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能力(奥義皆伝基準)

腕力  :★★★★★

生命力:★★★★

眼力  :★

妖力  :★★

知力  :★

瞬発力:★★★★★


概要

「シュー…」

声:山崎たくみ


第五妖怪・獣郎丸

奈落が生み出した双子分身のうちの一人。影郎丸が4番目、獣郎丸が5番目となる。一つの壺で熟成され、同時に産まれた双子でもある

獣郎丸は多少、犬歯が発達しているだけで、人間と寸分違わない容姿をしている。

名前と服装でかろうじて男性だとわかる中性的な美形で、薄紫色の長髪に武士のような服装が特徴である。登場当初は鉄製の轡と、鎖でつながれた手錠で拘束されていた

第五妖怪・「獣」の分身、ということなので、こちらが弟ということになる。

先述の通り、当初は上記の通り奈落によって拘束されており、犬夜叉と鋼牙に悪寒や薄気味悪さを感じさせていたが…。


性格

人間と変わらない見た目に反して、その本性は暴力の化身

「動くものはとりあえず殺す」という考えで行動しており、奈落は「轡を外した獣郎丸は、もはや止められぬ…この場の者を皆殺しにするまで…」とまで評している。

その一方で知能は著しく低く、本編では最後まで無表情かつ一つも台詞が無い。上記の通り、山崎たくみが声優を勤めているが、「シュー…」という呼吸音のみである。

犬夜叉からは「小賢しいこと考えて戦うようなやつじゃねえ」、鋼牙からは「頭の悪そーな野郎」「バカ妖怪」と言われており、おまけに影郎丸の言うことしか聞かないという点から、神無とは相互互換レベルで無に近い


能力

犬夜叉の散魂鉄爪と互角の腕力と、鋼牙の四魂のかけらで強化された脚に追い付くスピードを兼ね備えるバランス型。噛みつきも積極的に用いる。

防御力もあり、犬夜叉に殴られようが鋼牙に蹴られようがけろりとしている。

当時、鉄砕牙が重かったこともあり、犬夜叉個人では対応しきれず、影郎丸のサポートもあったとは言え、一度は犬夜叉をダウンさせた。

上記の通り、知能は低いが戦闘においては応用が効くようで、木を足場にして跳ねたり、鉄砕牙の上を渡って犬夜叉に迫ったりもした。


活躍と最期

誕生して即座に奈落の首を落とし、更に近くにいた人見家の家臣を殺害、補食した。ここで奈落に心臓を握られ渋々彼に従うことになる。

その後、檻に入れられ奈落の傀儡に運ばれていた所に鋼牙が駆けつけ、獣郎丸が彼と交戦を開始。

更に犬夜叉一行も駆けつけるが、獣郎丸から「すげーヤバい気配」を感じていた鋼牙はとんずらを決め込んだ。目標である犬夜叉たちの登場により傀儡は獣郎丸の拘束を解くが、獣郎丸はまっさきに傀儡の首を落としたのであった。


更に犬夜叉との交戦で影郎丸をこっそり吐き出し、彼を翻弄。その胸部を貫き重傷を負わせることに成功する。影郎丸が風穴をかわし、獣郎丸が飛来骨を殴り落とし、更に影郎丸がかごめを背後から襲撃しようとするが、戻ってきた鋼牙が影郎丸に蹴りをお見舞いして事なきを得た。


結果的に獣郎丸を犬夜叉が、影郎丸を鋼牙が相手取る形になったが、鋼牙が影郎丸の動きに対応してきたので二人は手負いの犬夜叉に集中攻撃を開始。犬夜叉はダウンしてしまい、鋼牙も脚に傷を負った。

しかし、影郎丸が調子に乗ってかごめを襲おうとしたことで、犬夜叉が火事場の馬鹿力を発揮。

更に珊瑚が機転を効かせて地面に毒を撒いたため、影郎丸は一度避難。再び獣郎丸の体内からの奇襲を試みるが、犬夜叉に見破られて鉄砕牙でまとめて粉砕された。


余談

獣郎丸/影郎丸撃破後、犬夜叉、鋼牙、かごめによる痴話喧嘩が発生。更に追い討ちのごとく桔梗、奈落を巻き込んだ痴情のもつれまで起こり、獣郎丸/影郎丸撃破の余韻は全くと言っていいほど無い。

この他、上記の鋼牙の戦線復帰の理由含め、獣郎丸/影郎丸戦は他の分身との戦いに比べてギャグみたいな場面が多く、緊張感が乏しい

鋼牙の助力が無ければ勝てたかどうか怪しいほどの強敵だったが、いまいち締まらないため不遇だと思うファンもいる。死んでからが本番だった悟心鬼とどちらがマシなのだろうか…。


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犬夜叉 奈落(犬夜叉) 影郎丸

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