノゥトと呼び、かつて彼女に読み聞かせた英雄譚のような人物がいる事に興味を見せていた。


    ニョルズ・ファミリア

    ニョルズ(CV:新垣樽助)

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    【ニョルズ・ファミリア】主神。茶髪を束ねた長身のたくましい男神で、ロキとは天界時代からの顔なじみ。神ではあるが、嘘を隠すのが苦手なタイプ。

    闇派閥の食人花の密輸に協力しており、食人花を海に放っていた。しかし、それは海と子供たちを想っての行動であり、海の生態系がモンスターによって荒らされ、自分の眷族たちがモンスターを退治しようとして逆に餌食になってしまう状況を憂う中、偶然オラリオの地下水路で闇派閥のバルカに出会い、魔石に反応しモンスターを襲う習性を持つ食人花を貸してもらう代わりに、密輸の融通を図る手助けを要求された。外伝漫画版では、ロキが彼の神意を引き出すためにわざと下界の子供たちを侮辱するような言葉を語った事で本気で怒りを表し、episodeリューではステイタス更新に来たクロエが暗殺業に疲れ切っている事を察し、自身のファミリアに勧誘しているといった場面があるなど根っからの善神であるが、同時に相手を信じやすいため、その甘さがメレンでの騒動を引き起こしてしまった。

    騒動終了後はロキにケジメとしてこき使われることになり、納得しながらも落胆する。その後、第二次クノッソス攻略戦にて再登場。眷族たちと共にオラリオに参戦し、地上で暴れまわる食人花に騒動の時に使っていた魔石交じりの粉を使って誘導して、街の被害を抑える活躍をした。

    本編18巻での『派閥大戦』では、『派閥大戦』開始の数日前にデメテルと共にクロエとルノアに頭を下げられて、ミアとアーニャを除く『豊饒の女主人』の店員たちを自分たちの眷族にした。そして、『派閥大戦』でアストレアや新生【アストレア・ファミリア】やデメテルと共に『オルザの都市遺跡』の近郊に現れて、シャクティに一連の事情を説明した後、シャクティがアストレアたちの派閥連合への途中参加を承認すると、アストレアたちと共に『オルザの都市遺跡』に入って、『派閥大戦』の行く末を見届けた。


    • ロッド

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス/Lv.2。

    【ニョルズ・ファミリア】団長。黒髪黒目の逞しい漁師の男性。父親や祖父も漁師であり、ニョルズのお世話になっていた。

    ニョルズが食人花を利用していたことは知らなかったが、ある時彼を尾行してその事を知ることになる。同時に自分の後をつけていたロキ達が現れ、ニョルズに疑いがかからないよう咄嗟に自分が罪を被ろうとするなど主神の事をとても慕っており、ニョルズが自分たちのために動いてくれていたと知った後は、彼が再び変な事に手を出さないために自分たちがしっかりしなければと語り、ロキからもいい子供だと評された。


    • ルバート・ライアン

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明

    元々はメレンのギルド支部の総責任者だったが、自分の立場に不満を抱いており、ギルド本部のギルド長のロイマンを蹴落とすことを目論んでいた。裏ではニョルズの密輸だけでなく個人間でも関わっていた為、リヴェリアとフェルズによって捕まった。その後は巻き込んだ負い目もあったのかニョルズに恩恵を刻まれ強引に漁師にされたが、尚もギルド本部に栄転することを諦めていない。


    【ポセイドン・ファミリア】

    • ポセイドン

    かつてゼウスやヘラと共に、三大冒険者依頼リヴァイアサンを討伐したとされる、武闘派で構成された大派閥。以前はメレンに拠点を構えていたが、ロログ湖の大蓋に『海竜の封印(リヴァイアサン・シール)』が施された現在はメレンを去って、世界中の海に潜む怪物達を駆逐する為に旅立っている。


    【トール・ファミリア】

    • トール

    かつて、三大冒険者依頼ベヒーモスの侵攻を食い止めていた大派閥。


    【ラシャプ・ファミリア】

    • ラシャプ

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    【ラシャプ・ファミリア】主神。黒い髪を結わえ尖った帽子を被った、小柄な男神。多くの娯楽好きな神にありがちな軽薄な性格で、更に略奪や非道な行いを平然と容認するなど、滑稽かつ残忍な神物。『シャルザード王都』侵攻のために『ワルサ』が外から招き入れたが、その『ワルサ』の軍団長からもあまりの残虐非道さから「悪疫の獣」と嫌悪感を抱かれていた。ひょうきんな態度を崩さないが、アリィが行った演説を裏を読み取り、警戒のため隠し玉を用意しておくなど抜け目ない一面もある。しかし、まさか相手側に加勢しているのが迷宮都市最強のファミリアという事までは読み取れず、自身の眷族がほとんどやられ、相手側の特徴を聞いたことで初めて顔を引きつらせる事となる。最終的に戦場から逃走するが、フレイヤは端から全く興味を持っておらず、そのまま何処へと姿をくらました。


