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関西電力

かんさいでんりょく

関西電力は日本の電力事業者のひとつ。通称「関電」(かんでん)
目次 [非表示]

概要

1951年設立。近畿2府4県(大阪府,京都府,兵庫県,奈良県,滋賀県,和歌山県)の他に、福井県南部の一部地域を事業区域としている電力会社。難工事の末完成した「黒四」(映画「黒部の太陽」も有名)の通称で知られる黒部川ダムと、福井県に3つの原子力発電所を保有している。東日本大震災以前は、発電量の約半分を原子力で賄っていてCMでも「関西の電気の約半分は原子力」とPRするほどだった。

60Hz送電網の中核に位置しており、西日本の60Hz送電網は沖縄電力以外基本的に関西電力の電力に同期している。


通信事業者として

子会社のオプテージ(2019年までは“ケイ・オプティコム”)が、光ファイバを用いてのインターネット接続サービス「eo光」と、KDDI(au)及びNTTドコモの携帯電話網を用いたMVNOサービス「mineo」、050番号を用いたIP電話サービス「LaLa Call」を提供している。また法人向けに専用線や広域ネットワークサービス等も提供している。

全国的には光ファイバのシェアはNTTが圧倒的だが、その例外がeo光でありNTTのシェアを上回っている府県もある。またmineoはサービス開始当時唯一のKDDI系MVNOであったが、その後NTTドコモのMVNOも提供を開始している。かつてはADSLやPHSも提供していた。


鉄道事業者として

関西電力は扇沢~黒部ダム約6km区間で1964年よりトロリーバスの運行を開始。この路線は元々黒部ダム建設を目的に黒部峡谷鉄道(かつては直営だったが現在は子会社)とともに建設されたものであり、日本唯一の「旅客鉄道を運行する電力会社」として営業していた。かつては世界的にも電力事業と鉄道事業の兼業は珍しくなく、この会社の前身も現在の山陽電気鉄道京福電気鉄道にあたる路線を保有していた。


その後、環境性および運行にかかる経済性等も踏まえて、2019年をめどにトロリーバスから充電式の電気バスへ車両を変更する方針になり、その法律上「鉄道事業者としての営業を廃止」し、「普通のバス路線へ転換」されることになった。2017年8月28日に北陸信越運輸局に廃止届が提出され、2018年11月30日をもってトロリーバスとしての運行を終了、12月1日に廃止となった。2018年4月15日から11月30日までは「トロバスラストイヤーキャンペーン」が行われ、最終日の11月30日には最終便の乗車のために扇沢駅と黒部ダム駅で配られる整理券の提示を必要とするなど混雑緩和の措置を取った。

2019年4月15日、電気バスとしての営業を開始した。関電は「電気バス元年キャンペーン」として同年の11月30日までイベントを実施する。


実は再開発事業にも

関西電力は、グループ企業の関電不動産開発株式会社、MID都市開発株式会社(のちに関電不動産に合併)、読売新聞大阪本社、讀賣テレビ放送株式会社とともに、北大阪急行電鉄千里中央駅前にあったよみうり文化センターの跡地を、「SENRITOよみうり」として再開発した。


ハム太郎エンディング曲がCMに

2019年3月30日から関西地区で企業CM「ONE KANSAI」篇の放送が始まった。BGMはアニメ『とっとこハム太郎』のエンディングテーマ曲のひとつ「てをつなごう」のアレンジ版で、関西の様々な分野の人が歌いつなげる。


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