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CV:ヤシロこーいち


概要

横浜・閏間地区に拠点を置く家入組の幹部。

組長の家入雅和の護衛を務める他、横浜極道の会合にも出席するなど、若頭に次ぐナンバー3の立場だったと思われる。

その事から、家入組の支柱でもあったと思われたが…


容姿


黒髪を右に流し、黒いコートを着た男性。


来歴


会合の道すがら、長門が最終通告として舎弟を連れて現れた際に、日に日に増す神城組からの圧力により、家入を守らなくてはならないという責任感や焦りが出て冷静さを失い、長門に突然発砲。

長門には避けられたものの、長門が連れてきた舎弟の下田の腹に命中したため長門が激怒。

追撃をしようとするも力の差がありすぎたため、何もできず長門の横薙ぎにより背骨まで斬られ即死した。

これにより長門はこれ以上の家入組との話し合いは無用と判断したため、皮肉にも家入を守るはずが逆に危険にさらすことになってしまった。


評価


視聴者からは「今回の戦犯」と非難されたが、彼自身は組長を守るという信念の下に動いた為、一概に彼に問題があったとは言い難い。

また、各組で人材不足や財政難に頭を抱える中、家入組のような小規模組織は、かねてから付き合いのあった東京極道を含め、生き残る為に周囲の顔色を常に窺う必要があったと言える。

仮に戦禍を避ける為に神城組の傘下に下っても、当然立場は対等ではなく、裏切りの報復として横浜が攻められた場合、最悪は捨て駒にされる可能性もある。

ただ、飽くまで可能性の話であるが。

総じて言える事は、圧力に屈して不平等条約を結ぶより、対等な関係を結べる相手と協力関係を結んだ方が、企業間・国家間でも道理に適うのは当然と言える。


柴原も人員不足の中で、色々な役を同時に任されるという重責は想像を絶し、甘えの通用しない極道とは言え、組長に急接近して挑発し、柴原を過度に刺激した長門にも非がある。

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