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概要

漫画『ドラゴンボール』に登場する悪人(厳密にはヒトじゃないのも含む)が死後送られる世界。原作では名前のみの登場。背景・景色はアニメ版で描かれている。


ピッコロ曰く「が洗われ記憶も無くなり新しい生命体に変えられる」世界。劇場版では悪人に対して重い罰を与えられ、文字通り地獄のような責め苦を受けることをベジータが口にしている(後述)。

蛇の道の下に位置し、間は不思議な黄色い雲で仕切られ地獄から蛇の道へと脱出することは不可能。しかし蛇の道から地獄へと行くことは可能で誤って落下すると問答無用で地獄行きとなってしまう。


地獄に落ちた者は魂だけの存在になり肉体を失ってしまう。生き返ったわけではないのに何かの事情で肉体を得られた場合、もう一度死んでしまうとこの世からもあの世からも存在しなくなると悟空によって語られている。


地獄行きの明確な基準はなく閻魔大王に生前に大きな悪事を働いたと判断された者が送られる。その為、ピッコロは悪人のピッコロ大魔王の生まれ変わりであるが、彼自身は大きな悪行は働いておらず地球を守る戦いにも参加していたため肉体を持ったまま界王星に行くことができている。他には野盗時代に殺人を犯したことを匂わせていたヤムチャや暗殺者を目指していた天津飯なども含まれる。

ちなみに映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』で「地球の地獄」という発言があるように、行政的(?)な管轄もあるらしい。『ドラゴンボール超』の閻魔大王の発言によれば、別銀河で死んだ場合にはこちらの地獄に落ちることは無いとか。


占いババの戦士の一人で悪魔族であるアックマンは地獄生まれ。

また暗黒魔界出身であるダーブラは「地獄に行くと喜ぶ」と考えられ、天国送りとなっており、暗黒魔界と似たような環境なのだと思われる。


当然悪人たちは地獄行きに対して反抗するのだが、そこは閻魔大王が力尽くで執行していることが原作で語られている。暴れたラディッツを取り押さえたり、アニメ版ではダーブラを床に落として強制的に天国行きにしている。


原作以外の地獄

ドラゴンボールZ』&『ドラゴンボールGT

原作では描かれなかった地獄そのものが登場。『Z』で描かれた地獄の様子の一部は、原作者である鳥山明のアイディアメモに記されたものが反映されている。


血の池地獄や針山地獄、火の谷などがありそれらを使った刑が執行され、それが終わると悪人たちは鬼によって檻に閉じ込められ次の刑まで待つ。そしてその行程が何度も繰り返され、それが終わると魂を浄化する装置「スピリッツロンダリング装置」に入れられ魂を浄化させられ転生する。


拷問器具以外には巨大なモニターのようなものがあり、そこから現世を見ることが可能。


また魂同士が公園でデートをしたり、針の山の隣で元祖針まんじゅうを売っている茶屋、針の山を遠足で登ったりと他とは異なった環境で比較的平和な地獄の1丁目という場所もある。ここは主に三途の川出張所に勤める地獄の番人ゴズ、メズが担当している。ここには地獄からの唯一の脱出場所である閻魔の引き出しなるものも存在しそこを通ると文字通り閻魔大王の机の中へと出ることが出来る。


『GT』では常に薄暗く、岩山ばかりの地域が登場。そこにある鬼の顔のような形の山の洞窟でドクター・ミュードクター・ゲロが隠れて悪巧みをしていた。

また『GT』では地獄のさらに下層の地獄が登場しそこでは案内役の老婆による釜茹で地獄、冷凍地獄、灼熱地獄、くすぐり地獄などの刑が待っている。


この様に地獄はとても苦しい場所であり、それにより悪人が地獄で暴れまわることが多々あり、悟空やパイクーハンなどあの世の武道家が地獄で暴れる悪人(ブロリーとか)を退治しに行く事もある。『ドラゴンボールZ』の劇場版で地獄を体験したベジータは「地獄での苦しみを思えば、どんなことでも辛抱できる」と表現している。


また権力が閻魔大王と鬼達へと集中し過ぎているため彼らが何らかの事件に巻き込まれ管理できなくなると地獄はすぐに荒れてしまう。劇場版では「スピリッツロンダリング装置」担当者であるサイケ鬼が装置が集めた悪の気の管理ミスをしたことなどが原因でジャネンバという化け物を誕生させてしまい、閻魔大王達は閉じ込められその影響で現世に悪人が復活してしまう事態となってしまった。


『ドラゴンボールGT』に至ってはドラゴンボールの乱用も一因としてあるとはいえ、鬼達がやられてしまった事によりドクター・ゲロ達の現世と地獄を接続する計画を許してしまい、前述したジャネンバ騒動に近い状況を作ってしまっている。また、この時にはなぜか機械であるはずのメタリック軍曹等まで復活しており、アラレちゃん人造人間8号などが魔人ブウに地球をぶっ壊された後も生き返っていたことから、人間に近いロボットは生死の概念があるようである。


復活の「F」』&『ドラゴンボール超

原作者である鳥山明が1から考えた「地球の地獄」が登場。


ぬいぐるみ妖精が常に踊りを繰り広げている。外観は一面花畑でその中に大木が一本ある感じでパッと見は地獄というより天国。

悪人はこの場所でミノムシのように体を包まれる事で力を奪われ大木に吊るされる。そして終わる事のないぬいぐるみや妖精、天使たちのパレードを永久的に見せ続けられるという浄化処置(当人にとっては洗脳紛いの苦痛)を味わうことになる。


この地獄に落ちた者は(身動きが取れないにもかかわらず)肉体が与えられるが、その外見は「死ぬ直前の姿」が反映されている模様。そのため、メカフリーザの姿で拘束されていたフリーザがドラゴンボールで蘇生→肉体復元→再び地球で死亡した後は生身の姿(最終形態)で拘束されている。


『Z』や『GT』とは異なり周囲に死人は自分1人しかおらず、フリーザ復活編がカットされた漫画版『ドラゴンボール超』には「地獄(フリーザ専用)」との記述がある。

またフリーザは地球が無くなればこの地獄も無くなるという趣旨の発言をしている。


関連イラスト

アウトレイジ・ビヨンド。【新刊】地獄の一丁目・伍【委託開始】


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ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボールGT ドラゴンボール超

地獄 閻魔大王(ドラゴンボール)

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