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CV:遠山春

概要

『バグアカデミア(旧・漆黒のジェイル)』にて展開する鬼頭丈二の新シリーズ『奇食・秘境ハンター 鬼頭丈二』にて登場したキャラクター。


これまで秘境探求の旅に同行していた佐竹博文元雲嵐が(それぞれの事情で)旅の参加が不可能になった時、鬼頭が新たな旅の同行者として見出した青年。日本古来の暗器を密かに取り扱う老舗骨董店の跡取り息子で、鬼頭も旅に出ては護身のために携行している鎖分銅などを調達する上で以前より贔屓にしている顔馴染みの関係。その正体は室町時代より国に仕え、隠形によって治安を守っていた暗殺者一族の子孫であり、既に務めを終えた現在も脈々とその技術を継承し続けている。


佐竹や元の不在時、改めて我が身を守る為に新たな護身グッズを求めて彼の店を来店した際に、勧められた猫の手の実践で永吉が見せた凄まじい握力を目の当たりにした鬼頭がその場で誘いを持ちかける。家の掟で国外へ出かけることを禁止されていた為はじめは断ったものの、鬼頭の懇願や彼自身も以前より海外に興味を抱いていたことも後押しし、その後、厳格な実家との三悶着を挟んでようやく承諾を受け、晴れて鬼頭と旅に出かけることになった。以降も佐竹や彼の他、アリス佐伯・ゼッターランド・博子飛田新治など新たな鬼頭の相方役が登場し、鬼頭が各回でこのメンバーから一人パートナーを選んで旅をするパターンが定着する。


鬼頭が盟友・元を引き合いにその強さを語るように、以後の旅でも治安の悪い地域でのトラブルを想定してボディーガード役として選ばれるパターンが多く、また実際に旅先で人為的トラブルに巻き込まれたり、犯罪集団の暴挙を知り己の培った武術で成敗するなど、元や紅林二郎が同行する回と同じく、永吉もバトル描写の担当要員として物語での役割が定着。上述された日本古来の暗器や古武術を用いた忍者のような戦いぶりで、2名とはまた異なる戦闘シーンを展開する。


一時期はボディーガードの役目が復帰した元に優先され、しばらく出番が回らなかったが、元が再度メインチャンネルで展開する瓜生シリーズに長期出張することになり永吉にも再び出番が回るように。また、最近は鬼頭と永吉にゼッターやアリスも加わった3人旅の展開、鬼頭の旅とは別の出来事で佐竹と知り合ったりと、他のパートナーたちとの接点が生まれている他、犯罪集団へ潜入するために鬼頭共々変なコスプレをする羽目になるなど、バトル要員として以外の活躍(?)も徐々に増え始めている。


人物

容姿

長めの黒髪を短いポニーテールにまとめ、左前髪にオレンジのメッシュをかけた髪型が特徴的な青年で、鬼頭曰く「中々綺麗な顔をしている」とのこと。右頬に縦ラインの謎の模様が入っているが、傷な跡のかメイクなのかは不明。


衣装は、赤の半袖ハイネックシャツにノースリーブの黒いサバイバルベスト、黒いフィンガーレスグローブを着用しており、何処となく姉妹チャンネルであるヒューマンバグ大学の漫画内に登場する裏社会組織の暗殺者たちのような、機能性を備えたやや奇抜な出で立ちをしている。


性格

基本的には温厚で律儀で誠実な人格者で、代々続く一族の伝統を重んじ、父の指導する暗殺術の修行にも実直に勤しむ真面目な性格。鬼頭に誘われるまで日本から出た事すらないほど海外文化には疎く、ときに訪れた国の警備の甘さに苦言を呈するなど不遜な態度をみせることもあるが、最初に訪れたタイのお祭りでは、空に浮かぶ無数の提灯からなる神秘的な情景に目を奪われたりと、純粋な一面も覗かせている。また子供や女性、老人にも優しく、旅先でトラブルを発見すれば率先して動き、対象の人物らを危機から救い出している。


一方で、自身らに危害を加えようとする者、我欲のために非道な行いをする人物には憤りを見せ、上述のような弱者を傷付けたり、または自然を破壊する行為には特に凄まじい怒気を放つ。こうした相手には、はじめは言葉で行為を改めるように促すも、反発して襲いかかってくれば携行していた暗器を用いて容赦なく痛め付けるなど、暗殺者としての一面もみせている。普段の一人称は「僕」や「私」であるが、怒りや殺意を感じた際には「俺」と言う辺り、いざ修羅場や戦いになれば静かながら激烈な姿を見せる事も珍しくない。


因みに、奇食については他の歴代同行者たち同様に辟易としており、毎度その地の郷土料理の強烈なビジュアル、何故それを食材にしたのかと困惑の色を浮かべている。

(永吉の旅では、見た目はともかく味は良い奇食に当たることが多い。ただ、最近ではハズレな寄食に当たるケースも増えている。)


