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地元ってのはぜってーよそ者に負けちゃいけないんだ!


声優・俳優矢尾一樹/土田大(新劇場版)/植木紀世彦(実写版)
身長/体重175cm/60kg
好きなもの愛車S13シルビア
嫌いなものS14シルビア
得意技ダッサダサの多角形コーナリング(連載当初)
搭乗車種日産シルビアK‘s(S13型前期)
ボディカラーライムグリーンツートン
主な外装パーツ日産純正エアロパーツ、SPEED STAR製ホイール(原作最初期・新劇場版)、メーカー不明5本スポークホイール(原作中盤・TVアニメ版)
ナンバー群馬58 え 51-745(TVアニメ版)/秋名79 さ 3-832(新劇場版)

概要

主人公藤原拓海のバイト先であるガソリンスタンドの先輩社員で、登場当初は21歳。

群馬県渋川市の秋名山(実際は榛名山)を拠点とする走り屋チーム、秋名スピードスターズを立ち上げたリーダーである。


連載開始時点では、走り屋というよりも親友の健二と同じくクルマ好きが集まった程度のチームであった。

作中で他に秋名のチームが登場しなかったので、藤原とうふ店の拓海と父文太の腕前を知るまで彼ら自身は「秋名最速」を標榜していた。


池谷自身の腕前は当初は下手の部類で、チームを作ったものの実際には遊んでばかりでパワースライドとドリフトの区別もついていない程であった。

そのためセミプロ集団である赤城レッドサンズとの交流戦前の練習では焦りから対向車に気づかず単独自損事故を起こして大怪我をしてしまう。


しかし愛車を修理に出している間にモータースポーツの技術を一から勉強をし直し、補助的にサイドブレーキを使うブレーキングドリフトやスリップ時のダメコン技術を習得する。

OVAでは拓海や健二を横に乗せながらも、下りでサイドブレーキを使わずに初歩的なヒールアンドトウや慣性ドリフトも成功させるなどの成長を見せた。


怪我の治療中に下りのドラテクが見たいからと拓海のハチロクの横に乗せてもらった際は、超人レベルの壮絶な環境下にわずかコーナー3つ目で失神しまっていたが、完治後の2度目に今度は自身のシルビアで流してもらった際はフラフラになりながらも最後まで意識を保っていた。

コーナー3つで失神事件


走り屋としてのドラテクレベルはともかく、クルマ全般の一般知識や各メーカーのメカニズムなどについては当初から精通しており、ガムテープデスマッチの危険性もすぐに理解して挑発された拓海を止めようとしたりビギナーの武内樹にわかりやすく解説した。

ナレーション演出のないアニメ本編では、高橋涼介中里毅ら他の上級者と同じく視聴者への解説役を担う事も多い。

またPS2ゲームソフト版では、ストーリモードのナレーターや登場車種の解説役も務めた。


通常の安全運転については十分以上で、上司である立花祐一からも「池谷ならば(ぶつけないから)社用車の運転も安心して任せられる」と信頼されている。

デートで助手席に佐藤真子を乗せた際もその運転の丁寧さを褒められていた。

(実は真子とのデート中にカッコつけてアクセル全開にしようとしたが、真子から「街中で飛ばす人がいるけど最低です(要約)」との発言を受けてやめている)


高校時代からバイクをいじっていた事もあってか手先も器用で、駐車場で電気系統が故障した真子の家のクルマをその場で直したほどである。

拓海の父文太が独自ルートで入手したハチロクのレース仕様の新エンジンを目の当たりにした際はその性能の高さを一目で見抜き、直前にその正体に気づいて拓海のメカへの疎さを皮肉った秋山渉の言葉を理解した。

その後対応する非常に専門的な高回転型タコメーターを祐一と共になんとか半日で確保し、拓海を指導しながら共に取り付けを行ったりした。

一万一千回転まできっちり回せ!!


面倒見の良い優しい人柄であり、見ず知らずの人間や確執のある相手(庄司慎吾)でも困っている時は助けてしまうほどである。

もちろん後輩にも優しく拓海やイツキからは非常に慕われており、高校生だった拓海を気遣い仕事の合間を縫って件のタコメーター探しを引き受けた。


アニメ版では、その直後に拓海が現実世界でも危険度の高さで知られる埼玉県正丸峠の旧道で渉とハチロク同士の対決をすると知って心配し、祐一の許可を得て早退し仕事着のまま健二と共に現地へ駆けつけている。


また「走り屋」としてのプライドや地元の威信については上級者達に負けぬ程熱い。

『秋名のハチロク』の正体が文太から拓海に引き継がれていた事が知られていなかった時は、自身の事故前後も三顧の礼で熱心に文太に助っ人を頼み込む様子は彼に好感を抱かせ、心を半ば動かすほどであった。

