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概要

作者は鷹岬諒。『月刊コロコロコミック』2001年2月号から2006年9月号まで連載された。

内容についてはカプコンから「ゲームをそのままなぞっても面白くないので、なるべくオリジナル要素を入れてほしい」「ゲームを既にプレイしてる人も楽しめるように、そしてゲームを知らない人もロックマンの世界に入り込めるような作品づくりをしてほしい」という要望があったため作品の設定を活かしつつオリジナルのストーリー展開にしたとのこと。


後にNintendo Switchに移植版発売記念で後日談『ロックマンエグゼ~20年ぶりの同窓会~』が描き下ろされた。


登場人物

光熱斗

主人公。父である光祐一朗から贈られたネットナビ、ロックマンのオペレーター。ネットバトル好きでオペレートの腕も優秀。しかし、学校の勉強は苦手でたまに学校をサボったり、教育庁ホームページをハッキングしたり偽造用のダミーチップを使って社会科見学の電車の行き先を勝手に変えたりするなど原作やアニメよりもやんちゃな面が目立つ。これについては「もう少しやんちゃな方が面白い」という編集部の意向だったとのこと。

WWWのナビ、ナンバーマンの撃破やネットバトルの実力を認められて、公認ネットバトラーに認定される。

ヘリから直接飛び移ったりする凄まじい身体能力を持つが、無茶をすることが多いからか流血することも多い。

後日談で科学省の職員になっていたほか、メイルと結婚。息子の来斗を授かる。


ロックマン

熱斗のネットナビで、熱斗の父親が作成したネットナビである。熱斗からは「ロック」と呼ばれている。今作では敵に捕まったり、敵に操られたりとピンチになることもある。

作中においてはロックバスターはあまり使わず、熱斗から転送されたバトルチップを多用する他、接近戦では格闘も行う。また、作中で熱斗が自作したバトルチップでバックパックに推進装置「ロックブースター」が装備され、飛行が可能になった。熱斗とは対照的に真面目で説教好きな性格。

ゲーム本編での死去した熱斗の双子の兄、光彩斗の遺伝子から生み出されたネットナビという設定

については新装版3巻の書き下ろしで本人も知らないと書かれている。ただし、夢オチだったため真相は不明。

エグゼ2編でサイトスタイルスタイルチェンジが可能になり、チェンジしたときは性格が変化し、接近戦は格闘、遠距離戦では掌からエネルギー弾を放つ。

しかし、エグゼ3編では闇の力の影響でサイトスタイルが封じられてしまったため対策として右腕にサイトスタイルの力を集約させて戦うことに。それ以降エグゼ4、エグゼ5編ではソウルユニゾン、エグゼ6編では獣化を使用する。


光祐一朗

熱斗の父親。多忙で家になかなか帰れないが家族のことは大切に思っている。が、その優秀さゆえに犯罪者に狙われることもある。


伊集院炎山

日本初の18歳未満の公認ネットバトラー。クールで、オペレートの技術は群を抜く。初めは熱斗を敵視していたが、その実力を認めるようになる。原作本編と違い、大企業の御曹司ではない。

因みに、エグゼ4のユーモアセンスのネタの一つ「炎山の頭は卵の殻をかぶっている」はこの作品から逆輸入された。

後日談では『ネットバトラー協会』会長に就任。対ネット犯罪捜査の最前線に立ちながら、後身の指導に当たる。

ブルース

炎山のナビ。高速移動とソード系の武器を組み合わせた近接戦を得意とする。裏の王セレナードから受け取った妖刀ムラマサを手にしてからは、「ムラマサスタイル」にスタイルチェンジできるようになった。


桜井メイル

熱斗の幼馴染み。いつも何かとだらしない熱斗の面倒を見ている。

後日談では熱斗の奥さんになり、一人息子を授かる。

ロール

メイルのネットナビ。原作本編よりも表情が豊かで、ロックマンに好意を抱くような描写もある。男性キャラクターを「くん」付けで呼ぶようになっている。


大山デカオ

熱斗の友人。ウイルスバスティングやネットバトルは力任せの攻撃を行うことが多い。作中に1回だけフルシンクロに成功したことがある。

後日談では秋原町の町長に就任。

ガッツマン

デカオのナビ。パワー系のナビでパンチを得意とする。第1巻でナンバーマン戦の際にデリートされたため、第2巻以降のガッツマンはバックアップデータから復元したものである。