能力

室町時代から代々続く暗殺者一族の末裔であり、幼少から受けた英才教育の賜物もあってか、古流暗器を交えた戦闘能力は非常に高く、鬼頭も元雲嵐に劣らないと評している(なお、元は瓜生シリーズにて裏中国拳法二大巨頭の一人として知られる大陸最強の殺し屋だと明かされているが、鬼頭はこの事実を知らない)。


身体能力もかなりのもので古流武術も会得しているため、武器無しでも凄まじい実力を誇る。一見細身の外見であるが、元全日本キックボクシングのチャンプの蹴りを受けても微動だにしない程タフネスと頑強さにも優れている。


披露した暗器

猫の爪を模した小さなかぎ爪を五本片手に付けて使用する。通常ならば猫のように引っ搔くだけで十分な殺傷力を持つが、永吉が本気でやれば丈夫な丸太を余裕で抉り、見ていた鬼頭も「(受けたのが)人間だったらどうなるというのだ」と戦慄した。


金属を勾玉状の形に加工したメリケンサックに似た武器。永吉のパワーで正拳突きすれば、相手の頭蓋骨を余裕で破壊できる。


扇子の形をした金属製の武器。


六角の筒状に銃口のような穴が特徴的な暗器。人体を余裕で破壊できるほどの威力を誇る。


鎖で繋がれた分銅。鬼頭も旅で自衛手段で使用していた事はあるが、永吉が使用すれば威力や攻撃速度は段違いに跳ね上がる。


細く短い棒に矢のような刃物が付いた暗器。接近戦だけでなく、手裏剣のように投擲にも使われる。バグ大では投擲の香鈴が使用している。


虎の爪を意味するインドの暗器。鋭く太目な刃4本の形状をしており、凄まじい裂傷を負った相手の回復が遅くなる。


経歴

永吉の家系である赤城一族は、室町時代から国(幕府?)に仕え、暗殺と諜報を生業としていた家柄で、国家安定のために反逆者を闇に葬る影の一族として隆盛した。戦乱の世が終わりを告げると無用の長物かの如く切り捨てられたが、現代に至るまでその秘術や暗殺術を代々継承し、また表向きは骨董屋を営みながら古流暗器を密かに扱うなど、国の務めを終えてからも一族の教えを綿々と受け継いできた。


永吉も物心つく頃から実父に稽古され、暗器や武術を修得し、また一族の秘伝が外部に流出することを畏れてか海外への渡航を禁止するなど厳格な家訓にも従っていたが、その一方で、こうした技術が役に立つ日が来るのだろうか?という疑念も募らせていた。その疑念も鬼頭の寄食旅に同行する中で彼に危害を及ぼすもしくは外道な行いをする輩の討伐等のトラブルシューティングに大いに役立つ事になる。


活躍

初登場回。

この回では鬼頭とタイに旅に出ており、タイの文化と食事を堪能(⁉)した。


夜にはタイ特有のロイクラトン祭りに参加し、鬼頭から「人生に遅いと言う言葉はない」と教えられる。そんな中で紙製ランタンが不慮の事故で暴発してしまい、巻き込まれそうになった女性を救う。その後現れた火事場泥棒2名とかち合い子供を守ろうとした鬼頭が襲われかけるところで乱入し、古流暗器「鉄拳」を交えた武術で制圧した。


強さと正義感を気に入った鬼頭はもっと広い世界を見せようと決意するのだった。


鬼頭とインドネシアのカリマンタン島を訪れる。上陸してすぐにウツボカズラ飯を味わうが、意外と美味だったようで美味しく平らげた。目的の秘境であるセンタルン湖に向かうために鬼頭と森林を歩く中、付近の部族に襲われる。圧倒的な実力で迎え撃ち、鬼頭の説得もあって事なきを得た。そして目的の場所に辿り着いた。しばらくして、密猟者が現れ、部族の人々に危害を加えた事を知って激怒する。暗器と武術で瞬く間に制圧して見せ、部族から奪われたモノを全て取り返した。


鬼頭と中国の山奥に訪れ、その道中で川の汚染を何とかするために行動する女性を助け出し、目的のオオサンショウウオの養殖を食べに行く。養殖場や調理工程を見せられて渋い顔をするも、味はかなり良かったようでご満悦の表情だった。帰路に着こうとする中、食べに行った店の地上げ被害を及ぼしているギャングが工場から出る汚水で自然破壊している現場を見て解決に打って出る。


襲ってくるギャングと主犯の工場長を鎖分銅と峨嵋刺であっさり制圧して見せた。帰ろうとする途中で川の掃除をしていた女性に問題解決したと優しい表情で伝えた。


約4ヶ月ぶりの登場。鬼頭や佐伯・ゼッターランド・博子と共にテキサスに訪れた。尚、ゼッターとは初共演だが鬼頭以外のキャラクターと共演したのも初めてである。


寄食を味わった後に帰路に着く中、ゼッターがパラコート入りのお茶を誤って飲んでしまった際、不穏な目線を感じ、鬼頭に救急対応を任せ自身は怪しい人物を追いかける。私利私欲で傷つけた犯人に静かながら凄まじい怒りと殺意を見せ、暗器と猛毒を交えた攻めで制する。


