概要

漫画『ワールドトリガー』に登場する組織、界境防衛機関「ボーダー」の防衛部隊のランク区分の1つ。

約30人(+オペレーター)が所属。現在本部所属の8チーム+玉狛第一の9部隊編成。

B級隊員と違い、ランク戦の仕様上、隊を組んでいるのが前提（隊を組んでいないとA級になれない）。例外はS級から降格扱いとなった迅悠一のみ。

本部所属A級はそれぞれ独自のエンブレムを持っている。これは隊員達が提出したデザイン案を元に開発室のデザイナーが仕上げている。

特例であるS級（黒トリガー使い）を除けば最上級位に位置する精鋭部隊であり、特権として開発室に頼んでトリガーを改造する権利や、近界遠征部隊への選抜試験に参加する権利を持っている。

B級とは異なり給与にも出来高の他に基本給が存在する。

その総数の多さから長らく未登場の隊員も多かったが、第205話にて漸く全隊員が登場を果たした。

全ての部隊に、各ポジション3位以内の隊員が所属している

隊員

※何も記述がない場合は本部に所属。

A級1位　太刀川隊

エンブレムは三日月に3本の刀。

ボーダーのトップ部隊である。1人を除いて、個々の戦闘能力が高い。城戸派。

A級2位　冬島隊

エンブレムは角の生えたナイトのチェスピース。

隊員数はA級最小で、1人はトラッパーのため実質的な戦闘員が狙撃手1名のみという尖りすぎた部隊。城戸派。

A級3位　風間隊

エンブレムは太い斜線に目。

隊員全員がカメレオンを使用した隠密戦闘に特化したチーム。城戸派。

城戸司令直属の性質が強く、組織内に緘口令を敷くような機密任務を担当する側面も持つ。

A級4位　草壁隊

エンブレムはコカトリスと、コカトリスが吐いた炎が背後に描いた円。

オペレーターが隊長という異色の部隊。県外スカウトとして派遣されていたため作中の不在期間が長い。派閥不明だが緑川は(迅の影響もあり)かなり玉狛寄りの忍田派。

A級5位　嵐山隊

エンブレムは星を囲む五角形を5つ円状に置き、さらに中心に星をつくったもの。

近～中距離連携と遠距離攻撃を有するバランスの良い部隊。

防衛任務に加えてボーダーの広報部隊も担当している。忍田派。

A級6位　加古隊

エンブレムは蝶の羽に「K」の文字がついたもの。

A級唯一のガールズチームであり、隊長の趣向により、隊員が全員イニシャル「K」で統一されている。派閥なし自由派。

A級7位　三輪隊

エンブレムは銃弾に2匹の蛇の尾が巻きついたもの。

近･遠距離が2-2で互いをサポートし合う部隊。

米屋を除き、戦闘員は皆何かしら近界民から被害を受けている。城戸派。

A級8位　片桐隊

エンブレムは雪の結晶。

隊員は全員作者の読み切り「ROOM303」から。

片桐、雪丸、結束は元第2期東隊。

県外スカウトに派遣されていたため作中では不在期間が長い。

A級　玉狛第一(木崎隊)

玉狛支部所属。

本部未承認の近界技術を用いた規格外のトリガーを使用しているため、ランク戦には参加していない。

忍田曰くボーダー最強の部隊。玉狛派。

迅悠一

玉狛支部所属。元S級隊員。

派閥抗争を収めるため自らの所持する黒トリガーを本部へ返却し、S級から降格した事で現在は例外的に個人でのA級隊員扱いを受けている。

ヒュースの素性に関して根付が流した噂では「玉狛第一に出戻った」という扱いを受けているらしいが、これが事実かは不明。遠征選抜第一試験の試験官としては不参加。

玉狛派。

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