綾小路やいと

お金持ちの家の女の子。作中では出番が少ないが、後日談では綾小路財閥の次期当主として分刻みのスケジュールをこなしている。

グライド

やいとのナビ。一度、WWWのテロによりプログラムを書き換えられ、ロックマン達と敵対することになったが、無事に意識を取り戻す。


大園まりこ

熱斗のクラスの美人教師。豪華客船の知らせを聞いて興奮したり、休校の影響で遅れた授業を取り戻そうと、1コマで算数、歴史、英語を並行してやる授業をまとめてやったりと無茶をしたりする。ちなみに本作での炎山への「卵の殻」発言は彼女によるもの。


アキラ

第3話に登場するオリジナルキャラクター。熱斗の親友で、いたずら好きな性格。コンピュータ関係は苦手らしい。後に転校する。


WWW

Dr.ワイリー

WWW首領。自分が研究してきたロボット工学よりもネット工学に需要が集まっている世界に反感を抱き、世界を消去させる作戦を開始する。それを見た祐一朗は「狂っている」というほど。WWW壊滅後はタワーの爆発に巻き込まれ行方不明になる。


火野ケンイチ

作中で最初に登場したWWWの幹部。

ファイアマン

ヒノケンのナビ。火を操る。学校を火事にした張本人。エグゼ3編では闇の力でフレイムマンに進化する。


日暮闇太郎

当初はWWWとして活動していたが、後に更生しオフィシャルに協力する。

ナンバーマン

日暮のナビ。ガッツマンをデリートする。


ストーンマン

保安プログラムを破壊する自立型ネットナビ。ガッツマンとロックマンとの連携攻撃のガッツシュートでデリートされる。


エレキ伯爵

WWWによる科学省襲撃作戦で祐一朗を誘拐することに成功するも組織壊滅で自暴自棄になりエレキマンを手放した。

エレキマン

エレキ伯爵のナビ。WWW事件の収束後、エレキ伯爵より見捨てられてしまう。電脳世界を彷徨っているとボンバーマンに出会い意気投合。はぐれ戦隊爆電ジャーを結成する。


ボンバーマン

自立型ネットナビ。WWW事件の収束後にエレキマンと出会い、はぐれ戦隊爆電ジャーを結成しロックマンとブルースを倒そうと行動を始める。語尾に「づら」をつける。


ドリームウイルス

WWWが開発したウイルス。必殺技は、巨大な隕石を降らす「滅帝王(メテオ)」。ドリームオーラはあらゆる攻撃を無効化するが、攻撃を受けるたびに消滅するが復活速度が速すぎるために断続的に発生しているように見える。最後はブルースのナイトソードでドリームオーラをはがされ、ロックマンのゼータキャノンでデリートされる。



ウラインターネット

フォルテ

コサック博士が開発した世界初の「完全自律型ネットナビ」。敵の能力を吸収する「ゲットアビリティプログラム」を持つ。よって強敵と戦えば戦うほど強くなり、ゲーム版よりも強力になっている。エグゼ2編でサイトスタイルのロックマンと戦った時にはサイトスタイルの力を吸収しフォルテサイトスタイルとなり、エグゼ6編ではファルザーの力を半分取り込み獣化フォルテに変貌した。

ある事件により人間を信じられなくなり、その後は孤独にウラインターネットを彷徨う。心に生まれる渇きと飢えを満たすため、常に強さを求め、そしていつか人間たちに復讐しようとしていた。

しかし、幾度となくロックマンと戦う内にロックマンたちとの間に絆が生まれていった。そしてグレイザー戦の後はロックマンと共に行動していた。


シャドーマン

忍者のような姿をしたネットナビ。熱斗がドリームウイルスとの対決で相打ちになったロックマンを助けるために裏インターネットに潜った時に彼に試練を与えた。熱斗には「ニンジャマン」と呼ばれた。


ゲートマン

ゲートマン一族の一人。裏インターネットのエリアとエリアを繋ぐ門を司るのを使命としているナビ。


ファラオマン

ダークサンクチュアリにある神殿で、「秘宝」と呼ばれる幻の強化パーツを守護していたナビ。


最強の四戦士

ファラオマンと共に「秘宝」を守る4人のナビ。挑戦者の能力を完全にコピーし、さらにスタイルチェンジで独自の特殊能力を付加することができる。ロックマンが挑んだ時にはそれぞれガッツスタイルシールドスタイルブラザースタイルカスタムスタイルにスタイルチェンジした。四戦士は皆、性格が異なっている。


セレナード

裏の王と呼ばれる存在。遠距離攻撃を全て跳ね返す能力を持つ。その力はフォルテの至近距離のアースブレイカーですら通用しない。だが最期はフォルテGS(ゴスペルスタイル)により倒され、フォルテGS(ゴスペルスタイル)にその能力を吸収される。後にカーネルの親友であることが判明した。