    • シール

    種族:エルフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス/Lv.4

    【ラシャプ・ファミリア】団長のエルフの男性。

    エルフではあるが昏い笑みを浮かべ、上半身には刺青を施しており、呪禁師のような姿をした人物。

    性格も主神のラシャプ同様に、滑稽かつ外道。対象の相手に『最愛』の者の幻覚を見せる呪詛を持つ。この呪詛により多くの格上の相手を打ち取り、オラリオ外でありながら第二級冒険者クラスの力を手に入れた。ただし初見殺し前提の能力故に、技や駆け引きといったやり取りはほとんどしてこなかったためステイタスの数値は最低限であり、自身を最弱のLv.4だと自覚しているが、対人に置いては無敵だと豪語する。アレンに対し呪詛を使用し勝利を確信するが、彼の目の前にこの世で最も憎んでいる愚図が映し出された事で怒りを買い、両腕を切断されてしまう。解呪しろという命令に従いすぐさま実行するが、今まで解呪した事が無かったため、自分の能力が『術者が死亡しても一定時間効果が継続するタイプ』という事を知らず、ついに我慢の限界に達したアレンによって両断され、死亡する。


    【アルテミス・ファミリア】


    • レトゥーサ

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    【アルテミス・ファミリア】団長。小説版『アストレア・レコード』では、オラリオで『大抗争』が勃発したという知らせを聞いたアルテミスの命令で、五日五晩を不眠不休で移動して『大抗争』最終日に迷宮都市オラリオに到着し、アルテミスと共に市壁を登って闇派閥の兵士たちに矢を放ってフィンたちを援護した。

    『アンタレス』によって、他の団員共々殺された。


    種族:不明/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    【アルテミス・ファミリア】の女性団員。

    『アンタレス』によって、他の団員共々殺された。

    名前の由来はギリシャ神話でアルテミスと縁が深いアタランテと思われる。


    【アフロディーテ・ファミリア】


    アフロディーテの側近を務めるファミリアの幹部。アフロディーテの眷族なだけあり、銀髪の美青年である。

    元ネタは恐らく『海から上がるヴィーナス』の作者アルノルト・ベックリン


    ベックリンと同じくアフロディーテ側近の幹部で、金髪の美青年。

    こちらの元ネタも『ヴィーナスの誕生』の作者サンドロ・ボッティチェッリ


    学区


    • イズン

    種族:神/性別:女性/年齢:ン億歳

    『学区』の主神の一柱。【イズン・クラス】の主神。フレイヤと同郷の女神。

    金髪の美女で、『美の神』にも劣らない美貌を持ちながらも、無邪気な性格の善神。青春(アオハル)をこよなく愛する青春の女神。

    天界にいた頃、『女神の軛』から解き放とうと淫蕩な生活を送るフレイヤに何度も説教しに来るため、フレイヤが本気で締め殺そうかと思うほど煩わしかったが、「『伴侶(オーズ)』を探してみよう」と提案したことで、フレイヤの『伴侶』探しの切っ掛けを作る。

    本編19巻及び『ソード・オラトリア』13巻で、『学区』の主神の一柱として下界にいることが判明する。

    たまに授業を勝手に乗っ取ることがあるが、まるでアイドルライブのように生徒をノリノリに盛り上げつつしっかりと授業を行っているため、生徒達の人気は高い。


    • ブラギ

    種族:神/性別:不明/年齢:ン億歳

    『学区』の主神の一柱。【ブラギ・クラス】の主神。


    • ヴァール

    種族:神/性別:不明/ 年齢:ン億歳

    『学区』の主神の一柱。【ヴァール・クラス】の主神。


    教師


    • マリク

    種族:不明/性別:男性?/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    『学区』の教師。レフィーヤ救出に向かうレオンにバルドルが同行させる事を許可していた為、有力な人物と思われる。


    • アドラー

    種族:ドワーフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    『学区』の教師。モノクルを掛けたドワーフ。


    【バルドル・クラス】

    • アリサ・ラーガスト

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    レフィーヤの元級友であり、『学区』の監督生である眼鏡の少女。

    レオンを深く崇拝しており、「L.F.C.(レオン先生ファンクラブ)」という非公認会員クラブの会長も務める。

    『世界最速兎(レコードホルダー)』のベルに興味を持っていたが、『学区』への不法侵入を犯したことで幻滅している。


    • バーダイン

    種族:牛人(ブルズ)/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    レフィーヤの元級友。


    • ナッセン

    種族:小人族/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:不明/二つ名:不明

    レフィーヤの元級友。


    第三小隊


    • イグリン・マーズ

    種族:ドワーフ/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    『第三小隊』に所属するドワーフ。

    貴公子のような格好をして紳士的だが気障っぽい振る舞いをするドワーフの変わり者。一方で、周囲を見下した尊大で横柄な態度をとっている。

    戦いでは家宝の大鎚を扱い、人が変わったように獰猛な性格に豹変してその剛腕で敵を粉砕するが、味方に配慮することなく大鎚を振るっており、注意されても周りが邪魔をしていると思っている。そのため、色んな小隊で問題を起こして転々とした末に同じく問題児のレギとクリスとともに『第三小隊』に組み込まれる。

