声 - 市原悦子(劇場版第2作)、白石冬美(メガドライブ版ゲーム)、本名陽子(VSデビルマン)
活躍
原作
アポロンの実の姉である若い女性のサイボーグ。
特製の木馬に乗り込み009=ジョーと対決、敗れるも命を救われる。
その恩義から、アポロンとの一騎討ちで重傷を負った009=ジョーをギルモア博士のもとに送り届けた。
結果として他のゼロゼロナンバーからブラックゴーストの実態を聞かされ彼らに協力することとなる。
両者の戦いを止めるため、彼らの元に向かうが、009=ジョーとアポロンの戦いに巻き込まれて死んでしまう。
劇場版2作
サイボーグ0010として登場。
どこを改造されてどんな特徴を持っていたのかは不明だが、総統(サイボーグ009)とは脳波で繋がっている。
武器は指輪に仕込んだレーザー銃。
初めはドルフィン号に忍び込んで、怪獣に両親を殺された普通の少女のふりをして009=ジョーの前に現れた。
ドルフィン号に潜入していたが、夕焼けを見て感動したり、ジョーの『50億の人のために戦う』の言葉を聞き、切なく羨ましいと思った。
食事では量が多くジョーと交換した。
その後、電気を吸うクラゲ・ミサイルを打つエイ・ドルフィン号の武器である対超音波砲の破壊など様々な妨害をするが、徐々にジョーに惹かれ葛藤し、正体を明かし本心では戦いたくなかったが戦うことになる。
ジョーに敗北後、ゼロゼロナンバーと共に戦いたいのだが、上記の通りな事情もあり一人涙を流す。
ブラックゴーストの怪獣ロボットを倒した爆風の勢いで飛ばされたジョーを密かに助け出したことが相当にバレる寸前にジョーに助け出される。
最後は総統の攻撃に耐えながら、捕まったジョー以外のゼロゼロナンバーを助けだし、脱出用のロケットがあることをジョー達に伝え、命を落とした。
メガドライブ版
バレーの舞台が終え、009と再会する003がドライブする中で事故にあい、009にブラックゴーストが暗躍していることを伝えた。
気を失ったヘレナは009の別荘に運ばれ目を覚まし、父親がブラックゴーストに協力することを断り屋敷に連れられ場所を009ことジョーに教えた。
しかしジョーが屋敷に忍び込んでいる中、ヘレナは003ことフランソワーズの背後に行き、暗殺しようとした。
いち早く駆けつけたジョーにより本当のことを話した。
実は彼女は三つ子であり生まれつきどんなに離れていてもお互い通じ合う力をブラックゴーストに利用され後の二人は囚われ、仕方なくスパイとして活動することとなった。
ブラックゴーストを叩き潰すためにジョーは仲間を召集したがジョーが仲間にヘレナの父が囚われていることを言ったことで本当のことを話さなかったことで虚しさを感じ、フランソワーズを車で連れ去ってしまった。
ジョーと戦闘することとなり原作と同じく木馬型メカで戦うが敗れてしまい、爆発の際にジョーに助けられた。
ヘレナをギルモア博士の別荘に連れ帰った後、仲間達に本当のことを言い、004はブチ切れ、『女は信用できない』とまで言われた。
スカールからの挑戦状が来たことでヘレナも同行することとなった。
バン・ボグートにより捕まったフランソワーズと引き換えに来るように言われ、従うしかなかった。
フランソワーズとの接触で「ごめんなさい。フランソワーさん。あなたが羨ましかったのよ…さようなら……」と言い、その直後にボグートの手によって殺された。
1話の冒頭にて登場、活躍は上記で書かれた原作と同じである。(平成版のアニメには登場してなかったため、今作では平成アニメでの作品で登場したのは初である。)
余談
上記の通り昭和期の劇場版第2作ではヘレナが0010とされ、原作での0010は0011として登場した。
正体が発覚した後、ジョーやフランソワーズ以外のゼロゼロナンバーにひどい言われようだったが、張々湖だけはヘレナのことを最後までいい子であると信じていた。(脱出後、グレート・ブリテンからひどく言ったことで彼から謝罪された。)
メガドライブ版でのヘレナのポジションはヘレンに近く、劇場第二作のの小ネタも含まれていう。
平成版では『地下帝国ヨミ編』にキャラ造形が同じヘレンが登場するため、平成版アニメでは設定が変更され「アルテミス」として登場(新昭和版アニメの没設定を流用)。
エネルギー矢を放つ破砕弓を操る。
009たちが、「神」として振舞う自分たちと力の差が歴然なのにもかかわらず戦いを挑んでくる姿勢に疑問を持つ。
注意点
ネットでヘレナと検索してしまうと他作品のヘレナと混同してしまいます。
サイボーグ009のヘレナではサイボーグ009と付け加えて検索してください。
関連イラスト
関連タグ
サイボーグ009 ミュートスサイボーグ ヘレナ 0010 島村ジョー