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劫火

ごうか

仏教で、世の終末に全世界を焼きつくすという大火の事。「業火」が「罪(業)人を焼く炎」である一方、こちらは「劫」という天文学的年数を経た後に訪れる「世界を焼き滅ぼしてしまう終末の炎」を意味する
目次 [非表示]

「劫火」が単語が使われている作品、キャラクター

  1. 灼眼のシャナの登場人物…「“天壌の劫火”アラストール
  2. 地球の崩壊を描いたSF小説…「天空の劫火
  3. モンスターハンター」のボス「ミラボレアス」の技。本項で解説

ミラボレアスの『劫火』


土を焼く者

                

【くろがね】を溶かす者


水を煮立たす者


風を起こす者

 

木を薙ぐ者


炎を生み出す者


そ の 者 の 名 は ミ ラ ボ レ ア ス

栄華極めし者たちよ伝説の黒龍

モンスターハンターワールド:アイスボーン最後の大型アップデートで遂に実装された禁忌のモンスター「ミラボレアス」が引っ提げてきた本作…いや、シリーズ最強の大技である

咆哮をした後飛び上がり、攻撃の舞台から遠く離れた後、10m以上離れた場所の砂煙が一瞬で吸い込まれるほどの勢いで大きく息を吸ってから火炎を一気に解き放つ強烈な攻撃となっており、放たれた一瞬でシュレイド城が炎に包まれ、布は数秒もかからず焼失し、城壁の一部や設備、防壁が風圧により即座に圧壊。老朽化を加味しても凄まじい勢いで城の壁や柱が吹き飛ばされ、盾にした建造物もその高温に耐えられず融解、消滅してしまい、攻撃の後も残火がそこかしこに留まる恐るべき奥義となっている。

当然の如く即死攻撃なのだが、プロセスが特殊であり、最初の数秒間は極小のスリップダメージが連続し、後に放たれる正しく劫火に触れた瞬間、あらゆる仕様を無視して対象を即死させる


MHW:Iはミラボレアス以外も即死攻撃を扱うモンスターが複数おり、それらの攻撃も決死の一撃である設定が存在する。

「エクリプスメテオ」がベヒーモス自分を討ちかねない脅威であるとみなした時に発動する大魔法であり、【王の雫】がムフェト・ジーヴァが自分の繁殖に使うつもりで溜め込んだ膨大なエネルギー…すなわち「未来」を切り捨てて攻撃に転用した代物である中、ミラボレアスの劫火は…「強力なブレス」。つまり—




ただの火炎ブレスである。






た だ の 火 炎 ブ レ ス で あ る










た だ の


火  炎  ブ  レ  ス


である。



作中では「強力なブレス」と表現されるが、それ以上の発言は無く、大魔法だったり何かしらの龍脈エネルギーの転用であったり子供のために放つ最大の一撃とか今際の際での龍属性エネルギーの大暴発といったような事は一切無い。

ブレスでしかないため、極端な話テオ・テスカトルの火炎放射どころリオレウスの火炎ブレスやグラビームと同じ、いやイャンクックの火炎液と同じなのかもしれない


ただ、その火力があまりにも異常なだけである。


それでいて、その火炎で自分の身を焼くような事は一切無く、自らの爆傷も辞さない決死の攻撃ということもなく、さも当たり前のように吐き出すのである。



黙示録の獣

『ミラボレアスは一夜にしてシュレイド城を滅ぼした』という伝承がある割に過去作でハメができたり(Fを除き)原種ではこれと言った大技が無いためその強さにプレイヤーからの疑問符が付けられがちであったが、本作の劫火により「ただの火炎ブレス”だけ"でかつてモンハン世界で一番栄えた国を滅ぼした」ことになり、「あらゆる厄災」を意味するその名前、「伝説の黒龍」という仇名に相応しい、語るも恐ろしき「禁忌の存在」に恥じない力の持ち主であることが否応にも刻み付けられることとなった。


同時に「環境を捻じ曲げる」ということが恐ろしさの中核を担うあらゆる古龍種たちと違い、「強力なブレス」という”純粋な暴力”一つでそれらを凌駕するミラボレアスのあまりにも純粋すぎる規格外の強さが克明に描写されたのであった。



