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Yウィング

わいうぃんぐ

Yウィングとは映画「STARWARS」シリーズに登場する宇宙戦闘機(スターファイター)の一種である
目次 [非表示]

概要

 Yウィング(Y-Wing)とは、『STAR WARS』(スター・ウォーズ)シリーズに登場する軍用一人乗り(※)小型有人宇宙船である。単座スターファイター(Star Figher)あるいはファイター(Fighter)に種別される。正式な種別は強襲用スターファーター/ボマー

 ローグ・ワン,エピソード4~6に登場する反乱同盟軍(新共和国軍)およびエピソード7,8に登場するレジスタンスの中核をXウィングと共に担う軍用機であるが、マルチロールファイターとして名を馳せたXウィングに対して、爆撃機として性能が特化された機体である。


特徴

  • 新鋭機として銀河内戦開戦後に開発されたXウィングに対し、Yウィングはクローン戦争時代から現役の旧型戦闘爆撃機という設定がある。
    • この設定は後にアニメ「クローンウォーズ」で生かされ、パージされた装甲(後述)を補った完全体のYウィングの登場につながった。
  • 特筆すべき設定として、このYウィング、旧三部作で登場した姿は仮の姿であるという設定がある。同機種の名前の由来となった、機体後方にY字状に二本伸びている推進装置なのだが、旧式機ゆえ整備を容易にするため、また機動力を上げるため既存の装甲を取り払ったとのことだが、この設定は初作「新たなる希望」製作時には裏設定としてあったとか、なかったとか。
  • 爆撃機として設計されているため、一機あたりの打撃力はXウィングを上回る。一方で空戦能力はそれほど高くはなく、爆撃を行う際には「まずXウィングからなる部隊が爆撃予定区域に突っ込み対空砲や敵戦闘機を潰し導線を確保した後、Yウィング隊が爆撃にうつる」というように、Xウィング登場後は戦闘機隊による補助が必須となっている(スカリフの戦いのシールドゲート攻撃でも、ヤヴィンの戦いデススター攻撃でも、この戦法がとられている。)
    • とはいうものの、ここら辺の空戦能力は搭乗するパイロットの腕前に左右されるのも大きい。実際、エンドアの戦いでは、Yウィングに搭乗したエースパイロットが敵の新鋭機であるTIEインターセプターを撃墜している
  • 初登場となる「新たなる希望」ではデススター攻撃の本隊としてゴールド中隊所属機が複数機が投入されるも中隊長含め大半が迎撃に出ていたダース・ベイダーの乗機に撃墜されてしまい、中隊は壊滅してしまった。
    • 誤解されがちだが、ゴールド中隊は壊滅こそしているが全滅はしていない。デススター攻撃後撤退する反乱同盟軍機の中には、ミレニアム・ファルコン、2機のXウィング(それぞれルークウェッジ)に加え、一機だけYウィングが随伴している
    • この生き残ったパイロットについてはレジェンズ時系列とカノン時系列では設定が異なっている。レジェンズではキーヤン・ファーランダーという男性パイロットだったが、後にカノン時系列で惑星オルデラン出身のエヴァン・ヴァーレインという女性パイロットであると後付けで設定が加えられた。
    • なおキーヤンはのちにジェダイになっている
  • エンドアの戦いでも登場しているが、撃墜シーンが明確に描かれてる割には活躍シーンはあまり描かれてない。一応、ランド・カルリジアン率いる突入攻撃隊に一機だけ確認できるが、他の機体のパイロットの名前がはっきりしているのに対し、このYウィングのパイロットの情報はほとんどない。不遇。
    • この時期には後継の爆撃機としてBウィングも開発されていたが、こっちもこっちでとんでもない変態機構戦闘爆撃機だったうえにコストが割高だったので、完全な置き換えにはならず、旧式のYウィングが再び担ぎ出されることとなった。
    • しかし、後年発表された小説群において、突入隊のYウィングのパイロットがノラ・ウェクスリー(コールサイン「ゴールド9」)という女性だったことがようやく判明。なお、彼女の息子がシークエル・トリロジーの準レギュラーとして登場したレジスタンスのベテラン偵察員であるテミン・"スナップ"・ウェクスリーである。
    • 第2デススター突入攻撃隊のメンバーは以下の通り

