基礎データ
全国図鑑 | No.0393 |
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シンオウ図鑑 | No.007 |
ヒスイ図鑑 | No.161 |
ブルーベリー図鑑 | No.197 |
ローマ字表記 | Pochama |
ぶんるい | ペンギンポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 5.2kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | げきりゅう |
隠れ特性(第8世代まで) | まけんき |
隠れ特性(第9世代から) | かちき |
タマゴグループ | すいちゅう1/りくじょう |
他言語版の名称
英語 | Piplup |
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イタリア語 | 〃 |
スペイン語 | 〃 |
ドイツ語 | Piplup |
フランス語 | Tiplouf |
韓国語 | 팽도리 |
中国語 | 波加曼 |
ロシア語 | Пиплап/Пиплуп |
タイ語 | โพจจามะ |
ヘブライ語 | פיפלאפ |
進化
ポッチャマ → ポッタイシ(Lv.16) → エンペルト(Lv.36)
概要
第4世代『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』で初登場したポケモンで、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』及びリメイク版『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のゲーム開始時にもらえるパートナーポケモン「シンオウ御三家」のうち、みずタイプのポケモン。
名前の由来は、恐らく「ポッチャン(水に落ちた時の擬音語)またはポッチャリ(丸々と太った意味)+ボッチャマ(坊ちゃま:御曹司)」。ちなみにモデルとなった『ペンギン』の語源もスペイン語のpenguigo(太っちょ)から来ている。
子供のペンギンの姿をしており、小さな嘴(くちばし)に、丸々とした瞳が大変愛らしく、非常に人気の高いポケモンである。その証拠としてかつてポケモンガーデンで行われたアンケートでは、当時の御三家仲間であるナエトル、ヒコザルの2匹に大差をつけて人気1位を獲得した。
その愛嬌のある姿からは想像出来ないかもしれないが、プライドが高く世話を焼かれたり、人から食べ物を貰う事を嫌っている。その為トレーナーの指示を聞かず、仲良くなる事は難しい。実際のゲームではポフィンやポロックなどをちゃんと食べてくれるのでご心配なく。またきのみも普通に使える。
北国の海岸線に住んでおり、長い産毛で寒さを防いでいる。泳ぎが得意で10分以上海に潜って餌を取る。その反面陸上で歩くのは苦手であり、よく転んでしまう。しかし、前述の通りプライドが高いので、転んでも堂々と胸を張って歩く。
なお、周知の事実であるが、ポッチャマは北国の海岸線に住むとあるが、モデルになったペンギンは北半球には棲息しておらず、南半球に棲息する生き物である。(細かい事を突っ込むと、ガラパゴスペンギンは生息域の関係上、北半球にも棲息している。)北国の方がペンギンが棲息するような寒冷な地域を連想しやすいという事だろうか。なお、我々が今日ペンギンと呼ぶ鳥が発見されるまでは北半球に生息していた『オオウミガラス』がペンギンと呼ばれていたが、上記の事とは多分関係ない。
全体的に扱いやすいみずタイプの中では、生態同様少々扱いづらい部類。序盤習得の技は威力が低めな上に、種族値的にやや不向きな(出来ないわけではないが)物理技の習得が多め。その為技マシンや教え技の補助はほぼ必須である。
名誉初代御三家?
