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私を戦わせてもいいのかい? 全部粉微塵になってしまうよ

概要

異名濫回凌轢ニヒロ(らんかいりょうれきニヒロ)
種族屍魔(レヴナント)
クラス騎兵(カタフラクト)
CV高橋李依

ミステリアスな雰囲気を漂わせる少女。かつて黄都軍に大打撃を与えた生体兵器として幽閉されていたが、リチア新公国に対抗するために釈放された。

蜘獣(タランチュラ)という巨大な蜘蛛型の魔物を基にした「屍魔」に搭乗して戦う。


外見

片目を隠す長い前髪。

背中が大きく開いた服にショートパンツという、露出の多い服装を纏う細身の少女。

脊椎からは複数の糸のような触手が伸びて、蠢いている。


能力

鵲のダカイと埋葬のヘルネテン

蜘獣を加工して作った屍魔である『埋葬のヘルネテン』を乗機とする騎兵。

表紙イラストでは上に乗っているが実際は全裸になり、ヘルネテンの外骨格内に入り神経接続で操縦する。

要するにファンタジー技術によって作られたSF多脚戦車である。


乗騎であるヘルネテンは糸を高速投射して切り裂く「砲」と、蜘獣の巨体による直接蹂躙を攻撃手段として備える。


しかし、特筆すべきはその防御性能。

ヘルネテンの装甲は星深瀝鋼という超常の魔石が使われており、熟達の工術による直接加工以外では傷つかない。そしてそれに乗るニヒロは屍魔であるため、ヘルネテンが急加減速を行ってもそれにより死ぬことがない。

更には呼吸すらしないため必要最低限の空気を通すための通気口すら存在しない。

外側は強固な装甲に覆われ、内側の操縦者を狙おうにもその隙すら存在しない完全防御。更にニヒロとヘルネテンは「共有の呪い」によって屍魔としてのかりそめの命を共有しており、ニヒロが死なない限りヘルネテンもまた不死身となっている。

         ・・・・・・

そしてそれは、逆もまた然りであることを意味していて……。


作中の活躍

リチア新公国による黄都側襲撃に際して鎹のヒドウ人権の保証を条件に『埋葬のヘルネテン』に騎乗、リチア新公国へ侵攻を開始する。

その道中柳の剣のソウジロウと搗ち合い左眼の装甲に傷を付けられる。


そしてリチア噴水広場の前で鵲のダカイと交戦、ヘルネテンの装甲を前に攻めあぐねたダカイは塔に潜ませた兵士へ指示を出し“冷たい星”による熱線を放射させるも効かず、ソウジロウに付けられた傷にヒグアレから盗んだ神経毒の付着した短刀で屍魔の接続神経に干渉、ハッチを開閉させ騎乗していた生身のニヒロと対面、ダカイに首を斬られ死亡した。


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