恐るべき破壊力を誇るその火焔、正しく"龍の息吹(ドラゴンブレス)"と言うべきだろう。


対策

俺の初見ボレアス

「強力なブレスだ!瓦礫の隙間に避難せよ!」

総司令からの命令どおり、都合よく残っている瓦礫の隙間に避難すること。実際マルチプレイが解禁される前のムービーではそこに避難しようとするプレイヤーとエイデンのシーンが挿入され、救援が呼べるようになるとともに本格的な戦闘が開始することとなる。

しかし前述のとおり瓦礫はこの劫火で灼けとかされてしまい、2回目以降の対策が消失する。



「強力なブレスだ!砦内に避難 防護壁を起動せよ!」



しかしここは新大陸であらゆる古龍を退けた新大陸古龍調査団。事前にシュレイド城が対ミラボレアスに用意したであろう防護壁を整備して使える様にしており、2回目の劫火はこれを使って耐えることができる。

劫火に晒された瞬間防壁を支える柱が吹き飛ばされ降下してしまうが、ハンターたちを守るギリギリの部分で歯車が引っかかり、更なる火炎を黒龍から叩き込まれたことで防護壁が圧力によって抑えつけられ静止。そこからジリジリと下がりつつも、上部が溶け出し崩壊してもなお防壁はハンターの命を奪わせないとばかりに踏み止まるのであった。

かつて滅ぼされた国の遺したものが今まさに怨敵を仕留めんとする狩人の命を救うという激熱な展開である。

しかしこれもミラボレアスの全力を受けきるも耐えきることはできず役目を果たした防護壁は瞬間下降、熔解し二度と使用できなくなる。

以降は命の危機を感じ取ったミラボレアスがいよいよ本気となって動きだすこととなる。


3回目以降はランダムな方角にミラボレアスが飛び上がり劫火を発動。足元に向かい劫火の攻撃範囲を外れることでのみ対処可能となっている(劫火は扇状に発生するため、場所によってはミラボレアスに近付くより外側に向かったほうが早い場合もある)。ただしゲームの仕様では『劫火』の攻撃判定は一回だけのため、後述の部位破壊が成功している場合のみ直撃しても強引に耐え切ることが出来る。


頭部破壊

ミラボレアスの火炎攻撃は頭部の部位破壊の進捗によって威力がかわるようになっており、3回目以降の劫火もそれに伴って弱体化する。

1段階破壊した場合、あらゆる防御スキルを積み込んだ上で防御関係のアイテムを全ツッパし、精霊の加護が発動することでなんとか耐えられる威力に減退。

2段階破壊した場合、精霊の加護為してもギリ耐えられる威力まで減退。「これでもギリかよ」となるかもしれないが加護スキルなどが発動すれば1/3くらい残ると考えればその弱体化ぶりがよくわかるだろう。

逆に破壊しなければ即死攻撃のままであり、まともに食らえば影も残らない炭素の粒子となって終わりである。そうでなくとも体力半分以降から本気を出し始めたミラボレアスの攻撃は部位破壊無しだと劫火ですらない本当にただの火炎ブレス全てが入滅蓮華劫珠砲に匹敵する威力となるため、ミラボレアス戦は如何に頭部を破壊できるかで難易度が大きく変わるようになっている。ここまでたどり着いたハンターは無限の勇気を持ちて伝説に正面から挑もう。



余談

この劫火、モーション値(防御や属性体制を無視した場合与えるダメージ量的なもの)というものが圧巻の  5  0  0  という歴代モンハンからみても最大の数値となっている。

ラスボスの入滅蓮華劫珠砲が140(体力増強+飯無しで喰らえば即死)で、あのエスカトンジャッジメントですら最大450(秘薬を2回飲まないと体力最大でも死ぬ)であることからも分かるようにどんなに防御を頑張っても即死する凶悪極まりない破壊力を誇っている。つまり、仮にチートで即死付与を除去したところでこの膨大な攻撃力で強引に殺すわけである。そりゃシュレイド滅びるわ。



関連タグ

モンスターハンター MHW ミラボレアス 火炎 業火 相手は死ぬ



エスカトンジャッジメント 同じく禁忌のモンスターが放つ大技。こちらも周囲の環境を一瞬で極限環境に変容させる大災禍そのものだが、こんなものが属性エネルギーの放出という代謝の副産物で放たれる。

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