CV:浅川悠(原作/ヒーローズ)

初期クラス:剣士(蒼炎の軌跡)/剣豪(ソードマスター)(暁の女神)

概要

紫の髪と赤い衣装が特徴の、グレイル傭兵団に所属する少女剣士。

陽気な性格で、負けず嫌い、｢細かいコトは気にしない｣が信条で口癖な女の子。

蒼炎の軌跡

元はクリミアの傭兵だったがデインに捕虜にされかけられた所をアイクの父グレイルが助けた事とアイクの剣技と生き様に惚れ込み、グレイル傭兵団に入団する。団長に就任したアイクを何故か「大将」と呼ぶ。

女の子らしく占い好きであり、それを信じて魔(防)王キルロイを「宿命のライバル」と勘違いする。その後支援を進めるとキルロイが「運命の人」にすり替わるが、そこに恋愛感情があるかは不明。

兵種クラスは剣士→ソードマスター。初期スキルとして「待ち伏せ」を持つ。

ユニットとしては、剣士として当然の成長傾向。シリーズでの剣士達と大差無い。

しかし、蒼炎では敵の守備が全体的に高めなことや、槍を持つ敵が多い、ソードマスターに必殺ボーナスが無い、等の理由で少し弱い印象がある。

暁の女神

グレイル傭兵団に加入し、その一員として登場。ラグズ連合と共にベグニオン帝国との戦争に赴く。

セミロングの髪は伸びて長髪になっており、前作よりも女性らしさが増している。

兵種クラスは剣豪(ソードマスター)→剣聖(ソードエスカトス)。

前作同様、初期スキルとして「待ち伏せ」を持つ。

今作では斧持ちの敵が多いことや、剣聖のスキルが速さ依存になったことなどで前作に比べて活躍の場が増えた。

ムービーではセリフがあるのだが、エンディングクレジットでは役名がなかったため長年ワユ役が誰なのかわからなかった。後にTCG「ファイアーエムブレム0」で浅川氏のサインが書かれたワユのカードが紹介されたことで判明した。

人気

人気は安定して高い。

とある雑誌の｢暁の女神｣の人気投票において一位のアイク、二位のセネリオに次いで、強敵をおさえて三位にランクインした。凄まじい人気である。

ファイアーエムブレムヒーローズの英雄総選挙では、

初回：女性16位総合31位

第二回：女性17位総合31位

第三回：女性16位総合29位

となっており、主要キャラや主人公勢にはやや負けるものの、盤石な人気を誇っている。

ヒーローズ

頂へ昇る剣士 ワユ

英雄総選挙の結果を受け、特別実装枠として2017年11月から登場。蒼炎出典の扱いである。

服装は蒼炎と暁の中間のようなアレンジデザイン。一方で髪の長さは暁時代を髣髴とさせる。

ステータスは原作同様に高い速さは健在だがHPは低め。

専用武器「気鋭ワユの剣」速さ3と倭刀の複合スキル。怒りで固定ダメージを重ねかけ出来るのでダメージが上昇しない太陽なども装備しやすくなっている。

パッシブBは待ち伏せだが、速いため攻め立てに変えて殲滅力を上げるのも手。ただワユの守備はやや高めなので遠距離反撃にセットする召喚士も多い。

なお、専用武器の「気鋭ワユの剣」は原作に登場しない武器。

この時期FEHでは似たようなネーミングの「瞬閃アイラの剣」「奇異ルーテの書」と言うオリジナル専用武器が登場したのだが、ネーミングセンスがプレイヤーからは不評であり、この３名だけで登場しなくなっている（オリジナル専用武器自体はその後も追加されている）。

ネーミングセンスは不評でも性能自体はちゃんと強いので、使ってあげよう。

2019年12月のアップデートで練成武器対象に。効果自体に変化はないが特殊錬成効果はカアラの「剣姫の刀」と同じ敵より速さが1以上高い時、ダメージ+速さの差の70%を攻撃に加算。これで相手より速いと火力が伸びる新たな個性を得た。

2022年11月から神装英雄に選ばれた。ヨトゥン王国の衣装を身に纏った。

月へ昇る魔女 ワユ

2018年10月から登場した超英雄。こちらは暁出典の扱いになっている。

ユニットとしては初の杖・飛行ユニットである。通常版とステータスを比べると攻撃速さ守備が大幅に落ちた。

武器の「キャンディの杖+」は攻撃した場合に相手とその周囲2マス以内にいる敵の奥義カウントを戦闘後に初期値に戻し、戦闘中の奥義カウントの変動量を減らす「キャンセル」相当の効果を与える。

