概要
画面端から、あるいは画面内を徐々に、別の映像に切り替える技法。転じて、画面の隅に小窓で映像を表示させること、またこの小窓を指す(コーナーワイプ)。
バラエティ番組・ワイドショーにおいては、VTRを流している最中にそれを観ているスタジオの様子を伝えるために用いられる。
ニュース番組においては、中継先とスタジオの表示や、次に伝えるニュースの表示に用いられることもある。
あまりにもワイプが氾濫しているため、ワイプを出さない番組が逆に評価されることも多い。
関連タグ
名探偵コナン:クライマックスに江戸川コナンが麻酔銃で毛利小五郎を眠らせて事件を解決した回で、後日談、または目覚めた後にボケをかます小五郎に対しワイプで突っ込みを入れる姿は作中のお約束となっている。
令和 NHK 放送事故:元号発表の際NHKだけがワイプでその場の手話通訳を映していた。そして、元号が発表され官房長官が額縁を掲げたときワイプと額縁が被った(普通にコーナーワイプで映したら手話が見づらいという配慮と思われるが、会見が始まりワイプが映された時点で違和感があるほど大きかった)。