2023年時点でもその人気度の高さは継続しており、しばしポケモングッズにおいて優遇した抜擢をされている。
特に全ポケモンが対象のグッズでもピカチュウ、イーブイに継ぐほどの人気さを誇っており銀座コージーコーナーの2023年セレクションでは御三家ではフシギダネ、リザードン、ポッチャマが選出された。(参照)
ヘアオイルや美容液グッズにおいてもピカチュウ、イーブイ、ポッチャマをベースにプリン等ピンク系で選出される事が多い。
オブ・ザ・イヤーの投票では34,680票でシンオウ地方ではルカリオ、ガブリアス、レントラーの次と言った立ち位置だったが見た目、声の可愛さなどから根強い支持を受けており、いつしか水系ポケモンの顔にまで登りつめているのが現在のポッチャマと言えるかも。
しかし、こんなに推されてる中でBDSPでは……(後述)
ゲームでの特徴
DPt・BDSP
また、主人公が最初にポッチャマを選ぶと、ジュンの手持ちがナエトル・ブイゼル・ポニータに変化し、ヒカリ/コウキのパートナーがヒコザル及び『BDSP』では更に殿堂入り後・殿堂入り10回以上の手持ちが大きく変化する。
ヒカリ | コウキ |
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- 余談だがBDSP発売前からもポッチャマがプッシュされていたのに対して、序盤におけるコトブキシティのトレーナーズスクールでじゅくがえりのナオトが使用してくるケーシィがチャージビーム」を繰り出してくるという初見殺しがあったりする。(ケーシィの特攻種族値は105である)
- また、それ以前に202ばんどうろで戦闘するたんパンこぞうのカツミが使用するコリンクが新たにでんきショックを繰り出すようになり、そこで苦戦するトレーナーも……(コリンクがでんきショックを覚えるようになったのは剣盾から)
HGSS / BW・BW2 / XY
- 過去作から連れてくる必要がある。
オメガルビー・アルファサファイア
- 殿堂入り2回目の後、オダマキ博士から貰うことが出来る。
SM・USUM
ソード・シールド
- 未登場。
LEGENDSアルセウス
スカーレット・バイオレット
- DLC『碧の仮面』から内定。キタカミの里に来ているジニア先生から貰えるタマゴからランダムで孵化する。そして『藍の円盤』ではブルーベリー学園のリーグ部で「ポーラエリアの環境を整備(3000BP)」を支援するとテラリウムドームの「ポーラエリア」に出現するようになる。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ポッチャマ | 53 | 51 | 53 | 61 | 56 | 40 | 314 |
水御三家比較
水御三家 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼニガメ | 44 | 48 | 65 | 50 | 64 | 43 | 314 |
ワニノコ | 50 | 65 | 64 | 44 | 48 | 43 | 314 |
ミズゴロウ | 50 | 70 | 50 | 50 | 50 | 40 | 310 |
ミジュマル | 55 | 55 | 45 | 63 | 45 | 45 | 308 |
ケロマツ | 41 | 56 | 40 | 62 | 44 | 71 | 314 |
アシマリ | 50 | 54 | 54 | 66 | 56 | 40 | 320 |
メッソン | 50 | 40 | 40 | 70 | 40 | 70 | 310 |
クワッス | 55 | 65 | 45 | 50 | 45 | 50 | 310 |
ゲーム開始時に選択する3匹の中では、やや「とくこう」が高く設定されている。反面素早さは水御三家最鈍の40であり、先手を取るには少々不安が残る。
みずタイプとしては珍しくペンギンをモチーフにしているだけに、「つつく」や「ドリルくちばし」などのひこうタイプの技も多く覚える。「こうげき」は低めなので十分活かせるとは言い難いものの、旅の中では弱点対策程度には機能してくれる。
タマゴ技では「アクアリング」・「あくび」・「こうそくいどう」など個性的な技を覚えられる。レベルアップでも覚えるはずの「ハイドロポンプ」が何故かタマゴ技に設定されていたりする。
最初に覚える技は「あわ」だったが、第8世代での廃止に伴い、BDSPにてみずでっぽうを引っ提げて帰還する(ポケモンGOではそれまで通り習得技として残っている)。
使用トレーナー
ゲーム版
- コウキ:DPPt・BDSP男主人公※1
- ヒカリ:DPPt・BDSP女主人公※1
- ジュン:DPPt・BDSPライバル※2※3
- ハジメ:ポケモンレンジャー男主※4
- ヒトミ:ポケモンレンジャー女主※4
- ユウキ:ORAS男主※1※5
- ハルカ:ORAS女主※1※5
