ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

キングドラ

きんぐどら

キングドラ(Kingdra)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0230
ジョウト図鑑No.188
ホウエン図鑑No.186
コーストカロス図鑑No.041
ヨロイ島図鑑No.200
ブルーベリー図鑑No.054
ローマ字表記Kingdra
ぶんるいドラゴンポケモン
タイプみず / ドラゴン
たかさ1.8m
おもさ152.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性すいすい/スナイパー(第4世代から)/しめりけ(隠れ特性)
おとしものタッツーのスミ
タマゴグループすいちゅう1/ドラゴン

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語キングドラking(英語で王)+ドラゴン
英語・スペイン語・イタリア語Kingdra日本語名の音写
ドイツ語SeedrakingSeepferd(タツノオトシゴ)+Drache+(竜)+king(英語で王)
フランス語Hyporoihippocampe(タツノオトシゴ)+roi(王)
韓国語킹드라日本語名の音写
中国語(簡体字)刺龙王刺(cì)+龙(lóng、龍)+王(wáng)
中国語(繁体字)刺龍王刺(cì)+龍(lóng)+王(wáng)
ヒンズー語किंगड्रा英語名の音写
ロシア語Кингдра英語名の音写
タイ語คิงดรา日本語名の音写

進化

タッツー進化系

タッツー → (Lv.32)シードラ → (りゅうのウロコを持たせて通信交換)キングドラ


概要

ポケットモンスター金・銀』から追加されたポケモン。シードラの進化系。

従来のみずタイプに加え新たにドラゴンタイプを得た事で、名実共に「ドラゴンポケモン」への成長を果たした。


タツノオトシゴ(もしくはシードラゴン)をモチーフとしている点は進化前と同じだが、シードラに存在した全身の毒トゲは紐状のヒレに再度変化し、それに伴って特性もタッツー時代のものに戻っている。


体躯は1.8mとドラゴンタイプのポケモンの中では平均的だが、あくびで船を飲み込むほどの激しい渦潮を発生させてしまう強大な能力を秘めている。

普段は力を蓄えるために他の生物が棲まない深海の海底洞窟で眠っているが、台風が接近すると目を覚まし、獲物を探しにうろつくという。


また、同じドラゴンポケモンであるカイリューとはライバルの関係にあるらしく、お互いが出会う事は戦いが始まる合図なのだとか。


進化方法がりゅうのウロコを持たせて通信交換する事だが、キングドラの鱗は王族に献上されるほどの価値があると図鑑で解説されており、りゅうのウロコ=キングドラの鱗とも解釈できる。

ちなみにキングギドラではない。


ゲーム上での特徴

  • 上述の通り「りゅうのウロコ」を持たせて通信交換で進化するポケモンである為しばらく野生出現しなかったが、第5世代・第8世代等で野生出現するのもある。




ストーリーでは

  • 金銀クリスタル及びリメイク作品のHGSSでは、フスベシティのジムリーダーたるイブキの切り札として登場。キングドラの弱点はドラゴンタイプのみだったこと(この時、フェアリータイプはまだない)、この時点ではまともなドラゴン技が用意できないことが相まって実質的に弱点なしという状態だった。対策という策はないため、能力攻めや火力押しで勝つしか方法がなかった。
    • ただリメイク版では序盤から手に入るようになったガルーラが「げきりん」を覚えられるようになったことで一方的に弱点を突けるようになっている。

  • また、彼女の従兄にあたるワタルFRLG強化後・BW2PWTで手持ちにしている他、LPLEでは進化前のシードラを使用する。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
キングドラ759595959585540
シードラ556595954585440
進化前比較+20+30±0±0+50±0+100

  • 能力値は600族含めた他のドラゴンと比べてバランス型の数値だが、弱点はフェアリータイプが登場するまではドラゴンのみの優秀なタイプ。しかし初登場時はその平坦な能力や火力の低さの割にサポートも不得手だったりと恵まれたタイプに反して扱いづらく、総合力ではスイクンに劣っていた。
    • 一応キングドラの名誉のために言っておくと、ほのお、みず4分の1耐性はスイクンにはない利点で、VC版環境では「りゅうのいぶき」や「みがわり」、「オクタンほう」といった差別化点に注目が集まっている。

  • 本格的に開花したのは第3世代。特性「すいすい」を獲得して特性「すいすい」を利用した全抜きが出来る雨パの代表的なポケモンと変貌。「ドラゴンクロー」を覚えられずドラゴン技は相変わらず貧相だったものの、続く第4世代では強力なドラゴン技を獲得した。
    • 裏を返せばキングドラ自身も強力なドラゴン技によりあっさりと倒されやすくなったとも言えるのだが…


  • すいすい発動時はどのドラゴンよりも早いので、130抜き程度の素早さではなく、スカーフ持ちの最速ガブリアスや最速ラティオスも抜けるようすばやさに全振りする人もいる。