結局若者たちの問題に首を突っ込みたくない文太自身は行かなかったが、頑固な拓海を助っ人に行かせるように仕向けた事で、拓海の走り屋としてのデビュー戦と周囲からのスピードスターズへの一定の評価へと繋がる。


本作後期のプロジェクトD編では関東中の遠征から戻った拓海を労ったり、健二やイツキと共に埼玉遠征や神奈川での最終決戦にも応援に出向いている。


女性とは縁が一切なかったためかなりの奥手であり、相思相愛であった真子との関係も自信の無さによる勘違いと人の良さが災いして結ばれるには至らなかった。

その後、旅立ちのグリーンで再会し、再びデートに行こうとするも、またしても池谷はトラブルに巻き込まれてしまい、今度は連絡をとることができたが、真子が東京でレーサーとして務める話を聞くと、彼女のために敢えて身を引いた。

作中屈指の人格者として人気があり、作者も「一番好きなキャラ」に池谷を挙げている。真子との恋愛劇の結末に残念に思ったファンも多かった。

ドラマCDでは、真子と沙雪が中里や慎吾と会っていることを知ると呆然とし車道に飛び出す(健二曰く徘徊)等の奇行を見せるなど、かなり引きずっているようである。

なお、中里が沙雪に告白してフラれたと知った時は、イツキと共に嬉しそうにしていた。


MFゴースト

本作のパラレルワールド的続編『MFゴースト』では、祐一に代わって所長に昇進している。

健二とイツキが結婚した現在でも未だ独身であり、更に加齢で前髪が禿げ上がっていたため、初登場時は読者に衝撃を与えた。

(結婚しないのは本人曰く、忘れられないヒトがいるためだとか)


余談

愛車に関して

池谷が搭乗するS13シルビアのモデルはテクノプロスピリッツのデモカーと言われており、初登場時のコマは角目ヘッドライトでステッカーの位置も全く同じ等、リアスポイラーの有無とボディカラー以外チューニングカー雑誌に掲載された写真の仕様と完全に一致していた(ただし、モデル車両のエンジンは後期型に搭載されるSR20DETであり、後述通り池谷のS13は前期型である)。

単独事故から復帰した後に後期型のプロジェクターヘッドランプに5本スポークホイールの仕様になった(前期型のプロジェクターは4連だが後期型は6連で、アーケードゲーム『頭文字D_ARCADE_STAGE』や青島文化教材社のプラモデルを含め基本的に後期型のプロジェクターヘッドライトで描写/商品化されている。TVアニメ版は開始当初より変更後の仕様)。

池谷のS13はボディカラーや原作のオマケページので作者がオマケのネタ切れを起こした際に登場キャラが個々の教室(講座)を開こうと提案した際の池谷の「かんべんしてよニッサンさん 1800のクルマを途中で2000にしないでよ教室」の提案発言からCA18DET搭載の前期型であると分かる(中里毅から「いまだ言うかァ?それ…」と呆れられていた)。

池谷が搭乗するS13シルビアや相方の健二が搭乗する180SXは、作中では所謂「モブキャラ」「ザコ敵」が搭乗するクルマとしての出番も多く(モブ役の走り屋としては他にも80スープラ、Z32フェアレディZ、NA型ユーノス・ロードスター等が登場している)、またこれ以降に出てきたS14乗りの中村賢太やS15乗りの東京から来た二人奥山広也は大した見せ場もなく敗れており、作中で活躍したシルビア乗りは佐藤真子が搭乗するシルエイティ程度となってしまっている。

ただし、奥山に関してはその後のMFゴーストで重要な役割を果たしており、走り屋としてはともかくキャラクター自体はかなり優遇されている。

声優関連

池谷のオリジナルキャストの矢尾一樹と新劇場版での担当声優の土田大東映製作の特撮ドラマ『忍者戦隊カクレンジャー』で知り合って以来の仲であり(矢尾はニンジャマンの声、土田はニンジャブルーの声/サイゾウでレギュラー出演)、同作で共演した矢尾の誘いから土田が声優活動を始めたという繋がりがあるので、ある意味では新劇場版では師の役を引き継いだ形となっている。

その他

実写版では登場しない…と思われているが劇中で拓海達が働くガソリンスタンドの店員の一人としてこっそり出演していた(やや肥満体型で天然パーマの男性)。ただし、完全に端役としての登場であり名前もエンディングのクレジット以外での表記は無く、映画本編ではイツキが原作での池谷のポジションを兼任する形となっている。


関連項目

頭文字D 走り屋 秋名スピードスターズ

藤原拓海 健二(頭文字D) 武内樹 立花祐一

佐藤真子

ナイスガイ 好漢

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