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Lilitales-リリテイルズ-

りりているず

『Lilitales -リリテイルズ-』とは、同人サークル「73号坑道」から発売されている18禁同人ゲーム。 Dlsite及びFANZA、Steamにて配信中。
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概要

『Lilitales -リリテイルズ-』は、サークル「73号坑道」から2015年7月末頃にリリースされた18禁同人ゲーム。

本タイトルを販売したDLSite及びDMM.R18(現FANZA)のどちらにおいても高い評価を受けており、翌年に追加イベント等が入ったアペンドパッチが公開された。

さらに2018年に同人アニメ化、2019年10月にSteam版がリリースされている。


同サークルが制作した「Lilith-RPG」シリーズの二作目であり、前作『Lilipalace -淫魔の巣窟-』とは世界観を共有している他、前作のキャラクターが数名本作にも登場している。

なので前作をプレイ済みだとより楽しめるが、遊ばなくてもストーリーは十分理解できる内容になっている。


前作が一つのダンジョンの中を探索していく形なのに対し、今作は街やフィールドマップなどの概念があり行動できる範囲は広くなった。


ストーリー

王家封印の墓、シャンドーラ遺跡。

ジル・グランツ第三王女とその近衛隊一行は巡礼の儀の為、その地へと赴いていた。

騎士叙任式を経て近衛隊入りを果たした新米騎士のルナリエは、幼馴染でもあるジルとともにひと時の歓びを享受する。


だが帰路の最中、襲撃してきた賊により近衛隊はルナリエを残し全滅。

ジルは連れ去られてしまう。


ただ一人生き残ったルナリエは王女誘拐幇助の冤罪を掛けられるが、彼女の無実を信じた上司たちの手引きで脱獄に成功する。主君にして幼馴染たる王女を奪還するべく、少女騎士はたった一人、 悪人とならず者の蔓延る奴隷交易都市へと旅立った……。


作品概要

本作では奴隷交易都市を拠点とし、フィールドを探索したり市内で聞き込みや潜入調査を行いながら誘拐された王女を見つけ出し奪還することが目的となる。

ちなみに舞台設定のモチーフは、第4回十字軍によるビザンツ帝国からの簒奪によって成立したラテン帝国周辺とのこと。

多少なりとも世界史に詳しい方ならば、人権も倫理もあったもんじゃない修羅の巷であることが容易に想像できることだろう。


システム面

「Lilith-RPG」の特徴として、RPGでありながら経験値稼ぎの概念が無い。

戦闘は全て固定エンカウントであり、更にストーリークリアまではレベルアップするタイミングがあらかじめ決まっている。このため、レベルを上げてゴリ押しという攻略法が不可能。

なのでいかに「その時点までで手に入るアイテムや装備、スキルをどう使うか」が戦闘のキモとなっている。

一応敵を倒しまくるとドロップアイテムは稼げるので、それを目当てとしての「稼ぎ」はできる。


本作では奴隷交易都市到着のタイミングから「時間経過」の概念が追加され、市中での各種行動やフィールド探索などを行うと時間が進行していくようになる。

なお、8日以内にストーリーを一定段階まで進めないと強制ゲームオーバーになってしまうので注意。


また、本作にはルート分岐の概念も存在し、とある重要局面の戦闘で勝ったか負けたかでシナリオが分岐する。その後のストーリー展開や同行する仲間キャラなどが異なる他、片方のルートは処女クリア不可能である。


戦闘

本作の戦闘最大の特徴として「行動値」という概念がある。

これは素早さの数値のことであり、各ターンではこれが高いキャラクターから順番に動くことになる。

所謂CTB(カウント・タイム・バトル)に似ているが、決定的に違うのは「行動値は一度行動する毎に100消費し、0になったらその次のターンまで待機」するという仕様であるという点。

言い変えれば「1ターン内に行動値が101あれば2回、201あれば3回動ける」ということである。

これを意識しているかどうかで中盤のあるボスに勝てるかどうかが決まると言ってもいいほど重要。


また、属性や弱点などの概念はあるが基本的に敵に属性耐性は無く、弱点を突いた場合は「大ダメージを与える」のではなく「防御無視のダメージを与える」という仕様が取られている。

これも一部のボス戦で意識していないと苦戦を強いられる。


他、一部の敵は戦闘中に捕獲モードという行動をとることがあり、こうなった場合専用の画面に切り替わる。

特定のスキルを使うと脱出できるのだが、脱出できないと強制的に敗北、場合によってはゲームオーバーとなる。

脱出方法に気づけないと普通に積みポイントになってしまう初見殺しだが、一度対処法を覚えればあとは自然に気づけるはず。

負けるとイベントCGが回収できるため、それが目的なら一度はわざと無抵抗でいるのもあり。


主な登場人物

ルナ(ルナリエ=エル=ブランカ)

