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杉田守道

すぎたもりみち

杉田守道(メイン画像左側の人物)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダークウガ』の登場人物の一人。
目次 [非表示]

「今日は俺が一条の代わりだ」


演:松山鷹志


概要

未確認生命体合同捜査本部の刑事の一人。年齢は37歳。合同捜査本部に入る前は警視庁捜査一課に属していた。


強面でぶっきらぼうな言動が目立つが、未確認生命体第31号(メ・ガルメ・レ)がグロンギ殺戮目的を明かした際に真っ先に憤りを見せるなど、その内面には熱い正義感と心根の優しさを持っており、その正義感は未確認生命体は言うに及ばず、蝶野のように斜に構えた生き方の人間に対しても向けられることもある。また、後述の通りクウガへの認識を早期に改めた辺りからも分かるように、比較的柔軟な姿勢も持ち合わせている。

同じく合同捜査本部の一員である一条ほどではないが、杉田もまた拳銃については人並み以上の腕を持っており、物語終盤では桜井と共同ではあるが未確認生命体第47号(ラ・ドルド・グ)を撃破せしめたこともある。また合同捜査本部のメンバーの中では年長の部類に入ることもあってか、現場では警官隊を指揮することも多い。

所帯持ちでもあり、作中では葉月という娘がいる(小説版によると小学生)ことにも触れられている。彼女はピアノを習っており、その話を又聞きしたらしき五代からは「ピアノやってる葉月ちゃんのパパ」と覚えられていた。そうした背景もあってか、未確認生命体第38号(ゴ・ベミウ・ギ)による事件の際、彼女が弾いていたクラシック楽曲のワンフレーズを電話越しに聞いただけで、その曲が「革命」だと看破したこともあった。


作中での動向

物語上の初出となったEPISODE3では警官隊を指揮し、戦闘中であったクウガと未確認生命体第5号ズ・メビオ・ダを包囲。この時はまだクウガのことも、他の未確認と同様に敵であると認識しており、自らもクウガとメビオに対して発砲に及んでいるが、続くEPISODE4にて負傷したメビオからの報復を受けた際、危ういところをクウガに救われ「大丈夫ですか?刑事さん」という思いがけない気遣いの言葉に呆気に取られながらも、即座に彼が他の未確認とは異なる存在であると認識を改めてもいる。


以降は未確認生命体対策本部に転任し、一条や桜井らと共に未確認関連の事件捜査に関わっていくこととなる。物語後半、未確認生命体第41号(ゴ・バダー・バ)による事件の際には、クウガへのビートチェイサー2000の譲渡に尽力する一条に代わってサポート役を務めており、このことを通してクウガの正体が五代であると知るに至った。当然ながら五代とはこれが初対面であるものの、作戦実行に当たって彼から緑の金のクウガになる必要があるという話を聞くや即座に拳銃を提供したことからも、この時点で既にクウガ(=五代)に高い信頼を寄せていることが窺える。

また、この事件の際には娘の葉月から、「5号からパパを守ってくれたんだから4号は絶対にいい人」と言われていたことを五代に明かしており、かつて5号の事件の折に助けてくれたことへの感謝を述べる一方、その時点で正体を知らなかったとは言え銃を向けたこと、また五代の戦いに対する思いを理解していなかったことを率直に謝罪している。対する五代も、「思いは皆さんと一緒ですよ」と返しており、両者間の信頼もさらに強まることとなった。この直後には、五代がクウガに変身する様も直接目にしており、思わず感嘆の声を挙げてもいる。


これ以降も、長野に赴いたり負傷して行動不能となった一条の代理を一時的に務めるなど、引き続き合同捜査本部のメンバーとして精力的に活躍しており、激化の一途を辿る未確認生命体との戦いを最後まで生き抜くに至った。

TVシリーズの後日談に当たる『小説仮面ライダークウガ』でも、一条と夏目実加と共に臨時のグロンギ対策チームを結成。蘇ったグロンギと対決する。TVシリーズから13年を経て、同作では頭髪がさらに薄くなったことから思いきってスキンヘッドにしたが、熱血ぶりは依然として健在である。


備考

名前の由来は杉下茂高木守道。いずれも中日ドラゴンズにて活躍したプロ野球選手であり、同球団のファンにして本作のメインライターでもある荒川稔久がしばしば多用する、ドラゴンズネタの一つであろうと見られている。


当初、杉田は初登場回であるEPISODE3・4のみのゲストキャラクターという予定であったが、桜井とともにレギュラーキャラに昇格した経緯がある。また、激化する未確認との戦いを象徴するため、物語の途中で殉職するという案も持ち上がっていたものの、番組のテーマにそぐわないということで没とされ、結果として杉田も含め人間側の主要人物が全員生存することにも繋がった。


演者の松山は、東映特撮には『じゃあまん探偵団魔隣組』(1988年)へのゲスト出演以来の参加であるとともに、2023年現在唯一のレギュラー参加作でもある。「アドリブ大王」の異名を取ることでも知られる松山だが、本作でもやはり台本通りに喋ったことがないことを、後年ラジオ番組にて明かしている。


関連タグ

仮面ライダークウガ

警視庁未確認生命体関連事件合同捜査本部

一条薫 夏目実加 椿秀一 桜井剛 笹山望見 榎田ひかり


平成ライダーの警察関係者

滝和也 氷川誠 鈴木一哉 八代藍 照井竜 後藤慎太郎 大門凛子 泊進ノ介


仮面ライダーリバイス:仮面ライダーシリーズの一作。登場人物の大半の名前は、杉田と同じく元プロ野球選手に由来したものとされている


青林隆雄:『ヒューマンバグ大学』の登場人物の一人。こちらも職業が刑事であり、同作のアニメ版では演者も共通しているが、他方でその人物造形とは杉田とは対照的なものとなっている

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