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概要

初出は「小学六年生」1984年3月号。雑誌掲載時のタイトルは「わからずやのパパは、のび太…!?」。

てんとう虫コミックス第36巻、藤子・F・不二雄大全集11に収録。


あらすじ

父親にたっぷりと絞られたのび太

のび太が毎度おなじみの家出をしようとした時に、何と未来からのび太の息子のノビスケタイムマシンでのび太のところを訪れた。ノビスケはのび太と同様に父親から叱られたので、両親の子供時代に家出してきたのだ。


ノビスケはのび太の観察を始めるが、のび太はノビスケのペースに振り回されて気が休まる時もない。そこでさっそく、のび太とドラえもんは事情を調べるべく未来にタイムスリップする。


アニメにおける原作との主な相違点

大山版では1984年11月16日に、水田版では2012年3月23日と2022年8月6日に放送された。


1984年

  • タイトルは「わからずやのパパは、のび太」。
  • 冒頭、のび太が下校してくる下りが追加。また、パパは説教を始めた時たばこを吸っており、「お前の行く手には暗くてみじめなどん底の未来が」の部分はカットされている。更にママが部屋の外でこれを傍聴する下りもカットされている。
  • 原作にあった家庭内暴力のセリフはノビ助の「どう?まだ僕に帰れって言うつもり?」のセリフに変更。
  • 大人になったのび太の見た目は現在のものとあまり変わらない見た目になっている。
  • ノビスケが野球での話をした時、彼はジャイアンとスネ夫のことをさん付けで呼んでいた。
  • ノビスケの息子(のび太の孫)の見た目も原作とは少し異なるものになり、ラストはママがのび太に小言を言う下りが追加

2012年

  • パパが説教をしたきっかけはのび太を釣りに誘おうと部屋に入ったところ、部屋があまりにも散らかっていた上、零点のテストも発見したため。
  • 家庭内暴力のセリフはのび太が「まいった!まいった!」のセリフに変更。また、のび太が勉強を始めた理由はノビスケに本棚が漫画ばかりであったことを指摘されたから。
  • ノビスケがしずかに余計なことを言った際、のび太も「本当に...?」と言って疑ってしまっている。

ジャイアンとスネ夫は野球に誘いに来た時、私服だった。

  • ドラのびが未来に行った際はまず公衆トイレ(現在ののび太の部屋)に出てから大人になったのび太に会っている。そしてこの時もお互い再会した喜びで抱き合っている。
  • ノビスケは野球に勝ったことでジャイアンから大量の漫画を貸してもらっている(本当は全部のび太から奪ったもの)。更にのび太にご飯をねだった時はのび太の家庭科の成績の話などもしている。
  • ラストは「親になれば皆同じ」と笑うのび太にドラえもんが「元はと言えばみんな君からの遺伝なんだからね」と突っ込まれる下りが追加。

2022年

  • パパが説教をするシーンではのび太の堕落した様子の回想が使用されている。
  • ノビスケがのび太の家出のための荷物を発見する下りが追加。更に漫画もチラ見している。
  • ジャイアンとスネ夫は野球に誘いに来た時、ユニホームを着ていた。
  • のび太が外出している間にパパとママは家出用の荷物を見つけ、軽くのび太のことを心配している。その後のび太が帰宅した時は黙って出て行かないよう軽く言い聞かせている。
  • ノビスケが野球でファインプレーする様子が描かれている
  • のび太達が大人になったのび太の元を訪れた際、のび太はノビスケと勘違いされている。
  • ノビスケがごはんを食べようと部屋を出るが、それをのび太が止める下りが追加。
  • ノビスケの息子は茶髪になっている。

備考

  • 『小学六年生』3月号の『ドラえもん』には、小学校を卒業する読者に向けて、のび太の将来や人間的な成長をテーマにした話が掲載されることが多かったが、本作もこのような話の中の一つである。同様の作品には、他に「りっぱなパパになるぞ!」「あの日あの時あのダルマ」などの例がある。

関連タグ

ドラえもん ドラえもんのエピソード一覧

家族喧嘩 家出

ミニドラSOS しずちゃんをとりもどせ・・・ノビスケの出演作品


外部リンク

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