「私はイメージガール兼社長秘書のスマートクイーンよ。」
「全てはオルフェノクの未来のために･･･」
演：芳賀優里亜
概要
『仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000％のクライシス』に登場する、スマートレディと園田真理が融合した姿をした謎の人物。
檀黎斗の存在を何者かに報告していた。
後に配信されたメイキング映像では真理本人とされていたが、『仮面ライダーアウトサイダーズ』では、真理に似た謎の存在（灰化したことからオルフェノクと思われる）とされている。
『ゲンムズ』の正当続編である『仮面ライダーアウトサイダーズ』では、黎斗が立ち上げた『幻夢無双コーポレーション』の株式の半分を取得することでスマートブレインによる買収を完了させ、幻夢無双ガシャットを回収するために仮面ライダーデルタに変身し、仮面ライダーゲンム 無双ゲーマーと対峙する。
特殊能力抜きでの実力勝負では互角に立ち回り、必殺技のルシファーズハンマーのポインター部分を命中させ、キックを放つが、その寸前に無双ゲーマーが発動した「ポーズ」により一時停止され、ゲンムクリティカルフィナーレを喰らい、敗北。青い炎を上げ、灰化してしまった。
余談
初登場の『ゲンムズ』の時点では同一人物か否かを含む真理との関係やその出自などが不明なまま後続作品への期待を煽る登場になったが、『仮面ライダーアウトサイダーズ』では、真理の口から明かされた「私の姿を利用した悪いやつ」以上の説明はなく、多くの謎を残したまま灰化するという最期を迎えた。
残された謎
- なぜ真理と同じ姿を利用したのか？
真理本人から上記の通りに話していたが、どのような目的で園田真理の姿を利用していたのかは謎のままになっている。この手の偽物の登場は、オリジナルと顔見知りの相手を騙すためというのがお約束だが、接触した黎斗はファイズの世界自体と初めて邂逅した。もちろん、真理自身がスマートブレインと浅からぬ因縁を持つ人物だが･･･。
- 類似点の多いスマートレディとの関係はあるのか？
上述のような肩書きを始め、露骨なまでにスマートレディに似た立場にいるが、『仮面ライダーアウトサイダーズ』の舞台である『ゼロワン』の世界におけるスマートレディの現在をはじめ、関係は不明のままになっている。
- スマートブレインの現社長は誰？
アークオルフェノクに仕えているような描写が存在するものの、電話の相手がそうであると判断できる材料もなく、社長と王がイコールであるかは謎のまま。少なくともアウトサイダーズの今後にアークオルフェノクが関わってくることは間違いないと思われる。
もしも今作がファイズ20周年記念作と地続きならば、本人ではないが彼（ネタバレ注意！）となる。
- なぜデルタドライバーを所持していたのか？
『ファイズ』本編では、最後まで三原修二が所持していた。
ライターズギアは簡単に再生産ができるアイテムではないと思われるが、こちらの出自も不明。スマートクイーンは、デルタドライバーを「スマートブレインの技術の粋」と語っていた。
- 真理はなぜ、スマートクイーンの存在を知っていたのか？
前述のように、真理は「自分の姿を利用した悪い奴」としてスマートクイーンの存在を認知していた。しかし、スマートクイーンは「幻夢無双コーポレーション」の買収のみ行っていたが、その標的である黎斗を狙って接触していたことも認識していた模様。