※1 ナエトルとヒコザルとの三択
※2 主人公がヒコザルを選んだ場合
※3 ポケモンマスターズでのバディー
※4 クエスト28「ポッチャマをたすけてあげて」クリア後
※5 エピソードデルタをクリアし、なおかつ2度目の殿堂入り後
アニメ版
漫画版
アニメや公式系漫画の主人公格のポッチャマは、上記の「人間から食べ物を貰わない」設定がよく描かれている(アニメ版ヒカリ、プラチナ、ハレタ)。いずれもナナカマド研究所出身のポッチャマであるため、主役トレーナーの旅立ちのポケモンとして、出会いと仲良くなるまでの過程シーンが絵になりやすいからだと推測される。
番外作品
ポケモンGO
- 2018年10月17日以降野生で登場。実装当初はたくさん出現していたが、現在ではミズゴロウと同等程度の出現。ややレアなので雨の日以外は集めるのに苦労するだろう。
ポケモンマスターズ
- ジュン&ポッチャマ
- 初期からジュンのバディとして実装されており、メインストーリー第2章をクリアすると仲間にできる。バディーズわざは「罰金100万円分のバブルこうせん」。
- 配布バディーズなので弱いかと思えばそうでもなく、その実ガチャ産★5に匹敵する程の火力を誇る。その特攻は並の恒常キャラはおろか大半のフェス限等よりも高く、メガシンカによる上昇を除けば2021年11月時点でなんと全バディーズ中トップ10に入る数値だという。主にB技アタッカーとして大活躍できるだろう。
- 条件を満たせば進化可能。
ポケモン不思議のダンジョン
- 『時・闇・空の探検隊』、『嵐の冒険団』、『ポケモン超不思議のダンジョン』で主人公またはパートナーとして選択可能。
ポケパーク
- 『ポケパークWii』
- ピカチュウの友達の一匹として登場。冒頭でピカチュウ達と離れ離れになってしまう(というか、ぶつかってミュウが開けた穴にピカチュウを落としたのはこいつなのだが)が、ビーチゾーンで再会。しかし、以前ギャラドスとオーダイルが派手に喧嘩した事でビーチゾーンの橋がほぼ全て壊されてしまった事で一緒にいたソーナノの様なポケモンには別の陸地には行けずにいた。グリーンゾーンでビッパ一族のお願いを聞いた後、木材を集めれば橋を作ってもらえ、漸く合流できる。
- 『ポケパーク2』
- ピカチュウと仲良しのポケモンで引き続き登場。序盤のウィッシュパークに巻き込まれて行方不明となってしまう。
ポケモンレンジャーバトナージ
- クエスト「ポッチャマを助けてあげて」をクリアするとパートナーになってくれる。
はねろ!コイキング
- 育成をサポートしてくれるポケモンの一体として登場。クイックリーグをクリアするといけす画面に現れ、タップすると特訓ポイントを1回復してくれ?。
大乱闘スマッシュブラザーズ
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではアイテムのモンスターボールから登場し、「なみのり」で相手を巻き込んで押し出す。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリットとして登場。ボディはゼニガメ。シンオウ御三家の中では唯一スピリッツになっている。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲストなど〉
- タイセイのチャッピー
- DP80話で新人トレーナー・タイセイの手持ち。声はこおろぎさとみ。
- 研究所のポッチャマ
- DP192話(特別編1)で、ヒカリの出発時のように新人トレーナーの少女シンコを待つ3匹として別個体のポッチャマが登場。ヒカリのポッチャマとほぼ同じように食事中にヒコザルと喧嘩し外の森に飛び出して野生のアリアドスに捕まり、ヒカリに救出される。
- BW134話
- 雑誌にのみ登場
- コウジン水族館のポッチャマ
- XYでコウジン水族館のポケモンとして登場し、これを見たサトシは「俺の知ってるポッチャマはお調子者だったけどな」とヒカリのポッチャマについて少しだけ触れていた。
- ミサキのポッチャマ
- 新無印第8話では、キッサキシティに住んでいるミサキのポケモンとして登場。ヒカリのポッチャマと同じく声は小桜エツコ。流氷レースの特訓をしていたらクチバシティまで来てしまい、サトシ達に保護された。
- 新無印31話
- ウォーターフェスティバルに参加しているモブの子供のポケモンで登場。
- 新無印46話
- 他の御三家と共に冒頭のみ登場。
- 新無印75話
- サクラギ研究所にあった複数のタマゴから大量にポッチャマが孵化した。
- マコトのポッチャマ
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
ポケモン不思議のダンジョン
- 主人公として登場。声優は間宮くるみ。ヒコザル(CV:山口勝平)とパートナーとなりダンジョンを突き進む。装備はしあわせリボン。