    編入したラピが魔力暴発(イグニス・ファトゥス)を起こしてからは「超素人(ドベ)」と呼んで見下し、彼が『第三小隊』に組み込まれた時もレギとクリスとともに不満を挙げ、露骨にお荷物扱いして邪険にしていた。

    『特別(ダンジョン)実習』では、レギとクリスとともに好き勝手に暴れて早すぎるペースでダンジョン上層を進んでいたが、12階層でインファント・ドラゴンが倒せず停滞してしまう。そこで、ラピが作戦を立案しようとして反対しようとするも他の3人が認めたため止む無く従うが、彼の作戦でインファント・ドラゴンを倒せたことで彼を認めて名前で呼んでいる。

    イグリンの『夢』は意外にもドワーフらしい鍛冶師だが、最上級鍛冶師(マスター・スミス)の椿・コルブランドに憧れており、彼女のような深層でも戦える鍛冶師を目指して『戦技学科』を専攻した。


    • レギ・ギギ

    種族:黒妖精(ダークエルフ)/性別:女性/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    『第三小隊』に所属するダークエルフ。

    常にマスクをしている赤髪の美女。口数が少ない根暗な性格。

    二振りの短剣を扱う双剣使いだが、【ダークマイン】という『地雷魔法』も扱う。

    編入したラピに不満を挙げ、邪険にこそしないものの無関心であったが、インファント・ドラゴン戦でラピの的確な指示を感心し、彼の作戦の立案を最初に賛同した。

    レギの『夢』は暗殺者(アサシン)であり、彼女はダークエルフの王族(ハイエルフ)が復権するのを待っている部族出身。数では白妖精(ホワイトエルフ)に圧倒的に劣るためアサシンの道を選び、一人でも戦う力を求めて『学区』に入った。そのため、他人とあまり関わらなかったが、『特別実習』でたった一人で戦うことの脆さと限界を知り、仲間と協力して戦うことの素晴らしさを教えてくれたラピ達に感謝し、兵を育てる教官を目指す。


    • クリスティア・エルヴィア

    種族:小人族/性別:男性?/年齢:不明/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    『第三小隊』に所属する小人族。愛称「クリス」。

    水色の髪の中性的な見た目で、パッと見てどちらか迷うが、制服は男子のを着ている(だが、危機的状況の時に、女子のような悲鳴を上げたため、性別は不明)。

    非常に明るく自信家な性格でどこか芝居がかった言動をしている。

    小人族ながらLv.2のため実力は確かで、身の丈ほどのある両手剣を扱う。だが、頭の方は良くなく、ニイナにレポートの手伝いを土下座してお願いしている。

    編入したラピのことは最初こそ不満を挙げたが、試練だと解釈してからフレンドリーを接している。インファント・ドラゴン戦でラピを認めてからは彼を自分の『護衛獣』に任命して気に入る。

    クリスの『夢』は帝国の騎士で、コーマックの名前もアルスターの誇りを失い、植民地支配ばかりしている国の腐敗に憤り、内側から変えることを目指している。また、フィンからスカウトがあれば【ロキ・ファミリア】への入団も満更でもない模様(ラピが嘘とはいえ【ロキ・ファミリア】の入団を目指すと言ったため、彼に付いて行こうと考えていた)。


    第七小隊


    • ナタリノーエ・クラッドフィールド

    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:17歳/ステイタス:Lv.3/二つ名:不明

    『第七小隊』に所属するヒューマンの魔導士で、ピンク色のウェーブがかった長髪の少女。ルーク・ファウルの幼なじみで、愛称は「ナノ」。


    • コール・クスター

    種族:狼人/性別:男性/年齢:17歳/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    『第七小隊』に所属する、狼人の斥候(スカウト)である少年。


    • ミリーリア・ソルツ

    種族:エルフ/性別:女性/年齢:17歳/ステイタス:Lv.2/二つ名:不明

    『第七小隊』に所属する、エルフの弓使い(アーチャー)である少女。


    闇派閥(イヴィルス)

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    【タナトス・ファミリア主神】。長身で女性のような濃紫色の長い髪を持ち、全体的に容姿端麗でありながらも陰鬱な風貌の男神。

    信者たちの前では嫣然と微笑み神らしい雰囲気で演説をこなすが、本来の性格は軽薄で暇を持て余している神と同様の神物。天界では死を司る神であり、自身の仕事を好ましく考えている。

    オラリオがダンジョンを封じた事で古代と比べて死の少ない現状に対して不満があり、人間は昔のように頻繁に死んだ方が良いと考えている。下界に降りてから多くの団員に対して、現世では不可能な願いを彼らの死後に叶えることを謳っており、闇派閥団員や信者達が死を恐れない行動の原因となっている。幼少期のアイズがLv.1からランクアップできずに苦悩していた頃に、その心の隙を見抜いてダンジョンの12階層で顔を隠してアイズと接触し、闇派閥に勧誘するが断られている。

