人に化けるとされる事から、割と擬人化されやすい動物のはずなのだが、「猫耳」・「犬耳」などのポピュラーな獣耳や、同様に人に化けるとされる狐をモデルとした「狐耳」と比べると、イラスト数では不遇である。
実際の狸と戯画化された狸のイメージの乖離により、大まかにわけて2系統がある。
実際の狸の耳は丸みを帯びた三角形で、耳の縁取り~先端部部分が体色に比べて黒っぽい。
耳の内側に生えている毛は白い。個体によっては耳が折れ曲がっており、白い部分が見えない場合もある。
戯画化された狸の場合は熊耳のような円形で描かれる場合が多い。
この場合尻尾が描きわけの要素となる場合が多いが、熊耳は熊耳で
実際には体毛と同色、かまぼこ型の個体が多いという事情があり、
戯画化されたイメージが混ざっている実情がある。