概要

『乙女』シリーズ最新作は、これまで以上にリスキーな

“女学生” と “女教師” の二足のわらじを履くことになる 女装お嬢様学園モノ！

時にイジられ、時に敬われ、時に可愛がられてしまう ドキドキの乙女生活へご招待♪

亡き父の残したピアノを弾きたいという願いを胸に、

果たして主人公は正体を隠したまま 学園祭まで乗り切ることができるのだろうか？ （いや、できない！）

女の子同士（に見える）のキャッキャウフフ、そして男女の関係になってからの戸惑い恋模様にも注目！

ストーリー

主人公・雨桜みさき は、ドイツに留学しているピアニストの卵。

いつかは、楽器技師であった亡き父の手掛けたピアノを弾きたいと夢見ている。

そんなある日、日本のリーリエ女学園で音楽教師をしている姉から、電話が掛かってくる。

そして、学園にある父の手掛けた唯一のピアノが、今年を最後に博物館へ寄付されてしまうことを聞かされ、

さらに、自分の代わりに音楽教師をやってもらえないかというお願いもされてしまう。

みさきは、父が残したピアノを弾けるかもしれないという希望を胸に、日本へ帰ることを決めるのだった。

学園に到着後、姉が話を通してくれているという学園長に会うと……

学園長 「キミには女装して “先生 兼 女学生” として、生活してもらう」

みさき 「は、はいぃぃぃいいぃ!!!?」

なんと、父のピアノは リーリエ女学園 に在学する学生が、学園祭の時にだけ弾くことが出来る特別なものだった。

ピアノを弾けるチャンスはこれが最後！

でも……これではまるでヘンタイで、もし正体がバレてしまえば笑い話では済まないだろう。

かくして幕を開ける、女装×先生×学生 の三重生活。

この先、みさきはどうなってしまうのか……!?

キャラクター

雨桜 みさき （あまざくら みさき）

CV：北見六花

本作の主人公。 カルテット『アインス』のピアノ担当。

楽器技師であった父に憧れて音楽を志しているピアニストの卵。

性格は非常に穏やかで物腰も柔らかい。

自分を海外の大学に通わせてくれた姉の汐理には、深く感謝している。

まじめな性格で、先生として頑張りつつ、学園祭の奏者を目指して努力を惜しまない。

なお、久しぶりの日本ということで、お好み焼きや焼きそばを食べたいと思っている。

水澤 沙耶香 （みずさわ さやか）

CV：秋野花

みさきのクラスメイト。 カルテット『アインス』のヴァイオリン担当。

明るく快活でしっかり者。 困っている人を見たら自然に助けることができる女の子。

誰に対しても分け隔てなく、周囲からの人気も高い。

実はかなりの “夢見る乙女” で、男性とのお付き合いに対して憧れが先行しがち。

いつか白馬の王子様が迎えに来てくれるのではと、わりと本気で夢見ている。

園谷 千夏 （そのや ちか）

CV：月野きいろ

みさきのクラスメイト。 カルテット『アインス』のヴィオラ担当。

人当たりが良くちゃきちゃきとした性格。 面白いことが好き。

半面、目上の人や教師にはしっかりと敬語で話し、先輩を立てられる一面も。

学園で保健教諭を勤めている千春は実の姉。

沙耶香とは入学して以来の大の仲良し。 クラスも同じで、いつも一緒にいる。

犬好きだが実家では飼うことができず、寮の近くのノラを密かに可愛がっている。

恋愛に対しては純情で、カルテットの中では一番の “恋する乙女”。

野々宮 美亜 （ののみや みあ）

CV：小倉結衣

みさきのクラスメイト。 カルテット『ツヴァイ』のピアノ担当。

あまり愛想を見せることのない、クールな女の子。 凛とした表情が印象的。

根は純粋だが、淡々とした物言いをすることもあってなにかと誤解されやすい。

仲の良い友人にはまるで猫のように可愛がられている。

無類の甘いもの好きで、ピアノの練習後に食べるスイーツを楽しみにしている。

ピアノの才能はみさきを驚かせるほどで、入学当初から評判となっていた。

音楽に対する向上心が非常に強く、カルテットの練習に対しても妥協を許さない。

自分が認めた相手には、素直になれないけど心は許している。

秋月 瑞穂 （あきづき みずほ）

CV：香山いちご

リーリエ女学園の 3年生。 学園祭では舞台設営・音響などの裏方業務を担当。

性格は穏やかで優しい、大人びた魅力を持つお嬢様。

包容力があり、一部下級生からは聖母様のようだと慕われている。

昨年は学生会長を務めていて、裏方をまとめる彼女こそ影の重要人物だという声も。

非の打ち所がないが、実は虫が人一倍苦手。 パニックに陥ってしまう可愛い一面も。

また、手を繋いだり抱きしめたりとスキンシップをよく取り、

首にキスくらいなら問題ないと思っているあたり、わりと大胆。

小石川 琴音 （こいしかわ ことね）

CV：白月かなめ

リーリエ女学園の 1年生。 カルテットで扱う楽器の調律を担当。

にこにこ朗らかな下級生で、たまにグルグル眼鏡をかけていることも。

細かなことによく気がつき、自ら率先して作業に取り組む。

そんな彼女の姿を見て、周囲の学生も癒されているとかいないとか。

実は占いやおまじないが好きで、街を歩いていて妙な開運グッズを見かけると

駆け寄っていくなど、年相応の女の子っぽさを覗かせる。

桜がきれいな某名門女学園に通う親戚に憧れており、言動は影響を受けている。

ただし、わりと間違った知識も多いご様子。

「手入れした楽器がきれいな音色を鳴らすのって、すっごく嬉しいことなんですよ」

三好 蘭 （みよし らん）

CV：卯月ももか

リーリエ女学園の 2年生。 カルテット 『ツヴァイ』 のヴィオラ担当。

みさきのクラスメイト。 縦ロールにしている、明るく気高く分かりやすいお嬢様。

いつも自信満々で、「わたくしが華麗に決めて見せますわ」 が口癖。

実際わりと華麗なので周囲も特に何も言わないが、どこかほんのりと残念な女の子。

上級生からは 「蘭ちゃんは面白い子ね」 と温かく見守られ、

同級生からは 「三好さんは相変わらずね」 と優しく接され、

下級生からは 「蘭お姉様は華麗です」 と、違った意味で一目置かれている。

蓮見 小梅 （はすみ こうめ）

CV：逢真井もこ

リーリエ女学園の 1年生。 カルテット 『アインス』 のチェロ担当。

礼儀正しく、心根も正しい体育会系女子。 悩んだ時にはまず行動、がモットー。

何でも勢いで解決しようとするクセがあり、よく周りからたしなめられている。

会話は 「はい、そうですね」 と、インタビューを受けたスポーツ選手っぽいスタートで始まることがある。

琴音とは同じクラスで仲良し。 可愛らしい琴音に友人として憧れている。

「はい、そうですね。 あたしも頑張らなきゃなって思います」

桑原 芽依子 （くわはら めいこ）

CV：猫屋敷舞

リーリエ女学園の 3年生。 舞台設営などの裏方業務を担当。

みさきと同じ寮に住むお姉様。 料理が上手く、寮生の胃袋をしっかりと掴んでいる。

その腕前は、たまに料理教室を開いて同級生から後輩まで幅広く教えているほど。

性格はおとなしく、あまり自己主張はしない。 加えて少し緊張しい。

しかし料理の時は生き生きとしている。

目立たないことでも手を抜かない頑張り屋さん。

ポケットに何かしらのお菓子を入れて常に持ち歩いており、不意に取り出してお裾分けをしてくれる。