    エニュオや怪人達とも繋がりがあり、オラリオ破壊という目的の協力関係にあったが、【ロキ・ファミリア】主導によるクノッソス攻略作戦において、追い詰められた際に自分たちが道具として利用された末に生贄になるよう仕組まれていたことに気付き、エニュオに踊らされていた真実を知り、感情を爆発させる。ディオニュソスの死により『精霊の分身』が緑肉化し、クノッソスを埋め尽くしたため逃げ場を失うが、エニュオへの意趣返しとして自らに短剣を突き刺し天界へ送還され、これによってできた光の柱により緑肉へ穴を穿ち、ロキたちを脱出させる。理由はどうあれ、彼のこの行動によりフィン達が死亡し、ロキが天界に送還される(ステイタスが封印され【ロキ・ファミリア】が壊滅)という最悪の結果を回避することになる。



    • バルカ・ペルディクス

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.4/二つ名:不明

    【タナトス・ファミリア】所属のヒューマンの男性。闇派閥幹部の一人。日の光を浴びていないため、髪は白く前髪で目が隠れており、見るからに不健康な雰囲気の人物。地下水路でニョルズに取引を持ち掛けたのも彼である。

    ダイダロスの子孫であり、【イケロス・ファミリア】団長のディックスの兄にあたる。一族の『呪縛』に囚われており、人造迷宮クノッソスの完成以外には一切の興味がない。発展アビリティ『神秘』の持ち主で、呪道具を作成できる呪術師(ヘクサー)でもある。彼が制作した武器には傷が癒えないという不治の呪いがかけられており、この呪道具を鑑定したアミッドは製作者のバルカを「常軌を逸した妄執の持ち主」と評している。

    【ロキ・ファミリア】主導のクノッソス攻略作戦により、次々とクノッソスの拠点が制圧されたことで、フィンたちを全滅させるために特定階層を崩壊させる装置を起動しようとするも、透明状態になっていたアスフィ達【ヘルメス・ファミリア】の奇襲を受け、首を切り裂かれ阻止された上、『ダイダロスの手記』も奪われる。追い詰められた結果、自身が作った呪道具の短剣で自らを数回刺し、所持していた『宝玉の胎児』を自身に融合させて呪詛をまき散らす異形の怪物『バルカの怪物』と化す。超強力な呪詛を巻き散らしてフィンたちを苦戦させるが、アミッド渾身の全癒魔法の解呪効果によって全ての呪詛が解呪されると同時に生命活動が停止、死亡する。彼の死により千年も続けられていたダイダロスの夢は潰える事になるが、その後の魔境と化したクノッソスの惨状を考えると、あの場面で死亡したのはある意味幸せだっだのかもしれない。

    『異端児からの手紙』では、迷宮の作業工程を確認するために広間に立ち寄っていたところ、18階層の扉を発見してクノッソスに単独侵入していたリューを迷宮の随所に仕込まれた『目』で偶然発見。だが侵入者がLv.4の【疾風】とも知らず、名も知らぬエルフ一人を始末するなら晶黽(ヴァルグ)の大群だけで十分だろうと、すぐに作業へ戻ってしまった。ディックスと違って戦いの素人であり、危機意識が低いバルカは迷宮の完成以外の事柄は全て些事と考えているため、幸運にもリューは中途半端な迎撃だけで済んだ。ちなみに、もし事前に侵入者が名の知れた上級冒険者であることを知っていれば、重い腰を上げて【ロキ・ファミリア】を苦しめたように必殺の罠で出迎えていた。


    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    【ルドラ・ファミリア】主神。リューが復讐を決行し、ファミリアを襲撃された時は隠れてやり過ごしていた。逃亡したジュラを除く眷族が全て始末された後に顔を出し、復讐鬼となった彼女を見て哄笑しながら「今の顔をしたお前を、ぜひオレの眷族に迎え入れたかった」と告げ、その後ギルドに捕縛され、天界に強制送還される。

    アストレア・レコード』第2部にも、声のみだが少し登場。莫大な『神の力(アルカナム)』を受け産まれた『神獣の触手(デルピュネ)』が地上に登っている事を確認した後、その役割をエレボスに託し、逃亡する。





    異端児(ゼノス)


    種族:赤帽子(レッドキャップ)/性別:男性/年齢:不明

    ゴブリンの亜種とされる赤帽子(レッドキャップ)の異端児。見た目に反して、相手の事をミスター・ミスと敬称を付けて名を呼ぶ等、性格は真面目で紳士的気取り。しかし、リドやレイ、フィアと同様に人間に対し好意的な穏健派で、ラーニェ達の身に起きた悲劇を知った時も、リドと共にギリギリまで人類を信じる側に付いていた。『ダンメモ』のイベント「異端児甘友祭(ゼノス・バレンタイン)」によると、人間の服を参考に異端児用の衣服を作る等、手先が器用との事で、そのイベントでは衣装をウィーネ達に貸し与えた。

    モンスターの中でも最弱とされるゴブリンの外見に反して実力は【異端児(ゼノス)】の中でも高い方でで、一戦を交えたティオナの推察では、Lv.4相当の実力だという。また、戦闘時においても冷静な状況判断にも長けており、同胞のフィアやウィーネが【イケロス・ファミリア】に連れ去られた際は、人造迷宮「クノッソス」へ辿り着いたのが敵の仕掛けた罠であるとリーダー格のリドに進言していた。元の種族が迷宮(ダンジョン)でも最上部にて生まれるモンスターであるが故か、アニメシリーズ第四期第18話WEB予告によると、生まれた階層は上層5階層らしい。

