概要
自動車メーカーのカタログラインナップには存在せず、特装車メーカーで市販の完成車をベースに改造される。
主に深夜の保線作業で使用される。
通常の保線車両は保線基地から出動して作業現場へと向かうが、軌陸車は保線基地で準備しておいて作業現場近くの踏切で待機。開始と同時に線路へ乗り入れて保線作業に着手出来る。このため作業時間を有効に活用できる。
タイヤの駆動輪と鉄輪を接触させ、摩擦で鉄輪を駆動する方式とタイヤをレールに接触させて駆動する方式の2種類に大別される。
鉄道車両に比べると非常に軽いために軌道回路による検知は出来ない。このため保守作業中は線路閉鎖が必須となる。