概要
概要
もとは隋の将軍。鮮卑系だったとされる。
煬帝が失政で求心力を失い反乱が相次ぐようになると、その信頼を利用し自らも反乱を起こし、孫の楊侑を擁立する。まもなく煬帝が殺害されると、禅譲により皇帝に即位、唐を建国する。平行して、次男の李世民に命じて、ライバルを次々と倒し、ほぼ全土を制圧する。
だが李世民が、長男で皇太子の李健成と三男の李元吉を殺害する「玄武門の変」が勃発。さらに、勢いを駆った李世民に、李淵は譲位を迫られる。
譲位させられた李淵はそのまま幽閉され、失意のうちに崩御したのだった。