ネットマフィア『ゴスペル』

サイトスタイルの力を手に入れるため豪華客船クイーン・オーシャン号内にて熱斗とロックマンを襲撃する。


風吹アラシ

戦闘中の熱斗と炎山を襲撃する。

エアーマン

アラシのネットナビ。初登場のゴスペルメンバーで、ロックマンとブルースとの対決に乱入した。


速見ダイスケ

クイックマン

ダイスケのネットナビ。


カットマン

自立型ネットナビ。


プリンセス・プライド

ナイトマン

プライドのネットナビ。


ガウス・マグネッツ

クィーン・オーシャン号における死の宴の会長。

マグネットマン

ガウスのネットナビ。


フリーズマン

自立型ネットナビ。クィーン・オーシャン号を凍結状態にした。


ゴスペル首領

その正体はケイ・ユウキ帯広シュンが闇の力に乗っ取られていた時の姿。

ゴスペル

ゴスペルの最終兵器。今作ではメンバーのナビが合体して誕生した。必殺技は口からの炎で攻撃する「ブレス・オブ・ゴスペル」。ロックマンのサイトスタイル形態であえなく撃破されるもフォルテと合体して復活、再びロックマンを取り込もうとしたがフォルテに用済みと言わんばかりにデリートされた。


闇の四天王とその関係者

フレイムマン

ファイアマンが闇の力で進化した姿。闇の力を吸収することで何度でも甦ることができる。最後はキングマンのチェック・メイトでデリートされた。


西古レイ

闇の力で世界を支配するためにフラッシュマンとともに現実世界で破壊活動を行う。

フラッシュマン

レイのネットナビ。催眠術を得意とする。


デザートマン

闇の四天王の一人。現実世界と電脳世界が融合した特殊な空間に潜入してロックマンたちを襲撃した。ブルースのムラマサスタイルで撃破される。


犬飼猛雄

闇の四天王の命令でロックマンたちの始末をしようとする。

ビーストマン

猛雄のナビ。ブルースのムラマサスタイルで撃破される。

ダークマン

闇の四天王の一人。はじめにブルースと対立した。

プラントマン

闇の四天王の一人。ダークマンの後にブルースと対立した。

ドリルマン

闇の四天王の一人。空間の穴からブルースを襲撃した。


プロト

初期型インターネットであり、闇の力の発生源でダークロイドが現実世界に来るための中継地点として利用される。フォルテGSが出てきた直後に破壊された。


ダークロイド

ロックマンDS(ダークソウル)

ロックマンの闘争心と闇の力が反応して生まれたロックマンにそっくりな姿をしたダークロイド。ロックマンとはまるで違う性格、能力で、言動も暴力的である。ロックバスターは使わず、掌からエネルギー弾を放つ。他のナビの能力を吸収する機能があり、作中においてはフォルテ、レーザーマンの能力を吸収した。鋭い攻撃をする前に不敵な笑みを露出する。最後はロックマンにブラックバリアを拳で突破され、ギガキャノンでデリートされた。


レーザーマン

ダークロイドの一種にしてロックマンDS(ダークソウル)の側近。ナビの憎しみの力を制御させる機能を持ち、ガッツマンには凶暴化をさせて、憎しみのロックマンには彼からのエネルギーをロックマンDS(ダークソウル)に与えた。ブルースのムラマサブレードで切り刻まれた後は、ロックマンDSに一時撤退を求めるも、笑顔で受け入れてくれたつもりが逆に取り込まれてしまう。


シェードマン

闇の電脳世界に来たロックマンと熱斗を迎え、闇のノイズでフルシンクロを解除して熱斗をさらったが、憎しみのロックマンに撃破された。


クラウドマン

ロックマンとトマホークマンと対立するが、トマホークソウルで敗れ去る。


コスモマン

ダークロイドの一種。フォルテに変装して、アメロッパ軍に捕らわれていたロックマンを奪取し、カーネルをデリートしようとしたが、失敗に終わる。最後はネビュラグレイと融合してロックマンと戦う。


ネビュラグレイ

暗黒の破壊神。アメロッパ軍のナビを数分で全滅させるほどでフォルテだけでは歯が立たなかったが、フォルテとロックマンが融合したフォルテクロスロックマンに圧倒されるもフォルテがロックマンを庇い融合を解除した隙をついてフォルテを取り込もうとしたが。最後は獣化したロックマンに敗れ去る。


Dr.リーガル

ダークロイド全体を束ねるオペレーター。ネビュラグレイをデリートされてダークロイドを全滅させられるが潜水艦で脱出しておりまだまだ奥の手があると余裕を見せるもフォルテに罪滅ぼしを求められる形で潜水艦を爆破され殺害される。


