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めぎつね
古来より「狐七化け狸八化け」と称する通り、狐は人を化かすとされていた。
狸に比べると狐は「美女に化ける」イメージが強く、俗に「化け狐のように、男を騙し手玉に取る女」(いわゆる男たらし)の事を女狐と蔑むようになった。
伝承でも、白面金毛九尾の狐は中国で末喜、妲己となり、インドに渡って華陽夫人となり、日本で玉藻前に化けて那須高原で鎮められたという話が残っている。いずれも絶世の美女とされ、高貴な男性を誑かした…とか言われているが、君主の無能さのツケを押し付けられたとも取れる。
「泥棒猫」と同様、いいイメージが無い呼称であるが、近年では萌え属性となる事がある。ただ単に文字通りの狐耳にフサフサ尻尾を生やした姉ちゃん、という意味でも使われることがある。
狸親父…対義？
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