データ

概要

『きかんしゃトーマス』TVシリーズのスピンオフ長編作品第9弾で、第6弾「ディーゼル10の逆襲」以来2回目となるパーシーが主役を務める大長編である。

2014年に制作・公開され、日本では2015年に劇場公開された。

前作に引き続き、カナダ・トロントのアーク・プロダクションが制作を行っている。

今作のゲスト声優はお笑いコンビのタカアンドトシの2名で、タカ氏がティモシー、トシ氏がゲイターを担当した。

あらすじ

ある日、支線の橋が修理されることになったため、トーマスは工事の間、ビルとベン達がいるクレイ・ピッツを手伝うことになった。その際、トーマスは何かの大きな足跡を見つけるが、崩れてきた壁で見失ってしまう。

トーマスからその話を聞いたパーシーはそれがモンスターだと怯えてしまい、目の前からやって来た変わった形をしたゲイターに驚いて逃げ戻ってきてしまう。

ゲイターの正体を知ったパーシーだったが、その夜は線路の周りにいる生き物や建物が怖くて仕方がなかった。

それからしばらくパーシーはモンスターに怯え、仕事に集中できなかったり、仕事を休んでしまう。そんな時、それを見ていたジェームスはパーシーを馬鹿にする。

その翌日、パーシーはゲイターに勇気が有ることは最後までやり遂げると言われて、怖いながらも夜の郵便列車を引き始めるが、同じ頃ジェームスはフライング・キッパーを牽いていたが、ゲイターに驚いて暴走してしまい脱線してしまう。

翌日、ゲイターに驚いて起こしてしまった昨日の事故を皆に笑われたジェームスは、本当に憶病な機関車は誰かを証明するため、真夜中にスクラップを積んだ貨車を線路に残した。そのスクラップを見たパーシーはモンスターだと思って怯えて機関庫に帰ってきてしまう。

この事に一部の機関車は笑ったり、モンスターを信じてくれなかったので、パーシーは傷ついてしまった。

傷ついたパーシーはトーマス達に裏切られたと思い、ゲイターと共に別の所に行こうとする。

しかし、ゲイターに説得され一緒に行くことを諦め、そしてモンスターがいる証拠を見つけるためにクレイ・ピッツに向かった。しかし、クレイ・ピッツの現場には立ち入り禁止の看板が立っていた。

そこにジェームスが現れると、自分は勇敢だと言って、立ち入り禁止の看板の先を走り始めた。ジェームスはその先で見つけた恐竜の化石をモンスターと勘違いし、騒ぎ立てて崩れそうな壁がどんどん崩れ始めて大ピンチに。しかし、それに気づいたパーシーはジェームスを押して助け出すことに成功する。

この事故の後、トーマスとジェームスはパーシーに謝って仲直りをし、見つかった化石のお披露目会に参加するが、ゲイターが今から出発すると聞いて、慌ててゲイターのいる港に向かう。

港に付くと丁度ゲイターは船に積み込まれる最中で、間に合ったパーシーは新しい友達のゲイターに別れを告げて、寂しく彼の乗った船を見送った。

新キャラクター

ゲイター

ソドー島で一時期働いていた大型タンク機関車で、特殊な形をしている。

ゲイターはあだ名でで、本名はジェラルド。

今作では既に船でソドー島を離れる予定だったが、船に乗り遅れてしばらく滞在していた。

ティモシー

クレイ・ピッツで働く重油燃焼式タンク機関車。

トーマスと一緒にビルとベンの悪戯の標的にされている。

マリオン

クレイ・ピッツで働く蒸気ショベル機関車。

お喋り好きで、話し相手の返事を聞かずにどんどん喋ってしまう。

なお、モデルとなったマリオン40型回転式スチームショベルは自走できない蒸気シャベルである。

レッジ

ウェルズワーズのスクラップ置き場で働く移動クレーン。

今作では彼が貨車に積んだスクラップをジェームスが悪戯に使って、大きな問題となった。

その他の声の出演

音楽

• モンスターのうた
• 勇気をくれる友達
• Let's Be Brave

関連タグ

きかんしゃトーマス タカアンドトシ