センシティブな作品


本作主人公にして一番の被害者。

全身の殆どを覆う網タイツを着た上から部分部分に鎧を付けているという中々特徴的なスタイルの少女。

基本的に名前をフルで呼ばれることは無く、作中の登場人物もゲーム中のテロップ表記も全部ルナ呼び。

幼なじみでもある王女ジルの近衛隊に配属となった新米騎士だったが、上述の経緯を経て単身出奔。王女を助けるため、自分の無実を証明するため、仲間の仇を討つために旅立つ。


行く先々で(ほぼプレイヤー次第で)肉体的にも精神的にも散々な目に遭わされる不幸の人。

奴隷が売り買いされる様を見て狼狽えたり、路地裏で売春してる奴を見つけて顔を真っ赤にしたりと良くも悪くも擦れていない真面目で騎士らしい女性。

一方で物凄い料理下手らしく、彼女が作成した菓子を使用すると……?


武器は槍や棍などの長物。

騎士らしくというか、主人公らしく全体的にバランスのいいステータスで、スキルも物理、魔法とバランスよく揃っている。

が、シナリオの不運っぷりが反映されているのか運のステータスだけ全キャラ中最低で1しかない(まあ残りの仲間も一桁なのだが)。


ラフ画公開時点での仮ネームは『槍子』あるいは『ヤリ子』だったとか。


クレス=グレッチェン

センシティブな作品


前作『Lilipalace -淫魔の巣窟-』から続投。

青と白を基調とした神官服と、帽子が特徴の金髪巨乳シスター。

中央教会に仕える聖職者であり、本作では奴隷交易都市へ探し物をしにきたらしい。

奴隷交易都市におけるルナの下宿先である歴史家サルマンの助手をしており、前作同様パーティメンバーとして同行してくれることもある。


礼儀正しく、基本的に誰に対しても敬語で話す。

学者の手伝いが務まっているだけあって博学でもあり、魔法や呪いの種類を見ただけで判別したりする場面も。

聖職者としては大変やらしい身体つきをしているが、追加アペンドで本人もその辺りを気にしていることが判明した。


武器は杖やメイス。

ステータスはMPが高く、素早さが低め。

聖職者らしく回復魔法や聖属性の魔法が得意……なのだが、武器のメイスに攻撃力が高いものが多い上に鈍器の攻撃力を引き上げる技まで習得するので、自身の攻撃力はそこまでにもかかわらずガンガン殴っていくこともできる。

魔法を中心に戦うか、とにかく殴るかで武器を持ち替えよう。


ちなみにステータス画面の「Hした回数」の項目が「?」と表記されるが、これは前作で処女のまま物語を終えられたかどうかがプレイヤーの選択次第で変わるため。


アイリ

センシティブな作品


褐色肌に踊り子衣装を纏った黒髪の少女。

小柄で若干ロリ顔だが、実はルナより胸が大きい。

普段は格好通り奴隷交易都市の舞台小屋で踊り子として活動しているが、戦闘要員としてルナに力を貸してくれる場面も。


奔放でつかみどころがない性格の根っからの快楽主義者であり、街の売春区の路地裏で○○しているシーンが初登場ということからも解る通りものすごく性におおらか。

本人曰く「誰でもウェルカム、一晩愛してあげる」とのこと。

初対面のはずのルナにも好意的かつ協力的だが、その理由は……?


武器はチャクラムやナイフ。

ステータスは魔法防御と素早さ、運が高めの、所謂盗賊ポジションのキャラ。

ド定番の戦闘中に敵からアイテム奪取ができる他、コマンドを入力しての連続攻撃や全体睡眠技など、少々トリッキーな使い勝手。

ただバフ魔法を2つも覚えるためやることが無くて腐る場面はほぼ来ない。


ちなみにステータス画面の「Hした回数」の項目は「∞」


ジル・グランツ

センシティブな作品

(画像右)


グランツ王国第三王女。ルナの主であり幼馴染。

一応ルナの主だが、公の場以外では幼なじみとして対してほしい様子。

巡礼式とルナの叙任式の帰路に賊の襲撃に遭い、囚われの身となってしまう。

彼女の手がかりを追い、助け出すのがこのゲームの目的。


彼女にもしっかりエッチなCGが用意されており、奴隷交易都市到着から毎晩ジルが酷い目に遭わされるシーンを見ることができる。

彼女の消息を掴むのが遅れると最終的にドナドナされてしまいゲームオーバーになってしまうので注意。

……まあ、CGを回収したい場合一度はやることになるのだが。


関連リンク

公式ティザーサイト

イラスト担当、鉱油氏のPixivアカウント


DLサイト

DLSite

FANZA


関連イラスト

センシティブな作品
ルナリエ


表記ゆれ

Lilitales リリテイルズ


関連タグ

奴隷 くっ、殺せ!

サキュバス:一見特に関係なさそうな要素だがストーリーを進めると……?

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