- 一人称はなんと「おれ」で多くのポケモンファンを驚かせた。アニメで有名なヒカリのポッチャマの一人称はニャースの通訳で「ぼく」である事が判明しておりポケダンでパートナーを選んだ時も「ぼく」だった。(何故か相方のヒコザルはゲームでの一人称は「おいら」なのにアニメでは「ぼく」だった)。
- 『時の探検隊・闇の探検隊』ではコリンク達の依頼であるガバイトのうろこを手に入れるためガバイトと戦うことになる。
- 『ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊〜時と闇をめぐる最後の冒険〜』ではメインストーリー終盤同様ジュプトルと共にヨノワールと戦うことになる。
Pokémon Evolutions
- 5話『ザ・ライバル』にて、ジュンが最初に選んだポケモンとして登場。ヒョウタ戦でズガイドスに勝利している。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- プラチナのポッチャマ
- 旅立ちのパートナーとしてナナカマド博士から託された3匹の中から選ばれたポケモン。プラチナに似てプライドが高く、他人から物を貰うのを拒む。
- しかし、クロガネ炭鉱でこれまでの戦いで活躍できなかったことを気にしており、野生ポケモンの群れと1匹で戦うもプラチナを守れず、再びプライドが傷つくが、クロガネシティでヒョウタとのジムバトルでプライドを取り戻した。
- ハクタイシティでの特訓中にポッタイシに進化する。
- 14章のポッチャマ
DP物語
- ハレタのポッチャマ
- 主人公ハレタがナナカマド博士から最初のポケモンとして見せられた3個のモンスターボールの中から偶然選んだのがポッチャマだったが、ハレタが野生児故に取り扱いが悪くて嫌われてしまう。
- しかし彼はその扱いづらさを気に入ってポッチャマをパートナーに選ぶ(その直後にミツミにハレタのトレーナーとしての力量を上げるために後述のかわらずのいしを取り付けられている)。
- 長らくポッチャマのままで大技を駆使してジムリーダーやギンガ団相手に闘い続けていたが、ギンガ団の本部での戦いまでに多くの力を蓄えすぎたせいで疲労困憊に陥り、ギンガ団本部脱出直後にミツミによって「かわらずのいし」を外されて進化。ポッタイシだったのは1コマだけで、その次のコマでエンペルトに進化した。
- 進化した為にプラチナ編あたりからは連れ歩き枠はマイナンに譲ってるが、主力である事にはかわりはない。
トライアドベンチャー
- 主人公の一人・カツヤの手持ちのチャチャが登場。
関連イラスト
公式サイト
関連タグ
0392.ゴウカザル→0393.ポッチャマ→0394.ポッタイシ
シンオウ御三家・初期形態
水御三家・初期形態
ポケモン | 該当地方 |
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ゼニガメ | カントー御三家 |
ワニノコ | ジョウト御三家 |
ミズゴロウ | ホウエン御三家 |
ポッチャマ | シンオウ御三家 |
ミジュマル | イッシュ御三家(ヒスイ御三家) |
ケロマツ | カロス御三家 |
アシマリ | アローラ御三家 |
メッソン | ガラル御三家 |
クワッス | パルデア御三家 |
各タイプ代表の御三家
同みず単タイプ
- ゼニガメ/カメール/カメックス(メガカメックス/キョダイマックスカメックス) コダック/ゴルダック ニョロモ/ニョロゾ/ニョロトノ パウワウ シェルダー クラブ/キングラー(キョダイマックスキングラー) タッツー/シードラ トサキント/アズマオウ ヒトデマン コイキング シャワーズ
- ワニノコ/アリゲイツ/オーダイル テッポウオ/オクタン スイクン
- ミズゴロウ ホエルコ/ホエルオー ヘイガニ ヒンバス/ミロカロス ポワルン(あまみずのすがた) パールル/ハンテール/サクラビス ラブカス カイオーガ/ゲンシカイオーガ
- ブイゼル/フローゼル カラナクシ ケイコウオ/ネオラント フィオネ マナフィ アルセウス(しずくプレート)
- ミジュマル/フタチマル/ダイケンキ ヒヤップ/ヒヤッキー オタマロ バスラオ ママンボウ
- ケロマツ/ゲコガシラ ウデッポウ/ブロスター
- アシマリ/オシャマリ ヨワシ(たんどくのすがた/むれたすがた) ナマコブシ シルヴァディ(ウォーターメモリ)
- メッソン/ジメレオン/インテレオン(キョダイマックスインテレオン) カムカメ サシカマス/カマスジョー
- クワッス/ウェルカモ ウミディグダ/ウミトリオ ナミイルカ/イルカマン(ナイーブフォルム/マイティフォルム) ヘイラッシャ
関連ポケモン等
- ポケモンレンジャーのパートナーポケモン仲間
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