    ウラノスがガネーシャに異端児保護の協力を打診した際、小柄で移動しやすいのに加え人類に好意的な穏健派である事が評価されたのか、「実物を見せる」という理由で『祈祷の間』に呼ばれ、彼と対面する役割を担い、これを機にガネーシャからは【異端児(ゼノス)】と人類の融和の可能性を模索する事になった。

    クノッソス潜入時はフェルズから『クノッソスの鍵』を受け取り、フィアと共に『リヴィラの街』に残っていたレイ達を迎えに行くが、その後の騒動で地上に落ちてしまったフィアを探しに行き、他の同胞と離れ離れになってしまう。最終的にベル達の助力でクノッソスへ続く通路を発見し、ダンジョン帰還に協力してくれたベル達に「もし何かあれば次は自分達が助けに向かう」と伝える。なお、この時期においてダイダロス攻防戦でフィアと共に懸賞金狙いの冒険者達に襲われていた所をアイシャに助けられた事を明かし、いつか再会して感謝を伝えたいとベルへの手紙に綴っていた(『異端児からの手紙』)。

    その後、第一次クノッソス進攻作戦に並行する形で、【ヘスティア・ファミリア】が【ミアハ・ファミリア】や【タケミカヅチ・ファミリア】の団員達と派閥連合を組んで初の遠征に挑んだ際は、約束を果たす為に派閥連合の救助に向かってその窮地を救い、ベルとリューが深層に落ちてしまったというウラノスの観測をリリに報告した。


    種族:黒犬(ヘルハウンド)/性別:女性/年齢:不明

    黒犬(ヘルハウンド)の異端児。元の種族としての特性からか、異端児の中でも嗅覚が鋭く、通常の黒犬と同様に火を吐くといった事も可能。アルルとは相棒的な関係で、彼女と同様に人語は話せない。アルルと共に行動する事が多い反面、彼女がティオナに吹き飛ばされた際には身を隠している等、若干薄情な部分もある。

    フィアやウィーネが【イケロス・ファミリア】に連れ去られた際は、その機動力を生かしてアルルと共に深層へと向かい、そこで独り修行に明け暮れていたアステリオスに助けを求め、彼を誘導する形で18階層の『迷宮の楽園(アンダー・リゾート)』にまで向かった。その後、地上では【ロキ・ファミリア】によって窮地に陥っていた所をアルルと共に【ミアハ・ファミリア】のカサンドラに保護される。

    【ヘスティア・ファミリア】と【ロキ・ファミリア】を中心とした一大抗争後、第一次クノッソス進攻作戦に並行する形で、【ヘスティア・ファミリア】が【ミアハ・ファミリア】や【タケミカヅチ・ファミリア】の団員達と派閥連合を組んで初の遠征に挑んだ際は、かつて自分とアルルを保護してくれたカサンドラの匂いを辿り、派閥連合の下へ異端児の救助隊を導いた。


    種族:半人半蛇(ラミア)/性別:女性/年齢:不明

    半人半蛇(ラミア)の異端児。通常の半人半蛇(ラミア)が醜い容姿をしているのに対し、美しい美女の外見をしている。レットやフィア等と同様に異端児の中でも穏健派であり、人間に対しても好意的に接する。レイとは女友達的な間柄となっており、彼女のベルに対する好意も理解しているが、それを利用して弄ったりもする等、やや茶目っ気のある面も見せる。一方、自身もベルに対し興味を持っている模様。レットと同様に魔道具を使いこなす他、料理も得意としている様で、『ダンメモ』のイベント「異端児甘友祭(ゼノス・バレンタイン)」によると、ダンジョンカカオなる者を素材にしてバレンタイン用のチョコレートを製作しており、それを食した冒険者達も喜ばせている。

    【ヘスティア・ファミリア】と【ロキ・ファミリア】を中心とした一大抗争後、第一次クノッソス進攻作戦に並行する形で、【ヘスティア・ファミリア】が【ミアハ・ファミリア】や【タケミカヅチ・ファミリア】の団員達と派閥連合を組んで初の遠征に挑んだ際は、レットやフィア、ヘルガ、アルル等と共に異端児の救助隊の一員として、ベルとリューの救出に向かった。


    • カール

    種族:カーバンクル/性別:女性/年齢:不明

    カーバンクルの異端児。『異端児からの手紙』で初登場。元の種族と同様に額に秘晶を備えており、強力な魔力壁を展開させる事が可能となっている。にも拘らず、【イケロス・ファミリア】に捉われる事になった経緯は不明。異端児達からは、【ヘスティア・ファミリア】と【ロキ・ファミリア】の一大抗争の後に発見される事になっており、ウィーネとは同じ赤い石を持つモンスターとして仲が良いらしい。ちなみに性別は雌なのだが、クノッソスでのリューの戦う姿に見惚れてしまった様で、「綺麗でカッコ良かった。もう一度会いたい」と何度も言っている。フィアは『恋』や『愛』と言い、誰かが『百合』と言っていたとか。