アメロッパ

バレル大佐

モニター越しでしか見たことがないためネットとディンゴに「実は短足」やら「実はデブ」やら好き放題言われていた。

カーネル

バレルのナビ。セレナードの親友で、彼を殺したフォルテを装ったコスモマンと対立する。電脳獣との戦いでは、アイリスと一心同体のプログラムであることが判明した。


ディンゴ

トマホークマン

ディンゴのナビ。斧を用いた攻撃を得意とする。ロックマンとよく喧嘩をする。ロックマンから「トンママン」と間違えて呼ばれたことがある。


チャーリー・エアスター

ジャイロマン

チャーリーのナビ。熱斗に「ワイロマン」と間違われた。


メディ

アメロッパの国立メディカルセンターに勤める。ロックマンの闇の力を弱めるためメディカルセンターまで強制連行した。原作本編と違い、女らしい言葉遣いになっている。


電脳獣を巡る者たち

アイリス

少女のような姿をしたプログラム。実はカーネルの妹で後にカーネルと融合しロックマンに力を貸す。


チロル

サーカスマン

チロルのナビ。獣化したロックマンをグルームゲイジで攻めまくる。


ジャッジマン

カーネル、エレメントマンとともにロックマンをアレストブックで襲撃する。


エレメントマン

カーネル、ジャッジマンとともにロックマンをライトニングドライブで襲撃する。


グレイガ

獅子のような姿をした電脳獣。ロックマンにその力を吸収される。

ファルザー

怪鳥のような姿をした電脳獣。フォルテにその力を吸収される。

グレイザー

グレイガとファルザーが融合し誕生した超電脳獣。後に実体化し現実世界も取り込もうとする。


その他

織田

オリジナルキャラクター。電脳捜査課の一人。警部補に位置する。駄洒落が得意。後に警視に昇格。


マサ

流しの魚屋で色んなネットバトル大会で優勝している実力者でもある。

シャークマン

マサのネットナビ。ガッツマンがWWWの事件を解決させたと勘違いしたことがある。


黒井みゆき

ロックマンと熱斗から黒い影が見えると言った。また、ロックマンに人の心を持ってる事に不思議に思っていた。

スカルマン

みゆきのネットナビ。友達ほしさからロックマンを誘拐した。


帯広シュン

英語混じりの日本語を喋る。何者かに洗脳されケイ・ユウキとして悪事を働いていたが正気を取り戻し熱斗たちに協力する。炎山の会話に余計なことを言うためよくお仕置きされている。


荒駒虎吉

アキンドシティ一のネットバトラー。

キングマン

虎吉のナビ。


江口名人

ナンバー1のネットバトルインストラクター。電脳世界まで来てマントで身を隠してロックマンの実力を試した。最後はデザートマンの動きを封じるために自ら捕食され重傷を負いリタイアした。

パンク

名人のナビ。プライドがありロックマンに正々堂々と戦うも、サイトスタイルで止めを刺してくれという言葉に反応したロックマンをはめてマッドローラーで撃破する。しかしデザートマンには歯が立たず名人と共にリタイアした。


ラウル

闇の力の分布について調査していたが初登場時は顔が怖いから闇のオペレーターだと思われた。後にデンサン岬の先に浮かぶ人工島に敵の本拠地があることを特定する。

サンダーマン

ラウルのナビ。


ライカ

シャーロの少年軍人。シャーロ軍のネットワーク部隊2個中隊を壊滅させたロックマンの身柄引き渡しを要求する。

サーチマン

ライカのナビ。シャーロ軍ネットワーク第13部隊所属。スコープガンによる正確な射撃を得意とする。


コサック博士

番外編に登場する。フォルテの生みの親で彼を可愛い息子という。プロトの反乱の際、破壊工作の容疑をかけられたフォルテを救うために科学者を脱出したがオフィシャルに反逆の容疑で逮捕されてしまう。


バブルマン

野良ナビ。強欲な性格で、ロックマンたちにダークロイドの居場所を教える代わりに、1億ゼニーを要求したり、ロックマンが指名手配されたときに賞金の1億ゼニーのためにロックマンの居場所を教えたりする。

アクアマン

今作では野良ナビでバブルマンの弟分。バブルマンを兄のように慕っている。


光来斗

後日談に登場する熱斗とメイルの間に生まれた一人息子。髪質は父親譲りで、嘗て愛用していたバンダナを頭に巻く(20年以上前の物だけに、端が切れている)。

ゲーム版では名前しか登場しなかった為、本作で初めて顔が明かされた。

関連タグ

ロックマンエグゼ

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