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七宝琢磨

しっぽうたくま

「魔法科高校の劣等生」劇中の登場人物で司波兄妹達の一年後輩である。

師補十八家「七宝家」の長男。2096年度における第一高校の新入生総代。1年A組→2年A組。部活連執行部所属(2096年4月以降)。

七宝家が開発した群体制御魔法ミリオン・エッジを操る。上昇志向が強く、十師族になれない今の七宝家や当主である父に不満を持っている。精神的にまだ未熟な部分があり、感情をうまく制御できない。同じ「七」の数字持ちで十師族の七草家には激しい敵対心を持つため香澄といざこざを繰り返し、二十八家でない魔法師の人間を無意識のうちに見下してしまうなど、彼の身勝手な行動は上級生にとって悩みの種となる。

女優の小和村真紀と「新秩序(ニューオーダー)」の思想を共有して結託し、その目的のため有望な魔法師の手駒を欲していた。ほのかと雫を自分の派閥に取り込もうと真紀を通じて接触を行うが、真紀の嘘に誘導されて司波兄妹を七草一派だと思い込み、強い対抗意識を抱く。そのため生徒会の勧誘を断り、部活連の執行部に加入した。達也への不遜な態度から深雪や水波の不興を買い、彼女たちからは嫌われている。模擬戦で十三束に敗北し、さらに達也と十三束の試合を目の当たりにして自分の実力不足を痛感する。4月の件で達也に非礼を働いて十三束に殴り倒されたときに、唯一心配してくれたほのかに対し、恋愛感情までではないが好意を抱くようになった。

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