「バンッーーってね。その後は、花の散り際を楽しむだけ」
※この項目はストーリーのネタバレ情報を含む場合があります。 |
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概要
シカゴのギャングで最年少のボス。
イタリアから移住したファミリーの一員として、彼女には十二人の姉と信仰深い両親、そして十数人の凶暴で忠実な子分がいる。(公式Xより)
プロフィール
人物・経歴
ギャングのボスらしく躊躇なく人に銃口を向け、引き金を引く。
神秘学家を憎む人間を次々と撃ち殺していたところ、「神秘学家を狙った大虐殺」からの被害者の救出を目的とする主人公ヴェルティや助手のソネット達と出会い、対峙することになる。
以降、ストーリーのネタバレ注意
「あたいを忘れないで。」
- われらの時代
ヴェルティ達との戦闘後、組織「マヌス・ヴェンデッタ」と合流し、失踪した姉について組織のメンバーと話をする。
しかし、教えていないはずの姉の名を知っている組織へと、不信感を募らせていく。
次にヴェルティたちと対峙するのは、バー「ザ・ヴォールデン」。
マヌス・ヴェンデッタの一員であるミュオソティスの計略により、ヴェルティと決闘を繰り広げる。
決闘中、「彼よりも先に、あんたという「がれき」に出会えてたら良かった」と呟くなど、組織やヴェルティの属する財団に複雑な心境を抱いている様子も見せる。
ソネット達の乱入により決闘が中止されると、ソネットの指摘から情報を得て、組織に囚われていた姉を救出する。
姉を外へと逃がすことに成功するが、脱出口が崩れたことによりヴェルティと共に建物内に取り残される。
その際、ヴェルティと一時的に手を組むこととなる。
- 夜はやさし
脱出に失敗し、マヌス・ヴェンデッタのリーダーであるアルカナの前に連れていかれ、組織から裏切者として制裁を加えられる。
更に、アルカナに操られたヴェルティの手によって重症を負った末に、左胸に銃弾を受ける。
その亡骸は、ヴェルティが組織に組した証として、ソネット達に送りつけられる予定であった。
しかし虫の息ながら生存しており(理由は後述)、ヴェルティの救命処置によって目を覚ます。
そのまま死体のふりをしてソネット達のもとに送られると、息を吹き返し治療を受ける。
ストームが訪れる夜は、姉のマリアンの希望で設けられた夕食の席に参加していた。
神秘学家であるため、ストームの影響を受けないとはいえ、シュナイダーの願いも記録しておきたいと告げるヴェルティに願いを打ち明ける。
しかし実際は、神秘学家と偽っていただけであり、「本物の神秘学家ではない」という事実が本人の口から明らかとなった。
マヌス・ヴェンデッタが神秘学至上主義の組織であるため、神秘学家として振る舞わなければいけない事情があったのだろう。
なお、「右胸の心臓の鼓動を耳に刻んで」との台詞によれば、彼女は右胸心である。そのため、左胸を撃たれても即死に至らなかったと考えられる。
- 群虎黄金
かつて生活に困窮し聖パブロフ財団に助けを求めるも、冷たく門前払いされていた事が明かされた。
余談
みかんの香りを帯びたシチリアの羽は、大西洋を渡り、
1920年代の無秩序な土地、シカゴへと舞い降りた。(公式Xより)
上記紹介文にある通り、みかんと羽が主なモチーフとされる。
特にみかんは、彼女自身からみかんの匂いが香るとされていることや、ストーリー上のとあるシーンから印象が強いものとなっている。