    【ヘスティア・ファミリア】が異端児達と関わる以前にて、【イケロス・ファミリア】に捕らえられて人造迷宮「クノッソス」に収監されていたが、何とか脱獄していた所で偶然ダイダロス・オーブを入手してクノッソスに潜入していたリュー・リオンと出会う事になった。時期的にはまだ『武装したモンスター』による事件が発生する前だった為、異端児の事を知らないリューは元冒険者らしく後で超稀少なドロップアイテム『カーバンクルの秘晶』を頂こうと考えていたが、戦闘中だった事から咄嗟に掴んでいたカールを投げ捨てた結果、「大量の晶黽から自分を守ってくれた」と勘違いをする事になる。そして恩返しのつもりなのか、晶黽の大群による毒液の豪雨を自らの『魔力壁』で防ぎ切り、リューを外の匂いがする出口まで案内して共に脱出に成功した。モンスターに助けられたということに困惑するも、リューは己に染み付いているエルフの潔癖さに呆れながらカールを見逃すことにした。カールは顔を輝かせながら『親愛の証』のようにリューのブーツに頬を擦り付け、舌でひと舐めして18階層の森の奥へと消えて行った。その後はウィーネの後に異端児に発見され、同胞として無事保護される事になった。なお、ベルはウィーネからの手紙を通じてカーバンクルの異端児の存在を知るに至っている。

    『派閥大戦』の終結後となる『世界が見つめる先で示すもの』では、深層の37階層に隠されていた『蒼の道』と名付けられた「安全階層(セーフティポイント)」の調査をフェルズや【異端児(ゼノス)】の仲間達と共に行った際、『闘技場(コロシアム)』を通じて新たに生まれたジャガーノートの異端児と遭遇。例が重傷を負わされる事態となりつつも、フェルズや仲間の異端児達と協力し合い、何とか氷の中へ封印する事に成功した。その後、フェルズによって呼び出された結果、憧れの存在であるリューと再会。反射的に鞘で撃退されながらも、懲りる事無く彼女に懐いており、同時にベルとの出会いも果たす事になっている。そして、フェルズによってジャガーノートの異端児の処遇に関する重大な決断をベルが迫られた際は、ウィーネやリド、レイと同様に彼(彼女)を殺さない事を望んでおり、最終的にベルが「殺さない」という選択を選んだ結果、自らの魔力壁を利用する形でジャガーノートの異端児の封印役も兼ねた『蒼の道』の番人を担う事になった。ただし、リドによるとまだ力不足ともされている。


    • 原初の異端児(ファースト・ゼノス)

    種族:不明/性別:不明/年齢:不明

    迷宮(ダンジョン)にて最初に誕生したとされる異端児。存在自体は確認されていないが、フェルズの推測によると約30年以上前に誕生したとされており、おそらくは既に死亡しているのではないかとされている。

    モンスターでありながら人類と同様の理知を備えていた異端児の誕生は、モンスターを生み出す迷宮(ダンジョン)自身にとっても特大の異常事態(イレギュラー)であったとされており、何故異端児が誕生したのかを迷宮(ダンジョン)自身が解明しようとした結果、深層の37階層にて次産間隔が無くモンスターが一定の数まで無限に産み落とされる大型空間「闘技場(コロシアム)」が出現するに至ったとされている。しかし、異端児誕生の由来が前世における人間や地上への『強烈な憧憬』であった事を知る由も無かった結果、「闘技場(コロシアム)」はただモンスター達が延々と殺し合い続けるだけの殺伐とした空間になってしまったのだが、皮肉にもこの37階層でベルとリューによる自我を得てしまったジャガーノートとの死闘が発生した結果、幾つもの偶然が積み重なる形で、異端児として生まれ変わったジャガーノートが「闘技場(コロシアム)」にて誕生する特大級の異常事態(イレギュラー)を招く事になった。


    『怪人(クリーチャー)』


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明/ステイタス:Lv.3/二つ名:【白髪鬼(ヴェンデッタ)】

    闇派閥に所属していた男で、幹部の一人。かつて多くの冒険者や闇派閥が死亡した『27階層の悪夢』の首謀者で、二つ名通り白い髪をした人物。狂信者として、オラリオの暗黒時代に多くの悪行を行っていた。

    所属していたファミリアの主神が天界に送還され、自身も追い詰められて死亡したと思われていたが、『穢れた精霊』によって怪人として蘇った。現在の自分を至上の存在と称し、自身を蘇らせた『穢れた精霊』を『彼女』と呼び崇拝しており、逆に闇派閥を過去の残りカスと侮蔑している。24階層の調査に向かいアイズと分断された【ヘルメス・ファミリア】の前に現れ圧倒し、更にアイズを探しに来た当時Lv.5のベートと互角の戦いを繰り広げる力を見せた。レフィーヤやアスフィの援護を加えたベートの一撃にも耐える高い『耐久』のステイタスを持つが、流石に連戦で消耗し、『巨大花(ヴィスウム)』を使ってベート達を追い詰める。そこにレヴィスと戦闘をしていたアイズが現れ、『穢れた精霊』のためにアイズを捕獲しようとするが、ランクアップした彼女の魔法によって『巨大花』が一撃で倒されてしまう。自身もアイズに立ち向かうも全く歯が立たず、状況が不利になる中、更なる力が必要と判断したレヴィスに胸の魔石を奪われてしまい、灰となって消滅した。


