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怪談ランプ

かいだんらんぷ

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
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ひみつ道具としての解説

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC2巻収録「怪談ランプ」。


人魂のような照明器具で、そばに置いて怪談を話すと、その話の出来事が実際に起きる。

即興で創り上げた怪談でも非常に怖い体験が可能であるが、本当に起こるとはいえ、偶然の積み重ねによる状況であったりする(例えば「障子が開いて出刃包丁が突き出る」話をすると泥棒が現れ、「ノッペラボー」の話をすると顔にパックをした人が現れる等)。


エピソードとしての解説

ある夏、その日の晩は皆でジャイアンの家に集まって怪談の会をすることになったのび太

そこでドラえもんは「怪談ランプ」を取り出し、のび太に貸してあげることにする。


その夜、ジャイアンの部屋に集まって怪談の会が開始される。一番手のジャイアンが語るのは皿屋敷、次から語るしずかちゃん鬼婆スネ夫が語るのはのっぺらぼうの話であったが、のび太以外は怖がらなかった。

そして、のび太が怪談ランプを取り出して即興の怖い話を語りだすと、部屋の外で皿の割れる音がしたり、部屋の蝋燭がスッと消えてしまった。更には部屋の外から「一ま~い、二ま~い…」と不気味な声が聞こえてきて、のび太が語る怪談と同じ出来事が起こり、皆恐怖を覚えだす。


しかしその真相は、ジャイアンの家に入った泥棒が台所でつまずいて皿を割り、盗んだお金を数えていたのであった。


それからのび太が続けて「ろうかをやってくる足音がピタピタ…」と語ると、本当に廊下で足音がピタピタと聞こえ、そして「しょうじがスーッとあいて、でばぼうちょうが…」と語ると、実際に出刃包丁を持った泥棒が障子を開けてニュッと現れたので、皆で抱き合って絶叫。泥棒も驚いたあまりに外へ飛び出すが、お巡りさんに見つかっていた。

こうしてのび太は怪談の会で見事優勝し、家に帰った後にドラえもんに意気揚々と勝利報告をして「どうせなら、ノッペラボーなんかも出したかった」と付け加えたが、怪談ランプが出しっぱなしであったため、顔にパックして現れたママを見て、「そら、ノッペラボーだ!!」と仰天するのだった。


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