CV:櫻井孝宏
概要
昔は画家を目指し、将来有望とされていたが進学した東京の美術大学で、同じ高校の出身の画家志望の友人に自分の作品を自身の描いた作品だと偽って発表されてしまい、その結果、画家として大成する道を得られるはずだったのを取って代わられ（アニメ版ではさらに、その数年後には高校の同窓会でその友人が自身の幼馴染と親しく話しているところを目撃した事で追い打ちをかけられ、何もかも奪われた喪失感に潰され）絶望。
以降、一切筆を執らなくなってしまった。
今は教師を目指し、美術部顧問代理を務めているが、過去の出来事が相当なトラウマとなってしまったのか、絵に対する熱意は皆無に等しく、勤務態度も昼行灯そのものな為、美術部部長の竹内麻巳をはじめとする生徒達からの評判はお世辞にも良くないが、一方では元々あった絵の才能に加え、本来の指導力も高い為、「真面目にしていれば一流」とも評されている。
アニメ版では絵に対する熱意が冷めている事は同じだが、性格は捻くれておらず、勤務態度や部活動の指導も真面目に行い、生徒達からも信頼の厚い好人物となっている。
撫子学園で、従妹のエリスや萩野可奈、美咲菫、鷺ノ宮紗綾などの個性豊かな生徒・教職員との触れ合いや、幼馴染の霧、そして自身の過去のトラウマを生んだ友人との再会などを経て、少しずつ自分と向き合い、そして自分を取り戻していく。
関連タグ
ヘクター…同じく親友に、自らの創作した作品と得られるはずだった名声を横取りされてしまった悲劇の人。