    • ブリギッド

    種族:神/性別:女性/年齢:ン億歳

    かつて下界に降りていた【ブリギッド・ファミリア】主神。金髪で赤い瞳を持つ女神。ヘスティアとは天界にいた頃からの神友であり、よく遊んだり喧嘩したりしていたという。

    唯一の眷族であったカームとはお互い愛を誓い合っていたが、旅の道中モンスターに襲われた際カームを助け、モンスターの凶刃に掛かって天界に強制送還された。カームの前では、会う人全てに分け隔てなく接して優しい性格として振る舞っていたらしく、それを聞いたヘスティアはいいカッコしたくて猫を被っていたんだろうと語っている。



    • ホルス

    種族:神/性別:不明/年齢:ン億歳

    【ホルス・ファミリア】主神。過去にセベクや(恐らくオシリス達とも)並んで、ゼウス達と勢力争いをしていた神の一人として、バーラの口から語られている。現在の動向は不明。


    • オーディン

    種族:神/性別:男性/年齢:ン億歳

    名前だけ登場した、あのゼウスやヘラに匹敵する力を持った大神。

    カーリーの言葉によると、ゼウスと同様に自らの神威を隠す事が出来るとされており、どうやら人間に紛れる形で地上の何処かにいる模様。

    天界時代、神をも『魅了』してしまい天峰(オリュンポス)の三大処女神でも無ければ無効化出来ない脅威であったフレイヤを危険視し、彼女の趣味嗜好を見抜いた上で「楽園」とは名ばかりの「牢獄」に隔離していたとされている。それ以降は、たとえ自分がどんなに離れた場所にいても、その気になればフレイヤに神槍を投げつけて射殺す事が出来た為、彼女からは相当憎まれている模様。


    • アテナ

    種族:神/性別:女性/年齢:ン億歳

    ヘスティアやアルテミスに並ぶ、『三大処女神』に数えられる女神。

    現在、本編や外伝にて、その存在のみ語られている。アルテミス同様にお堅い神物らしく、またアルテミスとは仲がいいわけではないが、アフロディーテに絡まれた時は結託して駆逐に乗り出していたという。

    作者によるといずれ登場予定との事


    • ツクヨミ

    種族:神/性別:女性/年齢:ン億歳

    原作15巻に登場した女神。極東でタケミツカヅチと共に、社で幼い命達の世話をしていた。因みに物語に登場する女神の中で、ヘスティアに次いでの僕っ娘である。


    • アマテラス

    種族:神/年齢:ン億歳

    タケミカヅチメンバーやゴジョウノ・輝夜の故郷である『朝廷』の主神。作者のTwitterにより、存在が明かされた。


    • ペレ

    種族:神/年齢:ン億歳

    アエデス・ウェスタ】にて、名前だけ登場した火の神。ベルの戦闘衣の素材である『聖溶岩(ペレクレム)』をアフロディーテに横取りされている。



    その他


    • ダイダロス

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明

    千年前に存在した名工にして奇人の男。元はウラノスの眷族だった。

    かつてはバベルを建て、自身の名前の由来となったダイダロス通りの区画整理を行った伝説的人物。

    そんな彼はダンジョンに強い衝撃を受け、ダンジョンを建造物と捉えてそれと同じものを造ろうとして『人造迷宮クノッソス』を造り始める。だが、あまりにも途方もない無謀な試みで、自身が生きているうちに完成させるのは不可能と判断すると、狂気じみた執念で一族に呪いを掛けて子孫に迷宮を完成させるという使命を課し、それが千年も続けられた。

    しかし、千年後の子孫のバルカとディックスの死亡によって一族の血は絶たれ、悲願は永遠に潰えた。


    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明

    『エダスの村』の村長を務める高齢の老人。親を失った孤児や捨て子を種族を問わず、養子にしている。アレス達によって拐われていたヘスティアを救出して、不慮の事故で崖から増水していた川に落ちて衰弱したヘスティアと共に遭難していたベルとアイズを、快く保護してくれた。

    かつて下界に存在した【ブリギッド・ファミリア】唯一の眷族で、主神であるブリギッドとはお互いに愛し合っていた。愛するブリギッドをモンスターの凶刃から守れなかったばかりか、自分が守るべき彼女に救われて1人だけ助かったことを後悔していた。そういった経験から、永遠を生きる神と限りある命の下界の子供達との恋愛観で悩んでいたベルに、決して後悔しないようにしてほしいと自分思いを伝える。

    高齢のためもう長くない事を自覚していたが、年に1度の豊穣を祈る祭りの時についに寿命を迎え、『エダスの村』に滞在していたヘスティアに懇願して自身の死を見届けてもらう事となる。ブリギッドの名前を聞いたヘスティアに、天界での普段の彼女の話を聞いて、自分の気付かなかった彼女の一面を聞き微笑む。その際、天界に送還された彼女に会いたいが、同時に守れなかったことで会うのが怖いとも告げる。間もなく死を迎えようとするカームに、ブリギッドを良く知るヘスティアが雰囲気を一変させて、ブリギッドの雰囲気と口調で「愛している」と囁き、それを聞いて最後の力を振り絞り自分も「愛している」と応えて、安らかに息を引き取った。