  ミレニアム・ファルコンランド・カルリジアンナイン・ナン(副操縦士)

  Xウィング(レッドリーダー):ウェッジ・アンティリーズ

  Xウィングその2:ケア・サンテージ(最後尾にいたため撃墜されたパイロット)

  Aウィングその1:ジェイク・ファーレル(ランドの散開命令に応答したパイロット)

  Aウィングその2:不明

  Yウィング:ノラ・ウェクスリー(ゴールド9)

  • 銀河内戦時の活躍は正直あまりパッとしなかったが、新共和国時代でも「反乱同盟を支えた名機」として記憶されており、後継機としてBTA-NR2 Yウイング・スターファイターが開発されている。

代表的な機種

BTL-A4 Yウィング強襲用スターファイター/ボマー

  • 反乱同盟で運用されていた機種。Yウィングと聞くとまず思い浮かぶ機種
  • 元々は銀河共和国で運用していたが、銀河帝国の時代となり量産性に優れたTIEファイターの普及とともに順次退役。廃棄処分となった機体を反乱同盟の工作員が盗み出すことで反乱同盟の戦闘機隊に加わった。
  • 後述のB型と異なり単座+アストロメク・ドロイド1体と搭乗員の数が減っている。これは、反乱同盟は慢性的な人手不足であったことから、『一機体に複数人の人員を割けないことから砲座を無人化し1人で運用できるようにしたのでは?』と考察するファンもいる。
  • 劇中ではもっぱら爆撃機として運用されている。公開順では初登場となるヤヴィンの戦いではデススター攻撃の大本命として登場するも壊滅する憂き目を見た。
  • 一方で、その前日譚であるスカリフの戦いでは帝国軍の惑星シールド・ゲート・ステーションやインペリアル級スター・デストロイヤーに対して爆撃を行うなど、爆撃機としての本来の姿を見せつけた。

BTL-B Yウィング・スターファイター

  • クローン戦争における新鋭Yウィング。共和国軍の主力戦闘爆撃機として活躍した。
  • 最大の特徴として、コックピット後方の二連装キャノンが有人砲座になっているため二人乗り+アストロメク・ドロイド1体であることが挙げられる。なお、飛行のみならばパイロット1人で可能。
  • また反乱同盟時代のA4型とは異なり全体が滑らかな装甲板に覆われている。まあ、こっちは正規軍に属しているため、(かたちは市民政府をとっているが)反政府組織である反乱同盟と比べるのは酷というものだろう。
    • 「フルアーマー/フルスペック」版とでもいうべきB型のデザインを手掛けたラッセル・チョン氏は単にA4型のリメイクのみならず、A4型の初期デザインにあったバブル型砲座を復活させた。チョン氏曰く「『クローン・ウォーズ』のYウィングは本当に楽しいプロジェクトだった。デザインを完全に整った状態に戻したんだ。僕たちはYウィングを逆行設計して、爆撃機に回帰させた」とのこと。楽しそうで何よりです。
  • 劇中では分離主義勢力の秘密兵器である巨大戦艦マレヴォランスへの攻撃や第二次ジオノーシスの戦いなどで活躍。また、最終シーズンではキャプテン・レックスアソーカ・タノが沈みゆく乗艦から脱出する際に使用した。

BTL-S3 Yウイング・スターファイター

  • 反乱同盟に属する機体。パイロット、砲手の複座式である点ではB型に近い。
  • 登場作品は少ないが、複座であることを活かした偵察任務や潜入任務などに活躍した模様。

BTA-NR2 Yウィング・スターファイター

  • 新共和国ならびにレジスタンスで運用されていた機体。A4型の「後継機」にあたる。
  • 装甲板が外された、いわゆる「反乱軍Yウィング」(プレートが外されたA4型)を模して開発された機体であり、そもそも装甲板を取り外した状態を通常状態として開発されているのが特徴。
    • なお、購入者へのオプションとしてB型に似たレプリカ・アーマー・プレートが付属されているという特別仕様。
  • 劇中ではエクセゴルの戦いに参戦。ポー・ダメロンとは腐れ縁の仲である密輸業者ゾーリ・ブリスの乗機としてジストン級スター・デストロイヤーのキャノンを破壊した。

関連イラスト

Yウィング


関連項目

STARWARS


表記ズレ:Yウイング

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