鬼頭と共に中国の貴州省に赴き、観光しながらチャウチャウ犬を食べるために目的の場所に辿り着く。そのチャウチャウが姿煮で出された事に加え、その犬に懐かれたのもあって食べるのに躊躇したものの、味そのものは牛肉と豚肉のいいとこを掛け合わせたようなモノだったため問題なく完食する。


後にミャオ族の部族「バーシャー」が暮らす集落に赴く。銃士部族のために警戒しながら歓迎されようとした瞬間、村長が銃撃される事態が発生する。来たばかりなせいで疑いの目を向けられたものの、煙幕で逃走し襲撃犯を特定して向き合う。犯人が人質を抱えていたのもあって隙を誘い出して飛び掛かった瞬間に隠し持っていた拳銃で人質を殺そうとしていた。そこは鬼頭が咄嗟に庇った事で人質は無事であり、犯人を拘束する事に成功した。鬼頭に傷を付けた負い目を感じるも、当の本人からは「自分から撃たれにいったのだ むしろ俺の勇気を褒めてくれ」と屈託のない笑顔を向けられた。


佐竹シリーズに初登場。


佐竹が半グレ組織主導の野良犬もしくは各家庭から盗んだ飼い犬を使ってペット福袋の箱詰めバイトをやらされている中、山籠もり修行で用を足したいところで作業場に現れる。佐竹が助けてくれると直感して事情を聞くや否やペット福袋を仕掛ける大元に強烈な憤怒を抱き、その醜聞を聞いて怒りが爆発する。インドの暗器「バグナク」を用いて大元を始末し、警察の捜査でその半グレ組織は最終的に壊滅する。


解決後には忽然と姿を消すが、佐竹は人脈が広そうな鬼頭に聞こうと思うのだった。

佐竹が永吉の素性を知るのも時間の問題となった。


余談

赤城性について

因みに姉妹チャンネル『バベル裁判所』には、裏裁判シリーズの赤城啓作はじめ同性のキャラクターが何度か登場しており、一部視聴者の間では何か血縁関係があるのでは?とも言われている。


ただ、こうしたキャラクターたちは永吉のように身体能力や戦闘術で常人を逸脱した能力を持つ者はおらず(強いて言えば、啓作はデザインをリニューアルしてからの一部エピソードで、罪を認めない被告人の顔に「有罪有罪有罪!」と連呼しながら六法全書のカドで凄まじい速度のラッシュを浴びせる演出が追加されてはいる)、ただ苗字が同じだけの無関係、もしくは血縁上でかなり遠い分家ではないかとも言われている。実際、バグ大でも過去に佐竹が人気を博していた頃、佐竹と同性の日本人(男女共)や極道組織、もしくはアナグラムで名前を捻った外国人の単発主人公キャラが数多く登場していた例もある。


何れにしろ双方のシリーズが根本的に毛色の違う内容を展開している上にバグアカとバベルの姉妹関係も無くなっているため、血縁関係の有無はほとんど関係ないと思われる。


登場頻度

鬼頭シリーズにおいて護衛として旅に同行する機会は元に比べると少ない傾向にある。それもその筈、鬼頭の護衛に元が同行できない時期には彼がとんでもないレベルの抗争に巻き込まれたり個人的な目的のために身を投じているタイミングが被っており、戦いや怪我のせいで行くに行けない状況が続いているからである。鬼頭自身も元の代わりと言う形で永吉を護衛に雇い同行させている(鬼頭自身も世界を殆ど経験した事がない永吉に視野を広めさせたい厚意も含まれている)。


元が健全な時には出番が少ないものの、彼が動けない時は護衛として同行する機会は反比例するかのように増えている傾向が強い。また、暗殺者一族出身と言うキャリアや実力の高さから本家チャンネルへの出演や元との共演を望む視聴者も多い。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 バグアカデミア(漆黒のジェイル)

ドリームハンター・鬼頭丈二 暗器 忍者(?)


有馬文太:同じくバグアカ以降の展開で登場した鬼頭の新たな同行者。永吉より登場は後だが、予てより奇習・奇祭を求めて個人による海外旅行をしてきており、寧ろ彼が鬼頭をパートナーに誘って奇習探求の旅に出かけることが多い。


バグ大に登場する忍者要素の強い人物たち

鵺兄鵺弟(智也):代々銀田家に仕えるれっきとした忍者の一族。風魔一族の末裔。

三門一郎太秋月家に仕えた暗殺者一族出身。

雷電紫電:三門家を切り捨てた秋月家が新たに召し抱えた暗殺者の雷一族出身。

岸本隆太郎天王寺組の若手極道。出自などについては最後まで不明のまま。

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