サルガミ

げんだいのさるがみ

ここでは『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する、現代の猿神について説明する。

pixivで「サルガミ」のイラストを見る

pixivで「サルガミ」の小説を読む

pixivで「サルガミ」のイラストを投稿する

pixivで「サルガミ」の小説を投稿する

目次 [非表示]

1 概要

2 活躍

3 使用した技

4 余談

5 関連タグ

「ジュニア様！いくらサルガミだからといって『猿芝居』は酷過ぎます…『名演技』とおっしゃってくださいまし」

演/CV：大杉漣

登場話:第21話「サルマネ必殺技」

概要

妖怪軍団に属する妖怪の1体。サングラスを掛け、ミュージシャン風の衣装に身を包んだ猿の獣人と言うべき姿を持つ。人間態は壮年の男性。没落した霞流忍術道場の25代目師範・霞大五郎を名乗る。

猿だけに猿真似や猿芝居が上手く、劇中ではカクレンジャーの技を盗むためにドロドロと共に盛大な一芝居を打った。尚、後者に関しては貴公子ジュニアからそう評された際には上記の苦言を呈する等、相応の自信を抱いていたらしく、ジュニアも「あぁっ！　そうねぇ～みんなアカデミー賞物の名演技だったわ」と訂正している。

劇中での講釈師の解説曰く、昔の「猿神」は化け猿の親分で、「若い娘を攫ってきて、その着物を着てキャーキャー喜ぶという変な妖怪」だが、劇中ではそれらしいことは何もしていない。

活躍

ドロドロ達の化けたいじめっ子のサッカー少年に忍術を馬鹿にされる霞大五郎とその一家(病床の妻と看病する娘の花子もドロドロの変身)を装い、お人好しのサイゾウを騙して利用する。

「再興のための人寄せ」としてカクレンジャー5人の技や、果てはカクレンジャーボールまで披露させてその技をまんまと盗むと、次の街へ行こうとする5人の前にドロドロを率いて出現。先程の技の猿真似を繰り出して撃退に成功する。

だが、アジトである道場で貴公子ジュニアとの会話を道場に忍び込んでいたジライヤに知られ(途中、気配を感じ取ったサルガミは手裏剣をジライヤのいる天井に飛ばすが、天井裏に潜んでいたジライヤの「チュウ！チュウ！」というネズミの鳴きまねに騙され、結局ジライヤの潜入に気付くことはできなかった)、それを伝えられる形で騙されていた事実を自覚したサイゾウが憤る中、ジライヤが後述のギャグでサイゾウを慰めた後はサスケは「さぁ！　騙した奴は騙し返してやるか！」とサルガミを騙し返すための策を実行するのだった。

斯くして、5人はサルガミに襲われて大怪我をしたふりを装い、本人の扮する大五郎の前に現れると、カクレンジャーボールを上回るニューバージョン必殺技の開発への協力を依頼。

騙されているとも知らず、カクレンジャーに協力にした大五郎は採石場まで赴き、その体得を目論むも、それ自体が真っ赤な嘘だったためにまんまと打ち返され逆に自分が大ダメージを負って負傷、敗北を喫する。

騙されたと知って憤るサルガミに対しブルーから「騙したやつは騙されんだ！思い知ったか、猿真似野郎！」、レッドから「このインチキザルめ、こっちは正統派の流れを汲む『猿飛』の猿だい！」と、それぞれから意趣返しとばかりに一蹴される。

直後にサルガミは「おのれ！　こうなったら大きくなってやる！」と妖怪エネルギーの落雷を浴びて巨大化すると、巨大戦では猿らしい身軽な動きで獣将ファイターに応戦するも、バトルサルダーのサルダークローとバトルロウガンのロウガンキッカーを受け、怯んだところに止めのファイタークラッシュを喰らって爆散。「サルガミはサルのみィ～!!」と辞世の句と共に梵字の形になったまま昇天して逝った。

使用した技

サルガミ流正方の陣
- ニンジャブルーの技を猿真似した技。
サルガミ流満月斬り
- ニンジャレッドの技を猿真似した技。正確にはサルガミ配下のドロドロが使用した。
くの字斬り
- ニンジャホワイトの技を猿真似した技。正確にはサルガミ配下のドロドロが使用した。
三段斬り
- ニンジャイエローの技を猿真似した技。正確にはサルガミ配下のドロドロが使用した。
流れ星
- ニンジャブラックの技を猿真似した技。正確にはサルガミ配下のドロドロが使用した。
サルガミカクレンジャーボール
- カクレンジャーの技を猿真似した技で、カクレンジャー側のボールを奪う形で発動可能になる。連携パートナーはドロドロ。ボールの色は変化しない(この時はニンジャブルーが蹴った時のを奪ったので水色)上にフィニッシュのシュートの掛け声は「カクレシュート！」である。
サルガミカクレンジャーボール・ニューバージョン
- 嘘技だが跳ね返されただけで大ダメージを受けていたのでカクレンジャーボールと同等の威力がある模様。集中力を高めるため(方便)のカズダンスと共に最後をオーバーヘッドで決めるため、場合によっては隙だらけな上に難易度が高い。