少年(ロマサガ3)
しょうねん
概要
概要
滅びた地とされていた東方からやってきた、褐色の肌を持つ謎の少年。各地の町の酒場を転々としている。本名は不明で、英語表記も「Boy」となっている。
赤ん坊の頃に腐海の廃墟付近に捨てられており、象族の「アニキ」に拾われたが何者かにさらわれ、行方不明になっていたという過去を持つ。
その後どこでどうしていたかは不明だが、彼にかかわろうとする者は善人・悪人の別なく死亡していたらしく、他人を遠ざける性格になっていた。
サラが主人公の場合のみ、彼の心を開かせることで即仲間に加える事ができる。
しかし四魔貴族を全て倒すとサラを庇ってアビスゲートに飲み込まれてしまう。
他の主人公の場合は、四魔貴族を全て倒した際、逆に彼を庇ってサラが飲み込まれ、そこでようやく彼を仲間に加えられるようになる。しかし普通にプレイした場合彼を仲間にする頃には既に主力メンバーが固定されている可能性が高い上、備考欄記載のバグ技を使わない限り仲間に加わってもラスボス戦には参加できないため、攻略上は育成する意味は薄い。
しかもラストダンジョンであるアビス突入時に少年を仲間にしていなかった場合は強制加入するため、6人パーティだった場合は少年と主人公以外の誰か1人を離脱させなければならないので、何も知らずに6人全員を念入りに育成していたプレイヤーは肩透かしをくらうだろう。
能力としては戦士型で、仲間になるキャラとしてはトップタイの腕力を持つ。初期装備には市販品では最も強い大剣・曲刀の東方不敗を持つため、序盤に仲間にした場合は心強い(通常のプレイでは四魔貴族をすべて倒した後に行くことになる東方地域でのみ買うことができる)。
技の閃き適性は、技名に外来語が含まれない技であれば武器種によらず全て適性があるという特殊なタイプになっている(注:作中に日本に相当する地域はない)。術を持たないため、技王冠をつければ一部の高位技の閃き確率も最も高くできる。この点はポールも同じ特徴を持つ。
このように長所もあるのだが、強制離脱というデメリットは大きく、不遇なキャラと言える。
その正体
その正体
実は十数年前の3度目の死食を生き延びた赤ん坊であり、サラと同じ「宿命の子」である。
ファンブック『練磨の書』の記述によると、彼とサラは「双子の存在」なのだという。
しかし宿命の子に関するそれ以上の設定はスクウェア社内でも決まっておらず、結局はプレイヤーの想像に任せるということらしい。
エンディングにも登場しておらず、その後どうなったのかも語られていない。
出没する町
ポドールイ、ツヴァイク、スタンレー、ユーステルム、ヤーマス、モウゼスで仲間にできる。
港町もあるが、少年のエピソードを踏まえれば船やキャラバンに頼らず一人旅していると考えられる。この点はタチアナとは対照的。
リマスター版
追加要素の暗闇の迷宮では、概要欄にあるような過去や、生い立ちに関するエピソードがわずかながら追加された。
ロマンシングサガリ・ユニバース
イベントストーリー「聖塔ランスの娘~聖王」で、ロマサガ3製作総指揮の河津秋敏氏による、過去の宿命の子である聖王の少女時代のストーリーが実装されている。死の星の定めを背負った少女は、人にも魔物にも狙われるが、死ぬのは少女に悪意を向けた側であり、少女自身は死ぬことが許されなかった。
備考
備考
サブキャラクターを18人以上加えている状態で彼を加えると、仲間を外せなくなるバグが発生する(不離脱現象)。
これにより、ラスボスとの戦いに加わることもできる。(コマンダーモードも5人で戦える。)
更にそのままゲームをクリアすると、エンディングに彼が2人登場するという現象が発生する。
(リマスター版では不離脱現象が修正されているため、これらは再現できない可能性がある。)
コマンダーモードでは、彼とサラに2人技を使わせると威力が上がるという設定がなされているのだが、実際には2人同時にコマンダーモードに出す事は出来ないので、死に設定と化している。