    種族:ヒューマン/性別:女性

    カームの義理の娘。


    種族:ヒューマン/性別:女性/年齢:16歳

    褐色の肌で薄紫色の瞳を持つ、美しい少女。その正体は『シャルザード王国』の第一王子アラム・ラザ・シャルザード。本来の名はアリィだが、王子アラムとして男としても育てられ、男性らしく振る舞う。

    【ラシャプ・ファミリア】を引き入れた『ワルサ国』の侵略により、シャルザード王が殺害されて王都も陥落し、奴隷に扮装して紙一重で王都から逃げ出した。そして奴隷市場でフレイヤに出会い、彼女の『美』に抗う姿を見せた事で彼女に見初められる。当初はフレイヤの自由奔放な態度を鬱陶しいがっていたが、次第にそんな彼女と彼女に心からの忠誠を誓う【フレイヤ・ファミリア】の幹部達を羨むようになる。【フレイヤ・ファミリア】の助言と協力によって次第に成長していき、国を取り戻した後、男としても女としても報われないことを承知の上で国を選ぶか、国を捨てて男としても女としても満たすというフレイヤの手を取るか、渇望と葛藤が入り混ざるが、自分の下に来ればアリィの輝きは失われ、ただの少女となる事を悟ったフレイヤに突き放され、彼女から王として生きろと告げられ、涙を拭いながら国に戻っていく。

    その後はアラム王として『シャルザード王国』を統治し、治世のもと最盛期となった国を最後まで善政を尽くした事で、「王にして英雄」と呼ばれるようになったという。


    • ボフマン・ファズール

    種族:ヒューマン/性別:男性/年齢:不明

    ファズール商会の商人。恰幅の良いターバンを巻いた砂漠出身の男。

    砂漠を渡ろうとしたフレイヤに偶然声を掛けられ、彼女の旅に同行する。

    フレイヤに邪な劣情を抱き、閨に忍び込もうとしたが、早々に【フレイヤ・ファミリア】の幹部格達に囚われ、団長のオッタル直々の「調教」を受ける。

    その結果、たったの一晩でボフマンは、筋肉至上主義の硬派なマッチョダンディへと変貌。別人の如き変わり様に、フレイヤも本人が名乗るまでボフマンだと気付かないばかりか、言っても「USOでしょ」と独白した程である。しかし、その姿を気に入ったフレイヤから閨に誘われるが、筋肉にしか興味が無くなった結果、あっさりと拒否。これによって、調教を行ったオッタルは逆にフレイヤから不興を買ってしまう事になった。


    • 修行僧

    フィンがまだ少年の頃、師事していた人物。フィンによれば女性との事。

    戦い方を始め、騎乗など様々なことを教えたらしい。名前や経歴を含め、謎が多い。


    • ラーファル・リヨス・アールヴ

    種族:ハイエルフ/性別:男性/年齢/不明

    エルフの聖地『アルヴの王森』を統べるハイエルフの王であり、リヴェリアの父。

    王族としての責務に囚われており、それを娘にも強要していた。だがその実、本性は臆病な性格であり、かつては外界に憧れていたものの外界に踏み出す勇気が無く、その臆病さを王族の責務と誤魔化していることをリヴェリアに見抜かれている。

    リヴェリアの意志が強いと分かった後は、娘の家出を阻止することを諦め、世界中のエルフに「娘のリヴェリアが森を出た」ということを公表した。


    種族:不明/性別:女性/年齢:不明

    アイズの母親とされている女性。漫画やアニメでは、その容姿はアイズと瓜二つ。父親やアイズと共に幸せに過ごしていたところが、アイズの思い出で描写されている。

    精霊と何らかの関係を持った人物らしく、アイズが扱う風の魔法も彼女から受け継いだもので、彼女自身も風を操る術を持っていた模様。怪人レヴィスや『精霊の分身』はアイズの事を母親の名で呼び、彼女を手に入れようとしている理由でもある。『迷宮神聖譚(ダンジョン・オラトリア)』でも、大英雄アルバートに生涯寄り添ったとされるアリアという名の大精霊が登場するらしく、未だ関係は不明だが、作中の描写から同一人物である可能性が高い。既に亡くなっていると思われるが、アイズのセリフではまるで何かに囚われているような言い回しをする事が多々あり、彼女を取り戻すことが目的の一つであるらしい。


    • ユーフィ

    剣製都市ゾーリンゲンの森に暮らす中位精霊。無邪気な子供のような性格をしているがその力は強大。シャウ曰く「いい子だけど玩具を壊して遊ぶタイプのいい子」。ゾーリンゲンが生まれたのも強力な力を持つユーフィに影響されて森や水といった環境が良くなったかららしい。彼女の怒りを買うことは都市存亡の危機となりかねず、アストレアは怒った彼女を説得して大人しくさせたらしい。


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