18年ハロウィン組の中では唯一戦闘後に奥義カウントを変動させる効果である為、攻撃後に反撃される場合に奥義カウントが0になるとしっかり奥義が飛んでくる為注意が必要。

空白のBスキルに「幻惑の杖」や武器錬成で幻惑効果を付けるなどして安全に奥義カウントを減らしたいところ。

しかし、19年6月より開始した新イベント”巨影倒滅戦”では、発動すると厄介な効果でありながらキャンセルや奥義隊形ではシステム上カウント抑制に不足する奥義”影滅”を、敵ボスの巨影が持つこと、奥義”影滅”が戦闘後発動の9カウント奥義であることから、一躍巨影倒滅戦における必須級エースユニットへと化けることになった。システムをついてうまく利用し、しっかりと立ち回って高得点を目指そう。

なお、キャンディの杖は同効果のシルクの持つメランコリーがレギュラーに登場しているので狙うならそっちを推奨。

双界の少女剣士 ワユ(双界英雄)

2020年6月に水着姿の超英雄として約一年半ぶりに登場。

作品の違う英雄同士で組んだ新区分の「双界英雄」で今回は覚醒からマルス仮面と組んだ。当時の戦禍の連戦イベントにあったコンビ。

通常版とステータスを比べると速さは僅かに上がったが守備が大幅に低下してしまう。

専用武器はキラー武器効果と自分のHPが25%以上だと鬼神飛燕の一撃効果の複合スキルかつ自分から攻撃すると最初に受けるダメージを75%軽減するといった錬成されたカゲロウの専用武器「カゲロウの眩惑針」の上位互換になっている。

双界スキルは自分と同じ出典作品(暁の女神・覚醒)の味方と自分に【双界効果・刃】を付与して攻撃速さ+4。で3ターンに一回、使用済みの状態で奇数ターン開始時に再使用できる効果。

高速アタッカー兼サポートになったので攻撃とサポートに徹した構成。当然、守備が大幅低下したので通常版のような受けには向かない数値になったので高火力や連続攻撃持ち、または騎馬特攻やレイヴン効果にも要注意。

2024年5月のアップデートで錬成武器対象に。初の双界英雄の錬成になる。

敵が遠距離武器でも効果が発動するようになり、ダメージ軽減条件は最初の攻撃か二回攻撃に変更。新たにキャンセル無効が追加。

特殊錬成効果はターン開始時に自分と周囲2マス以内の味方は奥義カウントが最大値なら奥義カウント-1。もう一つは自分のHPが25%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+5かつ速さの20%分、攻撃速さが増加して見切り追撃効果。これで遠距離武器の対応と味方の奥義カウント加速と攻撃速さの強化が可能になる新たな個性を得た。

余談であるが召喚時のイラストの武器の構え方はファイアーエムブレム覚醒のクロムの公式絵の構え方と同じであり、対になるマルス仮面もまた覚醒の公式絵と同じ構図と粋な計らいがされている。

既視感を感じた人も多いだろう。

剣心の萌芽 ワユ

2022年4月から登場した超英雄で約1年半ぶりの実装。子ども姿で登場。

通常版とステータスを比べると全て上回る。とくに攻撃はガルザスと同じ57で全歩行剣士で二位タイ。

専用武器はキラー武器効果と速さの虚勢3の複合スキル。ターン開始時に周囲二マス以内に味方がいれば回避効果と見切り追撃効果を付与。味方が近くにいるだけで『速さの虚勢3+回避効果+見切り・追撃』の三つが付く。

もう一つの効果は自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいれば戦闘中、全ステータス+5。

新たに登場した拍節は凪系とは違い、戦闘中ステータスを下げる事は共通するが拍節はキャンセルや剛剣などの奥義カウント変動量操作を無効にする。

今までのワユと違って完全攻め特化で相手を有利にする効果には屈しない効果を備えている。

関連イラスト

蒼炎の軌跡

暁の女神

関連タグ

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡　暁の女神　FE

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ヨファ…同シリーズの中の人繋がり

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