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ガンギマリオ

がんぎまりお

ガンギマリオとは、マリオシリーズ新作「スーパーマリオブラザーズ・ワンダー」及び今作のマリオの通称である。
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問題の動画

まずはこちらをご覧ください。

概要

2023年10月20日に発売されたマリオシリーズ新作2Dゲーム『スーパーマリオブラザーズワンダー』に登場するアイテム「ワンダーフラワー」及び本作のパワーアップアイテムを取得したマリオの通称。

このワンダーフラワーを取得すると「ワンダー」が発動し…

  • 後ろの背景がキラキラしたエフェクトやスポットライトなどとやけに幻想的になる
  • 土管に命が宿り、毛虫のように蠢き始める
  • マリオや敵の胴体が伸びる
  • 地形がノリノリに踊り出したり傾いたりする
  • パックンの大群や背景の木々が突然愉快に歌い出し、周りの土管もノリノリで伸び縮みを始める
  • トッシン(羊か牛のような青白い生き物)が大群になってコースを駆け回りゴールポールを破壊する
  • ステージ全体が泡に包まれる
  • 唐突にスカイダイビングや宇宙遊泳が始まる
  • 操作キャラクターがトゲボールやクリボーに変身する
  • 時間の流れが速くなったり遅くなったりする

などと麻薬使用者の見る幻覚めいた映像表現がなされることから誕生したのが本項で述べる通称『ガンギマリオ』である。ガンギマリマリオの造語)


  • ワンダーフラワー取得時のみならず、平時においてさえも紫色の奇妙な形のコインが現れたり黄色い花が陽気に喋り出したりマリオがゾウに変身したり(アルコールや麻薬などによる幻覚症状を表す言葉に「ピンクの象」というものがある)、ゴール地点に奇抜な見た目の家が現れたりと最早 "それ" としか思えない映像ばかり散見され、自然発生的にこの通称が誕生した。
    • 本作のメインコンセプトアート(該当動画のサムネイル及びゲームのタイトル画面)も「もやの様な紫色の枠、その中の不思議な世界でルイージ達が冒険している中、1人だけ枠の外でワンダーフラワーを手に取り走るマリオ」というものであり、見ようによってはワンダーフラワーをキメたマリオが見ている幻覚の世界とも受け取れる様なビジュアルだった。

反響

初見視聴者はそのあまりの強烈な絵面と映像に衝撃を受け、「怖い」「キノコキメた」「ヤク中の見る世界」「風邪ひいた時に見る夢」「『花で不思議な世界に行く』という時点でもう危ない」と困惑する者や、「任天堂さん一回休んだ方がいい」「開発者が疲れているのか」などと(発表時のニンテンドーダイレクトにて既に多くのマリオシリーズ作品が発表されていたこともあって)製作者の体調を気遣う者まで現れた。


その一方、「往来の2Dマリオシリーズや『スーパーマリオメーカー2』と差別化を図ろうと空回った結果としてこの様な怪作になったのでは」と邪推するファンも一定数発生している。


結果として、NintendoDirectで初披露された際には本作のタイトルを差し置いてこのワードがTwitter上でトレンド入りしてしまう現象が発生。ファン騒然となる騒ぎとなった…

余談

  • スーパーマリオオーバードーズや、ラリオ(ラリってる+マリオ)、マリハナ(マリファナ+花)などとも呼ばれている。ダメ。ゼッタイ。
    • そもそも、ヨッシーアイランドワタボーとか、MOTHER3タネヒネリ島とかの前例があるわけだが…
      • なお、ワタボーの場合はまだ「BGMや画面がぐにゃぐにゃになって、ヨッシーが千鳥足になる」という表現だけだったため、「違法薬物の摂取」というよりも「アルコールで酔った」に見える表現として好意的に受け入れられていた(視界がぼやける&千鳥足はアルコールで酔った際の代表的な状態)。
  • 本作のサブタイトルである「ワンダー(Wonder)」という英単語は、名詞や形容詞として使用する際は「不思議な」「奇跡」「魔法の」など、非現実的で不思議に満ちたものについてを指す。(引用サイト)
  • これまでにもタヌキ、カエル、ネコ、ムササビ等の動物の姿に変身したマリオは居たが、それらはマリオがそれぞれの動物の着ぐるみを着たような姿として表現されていたのに対し、今回のゾウマリオはマリオとゾウが融合したような、明らかに異形の姿で表現されている。
  • これら一連の表現がマジックマッシュルームなどの危険薬物からもたらされる幻覚症状を意図したものかは不明だが、もう限りなくクロではないだろうか。
  • ワンダーフラワー及びおしゃべりフラワーについては上述の通り幻覚作用を発揮していることからかそれぞれ「ケシ」「チョウセンアサガオ」(どちらも幻覚作用のある危険な植物)などと不名誉なニックネームを囁かれている。
  • 「マリオのパワーアップアイテムは幻覚作用のある植物」という都市伝説は意外にもシリーズ初期から囁かれてきた根強いものであり、海外などでも二次創作ゲームやファンメイドFlash動画などでネタにされていた経緯がある。
    • 有名どころではアダルトゲーム「さよならを教えて」でそのものが言及されているほか、科学漫画「Dr.STONE」でもイボテン酸の幻覚作用について考察されていたりする。今回の公式トレーラー公開においてもそれらの作品を連想した視聴者は多く、こうした土壌が「キマったマリオ」というトレンドにも影響を与えたものと思われる。
  • サブタイトルの『WONDER』から「不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)」が作品モチーフとして入っているのでは、という考察もある。不思議の国のアリスに関しては精神疾患による幻覚がモチーフに含まれているのではないかという説が存在する。また、アリス本編にもキノコを食べて体が伸び縮みするというシーンが存在しており、ある意味で元祖とも言える意外なモチーフの共通があったりする。

ワンダーになった理由

本作は「秘密や不思議がいっぱいのマリオ」という課題を基に、当時の『スーパーマリオブラザーズ』にあったように「今の時代でも感じられる秘密や不思議」を作るという方向性となっていた。


その際、3Dマリオサイドの制作・アプローチを参考に様々なアイデアが出てきた結果、今までの2Dマリオではありえない変化の数々が採用されることになったが、同時に「今までの2Dマリオで積み上げてきた世界の常識が崩れる」恐れもあったため、これらの大きな変化を「ワンダー」という不思議な現象として、異質なビジュアルでまとめることにしたという。



関連タグ

スーパーマリオブラザーズワンダー ワンダーフラワー おしゃべりフラワー 黒い任天堂 風邪ひいた時に見る夢

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