「昨日はわんわん泣いてたくせに」

プロフィール

人物像

ボーダー本部所属B級那須隊のオペレーター。

悪天候の中、狙撃位置から相手チームのスナイパーの居場所を即座に割り出すなどなかなか優秀。

前髪で右目が隠れている猫背気味の女の子で、隊長の那須からは「小夜ちゃん」と呼ばれている。年下の茜に対してちょっぴり意地悪。

壊滅的に年上の異性が苦手なうえに引きこもり。那須隊のメンバーは病弱な那須の体調を考慮して彼女の自宅でミーティングを行うことが多いのだが、小夜子はよくボイスチャットで参加しているらしい。

男性恐怖症は社会生活に影響を及ぼすほどらしく、家族はいるものの基本的にひとり暮らしの自宅で籠城生活をしている。

（カバー裏によれば）水と仕送りの塩昆布で生きていたところ、チームメイトの熊谷に誘われてボーダーへ入隊した（引きこもり気味の彼女の存在や、その素養をどこから熊谷が聞きつけたのかは不明）。

現在は経済的に潤ったことで、通販を使用して塩昆布を得ている。その影響か、部屋は段ボールで溢れているようだ。

こう見えて実はオペレーター内ではぶっちぎりトップのトリオン量を有している。

ステータス上は1や2のオペレーターが多い中、小夜子の数値はなんと隊長の那須と同等の7。これは普通にサイドエフェクトが覚醒してもおかしくない数値である。

A級隊員にも彼女よりトリオン量が少ない者はざらにおり、具体的には嵐山准や烏丸京介(どちらも射程持ちのトリガーを多用する)と同値で、三輪秀次や当真勇よりも多い。

トリオン体における戦闘能力が一概にトリオン量で決まる訳ではない好例だろうか。

戦闘員ではなくオペレーターとなったのは、運動能力不足故。

遠征選抜試験においては歌川1番隊に配属されており、チームメイトは歌川、空閑、漆間、巴の4人である。

最も苦手する年上の男性がいないとはいえ、異性4人に囲まれた部隊で閉鎖環境試験を遂行できるか試験官を務めるA級隊員からも懸念されている。本人は歌川1番隊のオペレーターに指名された時から既に動揺した表情を見せていた。

A級隊員らの懸念通り、初日の最初の段階で既に動揺と緊張を露わにしていた。それに気づいた隊長役の歌川が、遊真と虎太郎へ志岐のフォローを内部通話にてこっそりと頼むなど、本人も知らないところで支援態勢がとられているような、前途多難の有り様だった。

とはいえ、日数が経過するにつれて徐々に順応してきてはいるのか、声を震わせながらも作戦会議で意見を発するなど、変化の兆しは少なからずみせている。

パラメーター

※オペレーターのパラメーター合計にトリオン能力は含まれない

関連タグ

ワールドトリガー

那須隊：那須玲　熊谷友子　日浦茜

歌川1番隊：歌川遼　漆間恒　空閑遊真　巴虎太郎

辻新之助：男性陣で同じく異性を苦手としているキャラ。なお彼は戦闘員として所属している。