没データとして、彼と同じグラフィックの「テレーズ」という名の仲間データが存在するが、こちらの詳細も不明である。
概要
概要
滅びた地とされていた東方からやってきた、褐色の肌を持つ謎の少年。各地の町の酒場を転々としている。本名は不明で、英語表記も「Boy」となっている。
赤ん坊の頃に腐海の廃墟付近に捨てられており、象族の「アニキ」に拾われたが何者かにさらわれ、行方不明になっていたという過去を持つ。
その後どこでどうしていたかは不明だが、彼にかかわろうとする者は善人・悪人の別なく死亡していたらしく、他人を遠ざける性格になっていた。
サラが主人公の場合のみ、彼の心を開かせることで即仲間に加える事ができる。
しかし四魔貴族を全て倒すとサラを庇ってアビスゲートに飲み込まれてしまう。
他の主人公の場合は、四魔貴族を全て倒した際、逆に彼を庇ってサラが飲み込まれ、そこでようやく彼を仲間に加えられるようになる。しかし普通にプレイした場合彼を仲間にする頃には既に主力メンバーが固定されている可能性が高い上、備考欄記載のバグ技を使わない限り仲間に加わってもラスボス戦には参加できないため、攻略上は育成する意味は薄い。
しかもラストダンジョンであるアビス突入時に少年を仲間にしていなかった場合は強制加入するため、6人パーティだった場合は少年と主人公以外の誰か1人を離脱させなければならないので、何も知らずに6人全員を念入りに育成していたプレイヤーは肩透かしをくらうだろう。
能力としては戦士型で、仲間になるキャラとしてはトップタイの腕力を持つ。初期装備には市販品では最も強い大剣・曲刀の東方不敗を持つため、序盤に仲間にした場合は心強い(通常のプレイでは四魔貴族をすべて倒した後に行くことになる東方地域でのみ買うことができる)。
技の閃き適性は、技名に外来語が含まれない技であれば武器種によらず全て適性があるという特殊なタイプになっている(注:作中に日本に相当する地域はない)。術を持たないため、技王冠をつければ一部の高位技の閃き確率も最も高くできる。この点はポールも同じ特徴を持つ。
このように長所もあるのだが、強制離脱というデメリットは大きく、不遇なキャラと言える。
その正体
その正体
実は十数年前の3度目の死食を生き延びた赤ん坊であり、サラと同じ「宿命の子」である。
ファンブック『練磨の書』の記述によると、彼とサラは「双子の存在」なのだという。
しかし宿命の子に関するそれ以上の設定はスクウェア社内でも決まっておらず、結局はプレイヤーの想像に任せるということらしい。
エンディングにも登場しておらず、その後どうなったのかも語られていない。
出没する町
ポドールイ、ツヴァイク、スタンレー、ユーステルム、ヤーマス、モウゼスで仲間にできる。
港町もあるが、少年のエピソードを踏まえれば船やキャラバンに頼らず一人旅していると考えられる。この点はタチアナとは対照的。
リマスター版
追加要素の暗闇の迷宮では、概要欄にあるような過去や、生い立ちに関するエピソードがわずかながら追加された。
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備考
備考
サブキャラクターを18人以上加えている状態で彼を加えると、仲間を外せなくなるバグが発生する(不離脱現象)。
これにより、ラスボスとの戦いに加わることもできる。(コマンダーモードも5人で戦える。)
更にそのままゲームをクリアすると、エンディングに彼が2人登場するという現象が発生する。
(リマスター版では不離脱現象が修正されているため、これらは再現できない可能性がある。)
コマンダーモードでは、彼とサラに2人技を使わせると威力が上がるという設定がなされているのだが、実際には2人同時にコマンダーモードに出す事は出来ないので、死に設定と化している。
没データとして、彼と同じグラフィックの「テレーズ」という名の仲間データが存在するが、こちらの詳細も不明である。
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