概要
“火龍”の名を冠するヨーロッパ北西や古代デンマークの伝承に登場するドラゴン(あるいは大蛇)の一種。
その名の通り炎を纏い、口からも炎を吐き出すとされており、一説には火の精霊、死者の魂、熱い雲と冷たい雲が交わって生まれたといわれており、全身が炎で包まれているとされ、ファイヤードレイクが空を飛び、出現する際は辺り一面が昼の様に照らし出され、曇天の空に不思議な光が走る際はこれが飛んでいる為だと考えられていたという。
その姿は羽の生えたドラゴンや飛竜(ワイバーン)で表現され、イギリス諸島の沼地、あるいはヨーロッパの山の奥深くにある洞窟に棲み、それらや土葬の墓に隠された財宝を守っているといわれ、財宝に近付く者には容赦しないとされている。
また、煮えたぎる溶岩やマグマの中をまるで水中の様に泳ぐ事が可能だといわれており、その為、火の精霊、若しくは死者の魂と同一視されることもあったといわれている。
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ドレイク ドラゴン 火竜/火龍 ファイアードラゴン レッドドラゴン 大蛇 火の精霊