第5世代まで

  • 特性「あめふらし」の効果が永続であったため、ニョロトノと組み合わせたトノグドラ構築が猛威を振るった。当時はみず技とドラゴン技を両方受けられるポケモンとしてナットレイエンペルトしかおらず、天候をあられに変えられるユキノオーも対策として使われていたが、それら3匹でもキングドラにそこまで有利というわけではなく、非常に対策し難い強豪ポケモンであった。


  • 第5世代ではバシャーモの「かそく」を2回積まれても上を取れるおくびょう最速型も使われていた。

  • なお隠れ特性は、「だいばくはつ」が弱体化された現在ではほぼ完全ハズレ特性の「しめりけ」、というかそれ以前に通常特性の方が優秀なので採用されることはほぼ無い。

第6世代


  • その一方で「スナイパー」型は地味に強化されており、急所ダメージこそ特性込みで2.25倍に減少したものの、「ピントレンズ」を持たせて「きあいだめ」を使用すれば、すべての技を確定急所にできるようになった。

第8世代

  • 設定に倣いわざレコードで「ぼうふう」、教え技で「クイックターン 」を覚えさせる事が出来るようになり、どちらもすいすいと非常に噛み合っている。加えてこの世代ではダイマックスの導入により「ダイストリーム」による自力での雨発動や、「ダイジェット」によるバフも可能になっているのが強み。

第9世代

  • 藍の円盤で解禁。この世代ではテラスタルによって「すいすい」エースとして肝心要となる火力を増強したり、弱点を補完したりできるようになった。

  • 目ぼしいテラスタイプは、一致を増強できる上に雨と好相性のみず、自身に抜群で入るドラゴン、フェアリーをまとめてカバーできるはがね辺りか。

  • ドラゴンエール」の追加によって味方にそれを掛けてもらって急所ランクをアップさせることができるようになったため、「ピントレンズ」「スナイパー」型が強化された。また、雨下では威力100・命中率100と、それなりに高い威力と命中安定を両立できる「ウェザーボール」を獲得したのも見逃せないところ。

  • だが蓋を開けるとブリジュラスイダイトウ♂といった第9世代初出の雨パエースたちの壁が厚く、使用率はランクバトルでの解禁早々に低迷。
  • さらに追い討ちをかけるように、テツノツツミの存在が痛い。ブーストエナジー持ちの場合雨下かつ最速個体でも抜くことができず、4倍弱点のフリーズドライで容易に倒されてしまう。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム金銀


アニメ版


漫画版



番外作品

ポケモンGO

  • ポケモンGO」ではシードラにりゅうのウロコを使って進化させることでのみ入手が可能。現状野生の個体は一切確認されていない(いたとしても超低確率でしか出現しないと思われる)。同作では進化アイテムが非常に入手しづらいこともあり、入手難易度は高い。

  • 性能の方はというと、攻撃=特攻、防御=特防のキングドラにとってポケモンGOにおける攻撃と特攻、防御と特防のどちらか高い方のみが反映される仕様との相性が非常に悪く、残念ながら優れた性能のポケモンとは言い難…かった。幸い、タイプが優秀なのでジム防衛に使われることはあった。

  • 2018年12月13日より実装されたトレーナーバトルにおいては参加出来るポケモンの最大CPが限られているスーパーリーグ、ハイパーリーグにおいては能力の低さを克服しているのもあり、ダメージ効率がよく軽減される相手の少ない「りゅうのいぶき」に「げきりん」+「ハイドロポンプ」と驚異の攻撃性能・弱点の少なさにより誇り大きく評価を上げている。

ポケモンレンジャー

  • 水の試練…水の竜達が生み出す暴れ水を掻い潜り、汝の道を切り拓け。やがて待ち受けるのは水の遣い。その荒ぶる魂を汝の手で鎮めし時、封印の石は搔き消え、水の試練は終わる…
  • パッケージに描かれたの一匹。
  • 水の試練のボスとして2匹登場する。この試練ではギャラドスが三方向に水の球を吐いて狭い進路を妨害してくるので試練の中でも難易度は高め。しかし、キングドラ自体はハイドロポンプの威力こそ高いが、放電がよく効く事もあって四大龍の中でも難易度が一番低く、試練のクリア後にサマランドのキャプチャチャレンジに出現する為、あんまり威厳がない。

ポケモンマスターズ

  • イブキ&キングドラ
    • 『メインストーリーWPM編 第13章』をクリアするとイブキが加入。
    • 2ゲージ技のりゅうのいぶきと3ゲージ技のりゅうせいぐんを持つドラゴンの特殊アタッカー。スペシャルアップでとくこうを上げ、強力なドラゴンタイプのわざ「りゅうせいぐん」で大ダメージを与えることができる。このわざは使うたびにとくこうが下がってしまうが、トレーナー技「勝つのはわたし!」で下がった能力を元に戻し急所率を一段階上げられる。「りゅうのいぶき」でまひを狙うことができるため、テクニカルとしての側面も持つ。
    • 高いステータスの反面、トレーナー技とスペシャルアップを使い切るととくこうがどんどん下がり火力不足になってしまう。また、回復手段を一切持たないため長期戦には不向き。
    • 前者は「特攻ダウン無効」のポテンシャルをつけるか、バディストーンボードで「わざ後ダウン解除4」をとることによって安定した火力を出すことができる。
    • 後者については短期決戦用と割りきってしまうか、キズぐすりを所持しているバディーズと組ませるという方法がある。ワタルと組むと回復に加えてチームスキル「ドラゴン」「マント」「ドラゴン使いのいとこ」が発動し火力の底上げもできるのでお得。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

