概要
コマンダーの一人。はねっ毛の目立つ茶髪に緑と黄色のパーカーを着る少年。身長は小柄。
かなりつっけんどんな性格で、普段から憎まれ口を叩くひねくれ者。スクールメイトのユリエに惚れているが、素直になれない。
一匹狼な性分ながら、危ない事柄に首を突っ込みたがる所がある。
愛機はシャイニングファイター型のソルで、パーツはドラゴンガンを得意とする。
『GX』で再登場した際は成長し精悍な顔つきになったものの、態度の悪さは相変わらずである。『GX』での愛機はシャイニングファイター型のソルMkⅡ。
初代
主人公と同じ学校に通うスクールメイトとして登場。当初はカスタムロボを持っておらず、興味もない風を装いながらもロボステーションや公園に頻繁に顔を出していた。
ある日カスタムロボを小馬鹿にして嘲っていたところ、カリンから「遊びもせずに勝手なこと言うんじゃないわよ！」と反論された事で挑発に乗る体で自分もカスタムロボを始める事にする。
コマンダーとして類まれな才能を持っていた彼はたちどころに上達し、カスタムロボを始めてわずか2日で市民大会の準々決勝まで勝ち進むほどになった。主人公に敗れると彼はますますバトルに明け暮れるようになり、やがて他人のカスタマイズを後追いしているだけでは勝てない事を悟って自分だけのカスタマイズを模索するようになる。
『スーパー・コマンダー・トーナメント』では西館のトーナメントに出場。遠くの町まで出向いて入手したというドラゴンガンを携え勝ち進み、準決勝でカリンと激突。下剋上を果たしてみせた。
大会結果は準優勝ながら、手応えは得られたようで自分だけのカスタマイズを見つけられたと自信満々に語っていた。
その後は方々の町に足を運んで訓練を重ね、実力を上げていく。『グレート・ロボカップ』の予選は主人公とは違う地区で参加し予選を突破。その理由は、必ず勝ち上がるであろう主人公を本戦の大舞台で打ち負かす為だと語った。
闇組織ドレッドの噂には関心があったようで、学校の倉庫で自律起動型ロボが暴れていた時には、ドレッドの仕業だと考えたカリン達の話を聞きつけ同行する事にした。その結果メディカルセンターでホムラの自律起動型ロボと戦う機会を得るも、違法パーツの力に返り討ちに遭ってしまう。
ドレッドへの借りが出来た彼はその後のアキラの闇バトル会場への潜入捜査でも加わろうとしたものの、チケット数の都合で主人公と同伴をかけた勝負をする事になり、負けて諦める事になった。
ユリエがドレッドに攫われた時には主人公達と共にアジトへ救出に向かう。グレート・ロボカップ本戦当日だったが、本人としてはマモルも主人公も出場してないのでは出てもしょうがないとの事だった。
一件落着の後にはカトレアとラムダ社社長の取り計らいでグレート・ロボカップ本戦が一週間後に開催延期となり、大舞台で主人公に打ち勝つという機会を失わずに済んだ。
本戦は決勝まで進み、主人公と雌雄を決した。
V2
激闘編で再登場（実は旅立ち編でもあるシーンで映っていたりする）。
ユリエのデート券争奪戦に参加した所でV2主人公と初顔合わせする。ユリエとは知り合いだと名乗るも、ユリエに「素直じゃないなぁ、ワタシにラブラブってはっきり言いなさいよぅ！」と茶化され狼狽えてしまう。
『グレート・ロボカップ』にも再び出場し、ジロウを下して予選を突破。本戦準決勝まで勝ち進んだ。
ユリエが好き
上記の通りユリエにべた惚れな彼だが、当初はユリエにも冷ややかな態度でありそれほど目立ってはいなかった。しかしユリエに話しかけただけで主人公の顔を覚え、何の話をしたのかを聞いてくるなど、ユリエを意識している様子は随所に見られる。
ユリエの体の問題については知らなかったらしく、ユリエが不調を起こした時には驚いた態度を見せていた。その後心配してかメディカルセンターに様子を窺いに行っている。
ドレッドの一件が終わった後にはユリエから感謝の印にマスコット人形をプレゼントして貰えており、それを大事そうに見つめるシーンもある。
ユリエがコマンダーデビューすると初めての対戦相手の座を主人公とカリンの二人と取り合いになるほど必死になった。
『V2』ではユリエはすっかり性格が変わっているものの、ハヤオの気持ちに変化はあらず……どころかちょっと過激になっている。
ユリエの写真が欲しい為だけにV2主人公の妹フタバに協力したり、ユリエのハンドルネームやネットでの行いなどプライバシーについて深々と調べていたりなど、ストーカー一歩手前と言える行動がちらほら……。
V2主人公がゴライアスのアジトでユリエと二人で行動していた事を知るや「ボコボコにしてやる！」と酷い因縁をつけてくる始末。
エンディングでは同じくユリエにぞっこんな奴とユリエに関連した建物の前で競い合うシーンが見られる。