〈レギュラーの手持ち〉

  • ゴウのキングドラ
    • 新無印の88話ではプロジェクト・ミュウのミッションとして、ゴウが捕獲する目標のポケモンとして登場。
    • ホウエンにてシードラの目撃情報が有った為2人は調査に向かい、最初は素潜りで捜索しようとしたものの、流石に無理が有った為、偶然サトシと再会したゲンジが装備を貸した他、サトシのルカリオ波導とゴウのチョンチーちょうおんぱによる即席ソナー、そして古代のキングドラ型潜水艇で出会った野生のシードラの協力の結果、生息している海底洞窟の発見に成功。
    • そしてゴウは65話でサトシのカイリューがソウリュウジムでアイリスオノノクスとバトルした際の動画の音声を海底洞窟内に流して、宿敵のカイリューが現れたと思い込み誘われたキングドラは、ゴウのインテレオンタマンタとバトルを開始し、最終的にタマンタのれいとうビームで周囲を塞がれ、更にインテレオンのアクアブレイクでダウンし、最後にゴウが投げたボールをインテレオンのねらいうちで推進力を加えさせ見事捕獲に成功した。
    • サトシとゴウが浮上する際に、ゴウの酸素ボンベの酸素が残り少なくなった為、サトシとゴウはゲットしたキングドラに掴まってりゅうのいぶきで急速浮上する際の推進力として使用された。

〈ゲストなど〉

  • シゲルのキングドラ
    • 無印156話にて、サトシがシゲルの情報を収集していた際にパソコンのページに手持ちにいた事が明らかとなっている。

  • ツリオのキングドラ
    • 無印編216話にて、うずまきカップ(水ポケモン限定の大会)の出場者であるツリオの手持ちポケモンとして登場し、サトシワニノコと対戦した。一般トレーナーは通常のモンスターボールを使用するのが基本のアニポケでは珍しくルアーボールに入っている。
    • …のだが、肝心の活躍はと言うと……
      • ・水に潜ったワニノコをたつまきで海水ごと巻き上げる、えんまくを水中に撒いてからの奇襲など割と頑張っていたのだが、ハイドロポンプを放ったらハイドロポンプ自体の上を走られて距離を詰められる
      • えんまくで視界を潰して隠れることで焦れて判断力を鈍らせる策に出てもあくびをかまして暇ブッこかれ効果無し
      • ・奇襲でハイドロポンプを放つもかみつくで口を塞がれて発射失敗、挙句発射直前で阻止されたことでハイドロポンプの水とエネルギーが体内で圧力を増し、最終的に自分の技で空中に吹き飛ばされて四方八方を飛び交った挙句墜落して戦闘不能
    • …というあまりにも酷い負け方をしてしまった。ちなみにワニノコ側からの有効打は一度もなし。グドラが一体何をした……。

  • イブキのキングドラ

  • XY1話
    • 冒頭で登場

  • 劇場版『結晶塔の帝王ENTEI
    • アンノーンが作り出した幻だが、ミー・スノードンのポケモンで登場している。


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • シルバーのキングドラ
    • 性別:♀️・特性:すいすい
    • 性格:まじめ・個性:ひるねをよくする
    • シルバーがブルーと共に仮面の男から脱走し、それぞれカントー・ジョウトに別れる前に「他人のポケモンだと成長が早くなる」という性質を生かして、シルバーからブルーへ交換したのがこの個体。
    • 1章・2章では「タッちゃん」と呼ばれて彼女と共に行動し、対ナツメ戦でえんまくを使って相手の目を眩ませたり、スオウ島潜入の際にはスミを垂らして道しるべを作ったりしていた
    • 第3章でシルバーに返され既にシードラに進化していた。スズの塔周辺でのロケット団とのバトルで、ゴールドのニョロゾのニョたろうを進化させる際の通信交換でキングドラに進化した。

  • 3章:イブキの手持ちが登場。
  • 4章:アダンの手持ちが登場している。

関連イラスト

キングドラ海の王様

いかりの湖の赤い竜キングドラ


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン GSC HGSS

ポケモン一覧 みずタイプ ドラゴンタイプ

タッツー シードラ


0229.ヘルガー(メガヘルガー)→0230.キングドラ→0231.ゴマゾウ


同複合タイプ


関連ポケモン等





  • その他

関連記事

親記事

シードラ しーどら

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1311535

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました